2024年6月23日日曜日

「晴耕雨読」的偽装問題追及

 ブログタイトルがややキナ臭いので、冒頭ではこの爽やかな動画をアップ。先日ある行きつけのスナックならぬ、行きつけの公園でウグイスが鳴いていた場面。筆者の地元では毎年聴かれるウグイスなので珍しくはないが、ちょうどベンチの真上の大樹のどこかで鳴いていたので、ついiPhoneで撮影。もちろん影も形も見えないわけで。メジロと違ってヤツは絶対に姿を見せないのである。何年もの間何十回もその姿を探したが、ハッキリと姿を撮影できたのは一度きりだ。ウグイスと言えば「ホーホケキョ!...ケキョケキョケキョケキョケキョケキョケキョケキョケキョケキョケキョ〜...ホーホケキョ!」と鳴くのだが、今年のウグイス嬢は中間の「ケキョケキョ」をすっ飛ばして「ホーホケキョ!」の一発しか鳴かないのがちょっぴりつまらない。動画には頭上の緑しか写っていないけれど、音声では鳴き声が4回ほど近距離で録れたので鮮明な音声。周りに人がいなければ、音量を上げてどーぞ。1分4秒。

さて偽装問題(?)Part1。もしこの某飲料メーカーにお勤めの方がいたら不愉快かもしれないが、誹謗中傷ではなく、あくまで私見による事実を記載し問題提起を促したい訳で、そこんところ4649なんである。筆者20代の昔から缶ビールに対して思うところがあった。小さなプルタブをプシュリとやって飲むのではなく、缶全体がパカッと開いてゴクゴク飲めるようになんで出来ないのだろうかと。多分素人には窺(うかが)い知れない技術的な問題があって無理なのかいなと、長年思ってきたのである。ところがその某メーカーが去年(?)ついにやってくれたわけで。あれは溜飲が下がる思いで、実に素晴らしかった。センセーショナルで話題になったし、家で飲むより屋外で飲む時に実にダイナミックにその効果を発揮する、大発明と言ってもいいのではないか。イグノーベル賞、いや本家ノーベル賞ものである。欠点はあっという間に飲めちゃうから、すぐ空になることくらいか。ただ家飲みの筆者はビールは絶対グラスに注いでから飲む派なので、コレは意味がなくて2,3回購入しただけであとは全く買っていない。他社が追随しないのはおそらくパテントを取得しているのだろうか。

先日そのメーカーから今度は同じく缶全体がパカリと全開する缶レモンサワー「未来のレモンサワー」なる商品が発売された。しかも、なんである。レモンスライスの現物が入っているという、コレまた驚愕の発明品だ。缶を開けるとゆっくりと本物のレモンスライスが浮き上がると言うではないか。筆者こーゆーのに目が無いので、先日やっと買ってきたわけで。

冷蔵庫で静かに寝かしつつ数時間後、ワクワクの期待と共にパカッと....

うわ〜!あわわ〜!泡が爆発的に溢れてきちゃったではないか。キーボードにかかる危険をギリで回避し、ことなきを得たのだが実に驚いたわけで。確かにコンビニで購入後多少揺られながら帰宅し冷蔵庫へ保管したのだが、それから数時間経っているし、普通ならビールだって泡が噴き出すことは滅多にない。誤って床に落としたビールならいざ知らず。ましてやレモンサワーは炭酸の種類が違うから、泡が噴き出て慌てる(アワだけに)ことは想定外であった。

いやはや、問題はこれではない。ここまでは許容範囲で「美味いなら、まいっか」的に笑って許せるのだが。最大の「売り」であるレモンスライスである。確かに現物が入っていた...けれど。なんじゃこりゃ、なんである。

そのレモンは、長年お代官様に苦しめられてきた貧農の民が、暗闇からやっと太陽の元に出てこられたような顔をしていたのだった。

「お代官様、もうこれ以上の年貢はご勘弁してくださいまし。わしら、もう限界ですだに。お許しくださりまっせ」農民はひげボウボウ、顔色は土気色で悪く、きている着物もボロボロな有様なのだった。

