2015年6月8日月曜日

頂点....そして全国へ

今AM1:00過ぎ。
父母仲間との美酒に酔いしれて帰還した。
素晴らしいチームになった。
積年の想いが叶った瞬間には、ベンチで筆者人知れず熱いものがこみあげ頬を伝う。

いっぱい書きたいことはあるけれど、
いっぱい過ぎて、ココロがいっぱいいっぱい。
今日はもうこのまま寝よう。

結果は下の写真で推察されたい。
全学童神奈川県大会優勝。そして神奈川代表として全国大会へ....。

全ての人に、
ありがとう!


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2015年6月7日日曜日

あと、ひとつ

久々のiPhoneからのリアルタイム晴耕雨読的ブログアップ。現場から、なう。

準決勝は先ほど試合終了。
10:3。四番ハジメが大仕事をやってのけた。満塁からのツーナッシングの3球目を強振し、満塁ホームラン!
最終回にはユイが3試合連続となるツーランホームラン!しかもノースリーからの4球目を狙いすました強打。

これから最後の大一番だ。
決勝の先には、
全国が待っている。

2015年6月6日土曜日

あと、ふたつ。

本日週末連続のAM5:00起き。県大会第三戦対相模ブルーバッズ戦。写真編集は終わった。もう今日は寝ようか、明日もベスト4での2戦が待っているし、また早朝苦手の早起きだし。そこへ連盟Nishimuraさんからフレンズ数人への事務連絡メール(返信)が届いた。
一気に目が覚めて本文を書く気になっちゃったんであった。

先日仕事の休憩に窓外を眺めながら煙草をふかしていた。久しぶりにココロがざわつく妙な空模様。夕焼けを写真に撮ったら誰でも「ピューリッツアー賞」を獲れるんではないかと言われるほど、赤色(せきしょく)に映える夕景のたゆたう雲にレンズを向ければ、いっぱしのキャメラマンになったような気分になるのであった。

さて川崎大師球場での神奈川県大会準々決勝なんである。今朝は夜半から降った雨でグランドがでろんでろん、ぐねんぐねん、ねちょんねちょんのコンディション、しばらくは様子見が続いた。かなり時間が経ってから「行きまーす」というコールのもと、近隣川崎区の各チームからのボランティアメンバーがわらわらと内野へ。トンボ、ブラシ、ネコ車、砂....。「人海戦術」の見本のような鮮やかなチームプレーで、あっと言う間に大師球場が蘇る。全く頭の下がる思いだ。
川崎のみなさん、いつも本当にありがとうございます。

先発はF、Rui、相模ブルーバッズはMurakamiくん。
いよいよ佳境に入り、守備の堅い難敵との対戦である。初回表Bは3番Komatsuくんのタイムリーで2点先制。Ruiもコントロールが今ひとつブレているみたいだ。
やはり「勝って兜の...」は本当である。


2回裏Fの攻撃。伏兵とはこのことだ。普段8番に甘んじている小さな選手Kyousukeだが、2死から灰色の雲を一掃するような打球はレフトの頭上を抜けて、外野を転々一気呵成に同点となる2得点。ベンチ、応援団はヒートアップした。今日のキーマンはKyousukeだとの声をあとから皆が言っていた。


3裏。Fは2番Shohgo。打って良し走って良し守って良し、の彼は決してホームランバッターではない。けれど逆転のソロホームランをあの大師でレフトスタンドへぶち込んだんである。ぐわんぐわん盛り上がるF軍。そしてなんと。次打者の3番Yuiが2者連続となる本塁打。ヤツはいったい今季何本目のホームランだろうか。センターの深いフェンスを越えるホームランなんであった。4:2...。

連盟からもHonmaさん、ヤングからはIshikura夫妻も応援に。YuiのホームランではIshikura夫人はまるでヤングの応援のように手を叩いて欣喜雀躍していた。
F応援団席も大盛り上がり。相手ブルーバッズの母たちの応援も統制のとれた素晴らしい応援だった。負けじと手作りパワー炸裂し、メガホン・ポンポン、この選手ごとのネームカードも夜なべして作ったようだ。若い妹軍団のチアガールもほれこの通り。
それになんであった。
今年苦汁の選択で4月から転勤で滋賀県に引っ越しとなった、かつての29番コーチTomiokaさんが応援に来てくれた。昨日茨城で出張があり今日Ayutoからのお土産片手に応援に来たのである。フレンズLINEでは今でも繋がっており、情報はシェアしているのだった。
ありがとうトミー。数年後甲子園で会おうぜ(^-^)

