2022年10月15日土曜日

フェロモンと加齢臭

 近況3題なんちゃって。このところ宮少連的には川少連大会が中心で、毎試合のサポート運営に東奔西走し、同時に宮前各地域ではオレンジボールリーグ予選が開催され、チーム同士の対戦が白熱を帯びている。さらに水面下では新人戦へ向けて着々と連盟の準備が進んでいるんである。

その1。川少連大会結果、宮前勢は先週単独・連合ともに接戦の末敗退となった中、連合5年以下のクラブJrが見事優勝を飾ったんである。今季のクラブJrは抜きん出て強く、練習試合では6年連合ですら痛い目にあったと聞き及んでいる。少し昔の話であるが、6年連合宮前が有馬中野球部と練習試合で勝ったことを思い出す。下克上である。何はともあれJrの優勝は将来に明るい希望の光となったことは間違いない。

宮前クラブJrの選手諸君、Ogasawara監督コーチ、スタッフ、保護者の皆様、実におめでとうございます。写真は本日現場からSatoh事務局長発信のもの。

その2。最近は新聞を取らない家庭が増えていて「もうそんな時代じゃなく、今はスマホで十分」なんて宣(のたま)う輩(やから)も巷(ちまた)に蔓延(はびこ)っている今日この頃、お宅はいかがですかいなと。ちょっと(   )の読み仮名が多すぎたかいなと。「蔓延」と書いて「はびこる」とは実に言い得て妙。まるで「真剣」と書いて「マジ」と読むに似ておるではないか。どんなにデジタル社会になってもアナログな活字は取捨選択、捨てるべきものは捨てて、残すべきものは紙データと言えど残すべきなわけで。あと10年20年もしたらこんなことを世に問う者すらいなくなるに違いない。20年後の若い人は「シンブンってナニそれ?」的な。その新聞に毎週金曜挟まれてくるのはこれまた活字満載のタウン誌タウンニュース宮前版である。過日NPB全国大会のジャイアンツJrに選出された野川レッドパワーズのWakimotoくんが掲載された。270名からセレクションで選ばれた16名に入ったんである。小学生では当たり前だが大谷翔平と同じリアル二刀流での活躍を期待したい。試合終盤になっても鋭い豪速球の切れ味は衰えず、全国の晴れ舞台で披露してもらいたいものだ。

※出典 タウンニュース宮前版2022/10/14

その3。...ってゆーかオマケ。今日AMQueens練習へ。Murata代表と懇談するグリーンズのベテランコーチ氏の指にチョウチョが止まった。普通程なくすると逃げていってしまうものだが、このチョウチョはこともあろうに指を触覚で舐めまわし、一向に飛び立つ気配がない。よほど気に入ったらしい。「俺の体からなんか出てんのかなあ」とか周りの母からは「美味しい汁でも滲み出てんじゃない」とか。氏は満を持してどこかの花へ移動させに行ったのだが、その間もずっと指に止まったままだった。

更にオマケのオマケ。この後この様子を見ていた2年生Yunoが来て言った。「ねえねえ知ってる?男の人って帽子をかぶると頭からフェロモンが出て、いい匂いがするんだって」一同笑った。筆者が応えた。「そりゃフェロモンじゃなくって加齢臭だろ」一同爆笑、なんであった。

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2022年10月8日土曜日

非建設的不毛な言葉遊び

 久々に家にこもって仕事尽くしの日々なんである。土曜は午前Queens午後仕事がほぼルーティンなんであるが、久しぶりの終日仕事であった。

本来ならば、川少連大会やQueens北部大会、フレンズオレンジ大会などよりどりみどり、緑のたぬき状態で、あわよくば川少連の連合か花フラへ行こうと画策するも、仕事に急な変更が出て今日土曜のみならず、明日日曜も仕事になっちゃったんである。以前にも書いたけれど、新宿歌舞伎町の超高層ビル内、巨大エンタメ施設の内装図面なんであるが、来年春OPENなれど、もう製作発注が迫ってきており、時間がないのだった。これに並行し大分別府ホテル案件も年内リミットでこれまた時間がない。

