本日、宮前少年野球連盟から公式の連絡網があったのでお知らせします。
宮前少年野球連盟副会長、
宮前Queens代表、
そして何よりも、
人間的な魅力にあふれた、あの、
笠原氏が、
急病でお亡くなりになりました。
慎んでお悔やみ申し上げます。
馬鹿野郎!
俺より早く逝くんじゃねえよ。
慟哭
2015年4月24日金曜日
2015年4月22日水曜日
無題
都合により少年野球「晴耕雨読」BLOGはしばらくのあいだ休筆させていただきます。
ブログを書く気になれず、自粛します。
すみません。ごめんなさい。またいつか....。
ブログを書く気になれず、自粛します。
すみません。ごめんなさい。またいつか....。
有馬フレンズOB、宮前Queens、宮前区少年野球連盟のブログを通じた広報担当です。写真と文章のブログ、たまには個人的日々雑感も。
2015年4月19日日曜日
花は女、女は華
忘れた頃にやってくるのは天災とグリーンカップなんである。雨や過密スケジュールなどでグリーンカップがまだなんであった。今日は南野川ブルーアローズ、青い稲妻軍団である。昨年は上部大会まで行った強豪。しかし今年は人数の激減と低学年の子が多いためか、かなりの苦戦を覚悟の上であろうか。来年のフレンズの鏡を見る思いなんである。試合前に小さい子らが健気に練習している姿を見ると、チームの別なく「頑張れよ〜」とココロの中でつぶやいてみたくなる。
今年の南部リーグの幹事チームはブルアロさんである。
闘将かつ名将Yoshida監督。時にこのブログ、公器になることもあるゆえここでは多くを語りません。本年度どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m
監督Satohはフレンズ先発メンバー下位打線を大幅に入れ替えて、普段出れない選手を起用した。そんな子らを中心に激写。
試合は初回からF打線が爆発、Ruiが安打で出塁、失策絡んで走者2,3塁から3,4番Yui、Hajimeの連続タイムリーツーベース、四球失策に乗じてKyoh、Kohki、一巡したのちの2打席目でもまたYuiがツーベース...そんなこんなで初回で9:0と大量リード。
特筆はYuiの3打席連続のあわやホームラン的なツーベース、しかも全打席に打点が付く適時打。6番Kyohも気を吐き単打1二塁打2の大活躍。主将Ruiも2本の長短打に加えて、投げては3回にHenmi(Y)くんに打たれた二塁打の1本のみの安定したピッチング。
他の伏兵たちもよく頑張った。しかしこれが大きな勘違いを生むことにもなる。午後の他チームとの練習試合ではそれを露呈することになるのだったが....。
結果は15:0で4回コールドゲーム。
ソメイヨシノとは違う樹種の桜たちは今でも満開である。5枚の花びらのソメイヨシノではなくもっこりした風情の桜やドピンク色の桜などは、重そうにその枝を風に任せて揺れていた。
この時季これも「晴耕雨読」ではほぼ恒例であるところの、西有馬ドーム花壇のチューリップの咲き乱れる姿。「春は桜ばかりじゃないのよ。アタシたちをお忘れでは?」と言っているかどうかは筆者の預かり知らぬことであるが、あたかもそう主張しているかのようなチューリップたちの百花繚乱ぶりなんであった。
写真を見ていてふと、思った。
動物には男と女、それぞれのイメージに分類されると思うのである。例えば鹿やリスやウサギなら女性のイメージで、ライオンやサイやバッファローなどは男性的なイメージを持つだろう。ね?
ところがなんである。じゃあ花はどーよ?
