2013年6月12日水曜日

傲慢傲岸厚顔無恥

野球における投手というポジションは他の野手に比べて格段に過酷であると思う。頭の中のコンピューターとフィジカルのポテンシャルが完全合致した時に、最高のパフォーマンスを発揮するものだと思う。

相手打者の成績とクセ、アウトカウントとボールカウント、走者の有無と何塁に何人いるか、更には回は今何回で点差はいくつか....これらの情報を瞬時に頭で判断し、次に投げる1球を決める。捕手もその代役となることも多いだろう。これくらいは野球経験のない筆者でもワカル。その際に、もし去年と違うやたら飛ぶボールを使用していると理解していれば、配給が全然違ってくるわけだ。ここは長打だけは絶対打たれてはならない場面、ましてやホームランなんか論外とか。これくらいはたかが少年野球コーチの筆者でもワカル。

何をか言わんや。もうお分かりですね?
今日のニュースで世間を揺るがせている、プロ野球で使用しているいわゆる「統一球」の硬球が、選手に何も告知されずに「秘密裏」のうちに「飛ぶボール」に変えられていたという驚愕の報道。さんざんTV新聞で言われているので、繰り返しの記事は書かない。筆者的目線から記事を書くならば...。

記者から「進退問題」を問われたNPBのKコミッショナーの記者会見。やや憤然とした表情でこう言った「遺憾だとは思うが私は悪いことをした認識はない、不祥事を起こしたわけではない」と。どんだけ分ってない人なんだろうか。更に今回初めて知ったことであるが、あのボールにKコミッショナーの直筆サインが入っているのには単純に驚いた。公認球であることの証として入れたものだろうが、それにしてもどんだけ自己顕示欲の塊なのか、何の意味があるのだろう。もし周囲の取り巻きが担ぎ上げた結果容認したのだとしても、もし筆者なら絶対認めない。あるネットニュースによれば、ボールを握るたびにあの直筆サインを見ると気分が悪くなる選手すらいるのだそうだ。
選手とファンをないがしろにし、「ファンを裏切った」との報道にはNPBサイドは予想外であろうが、その「予想外」をどうして「想定内」に出来ず、リスクマネジメント出来なかったのか。これくらいはたかがちっぽけな個人事業主の筆者でもワカル。

翻って筆者。N社とT社の仕事は結局N社だけの仕事になった。明日夕方からお台場で打合、来週半ばまで缶詰的仕事になりそうだ。どんだけ缶詰的かと言えば、人気作家が出版社が用意した神楽坂の旅館に連日泊まり込みで、締め切りまで小説原稿を書くくらい缶詰的なんである。あっ、金曜は新橋の現場にも行かねばネバダなんであった。
だから、今日くらいは風呂に入ったら久々に映画DVDを観ちゃおうと楽しみにしていたんであったが、このニュースに憤懣(ふんまん)やるかたなし、義憤にかられた勢いでブログってしまった。

おかげでDVDをTSUTYAへ返却するのは、まだ先になりそう。
TSUTAYAさん、俺のせいじゃないからね、文句があるならNPBへ抗議してくれ。
んんん?
なんのことはない、筆者も責任転嫁しちゃってるではないか(^-^)/
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2013年6月11日火曜日

