2012年4月1日日曜日

前線と善戦

なでしこ1点目のゴールは「おしゃれ番長」川澄のクリエイティブなパスから生まれた。それにしても素晴らしい判断のファンタジスタ。ファンタを飲む姉妹のことではない、あしからず。女子サッカー大国米国に2戦連続勝利を挙げているなでしこJAPAN。これはもう、JAPAN女子の実力は本物である。
がんばれなでしこ!がんばれ東北!

春うらら、暖かい日差しの中で休日にグランドへ赴くのは気持ちのいいものだ。
反して昨日の春季大会決勝戦、サンダースVSリトルグリーンズ。小雨と強風の中での決戦。Queensコーチ(兼リトグリコーチ)のYamamotoさんにメールし結果を訊いてみた。なんと10:0のコールド負けだったらしい。Yさんのメールには「イチから出直しです」とあった。百戦錬磨の両雄が相まみえる決勝戦でのコールドゲームも珍しい。リトグリさんの奮起を期待したい。準優勝の強豪チームでさえ「イチから出直し」なんである。うちのようなチームに至っては100歩下がってから出直さなきゃだ。

今日はAB練習試合。麻生区の金程少年野球部。子どもも大人もとても感じの良い、いいチームである。子どもは大人の背中を見て育つ。大人がいい雰囲気でいい環境を作れば子どもも自然と倣(なら)うようになるのだろう。
ほぼほぼ実力伯仲の初戦はAチーム。結果は6:5でサヨナラ勝ち。


最近ちょっぴりオトナになったのか(?)6年生のShouya。どうにも覇気がないように見えることがある。それが練習中のプレーにも顔をのぞかせる。1年生から入部して小さな体で頑張ってきた。その彼が今日は大当たり。3の3、三塁打1、打点1。初めての猛打賞、初めての三塁打だろうと思う。
エースTakumiの投球も「巧み」であった。四球は初回の1個のみ。球を低めに集めて力投す。手元のスコアブックでプチ分析。打者22人に対し初球ストライクを投げたのが14、ボールが8。これが良かったぞ。
ShouyaとTakumiにベストプレイヤーをあげよう。

(※それにしてもアメリカのFWモーガン嬢、超美人なんである)

閑話休題.....。
2試合目はB。スコアは9:4でこれまた勝利!


去年もそうだったけれどAよりもBのほうが活気があって楽しい野球をやってくれる。相手チームもそうだった。日頃ヘナチョコな子が試合で凡フライを捕っただけで親たちギャラリーが大騒ぎするのは少年野球の常であるけれど、それにしてもお互い活き活きとしたナイスゲームであったぞ。
ベストプレイヤーは、4番に抜擢され二塁打を放ったTakuto。
2年生なのに2安打でサードの安定した守備を見せたRui。
そして一塁手でセカンドフライを積極的な守備で捕りにいき、打っては三遊間を真っ二つ、1点タイムリーのHiro。この3人にあげよう。
惜しいのは野球がまだあまり知らないのに、よく守り抜いたToyoda。
1年生なのに上級生よりも声が出て、毎回思い切りのいいスイングのYuuta。
次回も頑張ろう。

(※それにしてもなでしこJAPAN、惜しいドローであった。何度も好機を作りながら決定打が枠の外。でもロンドン五輪に向けて価値ある引き分けだ。)

来週あたりにはサクラが見頃かな?
サクラ前線北上中だけに、チームも善戦した一日であった。
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憎きもの

いと、憎きもの。

食事の残り物がある。もったいないから明日また食べよう。
冷蔵庫に保管せねば。おもむろにサランラップを取り出す。
しかし、ここから七転八倒。
サランラップの端っこがどうしても見つからず、
どんなに目をこらしても見つからず、
サハラ砂漠に落ちた1本の爪楊枝を探すがごとく、
爪を立ててローラー作戦も徒労に終わり、
匂いをかいでも、舐めても、かじっても、蒸しても、炙っても、焼いても
端っこはどこなのか分らず、
セロテープを貼って剥がせば簡単にめくれるのは知っているけれど、
セロテープを取りに行くこと自体がしゃくに触り意地になり、
サランラップに一喝、恫喝、恐喝すれど一向にひるむ様子もなく、
こいつに根負けしそうになった筆者が、ヤツに勝つためにとった最終手段は......

