2011年7月4日月曜日

ヘルメットの鑑賞の仕方

小生デザインの震災復興支援のステッカーが本日全チームに配られた。
このブログでも何度か書いているので詳細は割愛だけど、宮前区少年野球連盟の復興支援活動のひとつである。1,000枚近く配付。連盟のKasahara&Nishimura両氏の尽力に感謝。
早速「一級ステッカー貼り士」の免許を持つ小生が貼ってみた。プロの手技をもってしてもかなり熟練のテクニックを要するんである。なぜならヘルメットの凹凸は各チーム各メーカーによって千差万別で、三次曲面にシワや気泡を発生させずに均等平滑に貼るのは結構難しいわけで。どんだけ困難かというと、線路に立ちはだかったアルプスの少女ハイジが、爆走する機関車を止めるくらいに困難........ほどでもないけれど。それでも試合用ヘルメ14個にペチペチ貼ってなんとか完成。我がフレンズでは今年ヘルメを新調したばかり。それをいろんな角度から撮ってみた。


しかし人間の発明した「道具」というモノはやはり人間の使用に供されてナンボの世界である。じっと黙して鎮座しているモノたちも味わい深い彩りを放つものであるけど、野球道具に至ってはやはりヒトに使われてこそ、その真価を発揮しちゃうんですね。今日の紅白戦でのベストショットがこれ。

紅白戦と併行して今日は「お父さんのための審判講習会」を開催。
近年お父さんたちのチーム参加率が低く、クルマ出しや設営、審判などの重要な役割を数少ない父と母、スタッフでまかなって来た。しかしこのところ新しい子も入ってきてお父さんもかなりグランドへ足を運んでくれるようになったわけで、こんなに嬉しいことはない。どんだけ嬉しいかというと、早春の野原でアルプスの少女ハイジがタンポポの花を見つけた時くらい嬉しい。
実地訓練の試合前にNishi専任審判員がお父さんを集めて講習会。
父たちが熱中症で倒れちゃうんじゃないかと思うくらいに、Nishiさんは講義に熱中。しゃべりだしたら句読点なしに話し続ける、彼らしい講習である。紅白戦とはいえ我が子が試合に出るし、亭主も審判で檜舞台に立つし、ということで新しいお母さんたちもワンサカ娘状態、ギャラリー席も満杯である。
こういう傾向はここ数年チームの行く末を憂いていた我々指導陣スタッフにとっては、心から本当に嬉しいことなのだ。選手数50〜60人などのマンモスチームにはわからない苦労ありきなんである。

お父さんたちが各審判のポジションに付き交代持ち回りでローテーションを組み、主審も経験してもらった。中でも写真の二人は同じ沖縄出身の同い年、仲良しのKamiya&Ohshiroさんだ。この絵を見ていたら小生の昔書いたブログ「ミーアキャット」を想い出した。全く同じ雰囲気をかもしている二人なので特別編集、掲載しちゃう。
因に「珍百景ミーアキャット現象」のURLはこれをクリック(^^)
http://t-tessey9694.blogspot.com/2009/05/blog-post_4410.html
そのあとは居酒屋その2で慰労会を開催、和気藹々でオヤジどもの夜は更けていくのであった。


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2011年7月1日金曜日

少女野球「宮前Queens」

その少女は小学3年のころ、兄にくっつくようにして少年野球チームに行くようになった。すでに入部していた先輩の女子選手と遊ぶうちに、いつの間にか自分もユニフォームを着るようになった。5年生の時Bチームのピッチャーとしてマウンドに立つ。当時土橋ウルフ(現富士見台ウルフ少年野球クラブ)のやはり同じ女子投手(Emiriちゃん)と死闘を演じたりして。
監督のチーム全員への指示で毎夜、外に出て素振りを100本。
一週間で挫折。理由は女の子が夜バットを振り回して、通りすがりの大人たちに奇異な目でみられるのがたまらなく嫌だったからだ。それからは自宅マンションの居間で素振りを繰り返す。
一時期悩んだ。男子に混じって一人だけ女の子として野球をやることに。辞めようと思った。日曜の朝機嫌が悪くなることが多くなった。
しかしあっという間に時は経ち....。
6年生の時にはセンターを守った。レフトの男子の頭上を軽く超えるヒット性の飛球を、カバーに回った少女がランニングキャッチ。振りむきざま二塁へ送球...。
今の彼女にとって少女時代に野球をやってこれた事は、きっとココロの財産になってるに違いない。.....(筆者の娘でした)

