「真剣」と書いて「まじ」と読む。
「本当」と書いても「まじ」と読む。
「佳境」と書いて「かきょう」と読む。
佳(よ)い境い目にさしかかった、というほどの意味なんである。
とうとう今年も試合数は残り僅か。スーパーでのタイムセール100個あった商品が、あと残り2,3個になっちゃったような。名実共に佳境に入ったんである。人知れず深夜にスコア集計に粉骨砕身している毎日であるが、この集計のほうはOhmori父の万全の協力もあって、こちらも「佳境」なんである。
会社員は前日の土曜に給料が振り込まれたであろう、11月25日の日曜。
南部リーグ対戦するは野川レッドパワーズ。
洗髪ならぬ先発はフレンズMamoru、レッパNaoki君。
例年のレッパならば圧倒的な打撃力で打線が繋がり加点するのであるが、今日は勝手が違った。確かに安打は出るものの、散発なんである。ゆえに少ない得点をコツコツ積み上げる戦いを余儀なくされる。対してフレンズ。全く打線が繋がらず、もっと散発の3安打。これでは無得点で相手に完封を許してしまうのも無理はない。
ベストプレイヤーは2安打でひとり気を吐いたBen。
結果は4:0の完敗。しかしながらレッパも選手人数が激減して思うような戦術がとれないようだ。人のことを心配する前に自チームの心配をしなきゃいけない立場なんであるが、性格上みんなのことが心配になっちゃうんである。チームの垣根を越えて...。
チームの垣根を越えて=自分の子どもの垣根を越えて...。
話はごんごん逸脱してしまうけれど。
自分や自分の子どものことしか眼中にない親というものがいるものだ。チームありきの我が子であるはずなのに。和を重んじる日本人の美意識が私は好きだ。時にはそれが仇となって、欧米の個人主義に比してマイナス面があることも重々承知である。チーム全体の規範や和を無視、いや、むしろ気づくことすらなく、自分ないし自分の子ども可愛いさしか目に入らず、暴走する親という存在が既に私には信じ難い存在なんである。悲しいかなかつて自チームにも幾人かそんな人がいた....。振り返れば読者の皆さんのチームにも似たような人が大なり小なりいるはずである。
閑話休題。
この試合は午後の開催。レッパ6年生は南部リーグ20周年記念イベントに参加のため不在だったんである。試合終盤に6年生が合流してきた。一気に活気づくレッパ。閑散としていたレッパベンチのギャラリーが倍増。
レッパ古参であるいつも柔和な笑顔のYoshikawaさんとも談笑。こんな人との出逢いの機会を取り持ってくれたのは連盟のKasahara副会長。その他にもいろんな人との出逢いを演出してくれた氏に感謝。
最後に楽しい写真を一枚。
筆者はカメラ片手にスコアブックをつけている。正直言うと、それが為にスコアがおろそかになることも、たましばある。でもベンチからしか撮れない写真というものもあるので面白い。守備についたレッパの子をこんなアングルで撮った。ありふれた写真ではある。けれど、インプレー前とインプレーに入った後のこの子たちのメリハリは見事であった。見よ!この構えの見事さよ。内野は小さい子が多かったけれど守備はAクラスなんである。こんな視点で野球風景を分析してみると、フレンズに欠けている基本が見えてくるのであった。
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2012年11月28日水曜日
2012年11月27日火曜日
南部リーグ20th記念
南部リーグ20周年記念なのだった。
息子娘が有馬フレンズに入り、筆者も少年野球に関わるようになって十数年。その大昔からあった手作りのローカル大会なんである。成り立ちなどの詳細は先の小ブログを参照されたし。その南部リーグももう二十歳(はたち)を迎えたのだった。
毎年7チーム持ち回りで幹事チームを務めているわけで。今年の幹事は有馬子ども会、通称アリコさんである。南部リーグ閉会式も楽しいイベントがあるのであるが、20年目の記念ともなれば自ずとリキも入るというもの。
「みんな〜!アメリカ行きたいか〜!?」みたいな感じで、二者択一のクイズ。
アリコのHaradaさんがハンディマイクでクイズを出題。
「今から私とフレンズのInoueさんがジャンケンします。さてどっちが勝つでしょうかあ?」子どもたちは「え〜、わかんないよ〜」なんて言いながら左右に分かれて判定をまつ。そのたびに歓声があがる。
