2013年8月12日月曜日

有馬フレンズ第27代主将

仕事をぎりぎりまでやって昼前にグランドへ駆け込んだ。もうじき昼メシだ。久々オヤジ連中とメシを食い、午後は大事な一番、秋季大会馬絹メイツ戦に臨む。

グランドへ入った。
「Tコーチ、こんにちは!」明らかに体格の良いフレンズOBの子が声をかけてきた。
(...ぬぬぬ、誰だっけか?...)(....うちのOBでこんなイケメンいたっけかな)
とっさにOBの子の名前が出てこないのは、我々古いコーチたちの常である。
彼が近寄って来て、3秒後、筆者は目を見開いた。

「あ、あ、あ〜!!!!なんだKazuじゃないかっ!」
思わず抱きついてやろうと思ったがやめた。あまりに逞しくなった青年に気後れしたのだろうか。伝統ある有馬フレンズ第27代主将であったKazuなんであった。低学年入部当初は砂場で遊んでばかりいて怒られ、3,4年の頃は「オラ、野球やだ。もうフレンズ行かないも〜ん」とか言ってアルファードの後部座席に隠れて練習をサボったり、最後まで走るのが超苦手だった子だ。確かに当時のフレンズは今とは比較にならないほど練習も指導も厳しかった。それでも6年になれば小さい子の面倒をみたり捕手兼主将としてチームを牽引してくれた。しばらく先日の宮城の高校野球やこれからの進路の話をした。

それにしてもオドロキだった。筆者がすぐに名前が出てこないのも無理はない。卒業後中学、高校と何度か見てはいるのだが、どうしても子どもの頃の印象が強くてそのギャップが大きかったんである。こんな好青年になっていたとは。
彼は宮城県のT高校へ進み寮生活で野球に明け暮れる毎日を過ごし、今年の夏は県大会で惜しくも敗退してしまった。高校球児にとってそれは「長い終わりの夏」を意味する。ちょうどお盆で実家へ帰省していたのだった。

あったあった当時の写真がかろうじてMacに保存されていた。
下の写真は楕円の部分が6年生だった頃のKazu。
次の写真が日曜に撮ったもの。筆者に負けないくらいのイイ男である。父親のYanagisakiオヤジもイケメンだからこうなったのも頷けるわけだ。そうだ全国でカノジョを募集しよっか?一次審査では筆者が面接し10万人中100人に絞ろう。しかし最終面接では面接官がYanagisaki母になると思うので、たぶん...全員落とされるに違いないのだ(^^)

どうやら27期生OBが連絡を取り合いながら来てくれたらしい。当時の6年は8人いた。
Kazuの他「有馬のダルビッシュ」と言われ近隣諸国から恐れられたKenzo。
いぶし銀の二塁手として名を馳せたYuuya。
長身痩躯の大砲、これまたイケメンだったYuuta。
野球よりも嬉しそうに弁当を食べる姿が強烈に印象に残っている通称Makoさん。
更に30期生のKyousukeとMitsukiも来てくれていた。
OBが来てくれることはとにかく嬉しいものだ。特にYanagisawa代表はたまらんのだった。目を細めて楽しそうにバッティングピッチャーを買ってでて、OBたちに御歳70とは到底信じられないほどの豪速球をぎゅんぎゅん投げる。
笑いながら、
「なんだ、おまえら、全然進歩してねえなあ。ガハハ」

代表はよほど嬉しかったようで全員昼メシに連れていくことになった。
フレンズオヤジどもがよく使う近所の中華料理屋へ。ヤツらは当時の子たちの物まねしたりと賑やかだ。しかし現代っ子ではある。席につくと全員図ったようにスマホを取り出し下を向く。
6年の時は寡黙でメシを食うのが超遅かったYuuta。卒業後いろいろ問題があった子だったが、今は大工をやっているそうだ。筆者「Yuutaおまえ、悪いことしてないんだろーな」と言ったら「あ、してないっス。大丈夫っス」おまけに「いや、昔からしてないっス」と屈託なく笑う。オトナを煙にまく話術も習得したようだ。大盛りチャーハンを一番にあっと言うまに平らげたのだった。

