2019年10月4日金曜日

姫たちの黄昏

なんとかブログ、ただしどーにかブログ、しかしやっとこブログの、三重苦に喘ぎながらの「晴耕雨読」ゆえ、写真にてさっくりブログなんである。仕事で疲れているとはいえお蔵入りだけは免れたいわけで。日曜夜までの新宿百貨店改装仕事に追加図面依頼があり、さらに今日池袋音楽スタジオの別件が発生しちゃったんである。

Queens(連合宮前スマイリーズ)の試合は開会式後の第三試合目、午後14:30からである。それまでに何試合か活写してみる。片方のドームでは女子野球が、隣のスタジアムでは連合宮前クラブJrが戦っていた。

本部テントでは各区の事務方がそれぞれの役割分担を粛々と担っている。宮前メンバーに挨拶して回る。クラブJrは快勝であった。川崎30th記念誌で何度もメールのやり取りをしている川少連のSuetomiさんと、この日初めてご対面であった。川少連記念誌をボランティア価格で鋭意製作中である。

長ーーーい時間を経てやっとQueensの試合である。相手はなんと先日シスタージャビットで大敗を喫した中原ルーキーズ。監督主将会議でクジを引く監督あるいは主将は肩の荷が重い。Qの素晴らしい伝統の一つは、OG家族たちが実に多く応援に来てくれることである。一人二人なら他のチームでもよく見かける光景だが、Qは多くのOG家族が和気藹々参集してくれるわけで。

4回までに5失点の5:0とリードを許す。

ファルコンズじゃなかった、フォルコンズOBのOhtsukaさんもビデオ撮影に。OMピクチャーズはこの「晴耕雨読」左にもリンクを貼ってあるのでぜひご覧あれ。

その裏Qの閉塞感を一気に吹き飛ばす打撃があった。主砲Yumenoがレフトフェンスオーバーの文句なしのホームランを放ったのである。女子でこの多摩川球場のフェンスオーバー本塁打はかなりレアである。総監Koshimizuさんも代表Murataさんも今まで見たことないと、目尻を下げ口元を緩ませるのも当然であった。


今年はQにとってある意味転換期。少人数問題に連盟が協力してくれて、連合スマイリーズとして他チームから急遽参戦してくれた姫三人。その一人アリコMinoriは俊足巧打の逸材である。何度も抜けるかと思われた打球をショートストッパー面目躍如の堅守で、Qを救ってくれた。他にもTsugumiなどが参戦してくれて、実にありがたいわけで。

ちょっと休憩...結局文章書いちゃってるから、すでに0:30過ぎだわ。写真を検証しながら書き始めるとつい書いちゃう、やはり職業病と言っても過言ではない。
鳥たちがワラワラ飛んでいる。

これにつられて黒い鳥たちに、何を勘違いしたか白鷺も合流して編隊を組み始めたのは面白かった。

最後はお約束のV字編隊を形成に成功。黒白連合鳥チームのV字編隊飛行をじっと見つめて写真に収める。ふと思った。このQ連合も後半戦V字回復で逆転劇を見たいぞと。

試合は7回までもつれ込んだ。圧倒的な打力で加点する中原に対して、最終回のQはまたしてもこの姫がやってくれた。Yumenoが2打席連続となるランニングホームランを放ち、11:7と猛追する。その前のKarinが起死回生の見事な二塁打を放ち、得意げにガッツポーズ。こんな笑顔が男女問わずチームを救うこともあるのだ。

相手は今大会最強の呼び声高い中原軍団。ジャビットに比べればまだ一矢報いた内容だったろうか。しかし得点は11:7で初戦敗退であった。6年生の数名は号泣していた。

朝の開会式ではこんなに晴天。

しかし暮れなずむ夕刻のQの敗戦に、暗雲垂れ込む隙間から、しくしくと夕陽が胸に射し込むのだった。
「黄昏(たそがれ)」
うんと大昔20代の頃イギリスへ行った時の、JAL機内で観たジェーン・フォンダ父娘主演の「黄昏」という映画を想起した。

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2019年10月1日火曜日

三千人と二人の邂逅

先ほど仕事にメドをつけ、やっとブログ。と言ってもまだまだヘビーな今週の予定を思えば、簡素なブログになるのは否めない。本来なら一気に試合まで書いてしまいたいのは山々なれど、川少連学童部設立30周年記念「令和元年第30回川崎市学童軟式野球大会」の開会式ブログのみなんである。

記念大会とあって今年は7区から単独8チーム、連合、女子、ジュニア、トスベースの合計77チームの大所帯、選手だけで1700名である。これに大会関係者、来賓、指導者、保護者の大人も入れれば全部で約3000名の、稀に見る壮大な開会式となった。実に壮観である。


国歌斉唱の際は帽子を脱いで。これまた楽しい子供達の頭の海。

それでは宮前勢単独8、連合2、女子Queensの11艦隊を活写。




今となってはフレンズもQも結果がわかっているので、期待に胸を膨らませての執筆とならないのが、なんとも、にっちも、さっちも、どーにも、こーにも、ブルドッグなんである。(※出典フォーリーブス)


とにかくいろんな事情や状況を鑑みて、超時短作戦の開会式であった。選手宣誓も代表だけ前に出て他の主将は一歩前に出るだけとか。たくさんの優勝旗返還なども一気に受け取る算段であった。

最後にQueens美人姫たちの集合写真。

....
さてと、なんである。
二つ嬉しい邂逅があった。一つは開会式後、もう一つはQの試合後。

「こんにちはTeshimaさん」右から声をかけられた。
多摩連盟で審判をやっている堰子ども会野球部のSasakiさんであった。今年Qの三多摩懇親会でお会いした方である。筆者の村上春樹的小説の話などで盛り上がったりしたんである。小説のラストシーンでは思わず泣いてしまった、と言われた時は筆者の方が泣いてしまいそうだった。


「こんにちはTeshimaさん」右から声をかけられた。
Qの試合後草むらでブルーな気分で黄昏(たそがれ)ていた時だった。今井西町少年野球部のShibuya監督であった。数年前に何度か試合もしたことがあるし、Shibuya監督はこの「晴耕雨読」のヘビロテ読者さんなんである。実に嬉しくありがたいことであった。「これからも「晴耕雨読」ファンですからいつまでも頑張ってください」と声をかけられた。その言葉が赤い夕陽とともに胸に染みて、筆者の方が泣いてしまいそうだった。

フレンズ、Queens、他チーム、宮前連盟のみならず、こうしてブログを通じて川崎市の他区の方からも声をかけられることは、実にありがたく素敵なことであり、明日へのモチベーションに繋がるわけで。
感謝の一言に尽きるのだった。

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