「次!南部リーグ20年間で、最も多く優勝したチームは有馬フレンズである。○か×か?」
筆者はすぐ解った。フレンズである。....そんなこんなで和気藹々。
リアル野球盤。野球盤ゲームをリアルに等身大でやっちゃうんである。各ポジションにネットを置き「アウト」の表示。それをかいくぐって外野ネットに到達したらシングルヒット、ツーベース、スリーベース、ファインプレイなどの表示。これは面白い!子どもたちにも大人気だった。
グランドの一方では野球イベントの定番、ストラックアウトとスピードガン計測。ダチョウ倶楽部が出てきたら熱湯風呂がワンセットで出てくるように定番中の定番なんである。
スピードガン計測では松風スラッガーズのHigoさんが大活躍であった。余談であるが奥さんは可愛い美人さんなんである。この人ほど捕手が似合う人はこの世にいるであろうか。かつて巨人軍に在籍していた往年の伴宙太を彷彿とさせるんである。「さあ、来い!」バッシーン!「今のは86キロだなもっと思い切って投げてみろよ〜」なんて言いながら子どもたちをリードするんである。まるでかつて巨人軍に在籍していた往年の伴宙太が、かつて巨人軍に在籍していた往年の星飛雄馬をリードするように。そう言えばこの二人はどうしているんだろうか。星飛雄馬は花形満と共にタレント業に転身し、最近auのCMに出ているようだけれど、伴宙太は野球解説者になったという話も聞いてないし。田舎でスナックでも経営してるんだろうか。またはMosバーガーの経営者になっていたりして。
ストラックアウトのこの装置はなんとアリコさんオリジナルの手作りなんである。脱帽。素晴らしい。日本の中小企業の技術力は世界に誇れるんである。それを想起させる力作であった。
メンバー交代しながらリアル野球盤も大盛り上がり大会なんである。何本かホームランも出た。Higoさんの愛息ポークビッツことHigoちゃんもネット越えの活躍。
毎年このブログに書いていることであるが、この南部リーグイベントや宮前連合の良いところは、チームの垣根を超えて子どもたちがひとつになることである。中学に行って同じクラスになったりして「おお、一緒のクラスになったね」なんて繋がりができたりして。小学時代に○○チームのエースだった子とそのライバルチーム○○のキャッチャーが、中学野球でバッテリーを組んだりしちゃったりして。シニアに進んだ子にも同じことが言える。素晴らしきかな人生。面白きかな子どもたちの未来。
フレンズを離れてこうして宮前の野球小僧の取材をしていると、時に目からウロコの写真が撮れることがある。混合チームでありながら子どもたちはあっという間に仲良くなってしまう。いろんなシガラミのあるオトナには出来ない芸当なんである。
この子たちの欣喜雀躍(きんきじゃくやく)する楽しそうな笑顔を見て欲しい。
今年の筆者が何千枚と撮った写真のベスト5に入る一枚である。
ニッポンの未来はイエイエイ、イエイエイ〜♪なのだ。
※このイベントを企画実行していただいたアリコさん。ここに至るまでには大変な苦労があったことは、筆者も同様の経験ありなので容易に想像出来ます。改めて感謝なんである。
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息子娘が有馬フレンズに入り、筆者も少年野球に関わるようになって十数年。その大昔からあった手作りのローカル大会なんである。成り立ちなどの詳細は先の小ブログを参照されたし。その南部リーグももう二十歳(はたち)を迎えたのだった。
毎年7チーム持ち回りで幹事チームを務めているわけで。今年の幹事は有馬子ども会、通称アリコさんである。南部リーグ閉会式も楽しいイベントがあるのであるが、20年目の記念ともなれば自ずとリキも入るというもの。
「みんな〜!アメリカ行きたいか〜!?」みたいな感じで、二者択一のクイズ。
アリコのHaradaさんがハンディマイクでクイズを出題。
「今から私とフレンズのInoueさんがジャンケンします。さてどっちが勝つでしょうかあ?」子どもたちは「え〜、わかんないよ〜」なんて言いながら左右に分かれて判定をまつ。そのたびに歓声があがる。
「次!南部リーグ20年間で、最も多く優勝したチームは有馬フレンズである。○か×か?」
筆者はすぐ解った。フレンズである。....そんなこんなで和気藹々。
