2025年1月31日金曜日

少年野球Ver.「俺がルールブックだ」

 今日昨年から通院している都筑区の大学病院に行き、帰りによく立ち寄るファミマへ。カブを駐車してフェンスをふと見ると、オボロな月がホロロンと現出していたんである。よくある昼間に見る淡い月のような。コレ。

もうお分かりですね。カブのサイドミラーに反射した太陽光がフェンスに映り込んだものだった。コレだけ大きくほぼ正円に近い丸い反射は珍しい。おそらく太陽の角度とミラーのそれとが、絶妙にリンクしたに違いない。プチ感動したのだった。

さて掴みはOKだっただろうか。先日告知したように宮少連総会後に審判部から各チームに配付された「宮少連大会における試合マナーについて」なんである。PDFファイルは宮少連ALLのGoogleドライブに格納されているので一読を。ただこれが指導者や保護者たちにどれだけ展開周知されているかは未知数なため、広報「晴耕雨読」ではここであらためてJPGに加工して1枚づつ掲載する所存なわけで。審判部Aokiさんの渾身の大力作なんである。指導者のみならず応援の保護者にも関連する項目もある。

Aokiさんに直接取材したわけではないが、筆者的「晴耕雨読」的に解釈すれば、宮少連のみならず他主催の大会や、市や県の上部大会に行った際に、マナーやルールを知らずに恥をかかぬようにという側面もあるはずと思う。筆者的には局所的部分的に随分厳しいなあと思うものの、コレがグローバルスタンダードとすれば、上部大会に行っても胸を張って試合に臨めるはず。数年前にジャビットカップの本大会本部スコアラーをお手伝いした際には、ある東京都下のチームのベンチの、コーチの傍若無人の様子には驚いたものである。「お里が知れる」わけで。四角四面に規則に縛られることは誰でも嫌悪感を覚えるけれど、最低限のマナーは身に付けたいと思う。ちなみにこのマナーブックは市学童に準じたもので、上部大会では細則などは微妙に相違する。県や全国に行けばもっと厳粛なルールが適用されるはずである。試合中の監督コーチの怒号など、コンプライアンス的に宮前ではギリ看過されても県大会では一発レッドな事案だってあるわけで。また逆に注意する側も頭ごなしに上から目線で、「鬼の首をとったかのように」怒号で声を荒(あら)らげるのは良くない。正論を振りかざしても言われた相手には遺恨が残るはずだから、反発されかねないわけで。

「俺は聞いてねえよ」が通用しないのがルール。2015年フレンズの全国大会3回戦、神宮のベンチにカメラを持って入ろうとしたら、大会審判部の人から「剣のある」キツい眼差しで強く制止された。電子機器を持ってベンチ入りはダメとのこと。(撮影ウンヌンより以前に持ち込み自体が禁止である)それくらいは筆者も知っている。試合前のアップ時間である。自分はベンチ入りスタッフではなく試合前には退散するので、と懇願した。一応了解してもらったものの、このままでは腑に落ちないので試合中はベンチの裏の廊下の出入り口からカメラを構えて撮ったものである。さすがにコレにはお咎め無しだった。おそらく各大会規定には「...コレ以外は競技者必携に準ずる」とあれば、それを通読していないこちらが悪いことになる。アレを全部読んで頭に記憶しろって言われてもなあ...が一般人の常識と思うけれど、それは野球に限らず致し方ないことである。※今回ベンチ入り可能メンバーに「有資格トレーナー」という耳慣れない肩書きがあるが、これについてはまた審判部からアナウンスがあろうかと思う。下の写真はフレンズ2015年全国大会@神宮の写真を2枚ほど引っ張り出しちゃう。1枚目はプレイボール直後にこれは廊下から撮ったワンカット。(だったと思う)先発はスピードよりも制球力のKyohであった。

「リスペクト」...相手への敬意を表する気持ち。これ、大事。強者は勝てばなんでも許されるわけではない。むしろ強者こそ相手へのリスペクトを忘れないものだ。以前に経験した一例だが、相手がシートノック中に自軍の選手がファウルグランドで円陣を組み、大声を出し鼓舞する場面があった。よく見る光景である。これに輪をかけるように応援保護者たちからも大声援が上がる。シートノックに真剣に集中している相手チーム選手やスタッフに対して失礼な態度に思えた。当時筆者は当該ルールを知らなかったにも関わらずなんである。昨年まで特定のチームのみならず、複数のチームに散見された。これがマナールール上ダメと知ったのは後からだった。シートノック中は当該チームがグランドの占有権を持ち、対戦相手チームはグランドに立ち入ることは御法度なんである。ならばどーする?どーする?TAXI-GO。アップ時にやるか、両軍シート終了後審判が本塁付近のラインを引き直している僅かな1,2分間にやるか、ベンチ内で小さくまとまってやるか...。各チームの判断に任せたい。仮に違反しても選手が悪いのではない。きちんと指導していない指導者の責務である。話は変わるが大昔チームの応援歌に、相手がエラーした際に能天気に「♪へいへい〜、毎度、ありがとさん〜♪」というのがあった。どのチームも合唱していたわけで。今の若い人は知らないだろう。昔あの応援歌を聴いた時には凄い違和感を感じたものだった。エラーした選手の胸中を慮(おもんぱか)れば、あるいはその子の親の気持ちを思えば胸が締めつけられるのである。時代とともに衰退すべくして消滅し、今ではどこも歌われなくなった。