「しっかし、良く打つなあ〜、今年のフレンズはよ〜」とは、数週間前に言ったサンダース監督名将Matsuiさんだった。筆者もそう思う。先日も「フレンズさん頑張ってね」とエールを送っていただいた。
5回に1点、最終回6回裏にもRui、Yui、Kyoh3本の長短打で4点、終わってみれば9×:2で7点差コールド。

明日の相手は正真正銘の正当派豪腕投手擁するチームだ。ここまで来れば当然の勝ち上がりのレベルである。明日から準決勝と決勝。決勝は筆者がスコアラーに入る予定。
写真は撮れないが、スコアブックにきっちりと記録し、人工の眼を介さず肉眼にしっかりと記憶したいからだった。
レベルは高い。どちらへ転ぶか分からない。

ベスト4進出。あとふたつ、で全国だ....。
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2015年6月5日金曜日

あと、みっつ。

今日先週日曜の県大会2回戦を書かねばいつ書くのだ。
「今でしょ」(すでに死語か...)
明日からはベスト8での準々決勝、あさっては準決、決勝ゆえ寝る暇がないんである。今書かねばおそらくお蔵入りは必至なんであるからして。
明日も苦手な早起きなので、さくさく行かせてもらう。
対戦は上深谷ジャガーズ。会場は御幸球場。内野が人工芝、外野が天然の素晴らしい球場なんであった。
県連のUchimuraさん、宮前の審判部長Kosakaさん、同じくHatanoさんが来てグランド整備を粛々と進めていたんである。

上深谷ジャガーズ先発は主将のKawanamiくん。対してFはRui。この真っ白な縦縞ユニフォームがのちに真っ黒のでろんでろんになっちゃうのである。

4:0フレンズリードで迎えた3回表Fの攻撃は先頭打者3番Yui。いくらなんでも90m越えのこのグランドでは本塁打は無理だ。しかし2-2から彼が弾き返した打球は外野手を遥かに越えて外野を転々、貴重な追加点となる連日のランニングホームランとなった。
実は前日の30日は筆者の誕生日でRuiとHajimeがバースデイホームランで祝ってくれちゃったんである。もちろん本人たちは知る由もないが。そしてこの日はなんとYui本人とそのオヤジであるTagamiさんの親子同時多発的超偶然的誕生日なんであった。つまりYuiは自分の誕生日に本塁打を記録すると同時に父へのバースデイプレゼントとなった、ホームランなんである。

その後も打線が繋がり得点を重ねるF軍団。
相手四死球などにも助けられたが、特筆はタッチアップからの犠牲フライ。今までの少年野球なら年間で数本あるかないかの犠牲フライだが、この日は1試合で3本出た。ヒットを打てなくとも最低限の仕事をこなしてくれたF打線なんである。

ところで。
その昔フレンズに在籍していたOBのHoshikawa。前日もオヤジが等々力まで応援にきてくれたんであったが、この日は家族3人で観戦に来てくれた。当時父の台湾赴任で盛大な送別会をやった記憶が蘇る。子どもは今や大学生でシューカツ中である。真面目で明るいいい子だった。オヤジは飲むと必ず寝てしまうクセがあった。
そんなOB家族が応援に駆けつけてくれたんである。何年ぶりの再開であろうか。驚いたことにこの少年野球「晴耕雨読」を読んでくれているのだそうだ。これには筆者は超ビックリなんであった。

試合は12:4でF。
前回も書いたけれど県大会は各区各市からの精鋭が集いシノギを削る大舞台。
本当の苦しい闘いはこれからだ。
これで神奈川ベスト8だ。苦しいときこそ僅差で勝ってきたウルフに胸を借りるつもりで、次回も「テッペン」目指して一歩ずつ上に昇ろうと思うのであった。午後そのウルフは惜敗したとの一報がフレンズLINEを駆け巡る。宮前・川崎代表として、なおさらのこと負けるわけにはいかない決意を胸に、明日から大師決戦に臨むF軍団なんであった。

うーむ。明日は何時起きだっけ?
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2015年6月3日水曜日

