2021年4月5日月曜日

5試合ブログ写真90枚の暴挙

 土曜は春季大会真っ盛りなんであった。初戦敗退したフレンズは宮本慎也杯参戦のために河川敷へと馳せ参じている。筆者は連盟広報として第一第四公園を往復す。少年野球ブロガーと言うと格好いいが、戦場カメラマン兼ブログ記事を書いているからには、一応記者と言えなくもないワケで。普段この「晴耕雨読」は写真枚数は多くてざっと50〜60枚。1試合20枚前後と少ないながら、しかし今回は5試合分を一挙掲載しなきゃで、約90枚程度に膨らんだ。うーむ、サクサク行かないと明日になっちゃうワケで。

なので写真中心に。試合の勝ち負け優劣は除外し、なるべく両チーム同数程度に選択し、よく撮れた写真にて。この約300枚から90枚選ぶだけでも額にサロンシップを貼りたくなるくらいであった。※注:モンタVS神木戦は撮ってない。

【第一公園】
第1試合 ウルフ  - ヤング
第2試合 リトル - 松風
第3試合 ウルフ-リトル

【第四公園】
第1試合 モンタ -フォルコンズ
第2試合 サンダース-神木
第3試合 モンタ -神木

【第一公園】
第1試合 ウルフVSヤング

ウルフ優勢のまま試合は進む。コメント入れたいけれど、前述の理由でサクサク行っちゃう。

ここでの球審はUeshimaさん。同時刻に第四では愛娘Tohkoのフォルコンズ戦が並行して始まっている。本塁でのクロスプレーに自信たっぷりのジャッジ。筆者の写真がそれを証明す。振り向いたUeshimaさん、ちょっとドヤ顔であった。

点が取れない展開に試合前筆者に笑顔だったKurosu御大、試合中はベンチでは渋い顔だった。

試合途中で赤カブに鞭を入れて第四スタジアムへ。

【第四公園】
第1試合 モンタ -フォルコンズ

Tohkoのパワフルバッティング。モンタマウンドはこれまた女子にスイッチ。女子対決となる。女子対決とか女子野球とか、女子何々と言う言い回しもそのうち差別用語とか言われちゃうのだろうか。「女性理事4割目標」とかにも一言言いたい。これについては筆者近年非常に懸念を抱いていて、男女差別や差別用語撲滅はいいと思うものの、反面表現の自由を浸食してしまいかねない、昨今の妙な世間の過敏過ぎる動きに懸念を抱いている派だ。これについてはまた別の機会に譲りたい。これを論じていると明日の朝になるどころか、1週間後の朝になっちゃうから。

フォルコンズの誰にも愛される主将くんにスイッチ。モンタの優勢は変わらずの展開。

FもついにTohkoが登板。試合はモンタの勝利。

第2試合 サンダース-神木

おっといけねえ、やはりついついコメント入れちゃって長くなりすぎちゃうぞ。このままでは1ヶ月後の朝になってまうワ。先を急ぐ。大差で勝敗が決まる試合が多い中、このサンダースとマーキュリーズ戦は接戦だったようだ。記者は汽車で帰社する...いやいや、試合途中で記者はカブで第一公園へ帰還する。

【第一公園】第2試合 リトル - 松風

今日来たのは連盟30th記念誌のキックオフMtgについての下打ち合わせもしたかったのだが、主要メンバーが揃わず、副事務局Fujisawaさんに手書きのエスキース資料を手渡すに留まった。さて写真にてグリーンズVSスラッガーズ戦を。

筆者の素人写真にしては実によく撮れていると自画自賛。春のうららかな陽光の光と影の加減と、カメラのオートモードの絞り、シャッタースピード、ISO感度の設定がドンピシャに合致したのだろう。