個々の成長、チームの成長

クライアントから昨日今日電話あり。N社とT社から引き合いがあり、入札が決まればタイトスケジュールで同時進行の仕事になるかもと。それでなくても今は新橋居酒屋と福岡ブライダルの物件を遂行中だというのに。これは久々ブログを書いてる場合ではないかもしれない。数年前の2ヶ月間、平均睡眠時間が3,4時間という悪夢の記憶が蘇る。ああ、嫌だ嫌だ。
更にさらに....。昨日から娘が二人目の臨月で、実家であるうちへ移住しているんである。いざとなればタクシーを呼んで産院へ移送せなばならぬ。もちろん「完治」ではないが「治癒」したばかりのMinamiも一緒だ。ぎゃんぎゃん遊ぶときは遊ぶ。しかし仕事中は部屋に鍵をかけMinamiが入れないようにする。でないと一日中相手にしてたら時間がずんずん過ぎちゃうから。
ドアをばんばん叩き、ドアノブをがしゃがしゃして大声で叫ぶ。
「はんにゃら〜ほんにゃら〜!♥♧※♫〒☀*/¥&$△▼〜!」
心を鬼にしてドアは開けない。開けたら一巻の終わりなんである。開けてしまえば怒濤のごとく入って来て、抱っこをせがみ、パソコンいじるわ、椅子をぐるぐる廻すわ、デスクのカラーペンのキャップを全部とって、全部閉めて...の繰り返し。
ああ〜楽し(^-^)!!でも仕事優先であるからして、これは容易に容認できない小さなちいさな暴挙なのだ。彼女の主張を断固拒否し泣く泣く閉め出す。ゴメンね。
頭髪はまだほぼ坊主頭、点滴や薬の投与のために開けた胸の穴の傷口は、ようやく小さい薄いグレーに変化しつつある。
みなさん、こんなに元気になりました。ありがとう。ささやかなご報告まで。

であるからして、今のうちにブログを書いてしまいたいのが、先日の宮崎台バーズ第2戦の話なんである。
2試合目だからしてフレンズは小さい子も全員試合に出そうというスタンス。対してバーズはBチームが別途遠征中で不在だったため、1試合めとほぼ同じAチームの構成で対戦。

結果は火を見るよりも明らかであった。それでもうちはAとBの境目が曖昧なチーム。もう少しどうにかなっても良かろうと思ったかれど、惨敗完敗の憂き目を見た。5回13:0である。試合後、Suekiコーチの激が飛ぶ。Suekiオヤジのみならず、この閉塞感はいかんともしがたいものだ。子らは個々においては少しずつ成長はしてるのに打てない守れない....。
筆者はゲームの結果よりは、スコアラーを放棄してOhmori父とSone母に一任し、宮前広報として写真を激写することに専念。13:0では二人ともパニくっていたのは言うまでもない。両チームの守備の姿を特集してみた。


Fは2安打、対するBは13安打。13安打で13点なら2安打のFも2点くらい取ってもよかろうに。しかし、野球はそうはいかないものだ。Aチーム対低学年中心のAでは、この結果は仕方ないか。
バーズさん、また4649お願いしますなんである。

2試合目開始直前に、主将のTakahashiくんがFのベンチへメンバー表を持ってやってきた。
「お願いします!」
筆者、「おお〜、Takahashiくん、1試合めの2塁打ナイスバッティング!」とケツを叩く。
うちの代表、「いいスイングしてたなあ、頑張れよ〜」

少しオマケ。
ゲームの間隙を縫って隣りの有馬中学へ行ってみた。何やら野球的匂いがぷんぷん漂ってきたんである。やはり中学野球部が練習試合をやっていた。うちのOBは出てるかな?
ブルペンで捕手を務めていたヤツがいる。Sameshima母もいた。
「Oto、あいつどこにいる?」
「いやあ、試合には出てないみたいよ」
....その時あの捕手が振り向いた。OBのOtoであった。カメラ目線でピースを送ってきた。

入部当初からもともとオヤジに似て、スラリとした脚の長い子であった。それが中学生になってまた体がしゅっとなってきたようだ。そろそろカノジョも出来たころだろうか。
彼のプロテクターを見て、お台場のガンダムの脚を連想してしまった。
ねっ、似てるよね(^-^)/
瞼がとろとろで寝ようと思ったが、今からW杯最終予選対イラク、サッカー中継なんである。
寝れるわけがないんである(^-^)/
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キャプテンシー

さて開会式のあとは西有馬ドームで練習試合、対宮崎台バーズ戦なんである。バーズと言えばバーズマンション。昔、子ども会大会での連盟会合の席上、宮崎台バーズを救済するために、鷺沼ヤングホークスの名物監督KurosuさんがJAで熱弁をふるっていたことを思い出す。また筆者の息子や娘の時代には、当時監督をやっていた現代表Kobayashiさんの、立ってゆらゆらダンスを踊るように、リズミカルにサインを出す姿も想い起こす。現監督のOgawaさんの形容詞は「老獪」な監督。この方も連盟ではかなり古い重鎮である。

