2011年11月11日金曜日

11.11.11.11.11.11

昨晩遅くに図面を描きあげたものを今朝、クライアントへメール。
ファイル名には日付を入れて。
「111111_2F-B5_PLAN.mcd」なんて。
もうお分かりですね。
つまり今日は2011年11月11日なんである。
だからどーしたって話ではある。
午後から阿佐ヶ谷の現場へ行かねばならず、それまで少し時間が空いたので、いつもは真夜中に書くブログなのに、とても珍しいことだけれども、こんな昼間にちょっとブログアップを。
Amazonで買った¥780の電波時計のアラームをわざとAM11時11分にセット。
ついにその時はやってきた。頼みもしないのに。
アラームの音がピピピッと鳴り出してから、10秒後にデジカメのシャッターを切る。それがコレ。
2011年11月11日11時11分11秒。
だからどーしたって話ではある。
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2011年11月9日水曜日

チームを超えて野球を超えて.2

一昨日の20周年記念イベント大会のPART2、午後の部なんである。
毎年やりたいよね、という声が全世界から届いているんである。

サッカーの世界では昔から「ナニナニJAPAN」が流通しており、例えば「加茂JAPAN」「トルシエJAPAN」「岡田JAPAN」などだ。野球でも「原JAPAN」などの呼称がマスコミで使われるようになった。最近では「なでしこJAPAN」が世界中を席巻したわけで。今年の流行語大賞にノミネートするんではないかと筆者密かに予想している。「あやまんJAPAN」なる意味不明のトリオもモグラ叩きのごとくあちこち出没。
我が宮前にも、「なでしこJAPAN」にひけをとらない...どころか少女時代やKARAにも勝る女子軍団がいるんである。

宮前の至宝、少女野球チーム「QueensJAPAN」じゃなかった、宮前Queensである。何度かここでも紹介したけれど、やはり女の子の野球は可愛い。(野球に限らないか)そのQueensがイベント大会午後の部のトップを切って「ロックソーラン」のダンスを特別披露。「ロックソーラン」とは、おそらくはソーラン節をロック調にアレンジしたものだ。アップテンポのソーラン節に合わせて女の子たちが踊る踊る。
記念誌写真班の筆者「なんかバックの舞台演出が寂しいなあ」...せっかくのお披露目なのだからと、私財を投げうって横断幕と看板を急遽看板業者に発注し、バックネットと丘の上に設置させたんである。発注から設置まで1時間の速攻早業。横断幕は特注サイズゆえの¥79,000、看板は巨大かつLED照明内蔵ゆえの¥9,800,000也。(税別)う〜む、半額だけでも連盟に請求しちゃおうかな。Sasaki事務局長お願いします。m(_ _)m

目を細めて孫娘を見つめるかのようなSouma連盟会長。
「Queens愛」と「ジャイアンツ愛」のKasahara連盟副会長兼Queens代表。
デンと構えてにっこり笑顔のSasakiさん。
主将Mちゃんの生みの親兼コーチ、モッチー父。
最後まで頑張れよと、心配そうに見つめるちょいワルオヤジ系Koshimizu監督。
Yamaguchiコーチは裏方仕事でバックネット裏。
その他、etc....。藤原紀香の結婚記者会見以来のカメラの放列なんであった。

最後はMちゃんがジャンケン選挙で(?)センターを務めキメのポーズ。


競技再開。
今大会イベントの華とも言える「ホームラン競争」である。
進行役のウルフToyodaさんのマイクアナウンスが軽妙洒脱の絶妙の技。子ども一人ひとりにマイクを向けインタビュー、会場をガンガン盛り上げる。
まずは模範演技、いや、模範打撃を披露したのはOgasawara連盟副会長兼富士見台ウルフ少年野球クラブ監督。
鷺沼ヤングホークスKurosu監督と同じくらいであれば、赤いチャンチャンコが似合う御歳(おんとし)である。それでも左中間外野の木立の中へ連発、綺麗な放物線を描いてまさに教科書のようなバッティング。脱帽である。筆者が脱帽するのは自殺行為に等しいから、滅多に脱帽しないのであるが。
各チームから選手が出場、予選を行い決勝に残ったのは7人。「七人の侍JAPAN」宮前の猛者(もさ)たちだ。普段の実力ならばもっとホームランを連発していたに違いないであろう面々。なにせ58,000人の大観衆だから上がっちゃうのも無理はない。けど、6球限定のトスで2,3本ホームランを打つことがいかに素晴らしいことか。大人顔負けである。


