筆者のスマホは、言わずと知れたAppleのiPhoneであることは、ここでも折に触れて書いてきた。恵比寿で設計事務所を開設した40代の頃、パソコンの導入はMacかWinかで迷った。なぜならMacはベラボーに高いからだった。しかし意を決してMacにして以来、Appleにぞっこんで、今やマイクロソフトやWin系マシンは全く眼中にない。50代前半の頃池袋の某百貨店勤務でWinPCを使っていたが、毎日毎日WinPCと向き合うのが苦痛で仕方なかった。デザイン、使い勝手、スピード、何より「美しさと快適」さはMacの右に出るマシンはないと、改めて認識を新たにしたんである。
さてと。筆者は物持ちがいい方であると自認する。古くなっても使えるうちは使う。ブランド品にはあまり固執しない。真贋を見極める目を持つことは大事だ。しかし常に新しいものにも興味津々ではある。ここで古くて使い勝手が悪くなり、日々支障が生じかつ、最新のモノが目の前にあったならば、一も二もなく手を出してしまうわけで。現行iPhoneは2016年秋にiPhone5から機種変したiPhone7(以下7)。とうとう先日iPhone12Pro(以下12Pro)に機種変しちゃったんである。料金は現行より月々¥2500増しなので、ギリギリ許容範囲。7は古いので下取りに出しても月々計算ではさほど安くならず、手元に残すことを選択。12Proは大きくズシリと重かった。だがこの重さは、ペラペラに軽いよりはずっと快感のある重さである。ワンコやニャンコをよいしょと抱っこした時のような心地良い重さがある。最初はFaceIDの起動に若干戸惑う。マスク着用では顔を認識せずロックを解除出来ないからパスコード入力。これは煩雑だわ。
12Proの中では一番人気がないらしいグラファイトグレイを選んだ。しかし筆者にはこれが一番好きな色だった。ケースは手帳型をやめてフツーのタイプに。アルミの赤とカーボンレザー風の黒。赤と黒の組み合わせは、何も19世紀フランスの作家スタンダールの名作「赤と黒」のみならず、BMWやNissanGT-Rの赤と黒のコンビカラーにもあるように、実に魅力的な2色なんである。12と12Proの違いは性能も大きさもほとんど変わりない。しかしカメラ機能の違いは歴然。最近のスマホは「持ち歩く高機能デジカメ」なんであることは承知していた。今TVで流れているiPhone12ProのCM。最後に墓穴に寝そべった状態で上から土をかけられるシーンは笑えるし楽しい。ウォーキングデッドを自前で撮れそうじゃないか。映画でも撮れちゃうくらいの例の現行CMである。
バックアップや引き継ぎには慎重を期したつもりだった。特にLINEグループやトーク履歴には。LINEを開いてみたら、フレンズグループLINEや山形39LINEなど完璧に12Proに継承できたけれど、今まで溜め込んだ有償無償のスタンプどもが忽然と消えているではないか。やっちまったか。またイチから金を払ってDLし直すのか?。しかしネットで検索したら復旧方法が開陳されており、いとも簡単に消滅したスタンプも全て復旧できたんである。目ヂカラニャンコやルパン三世の峰不二子ちゃ〜んスタンプも復旧できた。
今日緊急事態宣言下、散歩に公園へ。前回昨年4月もそーだったが、宣言下でも運動不足解消のための近隣散歩はむしろ推奨されているわけで。フレンズの練習初めは明日に順延となっているし。予定されていた父母会総会や会食は中止または順延となった。日本と世界の情勢を鑑みれば当然至極、理の当然である。むしろ判断が遅きに失した感は否めない。昨年末東京が500名を超えた時、すぐにでも1000名超えることは容易に予見していた。1週間後それが現実となった。しかしつい最近急激に2500を超えた時は筆者もさすがに驚いたものである。またある統計によると、東京の検査陽性率13%に対して神奈川のそれは20%超えなんである。神奈川もつい先日一日999名にもなった。
ちなみに7は12に切り替えた瞬間、当然ながら、ネットも電話もメールもLINEも通信不能となった。しかしカメラやiCloudは生きていた。iCloudはブログ用に写真を撮ると瞬時にサーバーにアップされて、パソコンのMacから簡単にサーバーからデスクトップにDLできるんである。iCloudには今までどれほどブログの助けになったことか。簡単に言うとスマホで撮った写真が、何も操作せずともワイヤレスで瞬時に(若干のタイムラグ有り)パソコンに保存されるシステムである。写真だけではなくPCやスマホを使う上で、今やデジタルデータ保存などは、Cloudが主流になりつつあると言っても過言ではない。
近くの禅寺へ。7で銀杏の木を撮った。標準と目一杯望遠にした二枚。ズームアップ写真は画像が荒れるため、ブログにはほとんど掲載しないと決めている。
12Proで同じアングルで。広角も搭載されて、標準と2倍ズームと、更には10倍デジタルズームも。
同じアングルで12Proにて。広角、標準、2倍、更には目一杯の10倍ズーム。10倍ズームでも7に比べて圧倒的に画質が綺麗だった。Macでガンガン拡大してもギザギザ、カクカク、と画像がさほど荒れないのにはビックリ。一眼レフカメラでも光学ズームからデジタルズームにして撮影すると画像が荒れるのが常。これがプロ機と素人カメラの差。12Proではほとんど気にならない程度だった。
更に中央公園へ。コロナ緊急事態宣言下ゆえ、土曜にしてはさすがにまばらな人出だった。少ないとは言え子供達はコロナには全く意に介さず、元気よく走り回っていた。子供に罪はない。全てはそれを取り巻く大人の考え方一つである。コロナに関わらず、子どもたちの歓声や元気な姿を見れば、嬉しくならない大人はいない。コロナに負けるな、日本の、世界の子どもたち。Fの父ノッカー(?)が卒業間近の少年野球男子を相手にノックをしていた。実に素敵ないい光景だった。Fと知りつつも水を差さぬよう筆者はあえて声をかけなかった。
12Proにて広角、標準、2倍、10倍。指がレンズに被っているのはご愛嬌。
帰宅後また仕事に戻った。例の元赤坂の結婚式場設計である。12ProのiPhoneにリモートで仕事しているクライアントから、SNSで「打合内容は月曜に電話します」とのメッセージ。安心してiTunesで音楽を大音量でかける。昨年Amazonで購入したスピーカーは、映画を観るために重低音が聴けるサブウーファー装備のモノにした。TVやブルーレイプレイヤーやMacの音声を、Bluetoothでワイヤレスで飛ばし受信し出力するスピーカーである。ついでに12Proで動画を撮ってみた。
このブログ上で再生できるかどうかは別として、音量には気をつけて。MacのiTunesで再生した音声。筆者の愛聴曲JuJuとSuperflyの楽曲。
今深夜の0時前。緊急事態宣言下、車の往来は途絶え、真冬の深閑とした冷たいアスファルトを鳴らすものはない。また昨年4月の思いが心によぎる。少年野球的には子供や大人自身を守るために、大人が的確な判断をし襟を正さなければいけないのだろう、と思う。ちなみにチーム活動は各チームが万全のコロナ対策をすることを前提に、自己判断で活動とのこと。シーズンオフ期間もあってか、上部組織からの通達は今の所ない。練習が出来るだけでもありがたい。
次回は連盟広報として明るい話題を。第一公園に待望の外野フェンスが完工した話なんである。
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