このバカブログをたまたま見て、筆者には身に余る光栄すぎる賛辞を送っていただいた方がいる。バーズのマネージャーTakahashiさんであった。会社から何度も長文メールをいただき、ここ1,2ヶ月親交があるわけで(^-^)
そんな宮崎台バーズ戦なんである。

試合前、筆者のオリジナル野球マグネットボードを見た方が、「ちょっと借りて、チームに見せてきていいですか!」とバーズベンチへ。翌日Takahashiさんからメールがあったけれど、めっちゃ評判が良かったらしい。嬉しいことだ。Queensにも入部した女子Yumiちゃんのプレーも楽しみにしていたんであるが、体調を崩したそうで欠場、残念。
さて...プレイボール。

先発はFはMamoru、BはサウスポーのOhwakiくんだ。彼はなんともまあ、カープの往年の大投手、津田恒美にクリソツなんである。綺麗な軌道を描く速球派の投手である。

試合は3回表にBに1点先制されるやいなや、いつの間に最終回、6:0の惨敗間近。マジかっ!?
主将でキャッチャーのTakahashiくん。見事なキャプテンシーを発揮していた。一球一球ごとにナインへ声をかける。向かえる打者によっては外野の守備位置を前へ後ろへ指示を飛ばす。打ってはセンターオーバー特大の2塁打を含め4の2の1打点。うちの代表が彼の打席のバットの構えを絶賛していた。
最終回7回裏、Fの攻撃。敗戦ムード漂う中、筆者はひとりごちる...「おまえら、いい加減、点とってくれよ〜!」同じ負けるにも無得点の完封負けより、1点でもいいから点を挙げて終わりたい。
一死走者無し。
相手エラーと四球から一気に走者2人を返したのは4番のBen。滞空時間の長いレフトオーバーの2塁打だった。「ん、もしやホームランでは?」との期待がFベンチとギャラリーに漂う。物言いがついた。審判団の協議。向こう正面の神風さんも羽織袴で参集。体育倉庫の屋根よりもわずかに低く判定は覆らず2塁打であった。「あのマンションの向こうまで〜♪」には及ばず。しかし起死回生の一発である。
終わってみれば3点を返しての6:3。
ベストプレイヤーはBen、積極果敢、安定した守備の4年生Rui、自責点2ながら力投、1打点のMamoruの3人。いやいやついでと言っては失礼だが、バーズのTakahashiくんにもあげちゃおう。過去に他チーム選手に対してBPをあげたのは昔、上作延ノンキーズの女の子投手にあげて以来である。

今回もスコラーは3人体制。筆者とOhmori父、Sone母である。
Sone母は以前のブログに載せたノートメモを見て、相当恥ずかしかったとのことで、全部新しく書き換えてきちゃったんである。全然いいのに、恐れ入る。きっちり書き込まれたSoneメモ。素晴らしい(^-^)

この試合後、もう1試合やったんである。いわゆるダブルヘッダー。
1試合めはかろうじてダブルスコアの6:3であったが、2試合めは.....。
阿鼻叫喚の地獄絵図、スコアラー泣かせの選手交代の嵐....。

今週は公私ともに忙しいのでどーなるか予測不能だけれど、機会があればまた2試合めのブログに挑戦するとすっか(^-^)/
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2013年6月10日月曜日

