2024年3月6日水曜日

少年野球にも「大谷ルール」

 前回ブログ末尾で、ほかにも伝えたいエピソードが2個と書いて筆を置いたけれど、その後1個増えちゃって3個になったんである。では早速少年少女野球にまつわるお話を...。

●エピソード1「おめでとう」

QueensコーチDaiちゃんである。知っている人は知っている、あの連盟元副会長Kasaharaさんの息子さん(モンタOB)で、筆者がQueensに関わる前からコーチを務めてもらっているから、いわば大ベテランコーチと言える。土日は大人野球にも参加しながら、土曜はQueensへ指導に来てくれているのである。昔はQの大人の飲み会に「今度結婚することになりました」と言って、彼女を連れて紹介しに来てくれたこともある、ナイスガイである。

そのDaiちゃんに待望の赤ちゃんが誕生したんである。先日Q皆が報告を受けて祝福、更に先週は心ばかりのご祝儀をQ選手から差し上げたんである。故Kasaharaさんが存命だったなら、どんなにか孫を可愛がったことだろう。女の子である。ジョークで言った「女子か〜。将来Queensに入部決定だな」と。すかさずDaiちゃん返した「当然です。よかったら入部届け用紙ありますかね、持って帰りますよ〜」6年後が実に楽しみである。※卒団生からの寄贈はテントだった。もうすでに卒団生家庭は来なくなっているので、ここで改めて御礼申し上げます。大切に使わせていただきます。

●エピソード2「女子中学硬式野球始動」

昨年から川崎硬式野球協議会のKatohさんや、当時市議選に立候補前だった高戸ともこさんらが、連盟やQに熱心にアプローチ、アタック、プレゼン、サゼッションしてきた案件がついに実現へ向け始動となった。川崎市初の女子中学硬式野球チームの発足なんであった。その名も「川崎ミラクル・レディース」先日その体験会にQからHioriとSuiが参加、それが読売新聞に載ったのである。中学生女子野球チームはかなり以前にジャイアンツから連盟へ打診があり、連盟からの依頼で筆者がチームロゴをデザインしたことがあったが、途中でご破産となった。あれから何年が経つだろう。何はともあれ、野球、しかも女子野球が盛り上がることに異論があろうはずはない。今後も継続されることを願いたい。

写真出典※読売新聞川崎版+QueensスタッフLINEから

●エピソード3「少年野球にも大谷ルール適用」

いわゆる二刀流を鑑みたMLB大リーグでの「大谷ルール」ではない。先週春季開幕時タバコ休憩しちゃってる時に、今期から新審判部長となったAokiさんと談笑した時の話。「つい先日全軟連から通達が来て、ピッチャーのグラブに関して...」時に「タバコ休憩」ならではの重要な情報をゲットできることがある。嫌煙家には容認できないだろーけど。会社のデスクよりも社内の喫煙ルームでの会話の方が時に重要な場合がある。

簡潔平易に書いちゃう。従来の投手のグラブ規定では「グラブ色は1色でなければいかんぜよ」だった。それを聞いて筆者「え?大谷グラブは確かツートンカラーだったような気がする。子供たち試合で使えないってこと?」すかさずAokiさん「それそれ、だから忖度したかどうか、この度ツートンカラーでもOKになったんですよ」

これはあくまで個人的見解である。投手のグラブは相手打者を幻惑してはならないとの見地から、色がごちゃごちゃしていちゃいけなくて、1色って決まっていたけれど、今回ツートンカラー2色の大谷グラブが全国の小学校に配布されたことによって、これを是認(ぜにん)すべく全軟連が急遽(かどうかは不明)使用を認める方向になったのではないかと思う。

Aokiさんがわざわざコピーを持ってきた。文面を読むとなるほど確かにそーだった。ちょっと驚いたのは規定の中に「PANTONE」の色指定があったこと。PANTONEとは全世界共通の色番号なんである。たとえば同じ「赤」でも国によって民族によって赤の捉え方が違うわけで、たとえば日の丸の赤を印刷しろと言われたら、国ごとにいろんな赤が噴出するに違いない。それを日の丸の赤のインクのCMYK配合はこれだよ、と世界共通の番号化したのが「PANTONE」である。日本で流通しているのは大日本インキ、通称DICの見本帳である。レッパHiranoさんの専門分野ではある。

グラブの色規定に「PANTONE」が出てきたのには驚いたのである。全軟連が少年野球にまで投手グラブの規定緩和を設けたことは、いい意味での忖度だろうか、子供たちの野球環境を鑑み、かつ大谷翔平の意向を汲んだ結果なわけで、いわば「大岡裁き」に通ずる英断だと筆者は思うのである。

※写真出典:読売オンライン+Aokiさん資料提供

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