野球イベントの定番ストラックアウト。空のご機嫌は小雨がはらり、ぱらぱら。
午前の予選を通過した文字通り「腕」に自信のある各チームエースが登場。
「走攻守」というけれど、投手の場合どれに当てはまるのだろうか。一見どれにも該当しないようであるけれど、敢えて言えば「守」ではなく「攻」であろうか。ピッチャーは守備の場面で登場するけれど、実は打者に対して「攻」める人なんである。守備につきながらも同時に攻撃するのが投手独り。(我ながらいいこと言うなあ)

何が楽しいかって?
チームや野球の垣根を超えたひとと人の輪が素晴らしい。
子どもたちの笑顔がいい。
子どもながらの真剣な眼差しが素敵だ。
疲れた一日ながらその何倍ものエネルギーをもらった一日であった。
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2011年11月8日火曜日

M

今、仕事が終わったんであるんである。AM2:00前後。
朝からガッツリ図面を描いて夜には昨日のブログPART2を書く予定だった。
でも...。
娘が所用のためMを連れてきて4時間ほど預かることに。
筆者の配偶者は折悪しく、民生委員の研修旅行で福島へ一泊で不在。様子を見ながら仕事しようと思っていたが、これがあにはからんや、片時も目が離せないわけで。Mと言うのはプリプリ♪の「M」では勿論なく、Minami。「目に入れても痛くない」それである。10ヶ月である。目の中にぐりぐり思いっきり突っ込んでもちっとも痛くないわけで。放っとけばあらゆるモノを口に入れてしまう。安全第一だ。どんだけの安全基準かと言うと、遺伝子操作をしていない国産じゃがいも澱粉くらいなのだ。
仕事が出来ずに4時間をMと楽しく過ごしたあと、やっと仕事に取りかかればトラブル発生。で、こんな時間までかかってしまった。

そんなこんなで、昨日の二部構成「チームを超えて野球を超えてPART2」は明日夜に書きたいと思います。
ヤベッ。明日朝はゴミ出ししなきゃ...寝よっ。
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2011年11月7日月曜日

チームを超えて野球を超えて.1

宮前区少年野球連盟設立20周年記念イベント大会。

朝はどんより曇天の雨模様(※前回ブログでの正しいコトバの用法です)
曇天ではあるけれど、このあと大ドンテン返しの晴天は望めないはず。
てっきり中止かと思いきやの開催。日曜早朝のその瞬間、宮前区の少年少女野球に携わる民族の大移動が始まった。

20周年記念誌プロジェクトチームはこの日、記念誌に載せるための写真班を特別編成。花フラさんのNemotoさんのごっついCanon一眼レフをはじめ、各チームから担当持参のデジカメの大集合でもある。小生のNikonP100がオモチャのように見えてしまう。お台場に出現したガンダムとガンプラくらいの差があるわけで。

開会式から始まり、午前中はベーラン・遠投・ボール渡し・ドッジボール・大縄飛び・ストラックアウト・ニアバント競争・球速競争(スピードガン測定)など盛りだくさん。
大運動会の様相を呈して今にも泣き出しそうな空模様とは裏腹に、子どもたちのテンションは上がる。


大縄飛びでは運動神経もさることながら、普段のチームワークがものを言う。有馬子ども会野球部は上々の成績。応援合戦でもひときわ声が大きかった。
ドッジボールのブロックでは普段の学校での遊びとは違い、真剣にかつ楽しく勝負を競い合っている。球速スピードガンでの計測では100キロ超えの選手も出たようだ。これと遠投は筆者見ていないけれど。
昼ご飯のショットは、20数年前の幼稚園の運動会を想い出す。みんなおとなしく和気藹々弁当を開く。ヒッチコックの「鳥」のワンシーンを彷彿とさせる。