縁の下のチカラ

公園デビューを果たした。ベビーカーの赤ちゃんとともに、公園のママ友の仲間になったわけではない。宮前少年野球連盟の広報マンとしてキャップを拝受したからには、年間通じ数少ない大会開会式の模様を全世界に発信すべく、初めてTeshimaのネーム入りの帽子を被って第一公園ドームを徘徊したんであった。今までは心に少し曇りを抱えつつフレンズ帽子を被っての写真撮影であったが、今日は正々堂々ごんごんグランドへ入り込み、きゃしきゃしシャッターを切ることが出来た。この帽子があれば水戸黄門的印籠の効果抜群である。すれ違う事務局のオヤジ連中に「おっ、Tさん帽子似合いますねえ」と声をかけられる。半分お世辞とは分っているけれど(^-^)

連盟主催ではなく川崎市宮前区主催の「子ども会」の大会である。「宮前区長杯争奪」でもある。我が連盟はそれをバックアップする立場だ。入場行進はない。そのかわり外野センターから選手たちが一斉にプラカードを抱えつつ、Pマウンドまで行進。

おお〜!徐々に砂塵が上がりつつ子どもたちが霞むほどに。
まるで西洋の近代鉄砲隊に、槍・鎌を手に怒濤の攻撃で立ち向かう大和魂の日本兵みたいじゃないか。
あるいは今TVで放映している日清カップヌードルのCMみたいに。「ぱーどぅん?」


子ども会大会では役員と父母たちが大会運営を担う。美魔女とイケメンオヤジ(?)の参列。母のウグイス嬢(?)も健在だ(^-^)
宮前区長ももちろん参列、大会委員長の挨拶も時代を反映したものだった。


連盟Sohma会長、縁の下のチカラ持ち連盟事務局の面々。Nishumura、Ohtake、Satoh、Nishiharaのオヤジたちの面々。皆自分の子どもはとっくの昔に卒業してるのに、自チームを離れても尚、宮前少年野球のために尽力しているわけで。QのYamaguchiさんもしかり、他にも大勢のオヤジたちが組織を支えている。

いつもの写真では面白くないから違ったアングルから撮ってみた。各チームの指導者を後ろから撮った。なかなかの壮観。30,29,28の頼もしきオヤジ、野球と子どもが大好きの男どもである。


今大会の選手宣誓は有馬子ども会の主将くん。フレンズとグランドを共有する仲でもある。面と向かった大会委員長も思わず拍手するくらいの、体は小さくとも堂々たる宣誓であった。

今年もまたひとつの大会の開幕なんであった。
今年もまたひとつ、自分が歳をとることを認識することでもあるわけで。

フレンズはこのあと西有馬ドームに移動し、宮崎台バーズと練習試合。
今日は130枚ほどの写真を撮ったのだけれど、自宅に帰りデジカメからMacへ転送中に....。
事故だ。何故かかなりの枚数が消失しているではないか。ちゃんと撮ったのに。
茫然自失、唖然呆然、背中に冷たい汗が流れる。

そのへんの件(クダリ)は次回のブログなのだ(^-^)/

※ここからは翌朝書いている。
よーく調べたら事故ではなかった。写真はちゃんとフォルダの仲に保存されていた。
どうやら事故が起きたのは、筆者の寝不足の頭の中だったようだ。
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2013年6月8日土曜日

DJポリス「12番目のイレブン」

このタイトルを読んでピンときた読者諸氏も多かろうと思う。サッカーW杯出場決定の火曜の晩、渋谷のスクランブルで警備に当たった機動隊員の20代の彼のことだ。

奇しくも4日火曜のブログで筆者は「12番目のイレブン」になったと書いた。そのあと、マジで渋谷まで行き交通規制厳しいあのスクランブルで、誰彼かまわずハイタッチしたいと本気で思ったものであった。あの晩筆者は大変危険な男になりつつあったんである。なぜなら男を見ればばしばしハイタッチ、女を見ればぎゅんぎゅんハグしたくてたまらないほど、テンション最高潮だったのだから。

翌朝のTVはサッカー報道もさることながら、渋谷の状況はどうだったのか、これも興味津々であった。その中で数秒間TVに写ったマイク片手に柔らかく群衆に呼びかける若い警官に目をみはった。(※写真はYahoo!ニュースから)

