2024年8月17日土曜日

シスタージャビット初戦大勝!

シスタージャビットカップ2024がいよいよ開幕、初戦の相手は強豪オール東村山女子。なぜ強豪か。かつての大会記録を紐解くと、2015年から2023年までの9大会で近年2度の準優勝を果たしているんであった。ちなみに東京20チーム、東京都下13チーム、川崎セブンの全40参加チームで、過去に優勝した川崎勢は2018年の川崎ニュースターズのみ。果たして初戦の結果や如何に...って、もうタイトルで「大勝」って書いてるじゃん。強豪相手の「勝ち」だからこそ、「価値」がある。

いきなり冒頭から3枚の写真を。Suzukiマネージャーを通じて毎試合数枚の写真をジャイアンツへ送ることになっているんである。今日はこの3枚を。脱力系制球力抜群の投球で先発マウンドの重責を果たしたSeira。主将として獅子奮迅の活躍でチームを牽引したMiu。+最後の集合写真である。

初回QはまずはAiriの痛烈レフト前安打出塁などで1点先制す。相手投手も素晴らしいボールを投じてくる。

ところがであった。その裏の東村山の攻撃では先頭いきなりのツーベース、手堅く送った後、2死後4番の主砲に凄まじい当たりのツーランホームランを被弾したのだった。初回からあっという間の逆転劇だった。やはりこれは油断できないぞと。

2回Queensは(今大会はスマイリーズではなくQueens)レッパの激務から帰ってきた先頭Satukiが安打で出塁、四球失策を挟んで下位打線SeiraとCocomiが見事な連打で繋ぎ、トップに返ったMiuが更に長打を放つ、まさに繋がる打線、切れ目のない打線を目の当たりにする展開となる。強いチームは下位打線も次に繋げる打撃ができること。絵に描いたような攻撃で5得点、6:2と逆転に成功。

相手チームも実に良い選手が多かった印象が残る。監督さんはご年配のベテランで、素晴らしいノックを一目見ただけで長年野球人をやって来られたのだろうことは容易に想像できた。おそらく川崎宮前相手に「こんなはずではなかった」と呟いていたかもしれない。まだこの後の展開が待っている。相手を凌駕するQueensの打線が爆発しちゃったんである。6:2から一体誰がこの後の展開を予想しただろうか。大会規定で給水タイムを設けた。

2裏に3本目の安打で1失点し6:3となった3回表のQueens、これまたレッパの長期出張の旅から帰ったMiyuの適時打、続くSackyが見事な中前タイムリーとまたしても鮮やかな連打攻勢にて3点を追加し、9:3とする。

偶然こんな写真が。太鼓を叩くDaiちゃんコーチ、盆踊りを踊るSatoh監督、「バレエ黒鳥の湖」を踊るUeshimaコーチ。ベンチもお祭り騒ぎだったに違いない。

4回更に追撃のQ。現在Queensでの豪快フルスィング3人娘といえば、Nana、Airi、Kotohaだろうか。そのNanaの打棒爆発、三塁線を切り裂く火を吹くよう打撃タイムリーで打点を記録。この回2点を更に追加となり11:3の圧勝ムード。

おっと、ブルータスお前もか?...いやNanaキミもかい?夏休み限定と思われる茶髪にしちゃったSackyのことは以前書いたけれど、Nanaの髪も素敵なブラウンヘアに変貌を遂げていたんである。実にお似合いで可愛い。「Nana11歳、真夏の大冒険」なんである。Nanaは3年生の頃から連盟やQや筆者なども大注目していた選手で、筆者などQueensの赤ユニを着てくれることをどんだけ渇望していたことか。ウルフの過酷な上部大会を経験したためだろうか少しシュッとした印象を持った。Nanaのみならず連合で参加してくれた姫たちは全員、実に赤ユニがよく似合うと思うのは筆者だけではあるまい。

公式戦でこんなに得点したQも久しぶりだが、最終回の5回には驚天動地、天変地異、天災地変のようなもっと驚愕の攻撃が待っていたんである。代打に立ったAoi、人知れず陰で努力してきた結果を見せる、レフトオーバーの安打でニッコリ出塁を手始めに、更に代打のCoconaがDBで無死1,2塁、トップのMiuがまたしてもヒット、Airiも出塁し、Nanaが2打席連続となるレフト前ヒット...。

そしてこのフルスイング3人娘Kotohaである。「眠れるアジアの大砲」が目を覚ます。彼女は大輪の花のヒマワリが、太陽を浴びてニッカリ笑うような空気をチームに与えてくれる存在だ。レフトへの痛烈ツーベースで2点タイムリー。更にSatsukiも右中間へのライナー性の2点タイムリー、いやはやこんなQueens近年見たことないぞ。

ついに打者一巡でまたしてもAoiに2打点が付き、そしてCoconaもついにショートを破るヒットを記録しちゃう。いい意味で「なんて日だ」なんである。こんなQueens見たことないPart2なんであった。

最後は意図せずクローザーとなったSackyが無失点で締めて、ゲームセット。なんと20:3という前代未聞のスコアとなった。この試合派手な打撃ばかりに目が行きがちだけれど、投手守備面でも四死球1+失策(エラー)2の素晴らしい数字を残したことも特筆しておきたい。打撃の数字はややもすると球場の大きさに影響される場合があるけれど、打撃成績と違って投手守備のこれは球場の広さに関係がない「純粋無垢の記録」である。

お気づきだろうか。筆者あまりに嬉しくなっちゃって今回ブログは出場選手11名、全員写真掲載、全員名前掲載、しかも全員安打も記録している。「晴耕雨読」史上初の快挙だ。しかも強豪相手にであることに価値があるわけで。連合招集し新生Queensとなった姫たちは、一枚岩になり新しい仲間も現メンバーも一体となった試合を披露してくれた。筆者には歴史的大勝よりもそのことの方が数倍も嬉しいのである。反面控えに甘んじた選手の心中如何ばかりか、こちらも頑張ってほしいと念じたい。

試合後は昨年OGのSuiやSakiなどからアイスの差し入れ。ジャイアンツに送る集合写真では、東村山女子ナインもニッコリ笑ってカメラに向かってくれた。

次戦も強豪、川崎の幸スターガールズ戦。こちらも昨年度準優勝しているわけで。勝って兜の緒を締めたい。

明日は宮前秋季決勝トーナメント、フレンズVSレッパである。こちらは胸を借りるつもりで王者に挑むFである。

今なんとか23時に書き終えた。すでにプレミアリーグ24-25新シーズン突入、ブライトン三苫薫の初戦試合が始まっている。5月から待ち望んだ日だ。うーむ眠れない、深夜に真夏のオジサンの大冒険が始まるのだった。

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2 件のコメント:

  1. がんばれー師匠😀

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  2. レッパギャオスさん
    コメントありがとうございます。ギャオスさんも今年のレッパの快進撃のおかげで、さぞかし寝不足だろうと推察します。多分向こう数年は覚悟しなきゃですね。
    コメントありがとうございました。サッカーがハーフタイムなのですぐに返信できました。

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