日頃から頭の中に浮かんでは消えるよもやま話をいつか書こうとしても、いざとなると野球一辺倒でその余裕がなく、つい忘れちゃうのが常である。その一つが野球チーム名称である。以前にも書いたのは「レッパと花フラ」は赤いきつねと緑のたぬきとか、リトルグリーンズは宮前で唯一地域名が入ってないとか、逆にアリコは唯一「子ども会」が付いているとか、昔は土橋ウルフだったのが今は富士見台ウルフ少年野球クラブと、気が遠くなるほど長くなったりとか、鷺沼ヤングホークスは「ヤングホークス=若い鷹」だから、若鷹軍団だとかetc、ここ十数年に渡って書いてきたわけで。大昔書いたのは馬絹メイツと有馬フレンズは、馬と馬で、さらに仲間と友達(メイツとフレンズ)な訳で実にニュアンスが通底しているとか。おっと最近では鷺沼なんだから鷹ではなく鷺が本来妥当なはずで、ならば鷺沼ヤングヘロンズではどーかとか、なんて問題もある。

そんな非建設的で不毛な言葉遊びで、毎日頭の中がいっぱいいっぱいなんである。

つい最近ではこんなことも思った。富士見台ウルフ、ウルフは狼、「ローンウルフ孤高の狼」...

ドラマ、ローンウルフ天知茂を知っている人は筆者より年上のご年配だろう。彼の眉間の皺はマリアナ海溝よりも深いのである。さらにオレンジボール合同チーム、ワイルダースとイーグルスが合体した「ワイルドイーグルス」。これは正に若鷹ならぬ「荒鷲」を表しているんである。(ここ笑うところです)映画「荒鷲の要塞」を知っている方は、筆者より相当年上のご年配だろう。今の若い人はリチャード・バートンなんて知らないだろうなあ、クリント・イーストウッドはギリ知っていても。そーだ、先日はNPBガールズトーナメント(女子学童野球の全国大会)の参加チーム名を見ていると、大抵は「地域名+●●ガールズ」という名称が多いのだが、我が神奈川は英文表記のみで「YAMAYURI」なんである。ほっほう、Queensと同じじゃないか。女子らしいチーム名が多い中、更に熊本はなんと「熊本暴れん坊ガールズ」だった。なんちゅうネーミングだろうか(^-^)

そんなふうに、たかがチーム名でも「世間の由なし事にちょっとだけ突っ込んだり突っ込まなかったりする」土曜から夜更かしなのだった。

そんなこんなで、川少連へ行きたくても、どーにも止まらない週末なんである。

どーにも止まらない山本リンダを知っている人は、筆者とほぼ同じ年代のご同輩だろうか。

「晴耕雨読」的にはほぼ毎回画像を掲載するのが常。野球的にはないので、いっそ今描いている仕事の図面の一部のスクショ。守秘義務あれど、この程度の一部分なら大丈夫だろう。今やっている図面を。何十枚のうちの一枚の、更にほんの一部分である。

あーあ、明日日曜も仕事かあ、やんなっちゃう。

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2022年10月2日日曜日

笑顔と涙の敗戦

川少連大会は土曜開会式後、早速単独の部レッパと花フラが初戦を終え、なんと期待値の高かったあのレッパがサヨナラ負けを喫し、反して花フラは逆にサヨナラ勝ちをおさめたのだった。ダブルサヨナラで明暗を分けた今年の宮前2強なんである。サヨナラ負けほど悔しいものはなく、サヨナラ勝ちほど嬉しいものもないわけで。

さて今日日曜は久々の週末快晴の空の下、多摩川大橋下グランドでの宮前Queens(スマイリーズ)の初戦、VS幸スターガールズ戦であった。以下女子野球大会は数が少ないので、姫たちの全打撃を2枚ずつ活写。Ueshimaコーチの発案で試合に臨む前に隣の御幸球場で5:30集合6:00からアップ打撃練習となった。宮前を出るのは下手すれば真っ暗な4:30過ぎとなり、筆者は信じ難いほどの夜型人間であり、救い難いほどの寝坊助野郎なので、後から単独バスで向かうことにした。少し前ならばSohma前会長の車で重役出勤なのだったが...。御幸と大橋下Gでの母撮影の写真数葉。

新生赤ユニのQ戦士たちが眩しいではないか。先発マウンドは主将Momo、ほか全ナインを。

半(なか)ば予想はしていたものの、相手打線は超強力重量打線。背が大きいだけでなく、確実に球をとらえるミート力も兼ね備え、長打連発被弾し初回2失点。

試合前水面下で「母ビブス問題」勃発。慌てふためきながらもことなきを得た。有馬フレンズありがとサンキューなんである。

コロナ禍を経て日曜休みとなったKoshimizu総監が久しぶりに観戦。Murata代表と顔を揃える。

さてここから姫たちの打席を活写。漏れた写真はお別れ会DVDのためのストック。Sakiがツーベースを放つも無得点。しかし終盤Sakiは大仕事をやってのけるのである。