桜もチューリップもあれもこれも...。花というのはおしなべて男か女かと問われればほとんど女性の印象を持つに至るに違いない。「野に咲く名も知らぬ可憐な花のような少女」とかとか。
花と言えば女。それならば、さしずめ花の蜜に群がる虫たちは男なんであろうか。
世界中の女性にちょっぴりゴマをすりつつ、今晩は筆を置く「晴耕雨読」なんであった。
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今年の南部リーグの幹事チームはブルアロさんである。
闘将かつ名将Yoshida監督。時にこのブログ、公器になることもあるゆえここでは多くを語りません。本年度どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m
監督Satohはフレンズ先発メンバー下位打線を大幅に入れ替えて、普段出れない選手を起用した。そんな子らを中心に激写。
試合は初回からF打線が爆発、Ruiが安打で出塁、失策絡んで走者2,3塁から3,4番Yui、Hajimeの連続タイムリーツーベース、四球失策に乗じてKyoh、Kohki、一巡したのちの2打席目でもまたYuiがツーベース...そんなこんなで初回で9:0と大量リード。
特筆はYuiの3打席連続のあわやホームラン的なツーベース、しかも全打席に打点が付く適時打。6番Kyohも気を吐き単打1二塁打2の大活躍。主将Ruiも2本の長短打に加えて、投げては3回にHenmi(Y)くんに打たれた二塁打の1本のみの安定したピッチング。
他の伏兵たちもよく頑張った。しかしこれが大きな勘違いを生むことにもなる。午後の他チームとの練習試合ではそれを露呈することになるのだったが....。
結果は15:0で4回コールドゲーム。
ソメイヨシノとは違う樹種の桜たちは今でも満開である。5枚の花びらのソメイヨシノではなくもっこりした風情の桜やドピンク色の桜などは、重そうにその枝を風に任せて揺れていた。
この時季これも「晴耕雨読」ではほぼ恒例であるところの、西有馬ドーム花壇のチューリップの咲き乱れる姿。「春は桜ばかりじゃないのよ。アタシたちをお忘れでは?」と言っているかどうかは筆者の預かり知らぬことであるが、あたかもそう主張しているかのようなチューリップたちの百花繚乱ぶりなんであった。
写真を見ていてふと、思った。
動物には男と女、それぞれのイメージに分類されると思うのである。例えば鹿やリスやウサギなら女性のイメージで、ライオンやサイやバッファローなどは男性的なイメージを持つだろう。ね?
ところがなんである。じゃあ花はどーよ?
桜もチューリップもあれもこれも...。花というのはおしなべて男か女かと問われればほとんど女性の印象を持つに至るに違いない。「野に咲く名も知らぬ可憐な花のような少女」とかとか。
花と言えば女。それならば、さしずめ花の蜜に群がる虫たちは男なんであろうか。
世界中の女性にちょっぴりゴマをすりつつ、今晩は筆を置く「晴耕雨読」なんであった。
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2015年4月17日金曜日
タイミングの悪いヤツ
雨が降るか降らぬか、微妙な雨模様。そんな時は「ええ〜い、ままよ」とばかりに傘を持たないで外出するのが筆者の常であるけれど、のちに大抵雨に祟られて後悔することになる。ならばと傘を持参して用意周到で出かければ、雨雲は嘘のように去りピーカンになり、傘を抱えてついでに忸怩たる思いも抱えて、終日街を徘徊する羽目になったりもする。
昔からタイミングが悪い男なんである。
飲み会でもそうだ。特に女性のマシンガントークの会話に加わる時なんぞは。
ある話題で盛り上がっているとする。Aの話題で次々といろんな女性が話始める。筆者は興味津々聞き役に徹する。ふとAに関するとっておきの話を思いだす。そうだ、これを話したらもっと盛り上がるに違いない。彼女らの話の僅かな切れ目の隙を突いて話そう。よし今だ「あのさ〜...」.....気がつけば彼女らはすでにAから全然違うBの話題に移っていたんであった。私の発した「あのさ〜...」の言葉はとたんに色褪せて宙を彷徨い、女どもの喧(かまびす)しい喧噪の渦に飲み込まれ音もなく雲散霧消するんであった。
昔からタイミングが悪い男なんである。
男なら誰しも経験あるはず。
