● 3位決定戦 モンタVS花フラ
H先発投手は宮前を代表する本格左腕Horieくん。長身痩躯のスタイルをより強調するカット。アルファベットの「h」のようだ。大文字の「H」だったなら、花フラのHだったが。対するMの強豪打線初回早速1点先制。
その裏Hは初回から大技小技を繰り出し、大量4得点し一挙逆転に成功する。この4得点、Mにとっては4失点が終盤ボディーブローのように効いてくるのである。
背番1番くんの放った強烈な打球は三塁線を爆走し、無人のグランドを転々とする。その間に走者も爆走する。1:4。
2回は両者無得点で迎えた3回M。おっとその前に2裏のMキャッチャーが強権発動いや、強肩発動し矢のような送球でアウトにしたのは見事だった。さて3回Mの主将くんが見事なホームランをセンターの深緑の木々へ突き刺す。更に加点し3:4と肉薄する。
5回Hのマウンドはスローボール投手のニュースターが登場。超遅球を自在に操るのである。おそらく確信犯的に遅い球を投げられるに違いない。スローボールでストライクを取るのが如何に難しいかは誰しも周知のはず。Mは長距離打線のスラッガー揃い、ゆえに強振してしまい裏目に出ることに。しかしM2番くんは近年稀に見るスイッチヒッター。何本もの大きなファウルを飛ばし、いつ形成逆転してもおかしくない空気感も漂う。
戦前大方の予想はM有利とした方も多かったはず。しかし今季から監督に復帰したSatoh.TさんのHが大健闘し、宮前ビッグスリーの牙城の一角を崩し勝利したゲームとなった。
●決勝戦 レッパVSウルフ
いよいよ決戦の時、対戦カードはここ近年何度も雌雄を決し切磋琢磨してきた両雄である。初回R無得点。その裏Wは早速打線が繋がり1点先制。R主将でエースくんはこちらも宮前を代表する速球派の本格右腕である。「定規で引いたような」という慣用句があるが正にその通り。彼が右手にたっぷりとロジンを纏わせてボールをリリース。
その瞬間をトリミングするとこうなる。正に「白煙を吐きながら疾走するボール」なんである。
初回裏のW。赤いパワー軍に対してこちらは白い狼軍か。W主力で主砲のNanakoはこの試合も欠場。その代わり彼女の1番のユニフォームがベンチに掲げる。筆者、こういうアイディア大好き。レフト大観覧席には満員御礼となる応援団が鈴なりである。早くも猛攻打線で1得点す。
裏のW、Nanako弟くんの打席では、後ろのお姉ちゃんが「打てよっ!」とハッパをかけるようにプレッシャーをかけていた。
決勝戦に相応しい...もう手垢のついた言い回しではあるが、正に拮抗の展開。3回まで0:1のまま推移する。
さすがに大会決勝戦である。ネット裏の連盟本部も立錐の余地もないメンバーで満席状態。多くの裏方によって大会が運営されているんである。
3裏にはWに欲しかった追加点がもたらされた。しかしR軍投手陣も力投する。0:4。
R軍、見事なヒットが飛び出すも結果が数字に表れず、まだ無得点。いつものRらしくない展開となった。マウンドはオーバースローを絵に描いたような投手登場。
5回これまで沈黙を守ってきたTsukamotoR軍団。ここでやっと打線が爆発し第一の空に猛爆開始となった。ツカマジック炸裂か。二死からも必死の猛追。
最終回Rは抜けたか?と思われる大きな安打性の飛球を打つも、Wライトがランニングキャッチ。
最後の打者のライトフライを捕球し、ウィニングボールを握り締めマウンドに突進する。感極まりマウンドへ駆け寄るWナイン。対照的に号泣するRナイン。最後まで諦めず1点差まで猛追したRナインにもエールを送りたい。
神奈川県下でも類例を見ないであろう、58年の歴史ある2025年大会を制したのはウルフであった。閉会式を粛々と、写真にて。
「閉会式は安直な写真の羅列じゃね?」という誹(そし)りを免(まぬが)れないが、こちらにも急がねばならぬ事情があって仕方ないんである。
佐々木さんは連盟副会長である。Sasakiさんは防犯大会会長なんである。新しい連盟帽子新調は承った。
最後に4チームの行進を活写。今日はジャビット開幕であったが、コレはまた後日。ただし明日は書けないはずだ。連盟西原さん息子と筆者の娘同期時代のフレンズOB親の飲み会があるんである。悪しからずなんであった。

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