2025年8月18日月曜日

甘く見るな熱中症

 ではでは、秋季大会決勝トーナメント、モンタVSフレンズなんであった。Fは宮前ビッグスリーの一角を成すM怪物軍団との実力差は否めないのだが、かと言って試合前から諦念を持って臨んだのでは本末転倒、特に勝負事だから「努力は君を裏切らない」を信じて、背中を追う方は全力でぶつかるのみである。

●モンタVSフレンズ

初回Mは無得点。先発マウンドは主将Kohdai。渾身の力投の幕開けだった。

その裏のF軍、先頭Hiroと3番Terukiがクリーンヒットで出塁、四球も含めて1点を先制した。珍しくMは四球もあったが、Fの脅威の粘りは特筆もので、なんと相手から投球数40個を稼ぎ出し、初回ですでに制限の半数以上を投げさせたことになる。

2回は互いに無得点。Mは早速リリーフで投手交代する。

3回先頭からの打順のMはいきなりの長短打5連発の本領発揮。特に1,2番を塁上に置いて3番打者は見事なスリーランホームラン。Mらしい打線のつながりで爆発的な怒涛の攻めであった。3:1と逆転に成功。

その後もFは打線が沈黙し本塁を踏むことはなかった。この辺りから熱中症への懸念から、筆者はたびたび本部裏の日陰に逃げ込む作戦を取る。逃げることは恥ではない。勇気ある撤退なのだ。もう少し若かったら意地と見栄を張って、炎天下に身を晒したであろう。実際40〜50代の頃は合宿などでも、長時間グランドにいても平気だったし、肌を焼きたいくらいだった。全身汗をダラダラ流す快感があったものである。当時は日射病と呼んでいたが、熱中症を一度でも経験したらワカル。体の中に嫌な熱気が充満し発散せず、脳みそが煮詰まったような不快感で気分が悪くなる。アレは二度とゴメンである。それまでは熱中症なんて自分には無縁と思っていたが、その油断がいけなかったのだろう。ただし過度に心配し過ぎるのもいけない。特に子どもは炎天下の免疫を身につけないと、いつまでも日陰を好むモヤシのような子になってしまうし、そもそも野球やサッカーなど屋外スポーツすら出来ない体になっちゃうからだ。

というわけで、このあとM軍は4回にも2点を追加し5:1と引き離す展開となったのだが、ほとんどいい写真がないんである。

試合はこのままゲームセット、Mの圧勝だった。かくしてFは準々決勝で花と散り、ベスト4に食い込むことは叶わなかった。連合と単独チームはまだ市学童を控えているものの、6年生は宮前公式戦としてこれで一区切りとなる。そんな季節を迎えようとしている2025年であった。

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2025年8月17日日曜日

涼やかなる水飛沫は脳を冷やす

 今日の炎天下はちょっとヤバイくらいの炎天下であった。カカア天下、三日天下...〜天下にはあまり良い言葉はないのかも。そんな中第四から第一へ転戦した1日は実に長かったわけである。しかも昨晩はプレミア三苫薫を観戦し終わったのは深夜1時すぎで、寝不足も遠因にあるわけで。まずは第四での低学年準決勝から。ミンミンゼミがいて近寄ってみたがちっとも逃げなかった。間近にスマホで撮ることができた訳でラッキー。

●低学年大会準決勝 フレンズVSグリーンサンダース

途中からの取材だったが、すでにFが毎回得点の展開となっていた。対するGS(グループサウンズではない)は無得点で推移。GSにはQOGのAina妹ちゃんYuukoが在籍。いつになったらQ戦士になるんかーい?

そのAinaが来ていたんであった。同世代OGのMomokaも一緒だった。試合は3表4:0でFリード。

3裏にやっとGSが1点入れる展開。ピッチャーはYuukoにスイッチ。

最終回は互いにゼロとなり、結果4:1でFが決勝進出を決めた。

この後のもう1試合はいつもの良きライバル、宿敵同士のウルフVSモンタ戦。筆者は途中から第一へ転戦す。試合は4:1でウルフ。

●秋季大会準々決勝 ブルアロVS花フラ

一段と背が高くなったHorieくんはすでに全身泥だらけ。MLBなどのプロ野球ではピッチャーがユニフォームを汚すのは大谷翔平くらいなものだが、少年野球界ではピッチャーも、いやむしろピッチャーであるからこそ真っ黒けになるんである。筆者は少年野球にDH制を導入することに反対派である。子どものうちは監督や親でも気付かないほどの、いろんな未知の可能性を秘めているのだから、投手や打者だけに特化した野球をさせるべきではないと考える。DHになった少年の投手は一度もユニフォームを泥だらけにせず過ごすわけで。どうしてもそうしたければ、それはもっと高校生になってからでも遅くはないと思う。そのHorieくん素晴らしいバッティングで見事な三塁打炸裂。

5表で1:5でH。H監督はチーム事情訳ありでTadaiさんが復帰し代理監督(?)となった。

最終回B主将に起死回生となるはずだった見事な安打が飛び出すも、このまま互いに無得点で結果1:5でHの勝利。

インターバルタイム。今日は宮前消防署第一公園熱中症対策事業部放水課から稲井・小濱の花フラコンビ班が出動した。放水の水飛沫(しぶき)は見ているだけでも実に涼(すず)やかな気分になるのであった。身体は熱いが脳はシャワーを浴びたような気持ちになったに違いない。

さてこの次はフレンズVSモンタ戦だったが、先述の通り今日の炎天下は結構ヤバくて審判が試合後熱中症気味でグロッキーになったほどである。筆者は数年前横浜の公園でひどい熱中症を経験しているので、リスクマネジメントが確立しており、今日みたいな日はなるべく得点シーン以外は炎天下に出ないようにしている。黒いカメラはチンチンにヤケドしそうに熱くなっているのもバロメーターである。よって今日はエネルギーが枯渇しちゃったわけで。フレンズVSモンタ戦ブログは次回に持ち越したい。

もう一つ理由がある。以前のブログに書いたように、先週日曜に楽しみにしていたドラマ「こんばんは、朝山家です」がバスケ特番で順延となり、第五話はこのあと22:15からの放映なんである。このままブログ執筆を続ければ番組とかぶるのは必至なわけで。大好きなドラマに集中したいので悪しからず。良かったら皆さんもこのドラマ観てみてみて、なんである「晴耕雨読」を書いたあとは「晴耕雨読」を飲みながら日曜の晩を過ごす筆者であった。

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