今年も「熱闘甲子園」の季節がやってきた。今テレ朝を観ながらこれを書いている。
以前にも書いたような気がするけれど、ニッポンの正しい夏のお盆の過ごし方はこれなんである。
風鈴がちりん、と鳴る。
うだるような暑さ。風鈴を撫でながら、ゆるり、吹き込む夏の風。
ランニングシャツの半裸の男は畳に寝そべり、右手で頭を支え左手にはビール、
ちゃぶ台の上には塩の効いた枝豆と、きんと冷えた木綿豆腐。
団扇、蚊取り線香、窓の外には抜けるような紺碧に白の入道雲。
そして、となりの女のうなじには、汗でまとわりつくうしろ髪....。
歓声が地鳴りのように湧き起こる。砂漠の向こうから駱駝が突進してきたように。
受像機の中の甲子園では悲喜こもごも、高校球児が泣いたり笑ったり。
ほどなく9回の裏二死満塁.....。
男は立上がり、冷えたビールをふたつ持ってきて女に言った。
「お楽しみはこれからだ。俺とおまえも」
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今日も昼頃LINEにちょっと書き込んだら、ダムが決壊したかのようにフレンズメンバーから怒濤のコメントや写真投稿の嵐。そこで初めて認識したのが、いま世の中は「お盆休み」なんであるということ。筆者もサラリーマンだった頃はこの時季そうであった。
LINEを通じて、少年野球の家族たちが思い思いのシチュエーションで夏休みを過ごしていることを知った。実に楽しい。それぞれの家族たちがいい笑顔を筆者に届けてくれる、iPhoneの小さい画面を通して。
お盆の夏休みをテーマにブログを書こうと思ったのは、これらの写真を眺めているうちに思ったことだった。当の筆者はLINEを尻目に終日スティービー・ワンダーなんぞを聴きながら仕事していたんであったけれど。
明日かあさってにはこれらの写真をテーマにブログを書く予定である。(メンバーにはLINEで言質(げんち)を取ってある)
その前夜祭として、今日のLINEでのベストショットを一枚だけ。
和歌山に帰省しているSameshimaファミリーから届いた一枚。
台風一過で波が高く遊泳禁止だったようだが、海辺でのこの一枚は見る者を元気にしてくれるのであった。
次回はこの数倍の「ニッポンの夏休み」が少年野球「晴耕雨読」に登場予定なんである。
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