その少女も小学低学年のころ、兄にくっつくようにして少年野球チームに行くようになった。親に似て天真爛漫、人見知りのしない明るく元気な女の子。やはりいつの間にか自分もユニフォームを着るようになった。すぐに男子に混じりグランド狭しと駆けまわる。それでもやはり女子。外野ノックなどはどうしても正面で捕ることが出来なかった。脚が速かったので左打者に転向させられたり。高学年になるにつれ、女子といえども男子と同じように厳しい檄が飛ぶ。
それでも少女は明るく元気。
しかしいつの頃からか、やはり毎週男子に混じって野球をやることに抵抗感が芽生える。週末の土日は友達の女の子と遊びたいわけで。
日曜の朝日は彼女から笑顔を奪った。辞めようと何度も思った。
そんな中、自チームに属しながら宮前の女子野球チームにも通うようになった。
宮前Queens。
同じ女子同士野球を通じて話がはずむ。仲良しも出来た。いつもの明るいキュートな一人の女の子に戻った。野球を通じて笑顔を取り戻した。
6年生、Queensとして最後の試合。会場はジャイアンツ球場。
コツコツとランナーが塁に溜まった。少女に打席が回って来る。誰かが激しくドアをノックするように心臓が大きく波を打つ。
思い切りバットを振り切った。
白球は外野手の頭上を一直線に飛び越え外野を転々。応援席からの大歓声を浴びながら俊足の彼女は次々とベースを蹴った。見事ランニングホームラン。
今少女は中学でソフト部に所属し楽しく頑張っている。
これから大人になる彼女にとって、小学生時代に野球をやってきた事は、きっとココロの財産になっているだろうに違いない。.....(うちのチームのOBの子でした)

川崎市宮前区には新聞折り込みの「タウンニュース」というものがある。
毎金曜刊の神奈川全域と町田をカバーする巨大タウン紙である。地元では各家庭で読まれている人気の地域情報紙だ。
先日のこの紙面に「宮前Queens」が載った。
自分のチームに所属しながらこの女子チームに登録はもちろん、単独で参加することも全然大歓迎だ。13名の野球大好き少女たちが活躍している。ここでも何度か登場している超小学生級スラッガーMちゃんが主将。やはりお兄ちゃんが鷺沼のチームで野球をやっていた影響で入部。妹とともにQueensにも所属し、チームの大黒柱だ。更にこのブログコメント欄でもお馴染み、記念誌プロジェクトの通称「社長」こと連盟副会長Kasahara氏が代表を務める。
全世界の小学生女子軟式野球チームの関係者のみなさん。もしこちらへ来ていただけるなら練習試合を組みませんか。アラスカの「ホワイトベアーズ」でもオーストラリアの「キューティーコアラーズ」でもアメリカの「ニューヨークヤンキードーターズ」でも、もちろん中国の「熱烈少女棒球団」でも、更に韓国の「野球少女時代軍」でも大歓迎である。但し飛行機代はそちら持ちにて(^^)
7月16日には第四公園にて体験会を開催予定。是非多くの子の参加を期待したい。
お問い合わせはマネージャーの山口さん下記アドレスまで。
reochanpapa2@docomo.ne.jp

最後に「タウンニュース宮前区版/No.1056H23年6月24日号」からそのまま紙面を転載。左下は筆者トレース制作、出来立てほっこほこのロゴデザイン。
クリックで拡大。(※タウンニュース社さんゴメンナサイ。承諾得る前に掲載。いずれ事後承諾を得ようと思います)
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2011年6月29日水曜日

宮前歴史調査団

仕事が谷間になった今日の夜は、久々に記念誌の仕事に着手。
表紙を含めたカラーページ数ページ分を担当し、ほぼほぼ完成ではあるけれど、最後の調整や追加、修正などそれなりに手間をくう。中でも宮前区少年野球チームのマップ作り。「戦国絵巻」「群雄割拠」をテーマに宮前区の地図に各チームロゴや本拠地とする小学校のGoogleMap衛星写真を配置。このページのひだり隅がどうにも空きがある。そこで野球とは関係なくても戦国時代にちなんで宮前の歴史を調査することに。これが間違いの元。家にある配偶者所蔵の宮前関連の冊子を見だしたら、記念誌そっちのけで没頭。全国のみなさんも地元の役所へ行けばそれなりのパンフなどがもらえるはず。すぐ近くに古墳があったり、石器や土器が発見されていたり...。
まだこの記念誌ページを掲載出来ないのが残念!!