さて午後は秋季大会なんであった。
第一公園ドームへ行ったら連盟会長Sohmaさんから声をかけられた。
「Tさん、ブログ楽しみにしてるよ」と。ありがたきお言葉、筆者平身低頭である。
「先日のビートルズの話は面白かったなあ。よく気づいたねえ。ガハハ」
逆に会長からビートルズの話が出てきたことに驚いた。
KasaharaさんやAbeさんとは横浜DeNAベイスターズガールズの話。そろそろピンクのユニフォームのブログを書かねばである。

さあて、いよいよシートノックだ。
うぐぐ.....。
雲行きが怪しい。遠雷が遠くで鳴っている。風雲急を告げるとはこのこと。
シート直前で審判団が全員をグランドからベンチへ引き上げさせる。雨はまだだが雷はびりびりばりばり、どんがらがっしゃん、激しくなる一方だ。雷が鳴ったら即試合は中断させるのがルール。雷が止まないうちは手も足も出ない。しばらくすると今度は雨も激しくなってきちゃったんである。
様子を見ること小1時間。グランド使用時間のリミットも計算してやむなく中止となった。
豪雨が叩き付ける本部テントの下では、連盟の今後のキチキチの試合日程もさることながら、Sohma会長は子どもたちの体調や安否を気遣っていた。
試合は来週へ持ち越しである。
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2013年8月10日土曜日

魔物はいたか?

木曜日に仕事が一段落したと思いきや、その夜また秋葉原のクライアントから電話あり、結局一息ついたのは一日のみ、金曜に打合に出かけ今日土曜はまた仕事であった。久しぶりに土日は終日目一杯グランドで汗をかこうと思っていたのにである。あぢぃ〜と言いながらも炎天下汗をかくのは大好きなんである。ややもすると今年の夏が終わっちゃうじゃないか。くそ〜。

今日は甲子園第一回戦での屈指の好カード、仙台育英VS浦和学院だった。最初から観ていたわけではないが、仕事をしながら途中からNHKをつけた。ワールドカップなら仕事なんてぶん投げちゃうのだが、これは仕事Mac画面93%で甲子園は7%くらいの頭脳配分で観ていた。ところが終盤にはついTVに正面から向き合うことに。凄い試合でしたね。10:10同点で迎えた8回、無死満塁から浦和投手が三者三振で切り抜けたり、9回には突如左足を故障し無念の降板、急遽リリーフした投手が仙台育英に痛恨のサヨナラタイムリーでゲームセット。野球のサヨナラゲームはどんな試合でも劇的だけれど、そこに至るまでの試合内容が激闘だっただけに、余計に壮絶な幕切れという感は否めない。
筆者は激投したエースの子よりも、彼のあとにマウンドに立ちサヨナラを喫してしまった山口くんの号泣する姿に思いを馳せた。

「気にするな」「おまえのせいじゃない」なんて慰めの言葉なんて無用だし、今の彼にはどんな言葉も通じないはずだ。だったら気が済むまで泣けばいい。とことん泣いて自分を責めるのもいい。でも...最後には必ず上を向いてくれよ。

この名勝負といい、昨日の田中マー君の大記録といい、野球はやっぱり面白い。
ところでこちらは同じマー君でもフレンズOBのマーフィーInoue、Inoueマー君である。
夕刻オヤジからメールが届いた。去年甲子園へ行き写真を送ってくれたんであるが、よほど感動したらしく、なんと今年も甲子園、なう、なんであった。メールのタイトルがコジャレていた。
「魔物を追いかけに!」
しかもこの仙台育英VS浦和学院の試合だったらしい。なんとも羨ましい限りである。
悔しいのでInoueファミリーの写真も全世界にバラしちゃうのだ(^-^)/
(もちろん本人の了解済み)
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2013年8月8日木曜日

ある日の出来事

ネアンデルタール人のように髪の毛ボーボーの筆者は今日やっと床屋で髪を切ってもらったんである。ただでさえ少ない髪の毛をばっさり、ちょっきんされるのは、なけなしの小銭を神社の賽銭箱に放り投げるような気分だ。しかし、夏の冷たいシャワーと夏の散髪は気持ちのいいものだ。髪を切った日の夜の洗髪がまた気持ちいい。短時間でシャキッとシャンプー出来ちゃう感覚、ワカリマスネ(^-^)