リアル野球盤。野球盤ゲームをリアルに等身大でやっちゃうんである。各ポジションにネットを置き「アウト」の表示。それをかいくぐって外野ネットに到達したらシングルヒット、ツーベース、スリーベース、ファインプレイなどの表示。これは面白い!子どもたちにも大人気だった。
グランドの一方では野球イベントの定番、ストラックアウトとスピードガン計測。ダチョウ倶楽部が出てきたら熱湯風呂がワンセットで出てくるように定番中の定番なんである。
スピードガン計測では松風スラッガーズのHigoさんが大活躍であった。余談であるが奥さんは可愛い美人さんなんである。この人ほど捕手が似合う人はこの世にいるであろうか。かつて巨人軍に在籍していた往年の伴宙太を彷彿とさせるんである。「さあ、来い!」バッシーン!「今のは86キロだなもっと思い切って投げてみろよ〜」なんて言いながら子どもたちをリードするんである。まるでかつて巨人軍に在籍していた往年の伴宙太が、かつて巨人軍に在籍していた往年の星飛雄馬をリードするように。そう言えばこの二人はどうしているんだろうか。星飛雄馬は花形満と共にタレント業に転身し、最近auのCMに出ているようだけれど、伴宙太は野球解説者になったという話も聞いてないし。田舎でスナックでも経営してるんだろうか。またはMosバーガーの経営者になっていたりして。
ストラックアウトのこの装置はなんとアリコさんオリジナルの手作りなんである。脱帽。素晴らしい。日本の中小企業の技術力は世界に誇れるんである。それを想起させる力作であった。
メンバー交代しながらリアル野球盤も大盛り上がり大会なんである。何本かホームランも出た。Higoさんの愛息ポークビッツことHigoちゃんもネット越えの活躍。
毎年このブログに書いていることであるが、この南部リーグイベントや宮前連合の良いところは、チームの垣根を超えて子どもたちがひとつになることである。中学に行って同じクラスになったりして「おお、一緒のクラスになったね」なんて繋がりができたりして。小学時代に○○チームのエースだった子とそのライバルチーム○○のキャッチャーが、中学野球でバッテリーを組んだりしちゃったりして。シニアに進んだ子にも同じことが言える。素晴らしきかな人生。面白きかな子どもたちの未来。
フレンズを離れてこうして宮前の野球小僧の取材をしていると、時に目からウロコの写真が撮れることがある。混合チームでありながら子どもたちはあっという間に仲良くなってしまう。いろんなシガラミのあるオトナには出来ない芸当なんである。
この子たちの欣喜雀躍(きんきじゃくやく)する楽しそうな笑顔を見て欲しい。
今年の筆者が何千枚と撮った写真のベスト5に入る一枚である。
ニッポンの未来はイエイエイ、イエイエイ〜♪なのだ。
※このイベントを企画実行していただいたアリコさん。ここに至るまでには大変な苦労があったことは、筆者も同様の経験ありなので容易に想像出来ます。改めて感謝なんである。
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2012年11月25日日曜日
長いプロローグ
純粋な意味では公式戦とは言えないけれど、でも冠大会には違いない毎年恒例のローカル大会「南部リーグ」と「北部大会」...。南部リーグとは宮前区を横断する昔で言う厚木街道、正式には国道246号線、通称「ニーヨンロク」近辺を境にして、南部に本拠を構えるチーム同士で、この時季、6年生たちの慰労を兼ねて親善的な意味合いを込めて試合をやろうじゃないのよ!というのが始まりである。古豪レッドパワーズの起案で20年前にスタートした。20年とは大変な歴史である。近年は246を超えて参加するチームもあり賞なども増え大した盛況ぶりである。しかし昔と違い6年生もこの時季まで連合の活動があったりでナニカと忙しい。スケジュール調整が各チーム大変なんである。各事務局、マネージャー、監督に敬意を表したい。
さてこれに触発されたのかどうかわからないけれど、246の北、北部大会というのも発足し活発である。今日は午前この北部大会、午後は南部リーグの強行軍なんであった。
1回で2試合分のブログの文章量を書くことは、筆者にとっては自殺行為に等しい。おそらく朝目覚めたら浦島太郎状態になって、良く言えばロマンスグレー、悪く言えば昭和枯れすすきの毛髪がすっかりオール白髪に変わっているであろうことは、火を見るよりも明らかだ。
ならば2日に分けてアップするか?