2回にも幸は2得点し4:0と引き離す。うららかな10月の快晴、Q応援団も大勢駆けつけた。

またかよ...。そう頭をよぎったのは先日のシスターG戦、完封どころか完全試合達成された時の記憶が蘇る。14:0であった。今日も幸SGは3回に10得点し、すでに14:0。あの日の悪夢が蘇る。そんな大人の思惑はお構いなしに笑顔でプレーする姫たち。果たしてそれが良いのか悪いのか、頭が混乱しちゃう昭和のオジサンの俺。

3回裏Qの攻撃は、相手投手がスイッチし四球ののち9番打者Miuがクリーンヒットで出塁し上位へ繋ぐとここからAinaの見事な三塁打、Satsuki、Sakiも続き4連打で一気5得点する展開。Miuはここまで守備でダイビングキャッチなどの好捕も見せて素晴らしい活躍。悪夢の再現は免れてむしろ息を吹き返し盛り上がるQ軍団とベンチ、父母たちなんである。

マウンドはSatsukiからAinaへ。綺麗な軌道から鋭くミットへ収まる速球が武器だ。シスターGへ参戦できなかった忸怩(じくじ)たる思いを払拭(ふっしょく)するようにマウンドで躍動する。

最終回自力に勝る幸はさらに2得点し16得点。16:5とした。しかしなんである。その裏QはまたしてもMiuが単打で出ると四球を挟んでSatsukiのセンター前2点タイムリーで16:7と意地を見せる(意地を見せようとして意地を見せたかどうかは筆者の個人的見解であるが)。

Satsukiが2塁へ進塁し、迎えた打席はQ最強スラッガーのSaki。気が遠くなるほどの何本ものファウルで粘った後、振り抜いたバットは白球に火をつけて高々と青空に舞い上がり、レフトフェンス後方へ着弾。これぞSakiの真骨頂。5年生ながら今年何本目の本塁打だろうか。足し算すれば電卓を要するほどの天文学的数字になっちゃうに違いない。見事なツーランホームランであった。その打撃のワンカットがこれ。男子でもあそこまで飛ばせる選手はそうそう居ない。

出迎えてハグする主将Momoは感涙で頬を濡らしていた。試合結果は残念な数字だけれど、やっと溜飲が下がる思いだった。

14:0から猛追し結果16:9。点差こそあるものの、安打数は幸9本に対しQは8本の長短打。いつの間に近年のフレンズの立役者Maeda夫妻も応援に来ていた。大いに盛り上がるQ応援席。負ければまだ川崎セブンなどあるものの、6年生は事実上の引退。実力差のある相手に頑張りを見せてくれたQナインに拍手を送りたい。

お久しぶりの多摩WFの名物Minobu美人監督。Momoはじめ何人かももらい泣きの姫たち。ホームランボールに記入する総監Koshimizuさん。試合後の点景はいつもの光景だが、この時期の6年生を思えばちょっぴり哀愁が漂うのも事実だ。

ここで終わらないと寝不足必至だが、終わらナイトな「晴耕雨読」。この後Qは第一公園へ練習のため宮前へ帰還。久々のKoshimizuさんの神ノック。バウンド、コース、球速、この3要素の組み合わせの妙が内野ノックの真骨頂だと筆者は思う。他にもQベンチスタッフを活写。連日朝早くからお疲れ様でした。ちなみに本日段階で宮前勢はほぼ壊滅状態。生き残っているのは単独花フラと連合宮前クラブである。(クラブJrはまだ来週から)ぜひ頑張って欲しい。

いつも美人母ばかり撮っているので、他にもQを支えるお父さんたちを活写したけれど誌面の都合で割愛。しかし、いつもマネージャーとしての激務を毎週完璧にこなしてQに貢献しているSuzuki父だけアップしちゃう。陰の功労者である。ことに今日は娘が特大のホームランでこの笑顔であった。

最後のカット。筆者第一から電車で帰宅。帰り際公園の入り口でこんなピンクの子どもの自転車を発見。一瞬見過ごしたがすかさず戻って撮った写真。公園に遊びに来た誰か姉妹の自転車だろーか。寄り添っている姿がなんか、心を和ませてくれたのだった。