そのレモンは果実の実の部分はほぼボロボロで、半分欠落し、皮の黄色いところはおよそビビッドな黄色とは言えず、色褪せて疲れ果てたくすんだ色だった。

およそCMとは違う印象に驚いたのだった。日本の一流飲料メーカーたるプライドはどこ行ったの。百歩譲って「たまたまこの製造ロットだけの問題で、他の多くはCM通りの品質」なのかもしれないが、あまりのギャップに実に残念であった。実際筆者の友人はこれ美味いぞ、と先日LINEしてきたのである。最後に味はどーよ?と、飲んでみたが全然スカスカで美味しくない。(美味しい美味しくないは飽くまで個人的見解です)捨てる前に試しにこのレモンスライスを口に含んでみたら、ブヨブヨで全く酸っぱくなくほとんど味がしないのには、驚愕の色を隠せなかったのである。お代官様に年貢を強要され、全てを搾り取られた貧農の民の姿を再び想起したのである。普通のサワーが150円に対し、コレは300円近い。仮に100円に値下げしても買わない。ロットの問題と開き直られたらそれまでだが、これを解決しなければ「未来のレモンサワー」の未来はないだろう。

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誹謗中傷や辛口批評をしたつもりは全くない。事実をありのままに「晴耕雨読」的表現のテイで書いたつもりである。コレをもってして「偽装」とまで言うには議論の余地があり、むしろ製造過程の不具合etcとかのレベルだろうかと思う。ただ広告審査機構JAROに言ったら受理されるかもしれない。

もう一点は正真正銘の犯罪的「偽装」なんである。

ここで何度か糾弾したこともあるけれど、某国C国製品の品質について。10年くらい前ならC国製品は「粗悪品」や「模倣パクリ品」で安かろう悪かろうの代名詞だった。しかしそれからC国はとても頑張って世界でも売上No1になったりした各種メーカー業種も多くなった。他国の技術を吸収しのし上がった姿は、かつての戦後の日本もそうだから一概に批判するつもりはない。学んで取り込んだ他国の技術に更に磨きをかけて独自の技術大国になった日本。C国はつまり以前ほど悪評されるほどではなくなったわけである。しかし、世界レベルから見るとやはりクオリティーやデザインには厳然たる差があると思う。反面安価でも、ある程度の品質なら、「まいっか」的に手を出してしまう。背に腹はかえられぬ時もある。ましてや日本の工業製品の多くは安価なC国製品を使っているせいもあり、その良否の境界線は曖昧なグレーゾーン。ちょっと昔C国の「食品偽装」問題がマスコミで取り沙汰された時期、筆者はそのC国の真空パック食品を知らずに食べて、賞味期限内で鍋にして熱を通したにもかかわらず、摂取した10分後には便器と頬ずりするようなとんでもない目にあって以来、C国食品は警戒しているのだが、衣類や工業製品なら「ある程度しっかりしてるなら安いC国製品」でもいいや的に、カラダとココロが慣れてきちゃったんである。実際、結構な数の商品をAmazonで購入している。メーカー名が妙なヤツはAmazon以外の別サイトで検索し、怪しいメーカーなら敬遠するが、安い製品はもうほとんどがC国製品なんである。なんならメーカー本拠地がアメリカであっても、CEOがC国で本社はC国だったりするから手に負えない。つまり安いC国製品でもだいぶ優秀になってきたから、少し油断したのであった。

かつて何度も痛い目にあったC国製品、その悪しき記憶が薄らいだ頃またAmazonで購入しちゃったのが、パソコンの外部記憶装置なんであった。(先日もここで書いた)筆者のMacは内蔵記憶装置は以前まではHDD(ハードディスクドライブ)だったが、今はSSD(ソリッドステートドライブ)1TB(テラバイト)である。HDDに比べ大容量で高速、コンパクトで良いことづくめ、何より機械的に回転するディスクではないので故障が少ないわけで。デメリットは多少高価なこと。外付けは代々バッファローのHDDを使ってきた。1台目1TB、2台目は3TBでTimeMachine用にパーティションを切って1.5TBずつ使っている。これまで何の問題もない。(1TB=1000GB)1台目の約半分は仕事のデータで、後の半分はこの「晴耕雨読」写真の未掲載写真も含めたストックである。他にも作成したロゴデータなど多岐に渡る。それがついに満杯近くになって久しい。調べるとHDDの寿命も近いと言うではないか。