「こわい顔したお巡りさんも、みなさんと同じ日本代表のW杯出場を喜んでいます。気持ちはみなさんと同じなんです」
「こんな佳き日に、お巡りさんだって怒りたくないんです」

なんてイイ奴なんだと思った。同時に彼がもし本当のサッカー好きだったら、この日は任務でTV観戦出来なかったんだろうとの思いがよぎり、頭の下がる思いだった。
筆者だったら絶対仮病を使っていたに違いない。

「みなさんは12番目の選手です。サッカー日本代表は世界でもフェアプレーの国として賞賛されてます。どうぞみなさんもフェアプレーで交差点を渡って下さい」

なんて気転の利いたイイ奴なんだと思った。ますます気に入った。そして彼もやはりサッカーファンなのだろうという確信に至ったわけで。こりゃ〜SNSなんかで絶対話題になるんだろうなと予感。

案の定である。ツイッターで「DJポリス」と名付けられ、ネットでも新聞でもTVでもその後の彼に対する賞賛はみなさん、ご存知のとおり。今朝の朝日新聞には彼の記事が載っていた。それによると、雑踏警備のプロで広報係という役職なんだそうだ。群衆にマイクで呼びかける係。その機動隊内部の競技会では今年の優勝者だ。群衆を制圧する官憲の叫び声の印象は、上から目線で怒号を発し威圧的なものを誰もが想像するであろう。そのギャップもあって好印象になったと思う。今年の正月の明治神宮初詣ではこんなアナウンスを....

「みなさあ〜ん、急がなくても神様は逃げません。急いでもご利益は変わりません」

なんてウィットとユーモアに富んだイイ奴なんだろうと思った。
筆者のブログはこんな彼のような、言葉の「オモシロさ」を表現することに粉骨砕身する毎日でもある。息子と同じような年代の彼であるが、リスペクトしちゃうんである。ふと思った「コイツ、ブログ書かせたら面白いだろうな」と。

さきほどはますます過熱するこの続報がYahoo!ニュースに載っていた。
警視庁が彼の功績を認めてなんと「警視総監賞」を授ける検討に入ったんだと。
ちょっとちょっとお〜、キャリア官僚たちが警察機構の裏で彼の人気に便乗してるんとちゃうの?
と、一瞬思ったけれど...まっ、いっか(^-^)/

2013年6月6日木曜日

「20秒の勇気」

誰にも言ってほしくない秘密であるが、筆者は多くの読者を欺(あざむ)くかのごとく、ブログを書いてない晩は、秘密裏にTSUTAYA Discasで借りたDVD映画を観ているんである。
ブログアップ出来ない理由はほぼ99%次の7項目のいずれかに該当する。

1=深夜まで、ずるんずるん映画を観ている。
2=深夜まで、ごんごん仕事をしている。
3=深夜まで、でろんでろん酒を飲んでいる。
4=深夜まで、むひむひアメトークを観ている。
5=深夜になっても、ブログネタが思いつかないでいる。
6=深夜を過ぎても、いつのまにかMacの前で居眠りブッこいている。
7=深夜を過ぎてもなお、今までの己の人生の来(こ)し方に答を見いだせないで悶々としている。

昨晩はマット・デイモン主演、スカーレット・ヨハンソン共演のヒューマンドラマ「幸せへのキセキ」を観た。
愛妻を病気で失った男が、問題を抱えた二人の子どもと共に、仕事を捨てて新天地で家族の絆の再生を目指す....という、映画の世界ではいかにも使い古されたありふれたストーリー....と思いきやなんである。
その実、あろうことか郊外に購入を決めたボロ家は、2年前に閉園された動物園が動物と飼育員スタッフまるごとついてきたんであった....。すでにこの映画を観た読者もおられよう。このタイトル画像で不満なのは息子の姿が入ってないことだ。筆者がデザイナーならスカヨハを削除してでも絶対彼を入れていたに違いない。