平日ヒマになることほど自営業者にとっての恐怖はない。死ぬほど仕事が忙しくても決して死ぬことはないのだが、死ぬほどヒマになると本当に死ぬことを考えてしまうのが自営業の定め。大袈裟な表現ではないんである。順風満帆の自営業者と、満帆商事の庶務2課と、会社勤めのサラリーマンと、生まれつきのブルジョワジーには絶対分らないだろう。ここんとこずっと土日返上で仕事に没頭したのだから、平日一日空いたのはやっと俺にも日曜が巡ってきたのだと自分に言い聞かせて、バイクを駆り床屋へ行きTSUTAYAを覗き、最後は地元のBOOK OFFへ。このところハマっている奥田英朗の小説2冊とサザンの「バラッド3」を購入。TSUTAYAディスカスでこのサザンを予約したのはいいが、「お届け率50%」で待てど暮らせど来やしない。業を煮やして大枚をはたいての購入を決断したのだった。奥田英朗は他に「邪魔」の上下巻2冊にも食指が動いたが、来週お盆には全品20%OFF!の張り紙を見て、やおら本棚に戻した。来週また来ようっと。

今日書こうと思ったことはこれからなんであった。
過去にこの小ブログに書いたかもしれない話。電車に乗り腰痛で座っていたけどご老人に席を譲ったことや、満員電車で痴漢と思しき男の胸をグーパンチで殴り怒号を浴びせたことや、バス車内で見かけた少年の微笑ましい話や....。
今日もそんな日々雑感的な話。

先日、秋葉原のクライアントでの打合からの帰り、帰路の電車乗り継ぎは大井町であった。京浜東北線を降り東急大井町線に乗るため駅と駅のあいだを急いで歩いていたんである。バスロータリーでは思い思いの格好でスマホをいじる疲れた顔の男が数人、壁にもたれて日陰で暑さをしのいでいた。
そんな折りちょうど目に入ったのはロータリーに終点で停まったバス。後部ドアが開きっぱなしですでに乗客は降りたあとだった。空っぽの車内を運転手が点検に走っている。

ん...?
ゆっくりゆっくりと、かなり高齢と思われるおばあさんがバスの出口から降りようとしている。でも何か様子がおかしい。何か逡巡するように立ち止まっているのだった。手にはキャリーケース。はっとしたと思う間もなく脱兎のごとく瞬時に私は老人に駆け寄った。こういう時にとっさに行動に出る自分に自分で驚くことがある。キャリーケースが重たくて降りれないのだろうと判断。私は左手に持っていた小説を脇に挟み、右手のバッグをバス横の地面に落して老人に右手を差し出した。
「おばあちゃん、大丈夫ですか。ひとりで降りれますか?」」
老人は蚊の鳴くような声で「ありがとうございます」と微笑んだ。でも頑に降りようとはしない。若い人にとっての階段の段差20センチは老人にとっては1メートルにも感じるものだという話を思い出した。ならばと私はおばあさんが手にしていたキャリーケースを掴み、これを持ってさしあげるから、ゆっくり降りて下さい、という意味のことを言った。しかし老人はこれも頑に手放そうとしないのだ。むしろ一瞬顔をこわばらせたような表情を読み取った。
改めて私が掴んだキャリーケースを見た。

キャリーケースではなかった。
腰が曲がり歩行能力がままならない老人が押しているよく街で見かける、あの簡単な鉄パイプに小さな車輪の付いたものだった。専門用語は知らない。
私は親切心からとった行動だったのだが、彼女にしてみれば杖同然の手足の一部になっているそれを奪い取られると思ったのかもしれない。1メートルの高みに立たされて身ぐるみ剥がされるような気持ちだったのかもしれない。
はっとそんな思いに至った私は本を小脇に挟んだ左手でその歩行器具を持ち、右手でおばあさんの手を握りそろりそろりとバスのステップをゆっくり時間をかけて地上に降ろそうとした。背後からバタバタと足音が聞こえた。例のスマホをいじっていたサラリーマンの誰かひとりがこの光景を見て駆けつけてくれたのだった。捨てたもんじゃねえぞ、この東京の男ども。彼が歩行器具を持ち私はおばあさんの手を...。
「おばあちゃんここからは大丈夫ですか?」
別れ際彼女はまた消え入りそうな声で「ありがとうございます」
とぼとぼ、よぼよぼ歩く後ろ姿に後ろ髪引かれる思いでやっと私も帰路についた。

