宮前少年少女野球のメッカは第一公園ドームに次いで、もうひとつ第四公園スタジアムであることは全世界の少年少女の知るところである....かどうかは知らないが、少なくとも宮前では常識なんである。昔に比べて近年は周辺環境も整備されて、随分と綺麗になったものだが、しかし以前ほどの荒れ放題とまでは言わないが、今でもイレギュラーバウンドは当たり前だ。しかし多少のイレギュラーなら瞬発力と動体視力の練習にはもってこいではないか。「弘法筆を選ばず」というではないか。......ちょっと違うか(^-^)
更に昔の外野の雑草伸び放題は有名であった。大袈裟に言えば外野にボールが転がると探すのに時間がかかってしまったりと、半ば野球にならないこともあったりして。今はだいぶ雑草の背丈も短くなったものだ。
しかし最近この雑草目当てに勝手に牛を放牧する輩(やから)が出没しているようだ。犬猫の代わりに牛をペットとして飼う家庭が増えたのだろう。その証拠が下の写真である(^-^)
さてこれで、ブログの「掴み」はOKだろうか。
北部大会VS富士見台ウルフなんである。北部大会であるからして、まだ6年生も参加するゲームとはいえ、ウルフでは今年エースとして大車輪の活躍をしたShuntaくんは受験で、更に守備範囲は100メートル四方にまで及ぶNontaくんはジャイアンツJrへ合流でここにはいない。しかし、ウルフはやはりウルフなんであった。
前回ブログでも書いたように筆者は6年卒部式に向けてカメラマン業に専念すべく、スコアラーはやらないんである。よって細かい試合の流れや展開はすでに忘却の彼方なんであった。.....ということを言い訳にしてブログ執筆時短のために、極力文章量を抑えようとする姑息な手段を臆面もなく弄する私なのだ。
初回凡退0点に抑えてもイケルと思ったら大間違いなのはウルフのウルフたる所以である。初回0点ならば次の回に得点する、相手に3点取られたら4点取り返す...その野球の王道を実践しちゃうのがウルフなんである。筆者の知っている19年前の昔からそれは変わっていない。大胆かつ繊細な野球でフレンズを翻弄しちゃうはやり「王者」ではある。
「くっそー、今に見てろよ〜」と思うのは宮前各チームの共通の思いであるが、逆に言えばそれはとりもなおさず、ウルフへの最大の賛辞でもあるのだ。
いきなり主砲Taiseiくんが満塁本塁打を放った。センターオーバーのライナー性の打球はあっと言う間に空を切る弾道、フレンズ軍団を一瞬にして黙らせるには十分だった。
6年を中心にレンズを向ける筆者。下の左の写真。2番手のHiroが2塁走者を牽制でセカンドを見ている場面なんである。その向こうにはウルフの打者もこちらを見ている。なんか、とっても、ある意味、すんごく、面白い写真になった。この絵の微妙な可笑しさ、ワカリマスカ?
完封負けである。いくら相手が王者ウルフとはいえ、0点とは予想してなかったわけで。来年注目を浴びているフレンズではあったが、驕(おご)りと油断は禁物だ。負けてカブトの緒を締めろ!筆者にはそういう意味で良い勉強になった。
試合後はOgasawara監督、フレンズYanagisawa代表、Kaneda顧問らが談笑。ウルフ打者を観察してうちの代表もフレンズに足りないものの新たな発見をしたそうだ。格上のチームに負けた時は、ただで負けてはいけない。単に下を向いて悔しがるだけではいけない。しっかり勉強出来ると思えば「負け」も無駄にはならないのだ。
負けて学ぶことは、勝って学習することの何倍にも及ぶのだった。
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