この映画は昨年あたりだったか、日曜のバラエティー番組の映画紹介コーナーでたまたま垣間見た時から観たいと思っていたんである。すかさず手元のケイタイにメモした覚えがある。当時はスカヨハの存在すら知らなかった。興味を持った理由は実は...「実話」体験に基づいたベンジャミン・ミーの小説が原作だったからだ。事実は小説よりも奇なり、なんである。今でもこの動物園は現存し営業していると、ラストのテロップに書いてあった。
1年に数回しかヒューマンドラマは観ないほうであるが、久々観るとやはりいいものだ。

良い映画や小説には、観賞後または読了したのちに、印象に残るセリフなり文章なりが脳裏に去来するものだ。「幸せへのキセキ」でのそれは「20秒の勇気」であった。
マット・デイモンの父が引きこもりで反抗期の息子に言う。
「いいか。男が女に愛を告白する時は、20秒間我慢しろ。20秒の間に思いのたけをぶつけるんだ。恥ずかしくても苦しくてもたった20秒の勇気を持つんだ。その結果恋が実ろうがフラれようが知ったこっちゃない。男なら冒険してみろ!」
(※実際の映画でのセリフの詳細は忘れた。映画のセリフはこの1/3くらいである。かなり筆者の思いのたけを込めて文章を加筆水増ししている)

歳を重ねてもなお、少年のココロは失いたくないと思う今日この頃なんである。

さて、もうひとつコトバの話。
この「幸せへのキセキ」のカタカナの「キセキ」はいったいどうしたものだろう。
一般的常識的普通的ヒトは「キセキ」はおそらく「奇跡」を想起するに違いない。実際劇中でも「奇跡」というセリフがあった。
しかしそれをなぜ敢えてカタカナの「キセキ」としたのか?それは「奇跡」と同時に家族の再生の「軌跡」をも感じ取って欲しいと思ったからではないのだろうか。
更にコトバを解析するならばだ。「幸せへのキセキ」が「幸せのキセキ」だったらどうだったか?「幸せのキセキ」なら100%「奇跡」だったはずだ。しかし邦題は違う。「幸せへのキセキ」と「へ」が入っているではないか。だから「軌跡」説もあながち間違っているとは言い難いはずだ。
筆者の穿(うが)った見方だろうか。

この映画は親子である親と子、そして親に愛情をもって育ててもらっている全世界の子どもたちにも観てほしい映画だ。
このブログは現役の野球少年少女の小学生も読んでいるらしいと風の便りに聞く。(※ゴメンネ、難しい漢字や言い回しが多くて(^-^)/)

キミたちは、親や保護者の大人の愛情で今そこに存在していることを忘れないでほしい。
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2013年6月4日火曜日

W杯Japanの奇跡!

!!!!!!!!!祝!ニッポン代表・ザックJapan、W杯出場決定!!!!!!!!

こんな展開を誰が予想しただろうか。
「ジョホーバルの歓喜」以来の興奮。
1:0で瀕死のJapan、後半アディショナルタイムでのPK、本田の左足が一閃、ゴールネットど真ん中を突き刺す矢のようなゴール!!!!!!!!!!

こんな奇跡ってあるんだろうか!!!!!!

サッカーは結果が全て。いわゆる「勝負に勝ったが試合には負けた」という言葉はサッカーには通用しない。PKだろうが何だろうがゴールはゴール。

川島の超超超スーパーセーブ。
本田のFKが決まる瞬間を見たかった。
「Oのジンクス」を決める岡崎の泥臭いゴールが見たかった。
そして何より、振りむきざまのワントラップからの0.47秒からの香川の鋭いゴールが見たかった。

そんなこと全然見れなくてもOKさ。
だって結果を出してくれたんだから。

野球好きでサッカー嫌いな読者には申しわけないけれど、
筆者も野球大好きだが、その一兆倍くらいサッカーが好きなんである。

TVの前で声が枯れた。TVのボリュームを普段の3倍で観戦。
日本代表のユニフォームとタオルで12番目のイレブンになった。

勢い余って今から渋谷スクランブルへ行っちゃおうかと、一瞬思ったくらいだ。

おめでとうJapan!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(^-^)//////////