川少連大会、Queensにとっては10/7日曜が初戦となる、お馴染みの多摩川河川敷グランドなんであった。この日は曇天、この後大曇天返し...いや大どんでん返しの荒天が好天に好転する気配は微塵もなく、重く垂れ込めた灰色の空を吹き飛ばすような歓声に包まれて開催されたのだった。※集合写真はQ-Hiori母カメラマンより
Queensは早朝から他グランドを借りて練習。筆者は途中から馳せ参じた。会場では諏訪+瀬田の両面で宮前単独チームの花フラとモンタの試合が同時進行、熱を帯びていたんである。まずはその試合写真にて。
こうやって写真だけ羅列すると、あたかも花フラとモンタが戦っているように錯覚する。できれば決勝で宮前対決を観たかったのだが。試合は花フラの苦戦に対し、モンタは快勝ペースで進む。
両軍明暗を分けた結果になった。花フラは0-1、奮闘虚しくコールドで花が散り、モンタは4-1、月に向かって快哉を叫ぶ快勝となった。前の試合でレッパが敗退し、これで宮前勢はモンタと連合クラブのみが残ったことになる。
いよいよQueensである。川少連では連合扱いなので宮前スマイリーズだが、このブログでは伝統的にQで表記。シートノックも掲載しちゃう。Ueshimaコーチが子供用ヘルメを被るとこうなる。これを「晴耕雨読」的には伝統的に「サーティワンアイスクリーム状態」と表現する。
対するは川崎ニュースターズであった。まずは初回Qは先頭主将Sakiが初球を強振しいきなりのツーベース。彼女はここでヤングの時にかつて柵越えどころか、多摩川へダイレクトでホームランを叩き込んだ逸話の持ち主なんである。Hioriの内野ゴロの間に1得点。Suiは相手PBで更に本塁を踏み、初回2点先制となった。
Qの先発マウンドはKaede。超遅球のスローボールピッチャー、いつ打たれてもおかしくないハラドキの登板なのだが、初回は無難に切り抜け無失点。
2回にはMomoが内野安打で出塁すると、盗塁を経て諸々の要因で本塁帰還し、3:0と追加点。
川少連ならではの光景なんである。同じ区同志の単独チームが応援観戦する場面。つい先ほど敗退し傷心(しょうしん)の花フラ軍団が、ここでは一転しQueensへ盛大な応援をしてくれた。Kaedeがいることも要因だろうけど、監督Tadaiさんのチームらしい温かい応援に、Qナインや父母も実に嬉しいのであった。更には試合後知ったのだが、応援のみならず差し入れまでいただいた。実に感謝なんである。
2裏に川崎に1点を返され3:1。しかし3表には Q更にSuiのライト線ツーベースなどで2点追加し5:1とする。
この試合通じて川崎強力打線の何本もの大きなセンターフライが、中堅Hioriを襲ったのだが、大事な場面、点を取られそうなシーン、難しい強烈なライナーなどをことごとくHioriは淡々と、(いや本人は大緊張したと思うが)ナイスキャッチしまくって、チームの窮地を救ったのである。その度にベンチも応援席も大盛り上がり大会なんであった。
5回表には更に追加点をあげるQ。我らが大将いやアンタが大将、いやいやQの副将Ainaが強烈なセンター前ヒット。今日2打席いいところがなかったのでさぞかし溜飲が下がったはずだ。Aina スマイルも炸裂。続く三者は凡退に倒れたものの、なんとか本塁を踏み6:1となった。
最終回川崎に2死から連打を浴び1点返されるも、Sakiの熱投で後続を断ち6:2で勝利。
まずは初戦突破のQueens。試合後には応援に駆けつけてくれた母やOGたちと旧交を温める。この代は特に今でもLINEなんかで繋がっているようだ。懐かしい面々とあちこちで談笑となるのだった。Queensならではの光景である。差し入れもありがとう。
総監Koshimizuさんは仕事の関係上なかなかQへ来れないわけで。しかし日曜ならばOKだ。この後Qのオジサンどもは溝口へ参集し、試合を肴に酒宴となったのだった。昔はこんなQの飲み会は毎週のようにやったのだけれど、今では貴重な機会なんである。さて準決勝は天候順延の関係で14日土曜に新生等々力球場での試合となった。次戦もQナインの奮闘を期待したい。
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