「否」である。明日も試合があり、ブログネタ満載だからだ。のんびりやっていたんでは、後に溜め込んだネタが古くなってしまいやがて書く意欲をそがれてしまうんである。冷蔵庫の奥にしまい込んで忘れていたキュウリの漬け物を食してみたら、妙に酸っぱくなって食べる気がしなくなるようなものだ。今年後半は忙しく、そうやって「酸っぱいキュウリ」状態でお蔵入りした試合が実は数試合ある。
ここまで「前振り」を書く余裕があれば、さっさと試合ブログを書けばいいじゃないか、とご指摘の貴兄、全くその通りでなんである。しかし、本題に入る前のこのプロローグは、筆者にとってはいわゆる「頭の体操」的な準備運動的意味合いがあるのだ。錆び付いたエンジンにオイルを注入するようなもの。
そろそろエンジンが温まってきたので本題に入っちゃうけれど、道のりは短いのだ。あたかもオープニングラップ後たった3周でゴールをを迎える鈴鹿F1みたいなものか。
午前の北部大会の相手は先日も新人戦で対戦して負けちゃった名門富士見台ウルフ。今回はA2と言えどもやはりウルフはどこまでもウルフであった。メンバーをスコアブックに書き込んでいると、QueensのパパでもあるImanishiさんがご挨拶にいらした。
「昨日は残念でしたね」「いやあ、全くねえホント」なんて。
Shunta君は前回に続き先発投手で3番。改めて見ると本当に良く似たイケメン親子である。Imanishi父はセカンド塁審を務める。Shunta君は独特のフォームから繰り出す前向きなベクトルを想像させる矢のような速球が魅力的だ。3回0/3を投げて失点1ながら自責点0、死球1の素晴らしい内容。
フレンズはゴロが来た!となるとどこか自信なさげに前進する。
ウルフはゴロが来た!となると、よくぞ僕のところへ打ってくれたとばかり、嬉々として自信たっぷりに前進、処理する。
差は歴然であった。9:1の完敗。1得点したものの、ノーヒットノーラン。なんとも打てないわけで情けなし。
さて気分を変えて有馬ドームへ移動。
そろそろ銀杏が色づいてきた。大好きなクロームイエローの万葉集。
まだ少し本格的な落葉には間があるようだ。若干緑の色を残しながら全体的には深い黄色に。食べごろまであと一週間の洋ナシみたいだ。
午後は南部リーグAである。対するは野川台フォルコンズ。反してこちらは5:0の快勝。先発Shouya--抑えTakumiのリレー。南部リーグは投手起用に6年生を順番に使うという暗黙のルールがベンチ内にあって、シーズン中は不動のセカンドだったShouyaは良く投げた。Otsubo監督が「このまま変えたくないなあ〜」というほど。ベストプレイヤーはShouyaで。
スコアを前半だけKaneda師匠にお願いし、筆者はグランドをうろちょろして6年生の写真を撮影。普段ベンチからの写真アングルばかりなので、こうして違う角度からファインダーを覗くと新鮮である。ライト方向からカメラを構えたら偶然こんな写真が撮れた。
ベンチ後ろのオヤジ軍団がShouyaの一挙手一投足を見つめる図なんである。
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さてこれに触発されたのかどうかわからないけれど、246の北、北部大会というのも発足し活発である。今日は午前この北部大会、午後は南部リーグの強行軍なんであった。
1回で2試合分のブログの文章量を書くことは、筆者にとっては自殺行為に等しい。おそらく朝目覚めたら浦島太郎状態になって、良く言えばロマンスグレー、悪く言えば昭和枯れすすきの毛髪がすっかりオール白髪に変わっているであろうことは、火を見るよりも明らかだ。
ならば2日に分けてアップするか?