以前から気になって仕方がない女の子ととあるバーで飲むわけで。男なら当然その次の展開を想定し、期待に胸と股間を膨らませてワクドキしながら言うのである。「あのさ〜、このあとは....」
しかしなんであった。言おうとするのと同時のタイミングで彼女は「お手洗い行って来るね〜」なんてこっちよりも先に言うのである。「次の展開」を期待した言葉はブラックホールに吸い込まれバニシングポイントに向かって消滅するのである。
昔からタイミングが悪い男なんである。
このところフレンズに行けてない。土日は仕事で埋まり行けなかったり、さあ明日の日曜は久々フレンズ行くぞと意気込んでいたら雨で中止だったり、なんである。村山杯や防犯大会、川少連大会など大事な大会が目白押しなのに。
明日土曜は本来なら野球に行けるはずだったが、息子夫婦が新居に引っ越すに当たり、リフォーム業者を紹介するために南町田のマンションまで出向く。鷺沼ヤングホークスとの「名門対名門」「強豪対古豪」の伝統の一戦なのだが残念至極である。
昔からタイミングが悪い男なんである。
がしかし、シャッターチャンスには滅法強いのかもしれない。100枚撮って自画自賛の画は2,3枚かもしれないが、漫然と1000枚撮って1枚もいい画が撮れないよりは良い。ことに少年野球のような動くターゲットを狙う場合、無駄にシャッターを切りたくないので直感に任せてここぞという時に撮るわけだが、不思議といい画が撮れちゃうことが多い。
桜満開の過日のことではある。毎年近所に咲く見事な枝垂(しだ)れ桜を楽しみにしている。今年も仕事の一服がてらiPhoneで撮ってみた。
太陽を背にして正攻法で撮った姿と、反対方向から逆光でシャッターを切ったもの。
光と陰、表裏一体、光の加減で表情が一変する。
表と裏の顔が違うのは、何も桜に限らず人間も同じなんであることに思い至った。
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昔からタイミングが悪い男なんである。
飲み会でもそうだ。特に女性のマシンガントークの会話に加わる時なんぞは。
ある話題で盛り上がっているとする。Aの話題で次々といろんな女性が話始める。筆者は興味津々聞き役に徹する。ふとAに関するとっておきの話を思いだす。そうだ、これを話したらもっと盛り上がるに違いない。彼女らの話の僅かな切れ目の隙を突いて話そう。よし今だ「あのさ〜...」.....気がつけば彼女らはすでにAから全然違うBの話題に移っていたんであった。私の発した「あのさ〜...」の言葉はとたんに色褪せて宙を彷徨い、女どもの喧(かまびす)しい喧噪の渦に飲み込まれ音もなく雲散霧消するんであった。
昔からタイミングが悪い男なんである。
男なら誰しも経験あるはず。
以前から気になって仕方がない女の子ととあるバーで飲むわけで。男なら当然その次の展開を想定し、期待に胸と股間を膨らませてワクドキしながら言うのである。「あのさ〜、このあとは....」
しかしなんであった。言おうとするのと同時のタイミングで彼女は「お手洗い行って来るね〜」なんてこっちよりも先に言うのである。「次の展開」を期待した言葉はブラックホールに吸い込まれバニシングポイントに向かって消滅するのである。
昔からタイミングが悪い男なんである。
このところフレンズに行けてない。土日は仕事で埋まり行けなかったり、さあ明日の日曜は久々フレンズ行くぞと意気込んでいたら雨で中止だったり、なんである。村山杯や防犯大会、川少連大会など大事な大会が目白押しなのに。
明日土曜は本来なら野球に行けるはずだったが、息子夫婦が新居に引っ越すに当たり、リフォーム業者を紹介するために南町田のマンションまで出向く。鷺沼ヤングホークスとの「名門対名門」「強豪対古豪」の伝統の一戦なのだが残念至極である。
昔からタイミングが悪い男なんである。
がしかし、シャッターチャンスには滅法強いのかもしれない。100枚撮って自画自賛の画は2,3枚かもしれないが、漫然と1000枚撮って1枚もいい画が撮れないよりは良い。ことに少年野球のような動くターゲットを狙う場合、無駄にシャッターを切りたくないので直感に任せてここぞという時に撮るわけだが、不思議といい画が撮れちゃうことが多い。
桜満開の過日のことではある。毎年近所に咲く見事な枝垂(しだ)れ桜を楽しみにしている。今年も仕事の一服がてらiPhoneで撮ってみた。
太陽を背にして正攻法で撮った姿と、反対方向から逆光でシャッターを切ったもの。
光と陰、表裏一体、光の加減で表情が一変する。
