2014年6月21日土曜日

乾杯は何度でも

参ったぞ、とてつもなく参ったぞのW杯。吊り橋を2/3渡ったところで、いきなり踏み板が割れて片足をいや、両足を踏み外したように。もはや腕の力だけで吊り橋にぶらさがっている状態だ。橋の上ではコロンビア人が不敵な笑いを浮かべてこちらを見下ろしている。下を見れば断崖絶壁に白い波濤が砕け散っていた....。
早起きして観戦したW杯は、ギリシャに負けに等しいドロー。
しか〜し。信じるしかないんである。がんばれニッポン!

15日の日曜はそんなこんなで、東京ドームでのPV、午後はドジャース杯に少しだけ間に合い、そして夜は祝勝会。ところが祝勝会というのは大義名分であって、実はフレンズの最長老、今年からコーチから顧問に勇退されたKanedaコーチの少し早めの「お誕生会」なんであった。昨年Yanagisawa代表の誕生会もやった。これは以前ブログにも書いたとおり、鷺沼ヤングホークスKurosu監督から聞いた話にインスピレーションを得た結果、うちでも代表とKaneda顧問の誕生会を絶対やろうと心に決めたことなんであった。因に筆者のiPhoneの「カレンダー」にはご両人の誕生日を毎年アラーム付きでインプットしてある。今回のKanedaさんのは、筆者は表に出ず全て母たちに企画を任せた。「去年の代表の時のようにサプライズでバッチリ頼んだぜ」みたいな。母たちも笑顔で「よっしゃ、任しといてっ」みたいな。

皆さんも経験おありだろう。最初に店に行くとまだ一人しかいない。皆バラバラに来るからだ。ここで二人でビールを頼み「乾杯!」そのうちまた一人来て「お疲れ〜乾杯」更に二人来て5人で「乾杯!」更に更に....。この日は何度乾杯したか分らない。しかし「乾杯」ほど何度やっても良いものはない。誕生日は歳を重ねるごとにあまり嬉しくなくなるものでもあるが。
Yanagisaki代表はこの日は父の日で、ご家族でお祝いをしてパーティーを開いてくれる予定だったそうだ。だから祝勝会と聞いて最初は辞退した。しかしあとからKanedaさんの誕生会と聞いて、家族にキャンセルの断りを入れわざわざ参加して下さったのであった。

筆者カメラマンとして虎視眈々とシャッターチャンスを狙うべく、Kanedaさんを捉える位置の入口に陣取っていた。そしたらNatsuki母が「Tさんもちょっと席に戻っててよ。Kanedaさんにバレちゃうから」「おっ、そっか。分った」と席に戻る。

じゃ〜ん、なんである。こういうサプライズが大好きなAkane母が、夕方急ごしらえで作った「Kanedaさん77歳おめでとう」の横断幕....。
目が点になった。「ありゃありゃ、マジか?俺の名前もあるではないの」
筆者はずっと黒子で仕掛人のつもりだったのに、母たちは味方をも欺くフェイント攻撃で逆サプライズを用意してくれていたんであった。「どっきり」のプラカードを持って寝起きの部屋に忍び込んだら、いきなり相手からクリームパイを顔面にぶつけられたような嬉しく楽しい気分。筆者は少し前5月30日が誕生日だったのを彼女らは覚えてくれていたのである。但し筆者56歳である。ん、違った46歳である(^-^)

Kanedaさんも筆者も代表の時と同じように、フレンズOB母のShinobu母から、毛筆のお手紙をもらった。ありがたいことである。筆者などの若輩者が畏れ多くも両巨頭と同列に並び称される栄誉なんであった。企画してもらった母たちやフレンズの父母たち皆に改めてお礼を申し上げたい。
「ありがとうございます」m(_ _)m
カメラは筆者のNikonを奪い取ったAkane、Natsuki母が激撮。
感謝、感謝...。

筆者はともかくなんである。
Kanedaさん、おめでとうなんである。喜寿を迎えたのであった。喜寿の「喜」という字は昔の漢字で「七」が並ぶことからきている。同様に卒寿の「卒」は略字の「九十」になぞらえて90歳の時に。是非Kanedaさんの卒寿もフレンズでお祝いしたいと思うのであった。少し昔の話。夏休みの平日の子どもらは暇を持て余している。大人は会社や仕事がある。そこでKanedaさんは夏休みのあいだの平日、ほぼ毎日はるばる麻生区からやって来ていただき、炎天下子どもらの練習を仕切ってもらった。お手伝いは時間のある母数人とたまたま休みの取れた父のみ。これは「好き」だけでは出来ないことだ。自分の子どもがいるわけではないのに、無償の精神でこともなげに数年間やっていただいた。そんなKanedaさんのことを知っている父母たちも今は少ないだろう。代表と並びひとつのフレンズのレジェンドであると筆者は思っている。感謝してもしきれないのである。

時間も時間。少し人数は減ったけれど最後に店員を呼んでブログ用にパチリ。
最初はフツーに一枚。次はお定まりの「ヘン顔」で。
実は先日も飲み会での「ヘン顔」写真を掲載しようとして、あまりにヤバイ顔だった母のものを、良心の呵責に耐えかねて修正して掲載に踏み切ったんであったが、それでも翌週ブログを見た彼女に「Tさん、あれは載せちゃダメよ」とこっぴどく叱られたんであった。
今回はどうであろうか。恐る恐る掲載しちゃうんである(^-^)

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最後に。
この日曜は午前、W杯東京ドームでのパブリックビューイングで代表応援ユニフォームデビューしたんであった。
午後はフレンズで新しく作ったセカンドユニフォームを初めて着てグランドデビュー。
極め付きは、夜のこの日。フレンズからバースデイプレゼントでもらったMizunoのTシャツ。その場で袖を通したんであった。
一生のうちで一日に新しいTシャツを3枚連続して着るような経験はもうないだろう。
楽しく素敵な一日をありがとう(^-^)/

蛇足。AM1:00過ぎ、もうイタリアVSコスタリカ戦が始まっている。畏れ多くも連盟会長Sohmaさんから拝領したSuntory「響」の封を切って、明日AM仕事がありPMフレンズの試合もあるのにTV観戦しちゃう筆者なんである。
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2 件のコメント:

  1. フレンズって、ホントに素敵なチームですね。
    私、以前から大ファンであります(^O^)/。


    大人の皆さんの普段からの指導が余程すばらしいのか、子ども達は「押し付けで無い礼儀正しさ」と「子どもらしさ」の共存ができているチームだと常々感じています。

    これからも勝手に応援しています!

    (この度は匿名で……)



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  2. 匿名さん、コメントありがとうございます。

    そんなに褒められると照れてしまいます。
    普段から子どもたちに言ってることの、1/10しか出来てませんですよ、彼らは(^-^)

    でも少しずつ挨拶などは出来るようになってきました。
    「子どもらしさ」も失わせたくないですから、匿名さんの言うようにそれがうまく共存出来ていれば、嬉しいですね。
    ありがとうございます(^-^)

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