ここから「タウンニュース」という折り込み紙に掲載された、Ka社長のドアップ写真や、チームロゴを制作し直した宮前Queensという女子軟式野球チームの掲載された記事などを載せようと思ったけれど、今日は断念。宮前歴史調査団から帰還するのが遅すぎた。またの機会に。

さて、先日のブログ写真3択問題の解答編である。
ビンテージカメラに乗せた黄緑の物体はなんぞや?

1=床に落ちていた明治マーブルチョコを拾いあげカメラに乗せた。
2=食卓に転がっていた枝豆をつまんでカメラに乗せた。
3=ドラゴンボールの悟空に頼み込んで一粒だけ仙豆(せんず)をわけてもらいカメラに乗せた。

これに対してKa社長からコメント。
おはようございます♪
いや~レトロなカメラですね!ちゃんと今でも写すことが可能なんですか?
クイズ、三択の前に『そら豆』って言おうとしたら、そら豆がなかった(^^)」


社長、ほとんど正解です。
更に夜中になってメールあり。N村編集長から。相変わらず鋭いのでコピペ。
「3」です。
Inoueさんなら持っていると、以前から思っていました。。
「トモダチ作戦」のワッペンを持っているのも、Inoueさんなら不思議ではありません。「仙豆」、頼めば分けてもらえますよね。ハーレーにまたがって、「下界」と「天界」を何度も往復してくれそうですよね。
P.S
Inoueさんの奥さんは、かなりの包容力のある方だとお見受けしました。
悟空の奥さんの「チチ」にも見習せたい…ですね。

これに小生が返したメール。正解はこれです。
「3で正解!「晴耕雨読」に模範解答として掲載予定〜」(^^)
誰か、悟空の携帯番号おしえて〜!
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2011年6月28日火曜日

100兆円の仙豆?

黒木メイサが言った.....「私でいいんですか?」
香取慎吾が言った..........「キミじゃなきゃだめなんです!」
フジTVの「月9」最終回。晩メシ喰いながら観ていた。
黒木メイサがこのセリフをTVの中で言ったとたんに、筆者は香取慎吾が言う前に茶碗片手にすかさずつぶやいた「キミじゃなきゃだめなんです!」と。
次の瞬間TVで香取慎吾が同じこのセリフを言った。一言一句ドンピシャリ。
俺の勝ち!(何が「勝った」のか不明だけど)

昨日月曜の晩はチームオトナ数人で呑んだことは前回書いた。居酒屋その1で野郎ども数人集合。さんざん呑んだあとお開きになり外へ。
「Inoueさん、さっき話に出た野球カード、もし良かったら今から自宅戻ってあとで持って行こうか?」
「いいっスねえ〜。持って来て下さいよ」
話は決まった。小生オヤジどもに号令。
「30分後にInoue家に集合!」
午前0時くらいまで長居してしまった。秘密基地に夜襲をかけちゃって、Inoue母さんゴメンナサイm(_ _)m

そのInoueコーチは何度もこのブログで紹介してるように「モノマニア」なんである。しかも何かひとつのモノに特化したコレクターではなく、その守備範囲は広い。ライトのイチロー並である。
でこの写真。ヴィンテージカメラの「Argus」(アーガス)。
それに震災復興で来日した米軍の作戦指令名「トモダチ作戦」のレアなワッペン。
そうだ今閃いた。このカメラの上に載っている黄緑色の物体はなんでしょうか?

N村編集長の強い希望により、今回は三択問題でいっちゃう。
1=床に落ちていた明治マーブルチョコを拾いあげカメラに乗せた。
2=食卓に転がっていた枝豆をつまんでカメラに乗せた。
3=ドラゴンボールの悟空に頼み込んで一粒だけ仙豆(せんず)をわけてもらいカメラに乗せた。

もし3番なら...ネットオークションにこの仙豆を出品したら、100兆円以上の値が付くに違いない(^^)
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2011年6月27日月曜日

ブログの引出し

今は日曜日の深夜AM1:00前。
フレンズオヤジの飲み会の帰り、ママチャリでやっと帰還。
最近たんまりとブログネタを引出しにしまい込んでいる。書きたいのはヤマヤマ。でもこんな時間。TVではF-1のエキゾーストノートが金切り声をあげている。
明日もがっつり仕事もあるし....。