皿の残り物を、もさもさ食べちゃった。

ふふふ、これでおまえの出番はないぞ。ざまあ見ろってもんだなんである。
試合には負けたけれど、勝負に勝った気分であった。

さて、こんなバカ話よりも健康で健全で建設的な野球の話に.....
とはいかないのであった。
先日小学校のグランドでスコアブックの整理をしていて、フト見慣れた校舎の時計に目をやると、何か妙な違和感が頭の隅に宿る。
ほっほう、時計に鳩がとまっているではないか。

瞬時にブログネタが浮かぶ。
「鳩時計」=これが本当のリアル鳩時計みたいな(^^)
速攻NikonP100を取り出しファインダー越しにアップにしてみる。
なんか黒っぽい鳩ではある。

この鳩くん、俺の本当の正体を見せてやるといわんばかりに、いきなりこちらへ向かって飛んで来た。真っすぐ一路筆者のすぐ頭上へ。

小さな子どものカラスくんであった。
筆者天の邪鬼なのでカラスが好きなんである。
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2012年3月28日水曜日

広島の車窓から2

久々の一日二回のブログ更新なんである。
前回投稿末尾での《富士山》は、暗雲垂れ込む空模様で、叶わないかもしれず、叶うかもしれない、コウノトリだけが知っているのだ。

男一人新幹線に乗るたび思う。隣の座席が空いている場合に、次の停車駅から乗り込んできた乗客がゾロゾロ通路をやって来る場面がある。「空いてますか?」と問いかけられ「はい、どうぞ」と応えるアレである。
男はあわよくば若い女性に座って欲しいと思うのが常である。筆者も若い頃はそうであった。でも今は「とても若い女性」よりは「さほど若くない女性」のほうが良い。この「さほど」のさじ加減が難しいのだけれど。
反して、隣り合わせたくない乗客ベストワンは、押し出しが強そうでアブラギッシュな営業マンタイプで、世界は自分中心に回っていると思い込んでいるフシがあり、そのくせ常識的な社会規範は何も知らず、周囲の迷惑かえりみず大声で話し、車内販売のお姉さんを「おネエちゃん!」と呼び、揚句の果てに携帯電話をデッキに出ずに座席で話し始めるような男である。これにオプションで、歯槽膿漏ならば文句のつけようがない。《キングオブ嫌な奴》の称号を差し上げたい。

今、静岡を通過。
左側の車窓には富士山はちゃんとそこにいてくれた。ミーハーだけれど、日本人はなぜ富士山を見ると心の底がほっくりするのだろうか。
でも筆者の右側座席には妙齢の女性が座っており、心の周辺が落ち着かないのであった。

広島の車窓から

♪タランタンタン、タ〜ララ〜♪
《世界の車窓から》
今日は広島から東へと向かう列車の車窓からお届けします。
「東へと向かう列車♪」といえど、華やいだ街でキミへの贈り物を探すつもりはないのである。携帯電話からブログを投稿出来る設定にしたら、こんな旅の途中でも日中ブログアップが可能に。前回は夜行バスからの投稿。《電話を切るボタン》を勢いで二度押して、一時間かけて書いた文章が、一瞬にして海のモズク、じゃない、海の藻屑と消えたのには悄然としたけれど。

昨日午後は酒都西条からローカルバスで45分揺られて配偶者の実家へ行き、用事を済ませて帰りもバス。路線は何十もの停留所があるのだけれど、ほとんど通過のスルーパス。乗り込んだのは筆者も含め4人だけの、愛すべき田舎のバス道中なんである。

写真1は、いかにもという感じの素朴な車内。これに室内全面に毛皮を張り込んで、田畑を疾走すれば《トトロ》に出てくる猫バスに変身できるのにな。
写真2は降車ボタン。
降りるためにはかなりの危険を覚悟しなければならないようだ(^O^)《危険…バスが止まるまで席を立つな…の下の部分が欠落したようだ…》

その晩は西条へ戻り、ホテル近くのファミレスで晩飯を摂取。ほどなく部活の団体とおぼしき高校生が25人ほど群れをなしてやって来た。お揃いのジャンパーには《県立広島》の刺繍。女子も数名ほどいたから、男女混合の部活といえば陸上部であるのは昔から相場が決まっている。春休みなので遠征か合宿だろうか。最初は女子だけ固まって座っていたのだが、女子マネージャーの電光石火の指示で席を分散させた。将来合コンの時は優秀な幹事になれるだろう。先輩後輩男女入り混じり、和気藹々と食事をする高校生を見るのはなかなか良いものだ。
それにしても驚いたのは、キョウビの若者は方言をほとんど話さなくなったことだ。筆者は地方へ行くとその土地の訛りを聞くのが愉しみなんであるが、全くと言っていいほど願いは叶わず。これは全国的な時代の趨勢かも。
彼等がオッサンオバサンに成長した頃は、1億3000万総標準語化した日本になっているかもしれない。ただし、大阪弁だけはしぶとく生き残るに違いないけれどね(^^ゞ