親切の押し売りという言葉がある。良かれと思ってとった行動が相手にとってはありがた迷惑だったりもする。情に竿させば流される、とかくこの世は住みにくい。知らなかったとはいえ、老人の手から自分の分身に等しいであろう物を取ろうとした私に、少しではあるけれど自戒の念が頭を離れない。

これには最後のオチがある。最後はバカブログ「晴耕雨読」的に締めくくりたい。
おばあさんの降車に協力している時、運転手は車内点検に余念がない。我々を一瞥してこう言い放った。マニュアル通りの声で。
「お客様へのご協力あ〜りがとうございま〜す」
筆者ココロの中で静かに毒づいた。
「協力?車内点検より真っ先にオメエがご老人に手を貸すべきだろっ!」
彼はおばあさんが乗車の際に尋常ではないほどの歩行困難な様子を目の当たりにしているに違いないのだから。
それにしても、そこまでして一人、いや「独り」向かわねばならなかった行き先、要件はなんだったのだろうと、またまた思いを巡らせてしまうのだった。
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間隙を縫って

この仕事は来週の火曜朝イチまで。いざ火曜に完成したとたんに別件の追加修正依頼のメール、これは今週末までだ。金曜の夜になるとまた別件の新しい案件依頼でiPhoneの「アンフェア」着メロが鳴る。楽勝ならば土日には少年野球に行けるかもなんであるが、土日も仕事しないと辛勝すらおぼつかないスケジュール。そんなこんなのナンテコッタでここのところ休み無しの自転車操業。ブログ更新もままならぬ。
1ヶ月ほど前、相手クライアントの若い女性担当者からのメール発信時刻をみるとAM2:30なんてこともザラにあった。会社に泊まり込みでやっていたのだろう。その仕事を完了時に相手へ定型のビジネスメールの文面を書いた。
「○○様いつもお世話になっております。標題の件、データ送付します。留意点は以下の通りです。1=資料PDFではSUS.FB3tでしたがこれでは納まらないので、5tに変更してます。2=柱間の寸法5,800mmは検証の結果..........。」
最後に思わず口語体で書いた。
「連日大変ですね。お身体ご自愛下さい。でも体調は元に戻りますが、精神面で壊れてしまってはあとに残ります。自身の経験から。無理せずに頑張って下さいね」

そんなこんなのナンテコッタのパンナコッタで過ごしたここ1,2ヶ月。
それでもこっそりTSUTAYAディスカスで借りた映画はしっかり観ているんである。仕事終わりの深夜に。
だいぶ前にブログに書いたけれどJニコルスン&Mフリーマン「最高の人生の見つけ方」の話を書いたら連盟NishimuraさんやフレンズToyodaオヤジと映画談義に花が咲いた。Toyodaオヤジは無類の映画好きということを初めて知った。その彼が「Tさん最近観たんですけど、「最高の人生の見つけ方」も良かったですけど同じような映画で実話に基づいたフランス映画で「最強のふたり」もいいですよ。」別れ際に「絶対観て下さいね〜」と。

その晩TSUTAYAディスカスにアクセスして予約したのは言うまでもない。
数日後届いたのだけれど、先の話のように仕事でとんと観る時間がなく、数週間が過ぎた。しかし土砂降りの雨の雨粒を避けて敏捷に走れば濡れないように、その僅かな間隙を縫って映画を観るのだった。ある日仕事を終えてブログを書こうか映画を観るか迷った末、DVDをMacに挿入する。
ロードムービーという映画のジャンルをご存知か。その金字塔は言わずと知れたPフォンダとDホッパーの「イージーライダー」である。女のそれの傑作は「テルマ&ルイーズ」男の筆者が観ても痛快なオンナのロードムービーだ。概してロードムービーは男二人の友情や絆を描いたものが多い。ロードムービーでなくとも男二人を描いた傑作映画のなんと多いことだろうか。ジム・ジャームッシュの「ダウンバイロー」とか、「48時間」「ブルースブラザース」、二人ではないけれど少年たちのひと夏を描いた名作「スタンドバイミー」etc。

「最強のふたり」はハリウッド映画が世界を席巻する中、珍しくフランス映画でヒットした映画だ。「最高の人生の見つけ方」と大富豪と凡人の組合せや実話という意味でもよく似ている。
以下にTSUTAYAディスカスの要約をコピペ。