1=連盟Ka社長(通称)が、あるタウン紙に載った話。
2=同じく宮前Queensも載った話。
3=小生の娘の夫が起こした会社のロゴデザインの話。
4=本日Inoueさんちに行ってチームオヤジ数人で飲んだ話。
5=震災復興支援米軍の「トモダチ作戦」のワッペンの話。
6=諸々の世間のよしなしごと。
7=「サンダーバード」や「謎の円盤UFO」の話.........,8,9,10.....
こんなに書けるネタがあるのにじっくり書いてる時間がない。
ということで今日はご勘弁。
ずるずると今日はもう寝ます....ZZZZZ
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2011年6月26日日曜日

1=m/3mec...予想だにしない展開

賢明な読者の方あるいはヘビーローテのリピーターの諸氏ならば、以前の小文5月に書いた「新単位について」をご記憶の方も多いはず。
強風によってスカートが何度かメクレルうちに、奇跡的に見えちゃったことを表す単位が...(m/mec)=ミエテル・パー・メクレルなんである。
3回めくれてそのうち1回見えちゃったら...1=m/3mec。

昨日所用にて自宅を出て、すこすこ歩いて10分ほどのある店へ出かけた。
強風の吹く日だった。(←この一行を読んだ瞬間、聡明なる男性読者はきっとニンマリしているに違いない) あるバス停に近づいた。前方には5,6人の行列が見える。全員女性である。中に妙齢の素敵な女性がいた。しかもフレアーのミニ。
各方面の種々の厳しい条件が奇跡的に三拍子出揃ったわけで。
「妙齢の女性」「フレアーのミニ」「強風」
あたかも新垣結衣と長澤まさみと加藤綾子が一緒に自宅へ押し寄せて来たかのようだ。

小生がバス停の列に到着するまであと10メートル。最初の波が来た。
1めくれた。...ちょっと心臓がぷるんと震えたような気がした。

小生がバス停の列に到着するまであと5メートル。次の波が来た。
2めくれた。...かなり心臓がばくんと震えたのを認識した。

小生がバス停の列に到着するまであと1メートル。3番目にして最大の波が来た。
3めくれた。
1=m/3mec、行くか!と思った次の瞬間...かの女性はスッと右手でスカートの裾を押さえてしまった。熟練のスキル保有者であった。
(う〜む、敵もさるもの、なかなかやるのうオヌシ!)
と思いココロの中で彼女に拍手を送りつつ、平常心に戻りバス停を通りすぎようとした瞬間、彼女の前にいたコブ取り爺さんならぬ、小太りオバチャンのスカートがめくれて、すげえ至近距離で見えちゃったんである。
あまりに予想だにしない展開に一瞬何が起きたかすら理解できず。
今晩夢にうなされることを覚悟しつつも、頭の中のDVDレコーダーから今の映像を速攻消去。
どーか、一切なかったことにして下さい。(^^)
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2011年6月24日金曜日

違う角度で見てみよう


仕事でちょいと忙しく、もう寝なきゃの午前1時。
しかしながら昨日の写真クイズの回答をお寄せいただいた、大勢の方の期待を裏切って自分だけ安穏と寝るわけにもいくまい。どんだけ大勢かと言えば、全世界中からなんと2通の回答を頂いたわけである。
しかもそのうちの一人には半ば脅迫じみた脅しをかけて、無理矢理答えてもらった。相当惜しい回答がこれ。
匿名さんから
最初は「将来を見据え、変化球を覚えようとしてる少年」と思ったのですが、どうやら違うみたいですね。
ズバリ「キャッチャーが盗塁を差そうとセカンドに投げようとしたが、ピッチャーと2塁の間にいるカメラオジサンにケガさせちゃマズイと思って送球を止めた心優しき少年の右手」でしょう。
やっと当たったぁー。

ほぼ正解...だけど完璧にあらず。キャッチャーではなくピッチャーでした。
私はセンターの更に後方のネットの後ろにカメラを構えて撮ったんである。
つまりピッチャーが打者に今まさに投球せんとす、という投手の後ろ姿を捉えたもの。握ったボールと主審のマスクがカブりドアップにして掲載。



たまに掲載するこの写真クイズは、正解かどうかということよりも、こんな角度やこんな見方をすればちょっと違った世界が見えてきて面白いよねっ...というのが狙いなんです。
これにはオチがあって....その意味で実際に撮った全体写真はこれ。実はセンターHiroの股ぐらから狙ったアングルである。地面にへばりついてカメラを構えた小生をチラチラ見ていたHiroは、ずっと怪訝そうな顔をしていたもんだ。
まさにこれが昨日のブログに書いた「センターライン」である(^^)
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