2021年1月25日月曜日

筆者的「酒と映画の日々」

 緊急事態宣言下とは関係なく、この土日は仕事部屋に閉じこもり、赤坂の案件図面に没頭したんであった。

※St21角パイプ軸組St.1.6tボンデ鋼板を380R曲げ加工貼古美色塗装、20×15エースライト下地不燃木目シート貼格子を、50mmピッチで半円形に配置、...なんていう天井部分の間接照明の断面図なんかを、スケール1:5で設計CADを使い描いてゆくわけで。

もっともフレンズもQueensも雨雪で練習は出来ず、仕事がなかったとしても野球に身を置く機会はなかったに違いない。部屋からバス通りの往来を俯瞰すると、人通りやクルマの行き来はさすがに少なく、バスは定刻通り運行してるはずだけれど、あたかも間引き運転してるかのように、本数が少ないように思える。更にはバスの中は市バスも東急も、ガランガランのすっからかんで空席が目立つ。いつもと変わらないのは朝の登校の、ランドセルを背負った元気な子供たちの姿くらいである。

さて、今週は野球ネタがないことをいいことに、昨年末までに書こうと思って失念した話を。野球ブログにしか興味ない読者さんは読み飛ばしてもらって構わない。昨年末に2020年を振り返った話を書こうと思っていたんである、コロナ以外の話に特化して。筆者的2020年に三大マイブームとなったのは、カブでの公園巡り、散歩とジョギング、そして映画鑑賞の激増なんであった。

映画の話は折に触れてここで書いてきたけれど、月々¥980定額で4本の映画が借りられるTSUTAYA(TATSUYAではない)と、Amazonプライムで無料で観れる二本柱だ。ネトフリより安くちゃんとした映画が豊富なんである。TSUTAYAで借りたDVDは2013年からMac内に記録を残している。一回観たのに同じ映画を借りないようにするための言わば備忘録である。Macの外付けHDの奥底からそのデータを引っ張り出してカウントしてみた。

2013年40本---2014年44本---2015年46本---2016年50本---2017年43本---2018年70本(たぶんAmazonも含む)---2019年32本、なんであった。これ以外にAmazonで観た映画もあるはずだがカウントしてなかったようだ。それで昨年2020年はTSUTAYAとAmazonに分けて記録することにしたんである。その結果去年は、

2020年TSUTAYA53本+Amazon84本。

なんと137本の映画を観ているわけで、およそ2〜3日に一本の割合で観たことになる。43インチTVと音響設備(Bluetoothスピーカー)を更新したのも大きいし、コロナで家にいる時間が以前にも増して増えたのも遠因であろう。TVがネットに繋がったことでTV上でAmazonにログインし、今までMacで観ていた映画が無料(正確には無料じゃないけど)で大きな画面と迫力の重低音で観れるようになったのも大きい要因だ。ましてやiMac21インチ画面から面積約4倍になったTVで観れるわけで。

話題作最新作。パラサイト半地下家族、ロケットマン、天気の子、Fukushima50、記憶にございませんetc。

コロナの影響で。コンテイジョン、アウトブレイク、日本沈没、復活の日etc。

気になっていた映画を一気に。バットマンシリーズはジョーカーまで全部。マチネの終わりに、AI崩壊、父親たちの星条旗と硫黄島からの手紙etc。

20代30代の頃観たものや、子供の頃TVで観た古い映画がもう一度無性に観たくなって。コレクター、パピヨン、スティング、明日に向かって撃て、地獄の黙示録、シンドラーのリストetc。

好きな俳優や監督繋がりでも観た。それにショーン・コネリー追悼でもう一度観たのは、007ジェームズ・ボンドシリーズやレッドオクトーバーを追え、小説家を見つけたらetc。薔薇の名前は若い頃観たが、複雑で長くてどんより暗い映画なのでパスしたけれど。

この他は筆者の好きな近未来モノや、フレンズAyumuちゃんが好きなハートウォーミング系、カーチェイスが売りのワイスピみたいなハードボイルドアクション系、ガチの真面目戦争ドラマ系、またはコメント欄の評価をみてこれは面白いに違いないと思えた、隠れた名画みたいな佳作も。逆にほぼ観ないのはラブロマンス系とコメディー系、ホラーやスプラッター系である。ホラーは興味ないがスリラー系やサスペンスは大好きだ。スタンリー・キューブリックのジャック・ニコルスン主演シャイニングは2018年に再度観た。シャイニングは続編が出ている。リドリー・スコットのブレードランナーの続編が何十年ぶりかで作られたように。これも毎年一回は観ている。

ただし悲しいかな。あとで思い返しても主演俳優やストーリーなどすぐに出てこないことが実に多い。印象的なワンシーンは思い起こせればまだいい方で、こんな映画観たっけか的なものもある。これは記憶力の低下ではなく、若い頃からそーなんである。情けない。反して少ないけれど良い映画はよく記憶に残っている。近年二度観たLIFE!やトム・ハンクスのターミナルなんて実にそーなんである。実話に基づく映画は面白い。事実は小説より奇なりだ。逆に途中で眠くなり断念したものも何本かある。寝不足ではなくツマラナイ映画で嫌気がさして切ったものだ。その骨頂がアルマゲドンの二番煎じアルマゲドン2020だった。ブルース・ウィリスのアルマゲドンが面白かったので、一も二もなくすぐ借りて観たら、続編かと思ったら全くの別物で、振り込め詐欺にあった気がしたくらいヒドイ出来だった。本編とあまりに乖離(かいり)した駄作には、タイトルに惑わされず選択したいものである。

いやはやコロナも影響したとはいえこんなに多く映画に浸れたことは幸せなことだ。反して小説はほとんど読んでない。若い頃は寝る間も惜しんで本を読んだけれど、年々小説は減ってしまった。このブログの文章は若い頃の読書も影響していると思うけれど、もう一つはこの映画鑑賞も文章力に影響を与えている気がする。小説と映画は実に一心同体な存在。小説を読むと頭の中に映像が浮かんできて、一本の映画を自分勝手に作っちゃうのである。好きな小説が映画化されるとほぼ観るし、面白いと思った映画の原作を買い求め読むこともある。

2020年TSUTAYAにて。

2020年Amazonにて。

20代の頃に観た昔の白黒映画の、ジャック・レモンの名画「酒とバラの日々」。

転じて昨年は筆者的には「酒と映画の日々」だったのだった。

おおーそーだ!今度ジャック・レモンの「酒とバラの日々」を探して観てみよっと。

いや無理かな。昨年昔の映画ドナルド・サザーランドのスパイ映画「針の目」を探したらどこにも出てなかった。往年の昔の映画をもっと充実して欲しいと思うのは一部のマニアだけなのだろうか。

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