一旦止んだ雨がまた降り始めるような曇天の中、その熱き戦いは火ぶたを切って落とされたんである。...なんて書いて試合詳報を期待されても困っちゃうんである。フレンズ戦ではないためスコアブックがなく、正確な記述は出来ない。あいまいな記憶で書くときは断り書きを入れる。印象と記憶の記述になるため、もしや間違いがあるかもしれない。その節はゴメンナサイ、訂正のご指摘を賜わりたい。連絡をもらったら早ければ5分以内に、遅くとも24時間以内に訂正します。
決勝戦に相応しく本部のバックネット付近にある記者席には、マスコミ各社のカメラの放列が所狭しと並ぶ。これは芸能人の不祥事や政治家の失言撤回謝罪会見並みの取材陣なんであった。ほれ、なんとなくそんな画に見えるではないか(^-^)
かつての戦友である花フラのNemotoカメラマンも馳せ参じていた。
先発両投手。曇り空で途中雨もあり、筆者のデジイチではうまく撮れず、あまりキレイな写真とは言えない。
1,2回終了しゼロがスコアボードに並び、両軍ともに投手戦の様相を呈して来る。がしかし、3回表NRがやっと1得点、先制したんであった。
更に4回にも1点加点し2:0とする。決勝戦は実力伯仲するため、かなりの確率で点差が小さい接戦となることが多いのが常だ。HFも必死の反撃を試みるもののなかなか得点に至らず。
終盤再びの雨。筆者もその一人だがカメラにタオルをかぶせて写真を撮り続ける取材陣。まるで田舎のゴルフクラブのおばちゃんキャディーの頰っ被りみたいに。
6回にはNRが更に加点し3:0と引き離す。もう時間的にもあとがなくなったHFは重い空気が漂い焦りが見えてくる。
3:0のまま迎えた最終回裏、HFの攻撃。点差からすれば逆転サヨナラも十分可能なスコアだが果たして。ピンチを迎えてたまらずタイムを取りマウンドへ歩み寄るNR監督Tsukamotoさん。この試合は両軍ともにタイムの応酬だった。
※その最後の攻撃は怒濤の展開だった。HFが起死回生の攻勢に転じ二死満塁から2得点し猛追、いよいよ緊迫する場面であった。もしや「特別延長」か?走者は1,2塁にいた。一打同点、或いは長打によってはサヨナラかという場面。
打順は好打順2番、フルカウントから振り抜いた打球は目の覚めるような痛烈な当たり、当たりが強すぎてショートが弾き、持ち主のいないボールは転々と.....。
一塁走者必死に二塁へ突進....。※
無情にも塁審のジャッジは「He is out!」ほんのわずかな差でホースプレー成立でスリーアウト。ほどなくして主審の「集合!」のコール。
この一瞬で激戦に終止符が打たれたのであった。
優勝野川レッドパワーズ、準優勝花の台フラワーズ。
両軍の試合後の光景を活写すれば、歓喜に沸くNRとは対照的にHFナインはがっくり肩を落とし何人かの選手は泣いていたのだった。
このあと筆者戦場カメラマンは、グランドのまだ硝煙のくすぶる戦地へ果敢に飛び出し、レッパの帽子投げをスクープすることになったのだった。
※お詫び。
冒頭に記載したとおり、曖昧な記憶はやはり禁物でした。昨晩書いた最後のホースアウトに至るまでの描写に誤記があり、ブログを書いた翌朝(今です)ご連絡があり、訂正させていただきました。上記の赤い※印から※印までの内容は花の台フラワーズさんのHPブログ及びご指摘内容を参考に訂正したものです。
関係者のみなさん(特に選手の子)にお詫びすると同時に、ご指摘いただいた方に深く感謝申し上げます。
尚、試合の詳細は花の台フラワーズさんのHPブログをご覧下さい。左記リンク集に貼ってあります。(スマホの方はWebバージョン画面から)
2017.06.30朝、追記。

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