2020年8月31日月曜日

日本の子どもたちは元気です

「鉄は熱いうちに打て」の故事に従い当ブログも「試合後は熱いうちに書け」を信条としてこれを10数年守ってきたわけであるけれど、年齢とともに我が身の意に反して、冷たいビールをかっ喰らっい、過労や睡魔に襲われて法令遵守は遵守ならず、コンプライアンス違反を犯す今日この頃なんである。
本日も秋季決勝戦、実に決勝戦の名に相応しい熱き戦いを胸に写真選択すれど、気が付いたら20:45、爆睡しちゃってイッテQすら見逃し、程なく半沢直樹の21:00、これはもう今日中のアップは観念せざるを得ないのである。

とは言え、秋季決勝の前にフレンズのブログだけ先にアップしちゃう。
先日の有馬小に続き西有馬での「体験会」なんであった。名門(?)有馬フレンズと言えど太古の昔から「少数精鋭」という名の「人数不足」の悩みは慢性化し、子どもの人数確保はチーム存続の将来を見据えれば喫緊(きっきん)の課題なんである。

第一公園へ行く前に西有馬へ。実に驚いたんである、少子高齢化、コロナ禍の中、その体験会参加人数に。まだまだ宮前の少年少女野球は捨てたもんじゃない、ありがたし。子どもの元気な姿を見れば、我々オトナも元気をもらえるのである。
2年Haruhiのスィングは場外ホームラン級であったが、ボールは1ミリも微動だにせず見事な大空振り大会であった。そんな姿にも僕らオトナには口角が上がり目を細めることが出来る。

以前にも触れたが当ブログではフレンズ、Queens、連盟広報として、少年野球を盛り上げるためにも、個人情報保護に鑑みつつも、あえて各チームの子どもの写真は、これでもかって言うくらいにクッキリ掲載させていただいている。しかしまだ正式に部員となったわけではない、一般人である体験会参加者の子らの写真を掲載するのは、このご時世我が身のコンプライアンスに照らして逡巡しちゃう。でも少々大げさではあるけれど、今の日本の子どもたちのこの元気な姿を伝える意味でも掲載させていただきたい。※ネーム部分はベタで加工した。


グランドの片隅ではアメリカンノックで汗を流すF現役軍団。

炎天下のテントにレンズを向ければ、フレンズ大森、いや、「大盛り」上げ隊長Natsuki、Emy、Kanako、Naoko、Ayumu他の面々がVサインを送ってくれた。

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宮前秋季決勝の近年稀に見る名勝負、熱き激戦の模様は次回、体力が回復したのち執筆予定なんである。
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フレンズ社内広報である。
朗報である。3月あたりのコロナ以来フレンズ代表Yanagisawaさんが、コロナ明けてもとんと参加していない。チーム父母全員で心配していたのだった。筆者とて例外ではない。ずっと想いを寄せていたのだが、今日テレワーク電話会談を敢行。
杞憂であった。
実に元気であった。会社にも変わらず通勤しているとのこと。最近筆者はコロナ禍のせいで、人と話す機会が減少し、加齢も手伝って声帯が衰退し声が上ずってしまっているけれど、むしろ代表の方がしっかりしていた。フレンズの動向はこの「晴耕雨読」ブログや毎週の連絡網で把握していたとのこと。既報の牛久保公園の「鴨さんブログ」を読んで、早速散歩がてら見に行ったりしたそうで。実に嬉しかった。フレンズのレジェンド「心の柱」である代表の元気な顔を、グランドで見れるのはそう遠くないと確信した。
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余談。
安倍首相が辞任したニュースが列島に激震をもたらしたことは周知の通り。
そこで次期総裁選候補に何名かの名前が喧伝されているけれど、その中の一人石橋、じゃないイシバシじゃない、石破氏がいる。筆者的には防衛庁長官時代のイメージが強いのだけれど、なんと驚いたことに、筆者よりも、うーーーーんと、10歳くらい年上のおじいちゃんと思っていたら、筆者よりたった一個年上の63歳であることに、カルチャーショックを受けてしまったことを特筆して、今日は筆を置きたい。
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2020年8月29日土曜日

写真は光と熱気

本日は土曜日、全国的な猛暑の中、カブをカプカプ言わせながらアクセルをふかしギアチェンを繰り返し、Queensの待つ第一公園へ。秋季決勝を明日に控えたレッパと合同練習なんである。

今回はあまりに天気が良くて写真も若干「白飛び」しつつも綺麗な良い絵が撮れた。というか、フレンズでもそうだけれど、今年は卒団式の際のDVDのための写真が、あまりに少ない訳で、少しでも子どもたちの表情をストックしなきゃなんである。他のチームも大同小異、当たらずとも遠からず、であろうか。
全方位からの残暑の光と熱気が、写真の陰影を濃くし奥行きに深さをを与えてくれる。

さっくりと写真掲載にて。

レッパファーストくんはなかなかのイケメン。フレンズのHaruとは従兄弟同士なんである。彼のお父さんとフレンズHaruの母Natshukiちゃんが姉弟である。さらに言えばお父さんはフレンズ理事(連合コーチ)Itohと有馬中学の同窓生で、てゆーことはもっと言えば筆者の息子と嫁さんとも同窓生なんである。これを三段論法的に強引に要約すれば、ファーストくんは筆者の息子の中学同窓生の息子さんということにもなる。長々と活字にすると実に不可解だけれど、江戸幕府の将軍の相関図よりは遥かに易しいのである。
レッパ監督Tsukamotoさんも成長した姿を賞賛する彼なんである。

