2010年10月1日金曜日

旧友と酒と...外は雨(続編)




昨日の続きです...
おでん屋を出てみるとやはりまだ雨は降っていた。男4人は最初に目に入った地下のバーへ。これがなかなかのいい雰囲気。細長いカウンターだけの年季の入ったバーである。野郎どもはそれぞれ好き勝手な酒を注文。俺はこういう店ではオーダーはほとんど決まっているので、すぐにハーパーのオンザロックスをダブルで頼んだ。シングルだとすぐに空になってしまうから。
こうして再会の夜は第2ラウンド。このブログの記述は先のおでん屋での話と前後するけれども....

ナオトは今や某銀行の山形県某市支店長。山形のスポーツ振興のための個人的ボランティアグループ(?)に入っており、中井川先輩も同じグループ。それで今回は千葉国体の選手の応援に来たんだという。
先輩の名刺をもらってびっくり。Jリーグ山形モンテディオのなんとゼネラルマネージャーだ。前任者で初代GMであった人物は俺の山形南高校時代のサッカー部の金村先生。以前からそれは知っていたが、今その後継者GMが中学の先輩だったとは驚いた。
先輩風を一切吹かせることのない、朴訥で気さくな氏の語るところによれば...
電気メーカーの山形NECに就職し、会社のクラブチーム起ち上げに関わり、それが前身となって今のJリーグJ2に登録。前述山形モンテディオの誕生だ。金村先生が退任し少しGM不在のブランクののち、2年前にいきなり中井川さんがGMに抜擢される。新生モンテディオの中枢を担うことになった彼は新監督の招聘から選手の年俸まで管理することに。GM就任後にチームは念願のJ1昇格を果たす。
今でも全国全試合チームに随行しているそうだ。
俺はつい先ほど聞いた中学時代のキャプテンシーを想い出した。

同級生や先輩などと会えば、当然話に花が咲くのは他の友人たちの消息。
上京して郷里から離れて暮らしている俺はもっぱら聞き手になり、数人の友人たちの「今」を楽しく聞いていた。
こんな時気になるのは....みなさんにも経験ありますよね?....好きだったコの消息である。Sさんだ。中学時代その女の子にコクハクしたがふられた。それでも3年間ずっと好きだった。先輩やナオトの話を聞いていると、ほろ苦い想い出が胸の中を満たし始める。結婚して男の子が二人いる家庭を築いているということは以前から知っていた。幸せに暮らしていることを願っていたが、今回旧友から聞かされた彼女の消息は意外なものだった....

マスターに2杯目を作ってもらったはずなのに、気がつけばグラスは氷だけになっていた。最後はサッカー選手なら平気な男同士のハグをして別れた。
久しぶりに旨くて楽しい酒が呑めた。皆に感謝。

終電を気にしながらバーから出てみると、やはり...外は雨だった。
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旧友と酒と...外は雨1

月曜朝、Macの電源をONしたとたんに携帯の着うたが歌い出した。
山形の旧友からの突然の電話。中学時代の同級生タカハシナオトからだ。
「今晩時間あるかあ?」
「今東京に来てんだけど」
「俺たちの先輩もいっしょだよ」
「夕方また電話すっから」
どうやら千葉国体の山形選手の応援に来ているのだという。
夕方、どうにも腑に落ちないまま待ち合わせの神保町へ。いたいた、懐かしい丸顔が。その横には浅黒い中井川先輩。近くの小さなおでん屋の暖簾をくぐる。鼻孔をくすぐるおでんの懐かしい匂いは、旧友たちとの再開による懐かしさと相まっていた。

ナオトとは中学時代3年間ずっと同じクラス。俺はサッカー、ヤツは柔道部。
結婚式には山形から友人代表で呼び、彼の結婚式には東京から山形へ馳せ参じた仲。前回会ったのは数年前、秩父宮ラグビー場だった。彼の息子が東北代表でラグビーの試合にやって来た時、俺も神宮方面へ行き一緒に応援したのが最後。もう滅多に会うこともなく年賀状だけのやりとりだっただけに今回は嬉しかった。
久しぶりの印象。アイツに増えたものは、体重と白髪の本数。押しの強さと減らず口だけは減ってなかった。俺が失ったものは、体力と黒髪の本数。

中井川さんは中学時代のサッカー部の先輩、センターバック・キャプテンだった。背が高くガッチリ系の頼れる先輩。今で言えばオールジャパンのマリノス中沢選手のようなイメージ。今回初めて聞かされたこと。俺は覚えてないが、当時の中学サッカーでは3年生にならないとレギュラーにはなれないという不文律があった。ウサギ跳びと根性論と給水御法度の時代である。中井川先輩が3年主将になった時、2年生でも力のあるヤツはレギュラーにしてくれと、顧問の山川先生に直談判してくれたのだ。それで阿部キュウとシイナと俺をベンチ入りさせたとのこと。瞼の裏がちょっと熱くなる。