主演2人の演技が世界中で絶賛された感動のヒューマン・コメディ。実話を基に、首から下が麻痺した大富豪と、その介護人となった黒人青年が真の友情を育んでいく姿を感動的に綴る。主演はフランソワ・クリュゼとオマール・シー。パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった大富豪のフィリップ。彼の新しい介護人募集の面接にやって来たスラム街の黒人青年ドリス。失業手当をもらうための不採用の証明書がほしいという彼のふてぶてしい態度に興味を抱き、思いつきで採用してしまうフィリップ。ところが、障がい者相手にも遠慮することなく本音で接するドリスは、他の誰よりもフィリップの心を解きほぐし、いつしか2人は固い絆で結ばれていく。」

面白かった。これはToyodaオヤジに言われてあとから気づいたのだが、昼のバラエティー番組の映画紹介コーナーでみたことがあって、是非観てみようと兼ねてから思っていた1本なんであった。Toyodaさん、ありがとう(^-^)/

仕事は今日で一段落。
床屋に行きたいとずっと思っていて叶わず、髪は北京原人かピテカントロプス・エレクトスのようにぼうぼうに伸び放題、髭はハーレーダビッドソンを駆るデニス・ホッパーか「猿の惑星」のラストで海岸を彷徨い自由の女神を見て呆然と佇むチャールトン・ヘストン並だ。明日は床屋に行こう。

ここまで深夜長文のブログが書けたということは、やっと社会復帰出来た証拠だろうか。
今日TSUTAYAで予約したのはBウィリスの「LOOPER」と邦画阿部サダヲの「夢売るふたり」
おお、また眠れない夜の夏がやってきた。


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2013年8月6日火曜日

快晴で快勝

話は違うけれど、サザンで一番好きな曲は「希望の轍」なんである。聴くたびにどうしようもなく胸が高鳴るわけで。
話は変わるけれど、ミスチルで好きなナンバーは「口笛」なんである。
更にExileで言えば「ただ...逢いたくて」切なくて胸キュンになっちゃうのだった。
もっと言っちゃえばプリンセスプリンセスは「M」星が森に帰るように...なんて素敵な歌詞だろう。So Once Again...。
これらの曲は全て同時代的に聴いていたものではなく、歳をとってからあとから好きになったものであった。

おっと、こんな感傷にひたっている場合ではないんである。
土日も仕事でがんじがらめの手かせ足かせ。猫の手も借りたいけれど猫の「ぴあの」はもういないし、犬の「りん」ならいるけれどヘルニアで当の本人が全身コルセットでがんじがらめなんであった。忙しくても秋季大会、6年最後の大会ではないか。日曜午前は朝1時間だけ仕事して近くの西有馬ドームへ行き、久々にスコアラーをやった。フレンズに行ったのも何週間ぶりだろうか。

試合詳述はご勘弁。当日はあえてカメラも持っていかなかった。カメラがあるとついつい撮ってしまい、あとでブログ編集にとんでもない労力を要するのが容易に想像出来ちゃうからだ。ココロを鬼にして。

対戦は松風スラッガーズ。試合前に愛称「アベちゃん」ことAbeさんとひとしきり談笑。今年の5年連合の展望などを訊いてみたり、去年の話で爆笑したり。今日はAbeさんが2塁塁審で、真ん中をUrabeさんが面をかぶる。
試合は終盤松風の猛攻を耐え忍び、四球1、3の2安打、3打点の八面六臂の大活躍をしたエースMamoruを中心に、9安打10:5で快勝。天気はイマイチだったが久々にココロは快晴に晴れ渡る。
カメラは持って行かなかったけれど、幸か不幸かやはりiPhoneがあるわけで、衝動的に数枚撮ってしまう筆者。

途中せっかく来たからと、サブスコアラーのInoueMitsuyo女史に少しやってもらう。無理矢理やらせているように見えるかもだが、これは筆者なりの思いやりなんである。更にいつものパターンでOhmori父、Sone母にバトンタッチ。

さて帰ってまた仕事に戻らねば。久々の夏のグランドの匂いと太陽の輝きは私のすさんだココロを癒してくれた。帰り際隣りの有馬中の野球を観戦。フレンズOBやヤングOBが活躍していた。ヤングTakahashi母が声をかけてくれた。こういう繋がりってとても嬉しいものである(^-^)/

明日はほぼ徹夜覚悟。仕事が一段落まであともう少しである。
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