ではQ姫たちの姿を活写。

さすがQ主将でありレッパでも成長めざましく良い場面で大活躍のKarinは、鋭い快音を響かせていた。


Q事務局Kana&Emi、チチ&ハハ。

練習試合ならでは、ここバックネット裏からのショット。公式戦では絶対ダメである。良い子のみんなはマネしないよーにね。こんなダイナミックな写真も撮ってみたいものである。

明日は秋季決勝、上部大会出場チーム決定戦、ジュニアの部の決勝がある。
果たして結果やいかに。
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2020年8月25日火曜日

勝ちの涙と負けの涙

一夜明けてちょうど24時間の中断を経てのブログ再開となる。試合中断はリアルタイムでは1時間ほどであったが。例によってスコアシートがないため、ブログ記述の細かい部分で間違いあればお許しあれ。出来れば前回ブログを読んでから今回ブログを読まれたし。

豪雨はこんなんだった。再開は困難だったと思った。

しかしながら前回ブログのように試合再開なんである。
最終回5:4でレッパ1点差ビハインドで再開した裏の攻撃から。

ツーアウトまで無得点のレッパ。走者がどこにいたかは定かではない。しかし最後まで諦めない集中力が安打を生み、起死回生の同点打が飛び出しこれ以上ない土壇場で5:5の同点となる。

更に打順はQ主将でもあるKarinに回ってきた。男の場合「この男は持っている」というフレーズがあるがKarinも「この女子は持っている」んである。一打出ればサヨナラだった。
確か(間違っているかもだが)内野を抜ける安打だったと思うけれど、三塁走者はホームインしガッツポーズ。すかさず一塁方向を見るも、打者走者Karinはファーストでアウトとなって逆転ならず。

なんと大雨で長時間中断ののち、更に特別延長戦に突入。無死1,2塁からスタート。名勝負、大波乱の多い今季秋季大会。
延長表では花フラTadai監督がかなり熱を帯びた采配と檄を飛ばす。どーにか三塁まで走者を進めるもあと一本が出ない。後日談ではあるが、低学年生の大舞台での「経験の差」と監督は自省する。選手に罪はないと。
更に最終打者のライナー打球は抜ければ大きな得点となったはずだが、これもKarinがランニングキャッチの好捕でチェンジ。Karinの素敵な笑顔が印象的だった。


さて裏のレッパはこのKarinのプレーに息を吹き返したか、流れはレッパに来たようだった。試合後花フラTadaiさんと談笑した際に筆者が言ったのだが、特別延長戦は「先攻チームは1点取っても安心できないから複数点を奪取しなきゃいけないプレッシャーがある。だけど裏の後攻チームは相手が無得点だった場合、たった1点取ればサヨナラで勝てるとポジティブに迎えることができる」と。しかし先攻が大量得点すれば逆に後攻は大変なプレッシャーになっちゃうのだが...。
レッパの攻撃が爆発したのだった。
その1点をもぎ取り、長時間の波乱の試合に終止符を打ったのだった。

感動で嬉し泣きする父母たち。こんな場面で「3密」を避けろと言う方が無理である。抱き合い喜びを分かち合うレッパナイン。

対する花フラナイン。最後の挨拶が終わるとそのまま膝から崩(くず)折れて、何人かが悔し涙をグランドに滴り落とす。強豪相手に死闘を戦い抜きよく頑張った。キミのその涙はきっと、キミの心を強くしたに違いないのだから、もう下を向く必要はない。
勝つことでココロのヒダが多くなることはそうないが、
負けることで心の襞は深く幾重にも生成されるものだ。
転じて...。
人生勝ってばかりの勝ち組には、人としての魅力に欠けることが多いが、
幾度か挫折を味わい苦労して生きてきた人には、顔に素敵な皺が刻まれているものだ。

以前のブログで書いた筆者の名言である。勝手に名言にしちゃうのだけれど。
「勝って感動で泣くのは大人。負けて悔しくて泣くのは子ども」
勝って泣く子どもはあまりいないし、負けて泣く大人もほとんどいない。
不思議なものである。
....
さてもう一つの準決勝は、ウルフVSリトグリ戦である。もう23時、少し駆け足で執筆。

序盤は互いにゼロ更新のまま推移。

ウルフデッドボールで出塁の選手。ランコーがコールドスプレーをチャチャっと振りかける。おいおいもっといっぱいかけろよと、ベンチから声が。しゅんしゅんシュワシュワ再度しっかりコールドスプレー。
しっかりかけていいのがコールドスプレー。
しっかりCDをかけて聴きたいのがコールドプレイ。
全世界で有名なUKイギリスのロックバンドである。魂に触れるメロディーラインで魅了されちゃう。筆者のMacのiTunesにも何曲か入っている。
試合は「コールドプレー」ではなく「ホットプレー」...熱きプレーが展開されている。
「コールドゲーム」にならなければいいが。

ジワリ地力に勝るWが優勢に。

勝って嬉しげなレッパの小さな赤い雀たちは、フェンス柵に掴まり鈴なりで観戦。

いよいよW軍の本領発揮。畳み掛ける攻撃と鉄壁の守備。

フレンズ戦で代打ツーランホームランを放ったLG打者くん。情報が共有されているのだろうか、彼が打席に立つと外野守備陣が若干後ろに下がったと思ったのは筆者の思い違いだろうか。

いつもの大暴れの王者Wナインであった。やはりコールドゲーム。

来週はいよいよ決勝戦である。6年生最後の宮前公式戦、レッパVSウルフ。今季宮前の両雄と言えようか。
連盟広報としても、今年のコロナをぶっとばすような、素晴らしい勝負を期待したい。
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