写真3は岡山あたりの車窓から。
これから別役実を読み、静岡あたりで居眠りこいてなければ、かつ天気が良ければ富士山の写真ものちほどアップしようかな(^O^)/

2012年3月26日月曜日

広島へその2

またまた広島である。夜行バスから携帯電話からの投稿。
実は一時間かけて書いた文章が、変な揺れで、先程全部消失。
改めて書き直すも、これが限界である。もうじき消灯だし。
とりあえず車内で読んでいる本のワンカットを掲載す。
では朝までサヨウナラ。
ああ〜、あの文章を返してくれ〜(T_T)

2012年3月24日土曜日

雨とスコアブック

毎年参加している関団連大会シリーズの開幕。藤沢方面への遠征が多いのが玉にきずなんであるけれど、区内のトーナメント試合では早々に敗退を喫するチームには、年間通じて子どもらにより多くの試合経験をしてもらうには良い機会であるに違いない。

朝Macを起ち上げメールチェック。外はビミョーな雨模様。二日前の天気予報では今日は終日傘マーク。一日前の予報は曇り。今朝はといえば午後からガッツリ晴れとのこと。少年野球を15,6年もやっていると、天気予報を妄信すると痛い目にあうのは経験済みなんである。「明日は雨だから今晩遅くまで飲んでもOK、どーせ中止だろうて....」これで何度失敗したことか。
昨晩からずっと雨、今も小雨。どうにも午後から晴れる兆候はないのだけれど....と思っていたら監督からの一斉メール。「午後の試合は決行します」

雨空を見て家を出る時ふと思いついて、半ば衝動的にA3サイズのクリアファイルを持って出た。これがのちに松下幸之助的電球のパッと閃くアイディアだったことの照明、じゃない、証明になるんである。
目指すは一路藤沢方面。会社のでかいワンボックスを操るのはOhshiroさん。高速を爆走し1時間で到着。藤沢天神小学校スタジアムである。まだ天気ははっきりしない。降るのか晴れるのか。その優柔不断さと言ったら、初めて女の子にコクられた男子中学生のモジモジ感に似ていなくもない。

試合は初回に一挙4失点。2回は三者凡退に抑えたけれど、この頃からポツポツ雨が降り始めた。これだから天気予報はアテにならんちゅうに。
ところで、スコアラーで雨の試合を経験した方でないと理解できないかもしれないが、スコアブックに小雨が降り掛かると、シャーペンで記入しようにもどうにも書けないのである。また傘をさしても風向きでどうしても濡れるのだ。水に濡れた紙に鉛筆でモノが書けない状態を想像していただきたい。無理に力を入れて書こうとすると紙面が破れそうになる。つるつるしてシャーペンの芯が滑る。切れない包丁で白髪ネギを作ろうとするような感覚。
ここで発作的に持ってきたあのA3クリアファイルが大活躍なんである。
クリアファイルの中にスコアブックをずっぽり入れてしまい、ワンプレーごとに中を覗き込み記入するんである。一見面倒なようだけれど切れない包丁よりは数万倍素敵な空間がそこにはあるのだった。冷たい深海に潜った潜水艦の中で日光浴をするような気分なのだ。未だかつてやったことはないけれど(^^)
これをご覧のスコアラーの方はA3クリアファイルは雨の日の常備品である。お試しあれ。

後ろから誰かに傘をさしてもらいつつスコアをつけたことも何度もあったけれど、アレはその人がかなり濡れてしまうので申し訳ないのだ。
雨中、何も言わないで黙々と付けていたら、Inoue母マネが傘を持ってきてくれた。その気遣いはさすがである。
3回からはかなり降ってきた。この回終われば主審の判断で中止だろうと思っていたら、案の定、宍戸錠、あしたのジョー、5:1のまま命拾いのノーゲームとなった。後日再試合である。
クモの子を散らすように車に分乗し退散。しかして、ほどなく高速に乗るころにはガツンと太陽が顔を見せる。天気予報は当たっていたのか、ハズレだったのかよく分らない一日。本拠地有馬小学校スタジアムに帰れば、水たまりに反射する春の日射しが眩しかった。

2012年3月19日月曜日

春季開幕!