表と裏の顔が違うのは、何も桜に限らず人間も同じなんであることに思い至った。
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2015年4月12日日曜日
銀座にて
「ドコソコにて」シリーズ第2弾なんである。別にシリーズ化しているわけではないけれど。土曜日は兼ねてからの所用がありフレンズには行けず、久々の銀座へ向かった。
想い起こせばこの銀座での仕事は若い頃からいくつかあったわけで、近年では4丁目の三越のリニュアル、アイスクリームのHG銀座店、昨年は老舗シューズメーカーY屋の店舗の設計もやった。記憶にあるだけで7,8件はやっただろうか。ただしデザインからではなく実施設計。ミリ単位での詳細設計やクライアントに関することをブログネタにすればオモシロ話が満載なんであるけれど、コンプライアンスの関係でつまびらかに出来ないことも多い。守秘義務があるからであった。
所用の前に銀座に来たならばここへ寄るのが常。Appleストア銀座。折しも世間はAppleWatch発表で湧いているわけで見に行かないわけにはいかないのだ。筆者は世界シェアがWindowsとIBMが世界を席巻していた頃、Appleが三流パソコンメーカーだった頃からのファンなんである。今や世界一の企業になっちゃったけれど。そういえば大阪のAppleストアの仕事も数年前にやったことがあった。憧れのあのAppleの仕事だ、歯を食いしばって徹夜したこともある。夜中の2時に担当者とメールのやりとりもしばしば。(Appleから請け負ったクライアントとの)
何の変哲もないのっぺらぼうの店内のシンプルな造作物。しかしその断面内部構造は想像を絶するほどの緻密な計算と部品によって成り立っていたんである。スティーブ・ジョブスの名言「Macはシンプルで美しくなければならない。それは人の目に触れない内部構造においても美しくなくてはならない」と言って、ICチップの配列の美しさにまでこだわったんである。贅肉を極限までそぎ落し、しかも最強最速のコンピュータを作った。そんなことを想い起こした。
ストアではAppleWatchに人々が群がっていたのは言うまでもない。このディスプレイテーブルも実は見えない部分でしっかり設計されているんである。最低でも数万円、写真のようなEDITIONタイプは数十万から数百万するらしい。
所用を終えて銀座通りを歩いてみる。ホコ天であった。銀座ホコ天は4丁目から京橋方面へは何度もあるが、8丁目への新橋方向へは何年ぶりか。
歩いていると妙に視界が開けて明るいゾーンに出くわした。驚いた。銀座松坂屋が取り壊されてばっくり穴が開いたような空間で、建設の槌音高く巨大クレーン車の首が乱立していたんである。若い頃筆者は学生を終えてのち1年ほどここの近くの銀座のバーで、アメリカ留学資金を貯めるためにアルバイトをやっていた。二十歳そこそこの若造の、結婚前のことである。当時この松坂屋にも思い入れがあった。それがすっからかんになっていたんである。なんだかなあ〜。ココロにもぽっかり穴があいたような気分であった。
それにしてもなんであった。
去年あたりから日本への海外からの観光客が激増し、巷には外国人観光客が溢れていることは周知のこと。確かにその現象は顕著である。アジア圏、西欧からもどっと押し寄せてきているのはみなさんもご存知であろう。筆者は日本が閉ざされた島国根性に汲々とするよりは、広く国際社会に馴染み日本人がワールドスタンダード的にグローバルな感覚を身につけられるという意味で、外国人が日本を訪れることに大歓迎である。更に私たちは国際社会で恥ずかしくない日本になるために努力をすべきで、それを啓蒙する意味においてもだ。
特に中国人富裕層の「爆買い」がマスコミを賑わす格好のネタになったことは記憶に新しい。しかし皆さんも感じているように、この中国人観光客には参った(^-^)
この銀座ホコ天でも大挙して闊歩していた。すれ違ったときに耳に届く会話は日本語よりも圧倒的にチャイニーズのほうが多かったんである。ここまでとは...。
日本人ならば道路を歩いていて正面から鉢合わせになった時は、他人同士でもお互いに道を譲り合い「あっ、ごめんなさい」などと軽く会釈しながら通り過ぎるのは日常である。日本人独特の「奥ゆかしさ」であろうか。彼らは違った。ぶつかりそうになった時によけるという概念がないかのようだ。ラグビーで言えば筆者はボールを持ったフォワードのように、声高に押し寄せる敵を避けながらジグザグ走行し前進するんであった。