今年のグリーンズは一味違う。OBでもあるQ代表Murataさんも見守る中熱戦が展開される。M善戦するもLGの勝利。最後はQのMomoも打席に。

第3試合 ウルフ-リトル

今日はコロナで切羽詰まったスケジュールゆえ準決勝まで決行のダブルヘッダーとなった。準決はウルフVSグリーンズ。

個人的感想であるが、打撃ではグリーンズ打線は決してWに負けていなかったように思う。むしろ外野への長打や鋭い当たりが何本も飛び出していた。しかしその度にウルフの好守に阻まれ本塁が遠のく場面が実に多かった。Gの失点の多くは自らの失策が多い。

試合は下馬評通りウルフの勝利。

以下本日の連盟試合速報メールをコピペ。

本日の全試合終了。
【第一公園】
第1試合 ウルフ 7× - 0 ヤング
第2試合 リトル 13 - 2 松風
第3試合 ウルフ13 - 0 リトル
【第四公園】
第1試合 モンタ 17 - 3 フォルコンズ
第2試合 サンダース 2- 3 神木
第3試合 モンタ 16 - 0 神木

決勝は10日ウルフVSモンタの昨年同様の二強となった。10日は筆者記者はQueensへ帯同する。

オマケ。

さて記者といえば文春砲である。少年野球記者から週刊誌記者に転じる。

「熟年有名男優と人気女優のお忍びデート発覚!」

数々の名声を得た熟年男優のMと、今をときめく映画ドラマCMに引っ張りだこのアラフォー人気女優Tの、川崎某所野球場での観戦お忍びデートを激写。仲睦まじく観戦後この後二人はタクシーに乗り込み、夜の繁華街の闇へと消えていったのだった。きっと野球観戦後は観戦ではなく実戦に臨んだに違いない。記者はその証拠となる写真の隠し撮りに成功した。

なんちゃって....良い子の皆さんは誤解しないでね。この文春砲ギャグのアイディアはQOG、フォルコンズTanaka母の発案である。Murataさんもゲラゲラ笑っていた。筆者は二人の了解を得て虚偽の記事として書いているわけで。実際はこちら。きっとTanaka父はドキドキしちゃったに違いない。

最後にお口直し。

第四公園名物百花繚乱の花壇。春爛漫、少年少女野球もコロナで華やかにとまでいかぬも、十分に花開いた時期を迎えたのだった。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村
少年野球ランキング

2021年4月2日金曜日

旅愁 広島行

 せっかくなので、ちょっと野球を離れて日々雑感的旅愁ブログなんである。

過日不要不急ではない、出張でも観光でもない所用で広島へ一泊どまりで行ってきた。久しぶりの広島である。行きの新幹線では緊急事態宣言明けで、念のため指定席をネット予約したのだが、それでもガラガラだろうと思いきや、まあまあ窓際の席は全部埋まり、それなりの車内風景だった。流石にコロナもあり平日とあって家族づれは皆無、サラリーマン男性が98%だったが、これでもリモートワークで出張は激減したゆえに、余裕の空席だった。筆者の友人で全国を飛び回っている出張の多い男がいるが、やはり昨年から出張が全くなくなったと言っていた。残念ながらの曇りの富士山。曇りの富士山ほど残念なものはない。iPhoneのGoogleMapで富士山に最接近するルートを確認し、窓からシャッターを切る。

広島での所用は翌日なのでいわゆる「前乗り」である。ホテルにチェックイン後すぐに桜の名所「縮景園」へ行った。縮景園は広島藩初代藩主浅野家の別邸の庭園として築成され、何度かの消失を乗り越え、浅野家から広島県へ寄贈された400年の歴史のある名園である。原爆では壊滅的な損壊だったそうだが修復と再建をし今に至る。確かに爆心地に近い地理的位置にある。

筆者、昔から寺社仏閣や日本建築が好きで、若い頃は会社の大阪出張ついでに、自腹で京都の寺巡りなどしたクチである。今年は全国で最初の桜の開花宣言がなされたのが広島だった。

