2022年1月20日木曜日

日々雑感「心の襞」

上の写真は体内の腸壁に潜む腫瘍を電子顕微鏡で撮影したもの...であろうか?後述する。

そーだ、今、突然思い出した。過日事務局(リトグリ)Nishimuraさんから聞いた話を思い出しちゃったのだった。この「晴耕雨読」ブログは当然ながら筆者T.Teshimaが書いている。顔写真は滅多に掲載しない。シャイだからではない。筆者はここで自分の個人情報垂れ流しだけど、決してわざと写真掲載しないのではないんである。理由はシンプル、野球などの人の写真ばかり撮って、筆者自身の写真がほとんどないからなんである。筆者が芸能人でインスタあたりをやっていれば自撮りしまくっちゃうんだろーけれど。筆者を知らないリトグリの一部のお母さんたちは「晴耕雨読」を書いているのは、連盟のおそらく70歳くらいの誰かなのではないかと、巷間まことしやかに囁かれているらしい。筆者四捨五入すればまだ60歳なんである。更に気持ちは中学男子と変わらないところがある。「晴耕雨読」的上から目線的「なんである体」文体的老害的弊害なんであろうかと思うのであった(^-^)...ならばプロフィール画像に顔写真を掲載しよっか?着帽なら50歳代、帽子を取ったら70歳代に見えるに違いない。

さて 「言い得て妙」なる日々雑感的ブログを何題か。

●先日TVか何かを見ていてこれは「衆人環視」だなと思った。衆人環視とは多くの人が周りを囲んで対象物を見ることだ。はたとひらめいた駄洒落あり。刑務所で刑務官が朝のラジオ体操をしている囚人たちを、監視台から睨みを効かして監視することも「衆人環視」であり「囚人監視」であると。「同音異義語」ならぬ「同音同義語」なんであった。これに気づいた時胸の中でプチ快哉を叫び、小さくガッツポーズしちゃうのだった。こーゆーコトバ遊びが好きな「晴耕雨読」なんである。もう一丁同音同義語。「解毒作用」と「デトックス作用」....これはちとスベったかな。

●炎...鬼滅の刃の「ほむら」ではない。正月松の内明けに有馬神明社へ立ち寄ったら破魔矢などを燃やす場面に遭遇した。

もう何度も過去に「晴耕雨読」でこの焚き火の写真は掲載しているが、iPhoneで撮るとなんともドラマチックな絵になる。炎というのは世界で唯一の独創的な形態を持つ有機的現象の一つであろうかと思う。なんとも不可思議で実に美しい。

冒頭の腸内顕微鏡画像と思われた写真は、下の炎の一部を切り取りモノクロ加工したものであった。文章だけでなく写真でも遊んじゃうのが「晴耕雨読」的画像遊戯。

●さて映画の話。昨年は連盟記念誌制作で忙殺され、映画を観る機会が激減したことは以前書いた。年末記念誌刊行後、ぼちぼちと夜は好きな映画が観られるようになったんである。これも散々書いたけれど映画鑑賞は月々定額でTSUTAYAディスカスでDVDかBlu-rayを借りる、またはAmazon Primeビデオで無償で観る。以前はMacの27インチ5Kで観ていたが今はネットに繋げた大型TVで。鮮明度はほぼ変わらない。一時期サブスクのNetflixに食指が動いたが、これ以上定額料金がかさむのは自制しなきゃで断念した。Amazon Primeで十分なんであった。しかし、ここにきて「AppleTV+」の誘惑に負けてしまったのだった。サブスク(サブスクリプション=定額制動画配信)界では後発で配信映画数も少ない。でも他では観れないAppleTV+オリジナルのトム・ハンクスの映画がどーしても観たくて、ついに月額六百円でAppleTV+を始めました〜♪「フィンチ」と「キャスト・アウェイ」。つい先日観たAmazonの「アトラクション」は凄かった。昨今ちょっとやそっとのCG映像には驚かなくなったが、これは観たことないような高精細で緻密でリアルなCG、感動すら覚えるわけで。しかも驚いたのはハリウッドではなくロシアのSF映画であること。ロシア映画は先入観から普段まず観ないけれど、これは内容もCG技術も素晴らしかった。昨今の中露情勢からしても敬遠していたが、この映画でロシアを見直してしまった。