昨年仕事をやった婦人シューズの老舗Y屋を見ておこうとその店頭で手を後ろに組み静かに中を観察していた。
ふむふむこんな感じになったのか。ここは図面どおりだが、ここは現場でやむなく変更になったのだな....。
.....と、後ろからドヤドヤやってきたんであるチャイニーズ団体の方たちが。まるでコンビニに入るような気軽さで。リーダー格(?)のオジサンは頭からつま先まで高級ブランドで身を固めたのは一目瞭然。しかし全体のコーディネートはバラバラで一貫性がなく、盆と正月が一緒にやってきたチンドン屋みたいだった。「コーディネートはこうでねえと」という日本のダジャレオヤジギャグの金字塔を知らないようだ。苦笑しながら銀座をあとにする。写真は4丁目交差点。
(※アパルトヘイト的、「JapaneseOnly」的な人種差別の意は全くない。事実を感じたままに書き綴った感想である。あしからず)
しかしなんであるの反面教師。
昭和時代の日本人は西欧において同じ目でもって見られていたことを忘れてはいけないのではないだろうか。ドブネズミ色のスーツに牛乳瓶の底のような眼鏡に首からカメラをぶらさげて、マナーを守らず世界を闊歩していたわけで。「無知は罪である」って誰の言葉だっけか?日本人を揶揄する「イエローモンキー」や尻軽女子の「イエローキャブ」なんて呼ばれた時代もあった。筆者は子どもだったからあとから知ったことだが、子ども心に同じ日本人として恥ずかしかったような記憶がある。
ここまで書いて思いだした。
かく言う私も恥ずかしい経験があった。エラそうに人のことは言えないか。
20代のころパリに兄貴がいたこともあり、フランスとイギリスへ行ったんである。パリから帰国の際に空港の免税店で、会社の女の子とかにお土産のシャネルのNo.5(一番ちっちゃい小瓶)を買うのに時間をくってしまい、あろうことか飛行機に乗り込むのがギリギリの最後の乗客になってしまった。
あのときの免税店の女の子のジャップを見下した目線と、スチュワーデスの眉間にシワを寄せて睨みつけた顔は今でも忘れていない。
傲慢にならず、日本人としての恥を忘れず、かといって西欧に臆することなく...。
そんなJapaneseになりたい。
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想い起こせばこの銀座での仕事は若い頃からいくつかあったわけで、近年では4丁目の三越のリニュアル、アイスクリームのHG銀座店、昨年は老舗シューズメーカーY屋の店舗の設計もやった。記憶にあるだけで7,8件はやっただろうか。ただしデザインからではなく実施設計。ミリ単位での詳細設計やクライアントに関することをブログネタにすればオモシロ話が満載なんであるけれど、コンプライアンスの関係でつまびらかに出来ないことも多い。守秘義務があるからであった。
所用の前に銀座に来たならばここへ寄るのが常。Appleストア銀座。折しも世間はAppleWatch発表で湧いているわけで見に行かないわけにはいかないのだ。筆者は世界シェアがWindowsとIBMが世界を席巻していた頃、Appleが三流パソコンメーカーだった頃からのファンなんである。今や世界一の企業になっちゃったけれど。そういえば大阪のAppleストアの仕事も数年前にやったことがあった。憧れのあのAppleの仕事だ、歯を食いしばって徹夜したこともある。夜中の2時に担当者とメールのやりとりもしばしば。(Appleから請け負ったクライアントとの)
何の変哲もないのっぺらぼうの店内のシンプルな造作物。しかしその断面内部構造は想像を絶するほどの緻密な計算と部品によって成り立っていたんである。スティーブ・ジョブスの名言「Macはシンプルで美しくなければならない。それは人の目に触れない内部構造においても美しくなくてはならない」と言って、ICチップの配列の美しさにまでこだわったんである。贅肉を極限までそぎ落し、しかも最強最速のコンピュータを作った。そんなことを想い起こした。
ストアではAppleWatchに人々が群がっていたのは言うまでもない。このディスプレイテーブルも実は見えない部分でしっかり設計されているんである。最低でも数万円、写真のようなEDITIONタイプは数十万から数百万するらしい。
所用を終えて銀座通りを歩いてみる。ホコ天であった。銀座ホコ天は4丁目から京橋方面へは何度もあるが、8丁目への新橋方向へは何年ぶりか。