日本人は日本庭園に我が身を置くと、どーしてこうも穏やかで心がフラットになるのだろうか。不思議と心の起伏や胸の中の突起が平らかに静まる。太平洋戦争に突入した大日本帝国の軍部や、原爆を指令した米国司令官や、当時の彼らがここに身を置いたならば、平和裡のうちに回避できたのでは、なーんて夢想妄想しちゃうのだった。残念ながら人類の歴史はそのまま戦争の歴史でもある。これからも当分は世界のどこかで諍いが続くのだろう。広大な池にはさすが広島カープ、大きな鯉(カープ)が大きな口をパクパクしていた。

ぐるっと回遊。穏やかで気持ちのいい好天に恵まれた。

一番高い場所にあった建造物は月を見るために建てたという「○○亭」があった。※名称は失念。昔の大名殿様は月を眺めて酒を酌み交わすためだけに一戸の家を建てちゃうのだから実に優雅である。今の県知事が高級外車を公用車に購入し、世間のバッシングを浴びて苦しい言い訳をするのとは隔世の感あり。月夜の晩に酒を飲みながらここから眺める風景はいったいどんなだったろうか。妄想するだけでも風流な気分になる。

縮景園を後にして路面電車の線路を跨ぎつつ、徒歩で平和記念公園へ。結構な距離はあるがあえて歩いて行った。記念公園も原爆ドームも過去に何度も来ているが、いつ来ても遣る瀬無い気分になる。コロナでなくとも、無駄口や大声で笑うことが自然と躊躇われるような厳粛な気持ちになる。原爆投下後この川べりには幾千もの累々たる死体が運び込まれたそうだ。当時の阿鼻叫喚を知る義母に若い頃聞いたことがある。

ドナウ川のように静かに浪々と流れる川と(ドナウ川行ったことないけど)、桜を手前に水面に映り込むドーム。平和記念公園はまるでNYのセントラルパークのワンカットのようだった。(セントラルパークの近くまで行ったことあるけど)

晩飯はホテル近くの八丁堀のお好み村でお好み焼きを。奮発して大粒の牡蠣入りの高いヤツを食す。大阪のお好み焼きよりも広島の方が数十倍美味い。焼き方が全然違うワケで。(趣味嗜好には個人差があります)因みに東京のもんじゃ焼きは筆者はあまり好きではない。(趣味嗜好には個人差がありますPart2)

翌日田舎へ行き所用を済ませて広島へ帰還。新幹線に乗るまで少し時間がある。実はこの日はマツダスタジアムの開幕戦であった。あわよくばカープ戦を絡めて来たかったのだが、ネットでチケット状況を見たらもう完売。それどころか事もあろうに数ヶ月先まで空席は皆無の状態だった。昨年の入場者数は12球団トップだったそうだ。ファンがユニフォームを着て球場に行くことを始めたのは広島(その後みんな真似するようになった)、マツダのコンピュータを駆使して王シフトを考案して実践したのも広島(その後セリーグ他球団が真似するようになった)、ラッキーセブンの風船飛ばしを始めたのも広島なんである(その後阪神ファンも真似するようになった)。新幹線が到着するたびに改札出口から来るわ来るわ遠方からの真っ赤なカープファンが。皆ゾロゾロと球場へ急いで行った。

2025年頃には駅ビルが新築なる。鷺沼駅周辺再開発と同時期だ。(鷺沼はコロナ経済低迷で延期になったとか聞いたが?)駅ビル現在は工事中。将来は名物路面電車が駅ビルの2階部分に突っ込みそこが停留所になるそうだ。

帰りの新幹線の窓外はもう真っ暗。帰宅したのは22時近かった。最後に新幹線の窓からiPhoneで撮った動画をアップ。「映画も撮れちゃう」的なCMを流しているので試しにやって見たんである。窓ガラスにiPhoneのレンズをピタリと固定し手ブレしないように数十秒。

年長者の親類縁者がどんどん少なくなっていく。これからもう広島へ行くことも少なくなるのだろう。缶ビールを傾けピスタチオを齧りながら、窓外を流れる夜景を眺めながらそんなことを思ったのだった。


にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村
少年野球ランキング