MacでAppleTV+アプリを起動し、同時にケーブルで繋いであるTVをミラーリングする。ミラーリングとはPC画面をTVなどに同じ画像を反映させる機能。これでAppleTV+の映画を観るとベラボーに精細で美しい。音響もTVとは別物の重低音ウーハー付きスピーカーだから、深夜は気を使いながら音量を調節する。サブスクオリジナル映画の質の高さと金をかけた映画製作に驚くのであった。Amazon Primeオリジナルも十分綺麗だが、AppleTV+はそれを凌駕し内容も素晴らしい。何話も続くドラマはハマると果てしなく時間拘束が大きいので、滅多に手を出さない主義だけど、連続ドラマ系も現在進行中。いやはや良い意味で参ったわい。

●ここ数ヶ月観た邦画で出色はこれ。好きな男優の一人菅田将暉と、密かに好きだった女優の小松菜奈が結婚したことは記憶に新しい。小松菜奈はあの魅惑的な瞳に魅了されるんである。「糸」である。結婚おめでとう。

●「明と暗」松坂桃李も好きな男優の一人。世間でイケメン的人気はあるが大根役者の中堅俳優なんて足元にも及ばない。更に言えば筆者はクセスゴ年配俳優が好きなんである。リリー・フランキーや吉田新太、etc。彼らが出ているだけで面白い映画と思っちゃう。さてその松坂桃李主演の「虎狼の血2」と「空白」を観た。全く相反する役どころ。前者は悪徳不良刑事で、後者は万引き犯の女子高生を追い詰め事故で死なせてしまったコンビニ店長の役。明暗くっきりである。

「空白」は内容も好きで胸にずしりと重く残る作品。ジャケットの吉田新太のこの表情を見た瞬間借りようと思った。

明暗くっきりで言えばこれもそうだ。筆者長澤まさみの大ファンである。ここ10年以上は筆者の好きな女優第一位の座を他者に譲ったことはない。例えて言うなら新垣結衣は全く手の届かないこの世にはない天にいる女神で、長澤まさみのそれは手が届きそうで届かない、身近な街角で、あるいは電車の中でフッと出会うかもしれない女神なんである。99%無理は承知だけれど。「明」は一連の大ヒット映画「コンフィデンスマンJP」での長澤まさみ。明るくブッ飛んでいる演技で人気があるのは多くの人がフジTVでご存知だろう。反して「暗」は昨年公開の「マザー」。救いようの無いどうしようもない、酷(ひど)い非情な母親役をリアルに演じた。緒形拳の「鬼畜」に出てくる岩下志麻を想起する。ラブホの外でだらしない格好で咥えタバコで歩くシーンが何故か一番印象に残った。行きずりの男たちとのベッドシーンではドキドキしちゃったけれど(これが観たくて借りたと思われても、あながち否定は出来ないのであるが)、長澤まさみの悪女ぶりと断ち切れぬ親子の絆は胸に重く沈む。ハリウッド映画が勃興する前の昔のヨーロッパ映画のようだった。

映画も小説も人に薦めることはしない。自分が良かれと思っても他者は人それぞれの感性があるからだ。それを尊重するが故である。好きな映画は?と訊かれれば答えるけれど。「空白」も「マザー」も暗いし決して楽しい映画ではないが、明るくてドンパチばかりの薄い映画ばかり観るよりは、たまには心の襞(ひだ)に残滓(ざんし)がまとわりつくような映画や本は、人の心を豊かにしてくれるものである。

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2022年1月15日土曜日

Queens卒団式 大きな翼で

 とうとうこの日がやってきた。Queens卒団式なんであった。先週ギリまで梶ヶ谷某レストランでの卒団式を計画していたのだったが、来日した悪の権化(ごんげ)オミクロン氏の目撃情報が全国各地で相次ぎ、神奈川でも驚異的なスピードでモグラ叩きのように出現している情勢を鑑み、チームとして梶ヶ谷での祝宴は中止とせざるを得ない苦渋の決断を下したのだった。従って第一公園での卒団式となったんである。

