2017年6月26日月曜日

愛と青春の帽子投げ

宮前区の少年野球、子ども会大会が本日閉幕。すでに結果は全て周知のことゆえに、出し惜しみしながら、愚直に時系列的に記述するのもイカガナモノかとの観点から、今日はいきなりではあるけれど、閉会式をアップしちゃおうと画策するわけであった。もうひとつの理由は、土曜から今日にかけて一個ずつ書いていくと、決勝、閉会式にたどり着くのはおそらく今週末あたりになっちゃう危惧もあるからである。
だったら、つべこべ言わずにとっとと書け、なんであった。

決勝は野川レッドパワーズVS花の台フラワーズ。まさに強豪同士の激突なんであった。ドラマチックな試合はまたいつか。優勝は野川レッドパワーズ。宮前唯一無二の古豪がやっと栄冠を手にしたんであった。レッパの喜びようはハンパなかった。


準優勝はこちらも古豪の花の台フラワーズ。今季4度目の決勝戦に臨んだのだったが、最終回あと一歩及ばず。無念の涙を飲んだのだった。試合後選手たちは実際に座り込んで泣いていた。決勝戦にふさわしい見事な死闘であった。


3位決定戦はないため3位は2チーム。有馬子ども会と我が有馬フレンズ。アリコは先日有馬子ども会(野球以外にも数団体が活動している町内会の子どもの会)全体の大々的な周年行事があったばかり。筆者も実は有馬町会員ではある。
フレンズは身内なので言えることだが、公式戦3位入賞なんてシーズン当初はかなり難しいと思っていた。安定した強さがなくムラがありすぎだからだった。それを思えばフレンズナインは良くここまで成長したものだと思う。連盟の親しい人からも「フレンズは試合やるごとに確実に成長してますね」との講評。これには筆者も御意(ぎょい)であり、同感であった。

宮前ジュニアの部の聖地、第四公園ドームでは5年生以下の部の決勝戦。特別延長戦にもつれこみ、こちらも激戦だったらしい。優勝はアリコなんであった。グランドに整列した全選手の中からアリコナインが全員走り出て来ると、いるはいるは、無尽蔵に。チビッコたちがわらわらと登場。みな一様に真っ黒い顔で日焼けしているのが印象的だった。

ジュニア準優勝は富士見台ウルフB1。Aになればおそらく近い将来また宮前の脅威になることは間違いない、との見方が大勢を占めているようだ。そのウルフを死闘の末に制したアリコもまた、ともに旋風を巻き起こすに違いない。因にこの2チームは先の防犯大会では逆の結果であった。アリコにしてみればいわゆるリベンジを果たすことになったわけである。

ホームラン賞の表彰。何人もの選手名がアナウンスされて、6チームの中で会場にいるふたりが本塁まで呼び出される。フレンズ主将Shohmaの1試合2ホーマーは記憶に新しい。決してホームランバッターのタイプではないのだが、あの2本はドンピシャのタイミングと主将の気迫でなし得た偉業だろうと思う。偶然筆者のカメラレンズと目が合い、思わずハグしてやりたくなった。宮前少年野球を代表するイケメン選手の一人でもある。

せっかくなので整列した選手を2チームずつ正面から。
これも身内だから厳しいことを書けるのだけれど、他のチームはみなきちんと整列しているのに、フレンズは後ろ半分の低学年たちはおしゃべりしていて列はぐちゃぐちゃ、実に情けなく恥ずかしく、内心忸怩(じくじ)たる思いであった。穴があったら入りたいと思っても穴はないので、よほどシャベルでグランドに穴を掘ってしまおうかとも思ったのだが、そんな暴挙に出れば審判団に確実に殺されるだろうからやめた。最近主将Shohmaが声を枯らしてチームをまとめようと必死になっている姿が思い出される。こういうところがちゃんとしていないと、本当に強いチームにはなれないはずだ。せっかくの3位入賞に水を差す記述になるが、あえてここで書いてみる。


集合写真である。28番ヨッシーはどこかへ車を取りに行って不在、30Itohと29Shohtaとで撮影。この写真をまた優勝旗を持って父母も入りチーム全部で撮りたいと願うわけであった。

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最後にこのショット。優勝チームだけに許される歓喜の「帽子投げ」。映画「愛と青春の旅立ち」の士官学校卒業式的なアレである。一昨年はこれを何度やったことだろう。Queensでも過去に何度かあり、また今年一度ライオンズでもやった。負けたチームには辛い光景だが、優勝旗を手にした者の特権である。このショットの一昨年のフレンズで習得した技は、1=カメラは縦位置に構えること。2=なるべく下から上へ向けて、つまりローアングルで構えること。3=ファインダーの左右いっぱいに選手の円陣が納まるようにすること。4=帽子が頂点に達した瞬間を逃さないこと...なんである。
今回は曇天もあって暗く、手持ちが望遠レンズでちょっとうまくいかなかったけれど、レッパ父母さんたち、良かったらこの写真を保存されたしなんである。

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土日の時系列的試合ブログはまた次回から、なんである。
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