2018年10月28日日曜日

振り向けば涙

本日日曜は午前はQueensシスタージャビット、午後は西有馬にてバーズVSフレンズの新チームでの練習試合なんであった。午後の試合はまた後日...。
土曜に続き第四公園への出撃となった。途中市長杯に出場している連合宮前クラブの敗退の報が入ったのだった。

Queensに対するは中原ルーキーズ。Qに負けない美人さん揃いの、しかも長距離砲打線が売りの強豪なんである。先発マウンドはKuu。

初回表中原Rに2点先制されるも、その裏Qは相手四球、敵失などが絡みまたしても無安打にてしかも5得点し逆転というラッキーな滑り出しであった。はい、恒例Q姫戦士のラインナップを一気に。




ところがさすがのRの猛攻打線、実によく打つんである。クリーンナップの中軸は長距離弾を連発し、下位打線の小さな選手でも鋭い打球を飛ばす。2回表にはすぐに5点を返し7:5と逆転に成功。

更に3回には4点を追加されて11:5と大量リードを許してしまうQ。

しかしQの窮地を救ったのはパワーヒッター3番Rinaだった。敵失で1点を返し11:6とした後、塁上には3人の走者、二死満塁の場面。はいそーなんである。「晴耕雨読」的なもったいぶった思わせぶりな前フリでご理解いただけただろうか。はいそーなんである。ここでRinaが起死回生の満塁ホームランを叩き込んだのだった。打った瞬間それとわかる痛烈なスピードでレフトフェンスを軽々と超える打球。筆者は点差や勝ち負けを忘れて、素晴らしいものを見せてもらったと思った。その瞬間の写真が下のカットだが、ネットのグリーン越しに撮ったので全体が緑がかっているのが残念。

Qは11:10と猛追するもR打線の勢いは止まらない。1点差のまま迎えた最終回には中軸打線に長打の連打を食らい2失点を喫してそのままゲームセット。

試合終了挨拶後、選手が振り向けば主将ユリッチが号泣していた。単に一つの試合に負けたからではない。これで6年最後のQueensでの活動は終わった。万感胸に迫るものがあったのだろう。もう涙は止まらなかった。気がすむまで泣くといい。それで今までの悔しい思いや辛い気持ちが少しでも浄化できるのなら。

新チームとなるQueens選手たちは、いみじくも試合後MtgでSashikiコーチが言っていたが、勝つためには強い気持ちを持って来季に臨んで欲しい。それはおそらくQueensが長らくどこかに置き忘れてしまったスピリッツではないかと思うのだった。でもQueensらしさも忘れずにね。

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2018年10月27日土曜日

第四のバニシングポイント

久々のスコアラーでベンチ入り、今日は第四公園で宮前公式戦ではないものの、ローカル大会の北部大会B、VSリトルグリーンズ戦である。例によってスコアラーゆえ写真はないけれど、人目を忍んで数枚撮ったのでそれだけアップ。

先発マウンドはKaito。電池...じゃない、バッテリーを組むのはいよいよ6年生を間近に控え、連合を経て益々貫禄を増してきた感のあるAki。


試合はF、初回から先制点を取り毎回得点で終始優位に進める展開となった。Akiの2本の特大ツーベースに加えて、4番に座ったManatoも二塁打2本、2打点の大活躍。特に最初の右中間を深々と破るツーベースは、うまく腕を折りたたんで強振した見事な打撃であった。
本当はイケナイルージュマジック...じゃない、本当はイケナイのであるがローカル大会ならではのこっそり、ひょっこり、もっこり、ぱっくり、じっくり、がっつり、撮った写真1枚。彼の目にはボールに蝿が止まって見えるのだろうか?当たる瞬間までボールを見ちゃっているわけで。

試合はFの安打数が8、LGは5、スコアは8:3で勝利。

さて周知のように過日の台風の爪痕は、宮前ジュニアの聖地、第四公園にも残されていたのだった。あの時の台風では多摩川河川敷球場も軒並み全滅であった。昔はプレハブのトイレなども流されたこともある。今二子玉川の橋のたもとにあるトイレは、それを教訓としてちゃんとした建造物として建てたものである。今回初めて知ったこと。河川敷のバックネットは冠水するとそこに流されてきた流木やゴミが引っかかり、その後処理がものすごく大変なんである。それで近年はあの金網のネットはグランド側へ倒せるように可変式になったんである。台風の前に畳むことが出来るとのこと。凄いね。

