2022年1月30日日曜日

10年後のキミへ

 「10年後のキミへ」と言ってもTV番組的お涙頂戴の、親子関係あるいは師弟関係のお手紙とかではない。連盟30th記念誌が完結し、後世に残すべき制作に関わる全データをまとめてUSBに収蔵したのだった。後世とは言わずもがな、10年後の2031年連盟創立40th記念誌への遺産である。30thでは前編集長のNishimuraさんが遺した、10年前の20th記念誌の数多(あまた)のデータが実に有用だったんである。これに倣(なら)い本誌30thデータも容量128GBのUSBに保存することにした。ちなみに今回の冊子は国立国会図書館にも収蔵された。ネットで検索するとヒットする。今回国立国会図書館の存在意義を初めて知った次第。

10年後は果たしてどーなってることやら。紙データでの冊子印刷は廃れてしまい、デジタルデータでの配信となるかもしれない。PCならいざ知らずスマホではいくらなんでも見る人はいまい。時代が一家に一台パソコンではなく、一人に一台タブレットになっていたら話は変わるが。更に想像すると画像と共に動画も挿入したり、もっと言えばバーチャルのゴーグルを装着し、記念誌の全てを動画で観る配信になっていたりして。今回もキックオフ前に冊子印刷ではなくデータをDVDに落として各チームへ配付というプランもあった。もしそーなったら筆者はこの仕事を降りていただろう。(仕事と言ってももちろん無償のボランティアだけれど)デジタル画面では感じることができない紙印刷ならではの空気感があるし、それだからこそのやり甲斐がある。ズシリとした重量感とともに冊子を手に取り、ページ全体を睥睨(へいげい)し、指でページを繰るからこそ、奥深さと温かみがありその良さがある。昨今のデジタル化に伴い企業や官公庁でも紙データを廃止し、無駄を省き高効率を求める風潮は皆さん周知の通り。弊害も伴うもののこれは良いことだ。しかし2031年にはこれが更に加速されて、紙文化が衰退し印刷業界は疲弊し(すでに今でも)、記念誌発行どころか、記念誌そのものも作らない風潮になっている可能性だってある。時代の趨勢(すうせい)と言ってしまえばそれまでだが、実に寂しい限りである。新聞、小説、漫画、週刊誌、試験用紙、履歴書からスーパーのチラシまで、紙文化に慣れ親しんだ世代としてはやるせ無い。適材適所、デジタルの文化と紙文化の良さを天秤にかけてそのバランスを保って欲しいと願ってやまない、昭和オヤジの独り言なんである。

以下に「40th記念誌委員会」へ向けた我々「30th記念誌委員会」からの保存USBのインデックス(目次、紹介、あらまし、概略)をコピペする。

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2031年宮少連創立40th記念誌制作委員会へ


「30th保存データインデックス」                           


                                宮少連創立30th記念誌制作委員会


この保存データは10年後の2031年40th記念誌制作のために、

(仮に紙データではなくデジタルデータでの発刊配付となる想定も含めて)

2021年30th記念誌制作に関する、あらゆるデータを保存したものです。


このUSBには以下のデータが保存されています。


1.西原委員長保存(1.66GB)

 全体を統括しスケジュール管理、役割分担、進捗状況、印刷発注管理などを中心に、

 全体データをブラッシュアップし統括的に保存してます。


2.豊島編集長保存(12.43GB)

 上記と重複する項目も多々ありますが、実際の基本ページデザイン、写真原本、発注先Dプラス社との発   注、校正、チェックバックなどを中心に保存してます。極力不要なデータは削除しましたが、それでも膨大な

 容量になります。

 1~12のフォルダに分けてあり、最終印刷原稿は12の「12_900部本発注最終データ1124」です。

 尚、各フォルダ内に拡張子が.vwxとあるデータファイルは、Macの設計CADアプリVectorworks

 で作ったもので、一般的には開けません。代わりにこれのPDFデータが必ず保存されてます。


3.記念誌会計報告(角田さん)


4.当該「30th保存データインデックス」PDF


5.30thのための20th記念誌データ(西村前編集長)


40周年キックオフの際には、まずは最初に「0422キックオフMtg」を参照することをお勧めします。

また、30th委員会の中で10年後40thにも関わるメンバーも数人はおられるかと想像しますので、

2021年を思い起こし、30thを超える素晴らしい連盟記念誌を期待します。



                                        2022年1月29日  

                             宮少連創立30th記念誌制作委員会 一同

                                      編集長 豊島 亨(記)

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このUSBと現物冊子数十冊をサランラップと古新聞に包み、更に堅牢なタイムカプセルに入れて、第一公園のマウンド地中深くに埋め10年後に掘り起こしてみる。というアイディアを以前記念誌MLでジョーダン半分にウケ狙いで発信したのだが、メンバーの誰も反応しなかったのは言うまでもない。

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次回ブログは「終活」兼「断捨離」について。一念発起中古の本とレコードを処分することに。このレコードは捨てないぞ。

オマケ。先日のQueens練習。続々と有望株のルーキー入団中。なんとか今年もチーム存続の危機は免れそうである。実に素敵なことだ。

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