2015年12月27日日曜日

優秀で憂愁な有終の美顔

遡ること12月12日は宮前連合「宮前クラブ」の解散式なんであった。筆者はお招きいただいていたけれど、やんごとなき諸般の事情にて断腸の思いで....なのだった。
しかし「晴耕雨読」への掲載は要請があったとは言え連盟広報としての責務とも言えるし、また「宮前ヤンキース」の解散式を掲載している手前、バランスを取る意味においても薮から棒...ではない、やぶさかではないんである。
そもそもこの「吝か(やぶさか)」とは「やりたくない」「気乗りしない」という意味であり、これをあえて吝かではないよ、と否定することで遠回しな表現ながら「やりたくないわけではないよ」「気乗りしないわけではないぜ」という逆説的な意味に転ずるわけなんである。否定を否定することで肯定するこの表現を「緩叙法」という。例えば「嫌いではない」は「わりと好きだよ」であり、「悪くないねえ」は「そこそこ良いじゃないか」ということになるんである。
※さすがは「晴耕雨読」のテッシーと勘違いしないでいただきたい。これはこれを書きながらネットで速攻調べたんであるからして。書いてるうちに「やぶさかではない」の語源がどーしても知りたくなってしまったんであった。このような「晴耕雨読」的言葉の脱線様式は筆者、....嫌いではない(^-^)。同時にそんな少年野球「晴耕雨読」BLOGが嫌いではないという読者が多くいることを期待したい。
因にオトナなら誰でも知っている「断腸の思い」や「薮から棒」などは取り扱いの易しい言葉なので、中学生諸君は自分で調べられたしなんである。

さて断髪式、じゃない解散式なんであった。
前述のように参加していないので写真中心になる。内容もあえて全く聞いていない。写真はSonobe父の力作でメンバー限定のいわゆる「フォトギャラリー」Webサイトから拝借。たぶん何度もクラブの祝勝会の写真なども掲載しているのでお許しいただけるだろう。更に何枚かはフレンズの誇る美人妻の代表の一人、ノンちゃんことNozomi母からも提供してもらった。
(※時系列は不純、じゃない順不同。想像で整理したつもりではあるけれど)
所はJA向丘、ステージに一同が一堂に会する。母たちはクリスマス時季とも相まってちょっとしたコスプレまで行かずとも、パーリーピーポー的な装飾をまとう。なんとも可愛らしいMorishita母とHazama母。テレ朝女子アナとフジTV女子アナの競演のようだ。

Matsui監督が選手みんなのTシャツにサインをする。なんとも粋でないか。Matsuiさんどこで練習したんだろうか、芸能人並みの流麗なサインをスイスイ、スーダララッターと書き殴るんである。もしかして若い頃ジャニーズに在籍していたんであろうか?わけないか。

おお〜なんという素晴らしい記念のケーキなんである。
作者母は知らねども創意工夫と技術力と愛情のこもった作品である。これを筆者「ケーキ作りのトリプルスリー」と名付けたい。Daigo的に言えば「これはDTHっスね」。デザインとテクニックとハートの三重奏なんである。
使用前。

使用後。最後の牙城が崩壊しつつある戦国時代の城のようだ。

子どもたちやオトナたちにも素敵な贈り物、感謝の品々が用意されたようである。短期間での準備に身を粉にした裏方さんたち父母に脱帽。ヤンキースでも然(しか)りだった。筆者も19年間、表も裏もさんざん経験してきた身にとってそのご苦労は痛いほど分るつもりだ。

サイトから何枚かの写真をダウンロードし整理しながらの想像だけれど、いよいよ佳境に入ってきたようだ。
改めてご紹介したい。(敬称略)
監督Matsui、29Tadai、28Takeshima、スコアラーTsuda、Ogawa、マネージャーWadaのベンチスタッフ。母マネはOgawaさん。監督から久保田を手渡されたのはJA常務でもあり、Queens代表兼29番ヘッドでもあるMurataさん。不肖筆者も分不相応ながらヤンキース解散式では、特製ラベルの赤ワインを頂戴した。逆に感謝感謝である。
最後の締め。

どこでも恒例、ステージでの全員記念撮影。
これまたさんざんこんな写真を撮ってきた筆者の集合写真撮影の留意点。
テンション上がってコブシを突き出したり、ピースサインを高々とやるのは数人だけに限定したい。これを全員でやると必ず後列の人の顔が隠れちゃうんである。それもまた一興ではあるけれどね。

集合写真撮影の留意点2、いや極意。
集合写真ではみんなの幸せな表情を撮りたいし、あとで自分たちが見た時にも幸せな気分になれることが望ましいのは言うまでもない。
はて、どうすれば良いか?
女性はひたすら笑顔で!オンナの笑顔はオトコを落す最大の武器なんであるからして。
対してオトコは身の丈以上に自分をカッコ良く見せようと悪あがきをしないこと。20〜30代の若い頃の筆者がそうだった。あとでそんな自分の写真を見てカッコいいと思ったためしがない。オトコは素のままが一番カッコいいのが、一番カッコいいオトコである証(あかし)なんである。
スーツ姿はそこそこカッコ良くても、Tシャツ短パンになったとたん「ダッセー」とならぬことが肝要である。逆説的に言えばTシャツ短パンがカッコいいオヤジは、スーツを着ればもっとカッコいいはずなんである。アルマーニじゃなくてもたとえ吊るしの1万円のスーツでも、そう見えれば本物である。ジョージ・クルーニーを目指すかく言う筆者とて、まだまだその境地には達していない煩悩の塊オヤジではある。

またまた「晴耕雨読」的脱線しちゃった。
そうは言いつつ、子どもも大人もみな良い顔をしている、最後の記念写真なんであった。
寝る前、最後にブログタイトルをどーするか、しばし悩んだ末にこの宮前クラブ2015写真につけたタイトルはこれ。
オトナも子どももこれでみんなとお別れかと思えばそこはかとなく憂いもあるだろうけれど、最後も素敵な笑顔をみせてくれたのだから。
「優秀で憂愁な有終の美顔」

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