ジャビットカップ感動と驚愕のサヨナラゲームPart2なんである。感動が薄れぬうちに昨日月曜に書き切ってしまおうと画策するも、ザンブラコと寄る年波には勝てず(そこまでジーサンではないが)、仕事も複数件抱えて頭が痛く筆を執るまでには至らなかったんである。スコアブックがないので薄れる記憶を辿るため、多少の齟齬(そご)は致し方なしを許容いただきたい。
●花フラVSバーズ
前回ブログの松風VSフレンズは松風圧倒的優位で最終回を迎えた展開だったが、この試合強豪同士の好カード、両チームともに今季の優勝候補の一角を成すわけで。序盤から少ない点を取って取り返すのシーソーゲームとなる。
それにしても今季花フラは左打者が実に多い。ナインのうち半数以上いるだろーか。プロだってこんなに左を並べるチームはないだろう。今度監督Tadaiさんに訊いてみよう。ちなみに筆者は「adidasおじさん」であり、Satoh(T)さんは「ジャイアンツおじさん」であり、Tadaiさんは「ニンマリおじさん」なんである。打者が見事な長打を放ち、二塁へ到達。見ればヌートバー的ペッパーミルポーズを高々と。WBC直後は何人もやっていたが、最近はご無沙汰であった。このペッパーミルはWBCの感動を後世に伝える意味でも、是非日本の無形文化財として伝承していってほしいものだ。
Bには今季の宮前No1スラッガーと言っても過言ではない、Sekiくんがいる。一瞬一人だけ高校生が混じっているかと錯覚するような存在感である。高度な想像力を駆使しなければ、普段彼がランドセルを背負っている姿を想像することは困難である。強烈な打球を当たり前のように放つのである。
春先は少し荒削りな印象もあったが(個人的見解です)、この短い期間に球をより確実に捉えるミート力がアップしたように思うのは筆者だけだろうか。1:1の同点タイムリー。
ニンマリおじさんの隣はボールパーソン(この言い方は好きじゃないけど)のQ姫Kaede。
3裏Bは打線が爆発一挙4点を返し、勝ち越しに成功1:5としHを突き放しにかかる。しかしH相手では4点差はもちろんセーフティーとは言えないわけで。
ところが、すっとこどっこい、そーは問屋が下さぬH軍、伊達に高円宮賜杯川崎大会に出場しているわけではない、さすがのH長距離砲炸裂、2得点し3:5と肉薄する。この勢いではこの先全く分からない展開となった。
守備位置交代を告げるBのSeki監督。勝っているときは浮き足立たず、負けている時も全く動じない、「泰然自若」を絵に描いたようなSekiさんである。さて何回の場面だったか思い出せないが、Bの主砲Sekiくんが打席に立った時、H監督Tadaiさんが申告敬遠で歩かせたんである。塁には余裕があったしそこは当然の采配と言えただろう。しかし、奇しくも最後にそれが出来ない展開になろうとは皮肉なものであった。
さてなぜか4回表の写真がないのだが。Hが怒涛の攻撃で3点を奪取し6:5と大逆転に成功。まさに実力伯仲の試合であった。ところがなんである。その裏今度はちゃんと打席に立てたSekiくん。なんとまた試合を振り出しに戻すソロホームランで、あっという間に同点とし6:6。宮前の怪物くんであった。しかし彼の怪物ぶりはこれで終わりではなかったのだが、このときは誰も知る由もない。
最終回表Hは無得点、その裏塁に走者が溜まるB軍。Sekiくんの打席の前の打者がアウトになれば、塁が空いていてSekiくんは再度申告敬遠だったかもしれない。しかし前打者は四球を選び満塁となったんである。コレでは申告敬遠はあり得ないわけで。自動的にSekiくんと勝負せざるを得ないのだった。悠然と打席に立つ大打者。
何球目だったろうか、バットが目にも止まらぬ速度で一閃した。コレ。
白球の大陸間弾道ミサイルは、爆音を残して遥か彼方のセンターフェンス上空へ飛翔、球場の観衆のスマホにはJアラートが鳴り響く。誤報ではないのだ。すかさずレンズを向けると高木の高みに(写真星印あたり)突き刺さり着弾し爆発したんである。センターくんは肩を落とし膝を折って落胆する。
2打席連続ホームラン、しかも満塁ホームラン、そしてサヨナラホームランだった。更に超特大の。兄貴もジャイアンツJrに抜擢されて活躍、その弟もこんなになっちゃうなんて。驚愕の終焉を迎えたのである。
やっと書き終えた。2回に渡って感動と驚愕のサヨナラゲームPart1,2を。しばらくは枕を高くして安眠できそうである。おっといけねえ、筆者には村上春樹の新刊本のページを捲る日々が待っているのだった。
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