2011年10月27日木曜日

ヒトのあなろぐなチカラ

まずはこの写真をご覧いただきたい。

なかなかの美人さんである。
筆者18で上京直後、兄貴夫婦と一緒に映画を観に行った。新宿のどっかの映画館。「スター誕生」である。その時の主演女優のバーブラ・ストライザントに似ていると、思った。ユダヤ系アメリカ人独特の顔の造り。眼がやたらちっちゃい主演男優クリス・クリストファーソンは今どーしているんだろうか?
このバーブラ似の女性の写真。クリックして拡大で見ていただきたい。

この画像は先日ブログに書いたマレーシア在住の私の兄貴からメールでもらったものだ。18の頃一緒に映画館に足を運んだ。メールは数ヶ月前のものだけれど、いつかネタにしようと思ってMacの貯蔵庫に冷凍保管しておいたんである。今日やっと日の目を見ることが出来たわけ。

だからこの女性の写真のナニがどう面白いのかって?
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写真ではないんである。
人間が描いたイラストなのだ。
コンピュータ3Dで描いたのではなく、手描きのエアブラシイラストなんである。



エアブラシという言葉は誰しも聞いたことはあるのではないだろうか。
カップに絵の具を入れて、空気の噴射により絵の具を霧状に吹き付ける技法である。筆者も社会人になりたての頃、会社での仕事に使おうと必至で勉強した覚えがある。グラデーションの技術を自在に操れるには「石の上にも三年」的修行を要したものだ。
今は昔。
なんでも出来ちゃうコンピュータ全盛であるからして、大抵のリアルイラストには驚かなくなったけれど、映画の世界でいえば、先日亡くなったAppleのスティーブ・ジョブズ氏が創設した「ピクサースタジオ」の途方もないリアルの技術には驚くばかりである。(トイ・ストーリーなど)。でもそれもやがて我々の脳に免疫が出来て普通の既成事実になってしまう。

しかし、それにしてもなのが、このイラスト。
「でぃすいずあのっとふぉとぐらふ」
70時間かけて数人で手作業で描きあげたものだそうだ。たったの70時間!?
レオナルド・ダビンチが見たらなんて言うのだろうかと思っちゃう。
人間のアナログのチカラに今更ながら感動しちゃったので、今回は思わずブログに掲載と相成ったわけである。
ヒトのアナログなチカラってまだまだ捨てたもんじゃないですよね(^^)
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