歩いていると妙に視界が開けて明るいゾーンに出くわした。驚いた。銀座松坂屋が取り壊されてばっくり穴が開いたような空間で、建設の槌音高く巨大クレーン車の首が乱立していたんである。若い頃筆者は学生を終えてのち1年ほどここの近くの銀座のバーで、アメリカ留学資金を貯めるためにアルバイトをやっていた。二十歳そこそこの若造の、結婚前のことである。当時この松坂屋にも思い入れがあった。それがすっからかんになっていたんである。なんだかなあ〜。ココロにもぽっかり穴があいたような気分であった。
それにしてもなんであった。
去年あたりから日本への海外からの観光客が激増し、巷には外国人観光客が溢れていることは周知のこと。確かにその現象は顕著である。アジア圏、西欧からもどっと押し寄せてきているのはみなさんもご存知であろう。筆者は日本が閉ざされた島国根性に汲々とするよりは、広く国際社会に馴染み日本人がワールドスタンダード的にグローバルな感覚を身につけられるという意味で、外国人が日本を訪れることに大歓迎である。更に私たちは国際社会で恥ずかしくない日本になるために努力をすべきで、それを啓蒙する意味においてもだ。
特に中国人富裕層の「爆買い」がマスコミを賑わす格好のネタになったことは記憶に新しい。しかし皆さんも感じているように、この中国人観光客には参った(^-^)
この銀座ホコ天でも大挙して闊歩していた。すれ違ったときに耳に届く会話は日本語よりも圧倒的にチャイニーズのほうが多かったんである。ここまでとは...。
日本人ならば道路を歩いていて正面から鉢合わせになった時は、他人同士でもお互いに道を譲り合い「あっ、ごめんなさい」などと軽く会釈しながら通り過ぎるのは日常である。日本人独特の「奥ゆかしさ」であろうか。彼らは違った。ぶつかりそうになった時によけるという概念がないかのようだ。ラグビーで言えば筆者はボールを持ったフォワードのように、声高に押し寄せる敵を避けながらジグザグ走行し前進するんであった。
昨年仕事をやった婦人シューズの老舗Y屋を見ておこうとその店頭で手を後ろに組み静かに中を観察していた。
ふむふむこんな感じになったのか。ここは図面どおりだが、ここは現場でやむなく変更になったのだな....。
.....と、後ろからドヤドヤやってきたんであるチャイニーズ団体の方たちが。まるでコンビニに入るような気軽さで。リーダー格(?)のオジサンは頭からつま先まで高級ブランドで身を固めたのは一目瞭然。しかし全体のコーディネートはバラバラで一貫性がなく、盆と正月が一緒にやってきたチンドン屋みたいだった。「コーディネートはこうでねえと」という日本のダジャレオヤジギャグの金字塔を知らないようだ。苦笑しながら銀座をあとにする。写真は4丁目交差点。
(※アパルトヘイト的、「JapaneseOnly」的な人種差別の意は全くない。事実を感じたままに書き綴った感想である。あしからず)
しかしなんであるの反面教師。
昭和時代の日本人は西欧において同じ目でもって見られていたことを忘れてはいけないのではないだろうか。ドブネズミ色のスーツに牛乳瓶の底のような眼鏡に首からカメラをぶらさげて、マナーを守らず世界を闊歩していたわけで。「無知は罪である」って誰の言葉だっけか?日本人を揶揄する「イエローモンキー」や尻軽女子の「イエローキャブ」なんて呼ばれた時代もあった。筆者は子どもだったからあとから知ったことだが、子ども心に同じ日本人として恥ずかしかったような記憶がある。
ここまで書いて思いだした。
かく言う私も恥ずかしい経験があった。エラそうに人のことは言えないか。
20代のころパリに兄貴がいたこともあり、フランスとイギリスへ行ったんである。パリから帰国の際に空港の免税店で、会社の女の子とかにお土産のシャネルのNo.5(一番ちっちゃい小瓶)を買うのに時間をくってしまい、あろうことか飛行機に乗り込むのがギリギリの最後の乗客になってしまった。
あのときの免税店の女の子のジャップを見下した目線と、スチュワーデスの眉間にシワを寄せて睨みつけた顔は今でも忘れていない。
傲慢にならず、日本人としての恥を忘れず、かといって西欧に臆することなく...。
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有馬フレンズOB、宮前Queens、宮前区少年野球連盟のブログを通じた広報担当です。写真と文章のブログ、たまには個人的日々雑感も。