今日は疲れた。けれど普段野球以外で見せる子どもらの笑顔がそれを忘れさせてくれる。周年行事として全国的にこんな同じようなイベントを催す地区はあるのだろうけれど、ココ宮前はとても楽しかった。
印象に残ったのはチームの垣根を越えて、違う色のユニフォームの子どもたちが、笑顔で話し合いながら順番待ちをしている姿だった。中学や高校に行けば机を並べるかもしれない仲間だ。
チームを超えて野球を超えて。
我々大人同士の繋がりも嬉しい。試合では真剣勝負だけれど、ひとたび野球を離れれば子どもを中心点とする同心円の中に、我々大人も廻っているんだということを再認識した一日であった。
今日はこんくらいで勘弁しちゃおう。実は瞼(まぶた)に曙が乗っかったくらい眠いのだ。
2部構成で次回ブログは午後の部PART2なんである。
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2011年11月6日日曜日

コトバの魅力と魔力

ブログを書く以上は売文家的プロではないけれども、稚拙ながらもそれなりにコトバの使い方には気を遣ってるつもりだった。ほらね、「使う」ではなく「遣う」なんてネ。気を遣ってるでしょ。
今日も連盟Nishimura編集長からKasahara社長がらみの、ある文書の校正依頼のメール。僭越ながら「朱赤」をさらさらと書き入れる。筆者と編集長の何度かのメールのやりとりののち、返って来た社長の返信は「ゴメン。今泥酔中で何も考えられない」とのこと。ちゃんとメールを返せるということは決して「泥酔」状態ではないなと推察。泥酔は酩酊より重い状態。せいぜい「ほろ酔い」あたりか。筆者速攻返信「泥酔中は何も考えず、ひたすら泥酔するのが正しいニッポンの泥酔の仕方です!」

その文書校正をしながらフト思い出した。
9月頃の新聞を読んでいつかブログネタにと思い、切り抜きをとっておいたんである。漢字検定受けたことはないけれど、漢検2級は自信があった筆者の思い上がりに、いっそバンザイしたいくらいの完敗なんである。

文化庁国語課による「国語世論調査」
いっしょにどーですか(^^)
●どちらの意味でしょうか?
1「情けは人のためならず」
A:人に情けをかけると、巡り巡って自分のためになる
B:人に情けをかけると、その人のためにならない
※こんくらいは朝飯前、知っていた。Aが正解である。

2「雨模様」
A:雨が降りそうな様子
B:小雨が降ったりやんだりしている様子
※Bだと思ったら間違い。正解はAでした。情けなし。

3「すべからく」
A:当然、ぜひとも
B:全て、みな
※ヤバイ。やはりBだと理解していたけれど正解はA。「すべ」が「全て」の語感とリンクしちゃってるゆえの思い込みか。

4「姑息」(こそく)
A:一時しのぎ
B:卑怯な
※これこそ完敗である。絶対Bの「卑怯」だと思っていたんである。そうと知らずに何十年間ものうのうと生きて来た自分が恥ずかしい。正解はAだそうだ。
例「ヤツは姑息な手段を使って勝利をもぎ取った」=は「ヤツは卑怯な手を使って勝った」んではなく、「ヤツは一時しのぎの手段を用いて勝った」のだった。

まだまだあるけれどもこのへんで。
自分の赤坂見附...じゃない、浅はかさを見つけたものだ。
みなさんはドーデスカ?

さてもうひとつ。日本語のコトバの持つ魅力と魔力の話。
これも数日前の朝日の天声人語記載記事から引用。うる覚えだけれど。
あるアンケートをとったそうだ。こんな上司は良いか悪いか。コレ....。

「課長は仕事上無理難題を言ったりもするが、部下の面倒見もいい人だ」
こんな課長を良しとする人は確か約70%(?)くらい。
ところが別の人にこんな文面でアンケートをとった。
「課長は部下の面倒見もいい人だが、仕事上無理難題を言う人だ」
これを良しとする人は確か27%(?)くらいに激減なんである。全く同じ内容なのにね。これは小説などでも登場人物造形においては、大事な表現手法であろう。

日本語ってオモシロイ。
人の脳は「〜だが」と前半を否定形にして、更に「〜だ」と断定している後半の言葉がより印象に残ってしまうせいでこんな結果になるのだろうか。
そう言えば誰かに「良い知らせと悪い知らせ、どっちから先に聞きたい?」
と問われれば、つい「悪いほうから」と思ってしまうのは、気分の良くない思いをしたそのあとに「良い知らせ」を聞いて気分良く終わりたいからに違いない。

書き言葉にしろ、話し言葉にしろ、時に人を感動させ、時に人を傷つけ。
言葉の魅力と魔力。
日本語ってオモシロイ。
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