ネクストバッターサークルで素振りをブンブンやるのは禁止、という件を昨年ブログにも書いたし、連盟ALLで副会長Satoh.Tさんから発信してもらった。おかげでその後はだいぶ周知されて少なくなったけれど、まだ数チームに散見されたのは事実。筆者は一塁側階段付近にカメラを構えていることが多いので、目の前のサークルでのブンブンが自ずと目に入るのである。気づいた時には注意をしたが、これも選手が悪いのではない。「次は俺の番だ」となれば入念に素振りをしたくなるのは無理もない。筆者とてもし野球少年だったならば、気持ちを鎮めるためにもブンブンやっちゃうに違いない。指導者がしっかり教えて頂きたい。理由は以前も書いたが視野の狭い幼いボールボーイがベンチから一目散にボール拾いに駆け出した時に、偶然ネクスト選手のこの素振りと「出会い頭(がしら)に」合致してしまう可能性が少なくないからである。万一のことがあれば被害者も加害者も双方不幸になってしまう。誰も幸せにはなれない。親御さんに至っては尚更のことである。チーム事情によって違うと思うが、こーゆー場面があれば、その指導は試合に集中している監督や29番ではなく、28番やマネージャー、スタッフの仕事だろうと筆者は私見ながら思う。

最低限のマナー、相手へのリスペクト、危険防止の指導...個々の内容には賛否あるかもしれないが、概ねこちらのマナーブックを遵守いただきたく思います。

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2025年1月28日火曜日

2025宮少連懇親会 本編

 総会後のルール説明では各氏から質疑があり、思いのほか時間がかかってしまった。とは言えしかしながら、N問題でフジTVの10時間半の会見に比べれば可愛いものである。昨日のブログで糾弾する側の記者の品格も問われるものだ、と書いたが、案の定今日のネットニュースではそのルールを守らない一部の記者が逆に炎上の対象になっていたので、少しは溜飲が下がったものである。さて、宮少連懇親会であった。

まずは会長挨拶に続き新任1年目の宮前区長の乾杯発声である。ちなみに...。翌日区長からFujisawa事務局長に連絡が入り、今年度新設される仮称「アルファクラブ大会」の宮前予選大会名称を「宮前区長杯」とすることに快諾をいただけたとのことである。

こんな時でないと来賓の方々全員の写真は掲載できないので、一気呵成に掲載したい。その前に。今年も司会は巨泉、玉置宏...じゃなかった、レッパのB監督、信楽焼のタヌキオヤジ、見た目はゴツいが中身は温厚な愛すべき憎めない男、Hiranoさんである。彼のおなかはすでに臨月間近、しかし筆者も人のことは揶揄できない、近年さらに腹が出てきて自分も妊娠8ヶ月状態なんである。アイドルから司会業で巨万の富を築いたN君よりもよほど辣腕で、今年も楽しい迷司会者ぶりを発揮するHiranoさんであった。

ではご来賓を一挙掲載。川崎野球協会理事長、前出宮前区長、衆議院議員、参議員秘書、市議・県議、「前県議さん今はただの人」(このフレーズはご本人の承諾済み)、郵便局長会、ライオンズクラブ、グリーンスポーツ社長の各氏。

乾杯のあとは戦後の欠食児童のように、ビールをグビリ、鮨とピザをかき込む筆者、フレンズ時代も含め長年の経験からこの時しか飲食出来ないわけで。程よく酒が回ってきたあたりでいよいよドローン遊撃開始。各テーブルを活写して回る。ここからほぼテーブルに戻ることは少ない流れとなるわけで。

この会合の下支えはもちろん各チーム事務局である。準備から設営その後のドリンク配膳や、ゴミ回収etc...。各チームの粉骨砕身の協力に感謝。更にロビーでは連盟関係者が会計係を中心に残っている。こちらも頭が下がる思い。

さて各チームの挨拶タイム到来なんである。昨年から壇上に立った時に一旦写真を撮ってからスピーチしてもらうようにした。そうしないといい絵が撮れないんである。しかもiPhoneにて。遠くから狙うには一眼レフだが、近距離ではiPhoneの方がよほど良い。※一部合同チームで登壇あり。全20チーム。

各連盟メンバーは出身母体チームに沿う形で登壇。筆者はフレンズを離れて久しいが、お誘いがあったので末席に同席した。Nakamuraさんは自チームのみならず宮前全体の少年野球人口減少を危惧したコメント。のちに「Nkamuraさん良い事い言うねえ」と言ったら照れていたがまさにその通りなんである。フレンズは長年に渡りNakamura夫妻、Maeda夫妻を中心にジュニアの育成から種を蒔き地道に取り組んできた結果、近年やっと人数確保の花が咲いたのを知っている。

さらにQueensにも登壇。Qの場合はスタッフ・父関係なしに全員が集結。チーム事情があり正式な役職紹介は控えめに。大トリはヤングホークス。例によってKurosu節炸裂なるか。

そんなこんなでお開きの時間となった。宮前区少年野球に関わる大人の男どもが皆笑顔での散会となるのだった。前回も掲載したが、垣根を超えて宮前一丸となって拳(こぶし)をあげて一枚岩のワンカットを再掲載。プラス締めの動画も掲載しちゃうのである。

今週末はQueens卒団式と6年お別れ試合、審判講習会とイベント目白押し。いよいよ2025シーズン開幕の足音もヒタヒタと聞こえてくる1月の月末なんであった。

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