ちなみに今日に合わせて昨年から夜鍋して作成した「Queens2020-2021」のDVD上映は日の目を見ることが出来ず。あたかもトム・クルーズの「トップガン・マーベリック」がコロナで2年以上世界公開が延期されているかのように(今年5月公開予定)。同じく長期間延期されていたダニエル・クレイグ最後の007主演作品「007/ノータイム・トゥー・ダイ」はやっと昨年末公開されたのだが。「Queens2020-2021」このUeshima監督作品となる超大作もお蔵入りとなるかと思われたが、昨日Queens関係者にだけHPを通じての極秘公開となった。一昔前の映画CMの「全米が感動!」「全米が泣いた!」「全米が絶賛!」などのフレーズは一体どこまでが全米なのか甚だ怪しいのだが、このQueens汗と涙と感動のドキュメンタリー映画は、全Queensが絶賛するほどの力作なんであった。

さて粛々と写真にて。

立体的な額縁構成で写真立てを制作したのもUeshima母の超大作。昨晩までかかっていたのだそうだ。フォルコンズでもそうだと思うけれど、Ueshima家には本当にQを支えていただいた。お疲れ様でした。

今期の卒団生はTohko、Rana、Riri、Aina、Sakuraの5人の姫たち。

指導陣から6年生へ色紙などの贈呈。残念ながらMurata代表、Koshimizu総監督は不在。6年家庭からお礼の品は2ueens...いやQueensとネーム入りのキャッチャー道具ケース。姫たちからスタッフへも心のこもった品を頂いた。筆者も末席にて拝受。母手作りオリジナルクッキーは圧巻の出来栄えだった。

それでは卒団生の作文披露と母方の挨拶。第一公園ドーム球場は暗転し照明が落ち会場は真っ暗、唯一スポットライトが本塁ステージに照射されるのだった...とはいかなかったけれど。

2022年新メンバー紹介と挨拶。主将は明るく涙もろいムードメーカーでもあるMomo、最高学年となったKirariとSatsukiが脇を固める。

人数的にも戦力的にも昨年同様多難な船出ではあるが、そんな中でも一番は野球を楽しむことが出来れば本懐、その先の地平線で勝利を味わえれば更にもっと野球が楽しくなることは火を見るよりも明らか。この好循環を目指すのが我らがQueensである。

昨年8月に松戸への転勤で退団したKidaniファミリーも来てくれた。Kana&Emi姉妹である。妹のEmiが大きくなっているのには驚いた。彼の地でも女子野球に所属して頑張っているそうだ。実に嬉しいことである。

今季も昨年同様のベンチスタッフにて。Satoh監督、29Mochidaコーチ。28Ueshimaさんは鋭意Qに残留してくれた。

集合写真なんである。卒団生と保護者たち。中央のちょいワル系オヤジは決して南米のK-1ファイターではない。Ranaの父母、美女と野獣カップルの野獣の方である。この夫妻とも、もっと早くにQueensで知り合っていれば、そしてコロナがなければ楽しくもっと多くの酒が飲めたに違いない。

これにプラス2022Q姫現役軍団。(何名かは欠席)

最後に全員で集合写真となった。

オマケ1。卒団生が団旗の裏に寄せ書きするのは長年の伝統。女子らしく何やら賑やかに喋りまくってペンを走らせる。

オマケ2。この後本来なら恒例親子紅白戦であったが、グランド不良でやむなく練習に。先陣を切ってTohkoが一塁を蹴って疾走したかと思いきや、ハデに転倒、やってくれた。ずるんずるん、デロンデロン、ぬろんぬろんの地面は予想外に滑るのだった。疾走の後の失笑。Tohkoらしいプレーだった。

6年生のみんな、保護者のみなさん。ご卒団おめでとうございます。そして、ありがとう。

4月からは新しい大空で新しい翼で、もっと大きく元気に羽ばたいてほしい。

オマケ3。今回ブログはMacの前にこれを置いての執筆であった。(^-^)

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