tvk神奈川テレビでほんのちょっとだけ、川崎市学童野球大会開会式の模様が放映された。行進する富士見台ウルフの面々、連合宮前クラブのメンバーたちが、楽しげにブラウン管に映し出されたのだった。
ここで問題。上記文章の中に決定的な間違いがある。そーなんである。もはや「ブラウン管」という表現は死語だった。しかし「...メンバーたちが、楽しげに液晶画面に映し出されたのだった」ではブンガク的になんともケツの座りが悪いではないか。嫌煙や禁煙の時代の趨勢によって、そのうち「紫煙をくゆらす」なんてゆう素敵な文学的表現もなくなってしまうに違いない。それどころか、千代田区内で煙草を吸ったら罰金を取られるように、映倫ならぬ「煙草倫理委員会」などというものが合法化されて、ブログや小説や新聞に煙草を吸うシーンを書いただけで、逮捕されちゃう世の中になってしまうかもなんである。杞憂ではないぞ。あながちありえない事ではない。なぜならあの「安保法案」が合法化されちゃう政権だもの。
もしそうなったら当然「図書館戦争」勃発は免れまい。
さて10/12は連合、Queensと続き、今回の宮前ヤンキース戦なんである。
宮前からは連合2チームが参戦しいわば両翼の青の戦士たちが闘いに臨んだわけであった。「青の翼」なんてタイトルが脳を駆け巡り始めると、短編小説の1本でも書けそうな気になっちゃうけれど、筆者の実力では3ページ書くだけで3年かかりそうである。
(※筆者註:両チームとも同じようなユニフォーム。袖に白の1本線が宮前区で、2本線が川崎区である)
宮前ヤンキースの監督はフレンズから大抜擢のSatohに29番Inoue、28番Toyomaki、スコアラーYamashita、マネージャーMotegiの各氏。(敬称略)SatohはフレンズではYanagisawa代表に、昔の連合ベンチではMatsuiさんやOgasawaraさんに学んだのであったが、もはや一人の監督として立派に連合を率いるだけの経験も積んできた。ひとつの大きな要因は、今年のフレンズの快進撃と共に子どもと同じように彼も監督として大きく成長したのではないだろうか。
フレンズ繋がりで言うと応援団父母なんである。全国大会での応援の一部を取り入れて、この連合でも皆で一緒になり応援していた。他のチーム全部を見たわけではないが、間違いなくこのヤンキース連合の父母応援は川崎イチ、優勝に値するものであった。
さて、やっと試合なんであるが、手元にスコアブックがなければ詳報は書けない。また、おぼろな記憶を頼りにいい加減な記述をするのも筆者の本意ではない。なのでここはやはり写真にお任せなんである。
ただひとつ言えるのは大接戦なんであった。どちらが勝ってもおかしくない展開。ヤンキースはゲームをひっくり返しそうで追いつけないもどかしさを抱えたまま、最終回なんであった。ヤンキースナインは実によくがんばった。
対戦は川崎区のKDクラブ。結果は...3:4での惜敗であった。
夕暮れてくると写真の色も濃く深くなってくる。
写真の色調の深さは秋の夕まぐれの影の長さに比例するのであった。
岡の上のスタンドに一礼すれば秋の陽の光が後光のように射していた。応援団からは惜しみない拍手。
これで連合は宮前クラブのみ、単独では向丘サンダースのみで大詰めの週末を迎えることになった。
青の両翼から片方の翼が離脱し、片翼の宮前ブルーとなったのである。
さて最後にもうひとつオマケ。
本部席でレンズ交換をしていてふと気がついた。そばにあった誰かのジャンパーに目をやると....。
秋色の両翼をいっぱいに広げたちいさな戦闘機がそこにいた。
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