そこで先日意を決して外付けSSDをAmazonで検索。おおよそだけれど、まともな既知のメーカー品なら1TBのSSDで¥15,000から¥20,000前後。しかし前述のように魔が差したんである。信じられないことに16TBで¥9,000てゆー信じられないのがあったのだった。16TBあればもう一生持つに違いない。レビューも90%以上が星5個だった。この時点で見向きもしないのは数年前までの話。近年ではC国製品でも優秀で安価な製品も今ならあるはずだと、半ば自分に言い聞かせるようにして、ポチクリしちゃったのだった。※画像はAmazonから。当該出品者の商品は既に削除されたけれど、まだ類似品が掲載されてる。

はい、すぐに翌日来ましたよ。いそいそとMacに繋ぎ中身の情報を専用アプリを起動して見ると...。

ぬぬぬ、全くマウント(認知)されないじゃねえか、つうの。ちゃんと容量は16TBの表示になってるが、何度もいろんな方法を試したが、全然マウント不可だった。Macとの互換性も問題ないはず。もっと調査すべきだったと自省するのは日本人の美徳であるが、外国人ならその場で怒り狂って粉々に粉砕する人もいるかもしれない。冷静になっていろんなサイトを検索してみたら、YouTubeでこーゆーC国製品の闇を暴く的なサイトがあった。みてみると、もう笑っちゃうくらいの悪質な偽装品なんであった。正にこの商品の中身を分解してみるとそこにはSSDどころか、ただの16GB(64GBだったかも)のSDカードが仕込まれていて、こいつが16TBと表記されるように設定され、データを保存すると16GB以上になるとアウトにはならず、古いデータから消えていくシステムらしい。だから被害者は通常はどんどん保存されていると思い込み、古いデータが消去されていることに気がつかない。実に手の込んだ悪質極まりない製品なのだった。先述の粗悪品や模倣品とは明らかに違う、犯罪の匂いのする偽装品である。多分だけれど、ちゃんとした(てゆーのも変だが)C国の安価な粗悪品を、別のC国闇メーカーが大量に買い込み、中身を入れ替えてSDカードを装着し、抜き取ったSSDメモリ自体は別個に単体で売り飛ばす...的な構図なのではないか。あるいは最初から偽造しているか。(個人的な見解です)Amazonではコレに限らず、同じ商品が違うC国販売者から売られているのは皆さん周知の通り。欧米人のイケメン・モデル級美女の写真が並び、妙なC国漢字の拙い日本語で、恥ずかしくなるくらいの美辞麗句が並ぶアレである。それでも近年、ちゃんとしっかりした製品で安いC国商品を何点か購入できた実績もある。こーゆー悪徳商品をわかっているはずなのに、野放しにしているAmazonにも責任の一端はあるのではないかと、レビューにもあった。御意。

さて文章ばかりになってしまった。Amazonには速攻で返金要求。短い理由のコメントを書いたのだが、向こうも既に分かっているのか即、返金手続きの連絡あり。しばらく放っておいたけれど、先日別件のAmazon利用があったついでに、今度は実績のあるバッファローのSSDをやっと購入した。1TBで約¥19,000の真っ当な商品にした。高いけれど安心のメーカー品である。

久々に今日日曜は雨で、大会中止の英断が昨日には通達あり。数ヶ月ぶりにMacの裏面を検分する。既に配線はほぼ満杯状態。ネット通信系ケーブル、TVとのリンク、古いMacとのサンダーボルト系、外部スピーカー出力系、プリンタ+USBハブ系ケーブルetc。

これまで繋いでいたDVDプレイヤー(+トラックパッドはBlueTooth)は滅多に使わないので外してポートを1個空けた。

三代目JSB(Jソウルブラザース)...じゃない、3台目SSDをUSB-Cタイプで繋ぎ、フォーマットをMac用にリセットし、めでたく開通となった。1TB=1000GBなので、動画をバンバン保存しない限りこれがパンパンになる頃には、筆者はこのブログももう書いてない(書きたくても書けない)可能性もある。終(つい)の住処(すみか)、最後の終の記憶の拠り所になるに違いない。

以上、今日は試合がないことを良いことに、久々の日々雑感的「晴耕雨読」的、偽装品告発的なブログなんであった。

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