少し遅れてナオトの従兄弟が登場。俺は忘却の彼方、ほとんど憶えてないのだが、ナオトの関係で20代の若い頃に彼に会ってるのだった。体育会系の常で自分以外の3人の年上には礼儀正しい。ん、体育会系?名刺をもらって納得。それもそのはず「全日本プロレスリング」の営業部顧問である。職業柄常人には経験なし得ぬ、いろんな世界を垣間見てるはずで、さすがにいい雰囲気をかもしていた。俺が「タカハシさん」と言うと「真壁さん(俺の旧姓)、勘弁して下さいよ。さん付けはやめて下さい、呼び捨てでいいっスから」ますますいいヤツだ。

昔の友人たちと旧交を温めるのは楽しいものだ。昔を懐かしむのは女よりも男のほうがその傾向が強いらしい。
旧友、おでん屋、酒.....外は雨。演歌みたいだね。「旧友」を「和服のイイ女」に読み替えれば演歌「氷雨」に早変わり。

おでん屋を出てもう少し強い酒が呑みたくなり、行き当たりばったりの地下のバーへ野郎4人がなだれ込むのであった.....。
いつもより少し文体を変えて書いてみた。
長文になるのでこの話の続きは次回へ持ち越しです(^^)
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2010年9月29日水曜日

雨 雨 降れ 降れ♪?

『♪雨 雨 降れ 降れ....♪』に続く歌詞はなんでしょう?みなさんはいかがですか?
『♪雨 雨 降れ 降れ、もっと降れェェェェ〜♪』...となれば八代亜紀の演歌。
『♪雨 雨 降れ 降れ、母さんがぁ〜、蛇の目でお迎え嬉しいなぁ〜♪』...とくれば童謡「あめふり」(作詞:北原白秋)ですね。つい先日までは猛暑で、枝豆とヒエヒエの生ビールがあれば世の中怖くないと思っていたのに、ここ数日は一気に気温が下がり、アツアツのおでんとコップ酒なんかで今晩いかが?ってな気分である。しかも雨がからんでいる。土砂降りだったり、はらはら舞ったり大変せわしないことこのうえない。

さて一昨日の日曜はそんな雨の合間の練習試合。対野川レッドパワーズ。一応互いに6年生を除いた5年以下の新チームでやろうとのこと。(後半6年も入れたかどうかはわからない)筆者は試合途中で中座したので結果のスコアはわからないが、前半スコアをつけた内容は....電卓がないと点数をカウント出来ないような試合だった。
全てはこれからだ。
ピッチャーはストライクを投げられること。
キャッチャーはしっかりボールをキャッチすること。
バッターはボールを前へ打ち返し、ランナーはキッチリ走ること....。
つまりは走攻守の基本中の基本ですね。これまでやってきたポジションも一度白紙に戻し、ガラガラポンである。新人戦まで時間がない。せめて相手チームに恥ずかしくない試合をしたいものだ。それには子どもの自覚もさることながら、我々指導者たちの子どもたちへの向き合い方とモチベーションも大切だと思う。

ピッチング、キャッチング、ランニング。冒頭、童謡「あめふり」の歌詞になぞらえて一発、整いました。
『♪雨 雨 晴れ 晴れ、グランドでぇ〜、
野球ができるぞ嬉しいなぁ〜、
ピッチピッチ、キャッチキャッチ、ランランラン♪』

試合途中で私はいったん帰宅し夕方溝の口へ。娘と婿さんのご家族と二度目の会食。とても気さくでハッピーなファミリーなので意気投合、大人子ども12人で二次会はカラオケで大盛り上がり大会。帰りはまた雨。
翌日の昨日は久しぶりの二日酔い。更に郷里山形の中学時代の友人から電話があり、今東京に来てるから今晩飲もうと。
というわけで昨日も終電近くまで神保町で飲み、帰路についたらやっぱり雨。
この旧友との話は近日中にこのブログに書いてみたい(^^)/
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2010年9月26日日曜日

冗長で長文の言い訳

午前の雨のせいで今日は練習・南部リーグの予定はキャンセルとなった。午後はキッチリとした青空が広がったのに残念だ。おかげで小生は図面修正の仕事をやり、あとはのんびりとした日を過ごせたけど。そこでフト気づいて買ったはいいがほとんど読んでない本があったのを思い出す。「はじめてのブログ入門」というハウツー入門書。このブログはGoooooooogle傘下のBloggerという無料ブログサービスを利用して作成している。なんとなく始めているうちにこの入門書のことなどすっかり忘却の彼方。
今日ちょっとパラパラ、ペラペラ、チョリチョリめくってみた。中に書かれていた項目のひとつに、ブログでやってはいけないこと「長い文章は読み手を飽きさせる」というのがあった。極力短文簡潔にということらしい。同意。...でも贅肉をそぎ落としてもまだ長くなっちゃうのです。
もうひとつ。「効果的な空行を入れてみる」。一息つかせるためにも一行空白を作るということだ。全く同意。私も是非やりたいのだけど、このBloggerのテキスト入力設定で一行空けてやると.....↓↓↓