2015年4月9日木曜日
赤門前にて
仕事の打ち合わせがあり、本郷三丁目へ。
本郷と言えば、日本の最高学府と称される東大赤門である。打ち合わせのあとちょっと寄ってみた。
東京の桜はあらかた散った頃だが、なぜかここの桜はドストライクに満開に咲き乱れていたんである。
若い頃もしここに通うような学生であったなら、今頃は全く違う人生を送っていただろうか。春の陽気に誘われたわけではないが、赤門をちょっとくぐってみた。
ケツの座りが悪く15秒で出てきた。チョッピリ頭が良くなったような気がしたのは、無論気のせいであるに違いない...。(^-^)
※iPhoneから投稿。
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2015年4月6日月曜日
ガラスのトロフィー
フレンズにとって貴重な財産であった29番コーチが転勤で関西へ去ってしまった。そこまでのイキサツは先日来から幾度かここで書いてきた。その名はトミー。送別会、最後の試合、そして別れ。春休みということもあり、新幹線に乗り込む前に子どもたちがTomiokaファミリーを見送りに行ったんである。
※写真はフレンズLINEから転載。
ところでなんである。その盛大に行われた送別会は「6年生を送る会」に匹敵する規模なんであった。子ども、コーチからの色紙を始め、母たち手作りの品や花束...etc。
筆者の役どころは記念の写真立て製作と、会を盛り上げるための企画演出、レジュメ作成なんであった。更に母たちからトミー夫人Mayumiちゃんへの贈り物があるわけで、当然我々オヤジどもからも記念の品を送りたい。密かに暗躍したんである。フレンズ関係のほとんど全員の男どもにメールを送った。トミーへの感謝を込めて皆で記念品を贈ろうではないかと。
ここ数年仕事の関係でチームに顔を見せなくなった元監督のOhtsuboさん。実は筆者先日大田区での仕事の打合の帰りに偶然駅のホームで彼に遭遇したんであった。電車の中で談笑しながらふとOさんが言った「そういえばTさん。今度のTomiokaさんの送別会の記念品ですよね。これお願いします」と、言って財布を取り出したのであった。
一人数百円のカンパであるが数が叶えば大きなうねりとなる。それはまるで突出した少年野球選手が一人いても試合には勝てないが、チームメイト全員のチカラを合わせれば頂点を極めることが出来る、「和のチカラ」に似ているではないか。
記念品のチョイスにはいろんな候補があったけれど、野球用品ではひとかたならぬこだわりを持つトミーのお眼鏡に叶うものは難しい。ならば野球用品ではないものを....。でも野球バカの彼にはナニか野球に関するものを....。腕を組み沈思黙考の筆者。
ネットで検索すること数時間。あった、これだ。
トロフィーである。ただのぺらんぺらんのチープなトロフィーでは面白くない。重量感のあるガラスのトロフィーである。
真鍮のプレートに普通のお仕着せの刻印だと価値が半減しちゃうではないか。オプションでレーザー刻印ならばオリジナルデータでも自由に刻印出来るとのこと。迷わずそれをチョイスし、原稿を練ってデータを作成。タイトルを「感謝」としようと思ったがあえて「Special Thanks!」とした。更にチームロゴもレーザー刻印。これで世界にひとつしかないものになったはずだ。
このブログに登場する人名は公人故人以外は、テキストデータでは日本語フルネームを持ちいずあえて姓・名の片方だけを英文表記としている。筆者なりの少年野球「晴耕雨読」的自主規制なんである。フレンズだけならいざ知らず、他チームにも配慮してのことだ。個人情報保護やら肖像権やらプライバシー侵害やらに少しでも抵触しないがためでもある。でもこれはあえて実名の写真で行っちゃう。トミーなら笑って寛容することを知っているからだ。
レーザー光線というものの詳しい蘊蓄は筆者にはない。しかしレーザーメスなら知っている。外から体内へのレーザー照射により腫瘍除去などの無血オペが出来るアレである。このトロフィーの打者部分の掘込みもそれである。無垢材のガラスの塊に対して内部を3D的にくり抜いてしまう、なんである。
驚きの技術である。昨今話題の「3Dプリンター」もこの技術の延長線上にあるのだろう。