等々力に轟き渡る声

さて県大会初戦は戸塚アイアンボンドス。噂によると「県大会の常連チーム」「全国にも行ってる」「昔から相当な強豪」「関団連優勝」....などと、戦慄と恐怖を感じさせる話には枚挙にいとまがない。しかし、どのチームでもそうだが6年生が去ると少年野球はガラリと様相を一変することを経験上知っている。近年で言えば昨年のQueensや、来年のフレンズもそうだろう。怖れてばかりいては実力を発揮出来ない。ここは自信を持って臨むことが肝要だし、今のフレンズなら力を出し切れば大丈夫....と、自分に言い聞かせてみるのであった。
バッテリーはRui+Yuiコンビ以下ベストの布陣。運動会を捨てて控えで参加してくれたBuntaとTakeru。神奈川の大舞台でわずか11名で闘うのだった。グランドは等々力球場だ。

戸塚アイアンボンドスは初回表先頭打者5年生のKuwayamaくんが見事な右中間を破る三塁打を放つ。一気に緊張感が高まるFベンチ。しかし続く上位打線を2三振、1四球、捕邪飛に切ってとり事無きを得たんであった。

因に筆者、スコアラーをやると写真を撮れないのでOhmori部長に任せて、もっぱら戦場カメラマンとなる。ベンチからの撮影は出来ないのでグランドレベルの写真はベンチ裏の通路からレンズを構えたんであった。
初回裏Fはまさに怒濤の幕開けだった。先頭打者主将のRuiが放った打球はセンターオーバー、外野を転々とする間に韋駄天のごとく俊足を飛ばし、なんと先頭打者ランニングホームランを記録したんであった。筆者は興奮しながらもどこか冷静に一連のダイヤモンド一周を捉えていた。

相手投手はこれで調子が狂ったのか、四死球を連発しTaichiのタイムリーや下位打線のスクイズが綺麗に決まり、終わってみれば6得点先制したのだった。

その後もRuiの投球は冴え渡り、ほとんど走者を出さないピッチング、先頭打者以外は最後まで無安打で押さえ込む。
2回裏FはShohgo、Yuiが四球で出塁すると待ってました4番大砲の巨漢Hajime。これまた強烈な放物線を描いた打球は右中間オーバー、鈍足なれど必死の走塁でランニングスリーランホームラン。家族愛の深いチャイニーズの巨漢Takenakaオヤジは、我が子の大活躍に飛び上がり絶叫する。いくら等々力球場の取り壊しが決まっているとはいえ、スタンド席を破壊してはいけない。1塁側ベンチの天井が抜けるかと思っちゃった。ジャンプするたびに震度5強の揺れが等々力を襲い、ターザンの雄叫びのような大音声(だいおんじょう)が等々力に轟き渡ったのだった。
(※その晩のオヤジ飲み会ではTakenakaオヤジ、流暢な日本語で舌が滑らかだったことは言うまでもない)

終わってみれば10:0、3回コールド、完封完勝であった。筆者の杞憂であった。
しかし、県大会レベルはこんなものではないはずだ.....。

場外へ出て皆で歓談する。
連盟Sasakiさんや花フラTadaiさんの顔も見えた。会長SohmaさんやHonmaさんなども駆けつけていただいた。二人がフレンズナインにかき氷を大盤振る舞いなんである。
その冷たさと心地よさは選手にとっては格別だったに違いない。

※余談ではある。先日の第一公園ドームで筆者はセンター外野席でカメラを構えて怒られちゃったんである。両翼の奥へ引っ込めばOKだと。
ここ等々力は外野フェンスうしろに2メーターほどの観覧席があり、誰でも自由に出入り出来るスペースがあった。それならばと選手を正面から捉えるためファウルラインぎりぎりのライト外野席からカメラを構えて激写したんである。ほどなくしてウグイス嬢の場内アナウンスがあった。こちらは等々力に轟いた驚きの声だった。
「本日は外野スタンドを解放しておりません。お客様は退席されるようお願い申し上げます」
一瞬「えっ!俺のこと?」
すごすごとスタンドへ戻るとNakamura、Soneオヤジから「Tさん、また怒られちゃいましたね。キャハハハハ」と大笑いされて、筆者も無い髪の頭をかきながら「ったくだよー、参った参った、だはははは」と笑ったのであった。
しかしこれからも球場の状況を見て判断し、外野からのショットに飽くなき探究心を燃やす決意を新たにしたんである。球場ルールはもちろん遵守するけれど報道カメラマンはこんなことで挫けてはいけない。「人事が恐くてサラリーマンやってられるかっ」なんである。


明日日曜は戦いの場所を川崎御幸(ミユキ)球場に移し、気持ちを新たに2回戦に臨むフレンズナインなんであった。

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