↑↑↑.......ね、こんなにもスペースが空いてしまう。適切な空行スペースではなく、あたかも30分くらい昼寝をはさんだかのごとくの空白になってしまうのです。だから空行を挟むことを躊躇して、止むにやまれず見た目ギッチリになってしまうのです。しかも小生の理想のテキスト改行のポイントは、フォントの大きさの1.5〜2倍くらいなのだけど、これまた残念なことに改行ポイントまで設定できる機能がない。だから余計にギッチリ、カッチリ、キチキチになってしまうのです。(※ただし個々のパソコンやIEやSafariの違いなどにより表示される状況が違うので一概にはいえませんが)
改行&空行...

さて上記の中にカタカナで書かれた3連のコトバがあります。
本をめくる「パラパラ、ペラペラ、チョリチョリ」と
文面見た目「ギッチリ、カッチリ、キチキチ」の2パターン。
このブログでは珍しくないカタカナ擬音擬態語のオンパレード。解説します。
「パラパラ」=右手の親指だけでスピーディーにページをめくる様子。
「ペラペラ」=右手の人差し指で1ページずつめくる様子。
「チョリチョリ」=内容を読んだあと指にツバをつけて次のページをめくる様子。
「ギッチリ」=文字がたくさん詰まってる様子。
「カッチリ」=四角四面で堅苦しい様子。
「キチキチ」=文字どうしの隙間が狭く、窮屈な様子。
一応筆者なりに考慮してるんです。時にオリジナルの造語も考えたりして。
改行&空行...

こんなこと書いてるから冗長で長〜い文になっちゃうんですね。
毎回「読みづらいぜっ!」と思いながらもここまで最後まで読んで下さったみなさまに感謝です。(^^)/~

※アレレ、これをUPして改めて見てみたら空行の間隔が思ったほど空いてないのに気づきました。以前のテンプレートではドカンと空いていたのに....。
次回からは空行もアリだな(^^)

2010年9月23日木曜日

月とスッポリ

今朝の新聞を急いで斜め読みしてすぐにグランドへ練習に行こうと思った。
ところが斜め読みどころか、一面に大きく載った写真にクギづけ。
2010年9月23日付朝日新聞朝刊より

もっとキレイなオリジナル写真はコチラ↓↓↓
asahi.com/ニュース(9月22日)より=建設中の東京スカイツリーの上に浮かぶ中秋の名月
おそらく朝日をとってる方なら今日の朝、誰しも「お〜お!」と思ったのではないだろうか。話題の人工建造物、東京スカイツリーと中秋の名月との絶妙なマッチング。スカイツリーが月をスッポリ抱え込んだような絵。「月とスッポン」じゃないよ。現場の工事進捗状況と1年に1度の中秋の名月がこんなに偶然に重なり合うことに感銘を受けた。しかも一日遅れれば今日のような雨模様でシャッターチャンスはゼロ。この一葉の写真、カメラマン冥利に尽きるのではないだろうか。
この写真に見とれているうちに、外はいつのまにやらポッツリポツポツ...。
気がつけば遠慮という言葉を知らぬかのようなドシャ降りの雨。
あと5分雨が降り出すのが遅ければ、野球帽にジャージにadidasバッグを持ったひとりのオジサンが、全身ずぶ濡れで有馬川のほとりで途方に暮れていたに違いない。朝日新聞の写真に感謝しなくちゃ。スカイツリーと十五夜のお月さんにもね。
Otuboチーマネから、今日の練習は中止との連絡網メールが届いた。
昨晩やっと現時点でのスコアブックの集計が終わった。まだ南部リーグ、新人戦、練習試合とこれからも続くけれども、とりあえずここまで辿り着くことは出来た。これからはExcelの入力に移行しなきゃ。今迄はシートを目で検証しながら手書きの集計。大変だけれどもアナログ作業でそれなりに頭を使い楽しめた。けれどこのExcelの入力ってヤツは全くのデジタルワーク。ひたすら数値を間違えずに打ち込むだけ。関数を与えてる打率などの集計はいいが、あとはコツコツやるだけだ。う〜む、去年の悪夢がムクムク頭をもたげてきやがった。今年はやり方を考えねばと思いつつ、とうとうこの時期だ...。
それはともかく現時点での試合数は、公式戦18戦・練習試合22戦の合計40試合。因に過去県大会まで行ったのは現Satoh監督が6年生だったときの1994年と、筆者の息子が6年生だった1996年の二回。
1994年は49勝6敗1分で勝率8割9分!
1996年は46勝8敗1分で勝率8割5分!(共に練習試合含む)であった。
フレンズではもはや伝説となりつつある黄金期の驚愕の数字である。
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