これは絶対やってみたくなるんである。部屋の照明を消して懐中電灯で上からピンスポ的に照射してみる。先の明るい写真と比べられたし。前出の写真は昼光色の蛍光灯での光によるもので暖色が目立つ。プリズムガラスというものの特性なんであろうか。部屋を暗くしLEDの懐中電灯による照射では寒色の青色が強調された姿がおぼろに浮かび上がった。
「青の洞窟」に紛れ込んだような、ちょっと息を呑むような、なんとも美しい凛とした立ち姿ではないか。
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※写真はフレンズLINEから転載。
ところでなんである。その盛大に行われた送別会は「6年生を送る会」に匹敵する規模なんであった。子ども、コーチからの色紙を始め、母たち手作りの品や花束...etc。
筆者の役どころは記念の写真立て製作と、会を盛り上げるための企画演出、レジュメ作成なんであった。更に母たちからトミー夫人Mayumiちゃんへの贈り物があるわけで、当然我々オヤジどもからも記念の品を送りたい。密かに暗躍したんである。フレンズ関係のほとんど全員の男どもにメールを送った。トミーへの感謝を込めて皆で記念品を贈ろうではないかと。
ここ数年仕事の関係でチームに顔を見せなくなった元監督のOhtsuboさん。実は筆者先日大田区での仕事の打合の帰りに偶然駅のホームで彼に遭遇したんであった。電車の中で談笑しながらふとOさんが言った「そういえばTさん。今度のTomiokaさんの送別会の記念品ですよね。これお願いします」と、言って財布を取り出したのであった。
一人数百円のカンパであるが数が叶えば大きなうねりとなる。それはまるで突出した少年野球選手が一人いても試合には勝てないが、チームメイト全員のチカラを合わせれば頂点を極めることが出来る、「和のチカラ」に似ているではないか。
記念品のチョイスにはいろんな候補があったけれど、野球用品ではひとかたならぬこだわりを持つトミーのお眼鏡に叶うものは難しい。ならば野球用品ではないものを....。でも野球バカの彼にはナニか野球に関するものを....。腕を組み沈思黙考の筆者。
ネットで検索すること数時間。あった、これだ。
トロフィーである。ただのぺらんぺらんのチープなトロフィーでは面白くない。重量感のあるガラスのトロフィーである。
真鍮のプレートに普通のお仕着せの刻印だと価値が半減しちゃうではないか。オプションでレーザー刻印ならばオリジナルデータでも自由に刻印出来るとのこと。迷わずそれをチョイスし、原稿を練ってデータを作成。タイトルを「感謝」としようと思ったがあえて「Special Thanks!」とした。更にチームロゴもレーザー刻印。これで世界にひとつしかないものになったはずだ。
このブログに登場する人名は公人故人以外は、テキストデータでは日本語フルネームを持ちいずあえて姓・名の片方だけを英文表記としている。筆者なりの少年野球「晴耕雨読」的自主規制なんである。フレンズだけならいざ知らず、他チームにも配慮してのことだ。個人情報保護やら肖像権やらプライバシー侵害やらに少しでも抵触しないがためでもある。でもこれはあえて実名の写真で行っちゃう。トミーなら笑って寛容することを知っているからだ。
レーザー光線というものの詳しい蘊蓄は筆者にはない。しかしレーザーメスなら知っている。外から体内へのレーザー照射により腫瘍除去などの無血オペが出来るアレである。このトロフィーの打者部分の掘込みもそれである。無垢材のガラスの塊に対して内部を3D的にくり抜いてしまう、なんである。
驚きの技術である。昨今話題の「3Dプリンター」もこの技術の延長線上にあるのだろう。
これは絶対やってみたくなるんである。部屋の照明を消して懐中電灯で上からピンスポ的に照射してみる。先の明るい写真と比べられたし。前出の写真は昼光色の蛍光灯での光によるもので暖色が目立つ。プリズムガラスというものの特性なんであろうか。部屋を暗くしLEDの懐中電灯による照射では寒色の青色が強調された姿がおぼろに浮かび上がった。
「青の洞窟」に紛れ込んだような、ちょっと息を呑むような、なんとも美しい凛とした立ち姿ではないか。
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有馬フレンズOB、宮前Queens、宮前区少年野球連盟のブログを通じた広報担当です。写真と文章のブログ、たまには個人的日々雑感も。
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