簡単な基礎ごと持って行かれたプレハブの倉庫を連盟メンバーが修復していたんである。倒壊し無残な姿を露呈した樹木の根っこを処理していた人物がいた。なんとMatsui連盟会長自らユンボを操り、身を投げ出すようにチカラ技で切り株とガリガリガリクソン、グリグリグリーンズ、ギリギリイギリス、バリバリバリーホワイトと奮闘していたのだった。

夕刻マフラーを気にしつつバイクにまたがり第四の坂を駆け上ると、坂の上には秋のつるべ落とし、ギンギラギンにさりげなく、太陽が沈みゆく瞬間であった。実際は写真でみるよりも明暗のコントラストがもっと激しく、全く前方が見えない危険な状況であった。
ちょっと路肩に停車しiPhoneで撮ってみる。明と暗のパースペクティブ(遠近図法)、そのバニシングポイント(消失点)にオレンジの太陽が沈みゆく。

そう言えば今日の試合でも両チーム共に高く上がった飛球を見失う場面があったなと、胸中にそのシーンをVTR再生、回顧、咀嚼しながら夕陽に向けてアクセルを回し帰路についたのだった。

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2018年10月24日水曜日

真っ赤な木の実

日曜は「剣山ひまわり」というチームとの練習試合であった。剣山なので自宅から第四公園よりも倍以上遠いけれど、バイクで行くのであった。昨年あたりから第四公園あたりまでの距離だと、マフラーから白煙をあげるようになったんである。マフラーの中に燃えカスが溜まって、煙を出すわけで。マフラー交換に数万使うよりはと、年頭に買い替えを計画してHONDAのダンクを購入思案。ところが日々の忙しさでつい怠慢、今年ももうすぐ11月じゃないか。この日も途中2回ほど公園で停車し15分ほどマフラーを冷やして、白煙をあげずになんとか辿り着いたんであった。あの白煙もうもうは、もう嫌だ。地球の大気汚染を一気に助長するのではないかと思うほどもの凄く、経験した者でないと理解できないほど恥ずかしく、他人に迷惑をかけちゃうのであった。

プロローグはこの辺で。今日こそは写真のみで。ただ最近カメラの調子が悪いんである。ズームで撮るとオートフォーカスが利かずにピントが合わなくシャッターも下りない現象が頻繁に起こるように。以前もたまにはあったけれど、最近は異常に多くて困っているわけで。ネットで調べて対策を講じたけれどあまり改善せず。困ったもんである。仕方なく手動でピント合わせると瞬時のプレーには追いつかないわけで。困ったもんであるPart2。

ベンチメンバーたち。

お父さんたち。

近所の野球好きのじーさんか?ビニールシートを敷いて一人座り込み黙念と観戦中。
実はAraganeオヤジなんであった。今にもワンカップ大関を取り出しそうな風情であった。ファインダーを覗きながら思わずプッと吹き出してしまった。

それにしても今時珍しいチームであった。いろんな意味で。試合中バッテリーが大声で会話までする。投手が高いボール球を投げるとピッチャーくん「あっ!」と叫ぶ。するとキャッチャーくんが返球しながら「あっ、とかって言うなよ!」すかさずピッチャーくん「えっ?なんでだよ」とか、他にもいろいろ...。良く言えば昭和の草野球の匂いがする。


子どもたち。

オトナたち。

近所の野球好きのじーさんか?Part2。

フレンズ美女軍団。ピンボケでやはりピントが甘くなっちゃった、なっちゃんに、なっちゃったん。

試合経過はあえて記載しない。


エピローグ。
公園球場の入り口には、秋の青空をバックにちいさな真っ赤な木の実が浮かんでいた。これはiPhoneにて撮影。iPhoneのほうが、よほどピントが合っていた。

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