いよいよ春季大会の開幕である。残念ながら空は曇天。昨日食べたのは天丼。まだ雨が降らないだけマシと思えば、気持ちがどんだけ救われるかわからない。何しろシーズン開幕だから嬉しくないわけがない。昨日が雨だったので、事務局や早朝の設営の各チームのメンバーの方々総動員で、おつかれさまです。ヤングKurosu監督のニンマリ顔はいつ見ても楽しい。こっちもニンマリしちゃう。

開会式中はバックネット裏の本部席にずっといた。一介のチームのコーチである筆者には聖域である本部席....なんちゃって。実は先日、記念誌で大奮闘されたNishimura編集長からメールあり。「ウルフのマグネットボード作って下さい」と。氏の出身チームである「富士見台ウルフ少年野球クラブ」のOgasawara監督とチームに、個人としてこのボードを贈りたいと。どんなボードかって、概略は先日のこの小ブログを↓↓↓
野球マグネットボード

これのウルフ版を制作。Nishimuraさんに手渡し談笑す。有馬子ども会のOhtakeさんもやってきて「お〜っ」興味津々。更に....。全く予想だにしなかった展開になっちゃった。連盟事務局の要Honmaさんはこれを見るなり「各チーム集めて制作希望を募ろうよ」ムムム、の早業。副会長のKasaharaさんに負けない電光石火の英断である。
開会式終了後、Kasaharaさんがニコニコ「やあ、テッシー元気〜!?」やら、ヤングホークスのKurosu監督がニコニコ「Tさん、コレコレ、例のDVD持って来たよ」と言って、ヤングの卒団式で上映する記念DVDを貸してくれたり。慌ただしくふと振り返ると、バックネット裏ではNishimuraさんが熱心に各チームに熱弁をふるっていた。Queens代表でもあるKasaharaさんからは電光石火の速攻オーダーをいただいた(^^)/Amazonもびっくりなんである。
このへんの詳細はまた近日、号外・別冊・特別編・ディレクターズカットのブログにしたい。
ムフフ...。この写真。今気づいた。競馬の予想屋に群がる競馬ファンみたい。或いは築地のセリ市場での光景か(^^)
さて試合である。
初戦は長沢ドングリーズ。白幡台ドームへ移動しマグネットボードを見ながら先発メンバー表に書き込む。ほどなくドングリーズの母スコアラーがご挨拶にいらした。「Hと申します。Queensではお世話になり....」
QのIzumiちゃんのお母さんであった。Queensの皆さんは顔と名前がまだほとんど分らないので、こんな出会いは大歓迎である。もらったメンバー表のなんと達筆なことか。おお、しかもIzumiちゃんは.....おっといけねえ、Qの広報部長であるからして、選手の名前にちゃん付けはイカンわな。自分の会社の社員を他社に紹介するのに、さん付けで言うようなものだから。...そのIzumiが先発投手なんである。7番を打っていて、8番は弟さんのKeisukeくん。
それにしても白幡台小学校の近くにそびえる塔に、巨大なC球が乗っていたのは何故だ?

ドングリーズとうちはドングリの背比べ。小さな子も多くこんな可愛い女子たちが控えで応援。左の主審は連盟審判副部長のHayashiさん。
小さい選手ならうちも負けちゃあいない。デッドボールを回避してしゃがみ込んだYuusukeはますますちっちゃくなった。

うちの先発はエースTakumi。打線はMamoruが体調不良で欠場したこともあるけど、とんでもないお寒い結果であった。
初回裏に5点の大量得点を挙げたはいいものの、2,3,4回にはドングリーズに追撃され最終回には時間制限ギリで同点とされる。お互い目の覚めるようなクリーンヒットはなかったし、増してうちはヒット2本のみ。最終回裏のフレンズ攻撃で2死走者無し。特別ルールの延長を覚悟していたら、四球と相手失策でなんとか1点を入れ...いや、1点をもらいサヨナラゲーム。
勝ったものの、総体的に全然勝った気がしない内容だった。↘↘↘

QのIzumi、いや、ドングリーズのIzumiちゃんは初打席で左前安打で走者を返し1打点の活躍。先日の花フラのQの子もそうだったけれど、男子にまじり女子が真剣に健気に頑張っている姿というのはいいものだった。

このあと「流浪(るろう)の民」となり横浜のチーム茅ヶ崎ドリームスと練習試合を決行。冷たい小雨そぼ降る中のゲームは、更に一層お寒い内容だったのでここでは割愛しちゃうのだった。
てゆーか、もう眠いのである。明日も終日夜まで仕事であるし。
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