「否」である。明日も試合があり、ブログネタ満載だからだ。のんびりやっていたんでは、後に溜め込んだネタが古くなってしまいやがて書く意欲をそがれてしまうんである。冷蔵庫の奥にしまい込んで忘れていたキュウリの漬け物を食してみたら、妙に酸っぱくなって食べる気がしなくなるようなものだ。今年後半は忙しく、そうやって「酸っぱいキュウリ」状態でお蔵入りした試合が実は数試合ある。
ここまで「前振り」を書く余裕があれば、さっさと試合ブログを書けばいいじゃないか、とご指摘の貴兄、全くその通りでなんである。しかし、本題に入る前のこのプロローグは、筆者にとってはいわゆる「頭の体操」的な準備運動的意味合いがあるのだ。錆び付いたエンジンにオイルを注入するようなもの。
そろそろエンジンが温まってきたので本題に入っちゃうけれど、道のりは短いのだ。あたかもオープニングラップ後たった3周でゴールをを迎える鈴鹿F1みたいなものか。
午前の北部大会の相手は先日も新人戦で対戦して負けちゃった名門富士見台ウルフ。今回はA2と言えどもやはりウルフはどこまでもウルフであった。メンバーをスコアブックに書き込んでいると、QueensのパパでもあるImanishiさんがご挨拶にいらした。
「昨日は残念でしたね」「いやあ、全くねえホント」なんて。
Shunta君は前回に続き先発投手で3番。改めて見ると本当に良く似たイケメン親子である。Imanishi父はセカンド塁審を務める。Shunta君は独特のフォームから繰り出す前向きなベクトルを想像させる矢のような速球が魅力的だ。3回0/3を投げて失点1ながら自責点0、死球1の素晴らしい内容。
フレンズはゴロが来た!となるとどこか自信なさげに前進する。
ウルフはゴロが来た!となると、よくぞ僕のところへ打ってくれたとばかり、嬉々として自信たっぷりに前進、処理する。
差は歴然であった。9:1の完敗。1得点したものの、ノーヒットノーラン。なんとも打てないわけで情けなし。
さて気分を変えて有馬ドームへ移動。
そろそろ銀杏が色づいてきた。大好きなクロームイエローの万葉集。
まだ少し本格的な落葉には間があるようだ。若干緑の色を残しながら全体的には深い黄色に。食べごろまであと一週間の洋ナシみたいだ。
午後は南部リーグAである。対するは野川台フォルコンズ。反してこちらは5:0の快勝。先発Shouya--抑えTakumiのリレー。南部リーグは投手起用に6年生を順番に使うという暗黙のルールがベンチ内にあって、シーズン中は不動のセカンドだったShouyaは良く投げた。Otsubo監督が「このまま変えたくないなあ〜」というほど。ベストプレイヤーはShouyaで。
スコアを前半だけKaneda師匠にお願いし、筆者はグランドをうろちょろして6年生の写真を撮影。普段ベンチからの写真アングルばかりなので、こうして違う角度からファインダーを覗くと新鮮である。ライト方向からカメラを構えたら偶然こんな写真が撮れた。
ベンチ後ろのオヤジ軍団がShouyaの一挙手一投足を見つめる図なんである。
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有馬フレンズOB、宮前Queens、宮前区少年野球連盟のブログを通じた広報担当です。写真と文章のブログ、たまには個人的日々雑感も。
2012年11月23日金曜日
シスタージャビット・冷たい雨
昨晩のブログ「ラブレター・フロム・カナダ」を書きあげて、最後の薄くなったオンザロックをぐびりと喉に流し込み、愛犬りんと共にもっそりと布団にもぐり込んだのがAM1:00すぎ。
今朝は5:30に起床。むむむ、まだ暗いぞっ。それもそのはず、外はどんより雨模様の厚い雲。
セブンイレブン前には、ピックアップしてもらうために回ってもらった、野川レッドパワーズのSatohさんのポルシェがすでにドスンと停まっていた。レッパのYoshikawaさんともご挨拶。太いタイヤを履いた4WDのポルシェは、急カーブでも地面に磁石が付いているかのようにピタリと吸い付き快適なドライブ、次のSohma連盟会長宅へ急行。
さすがのデカイ外車でも、Sohma会長が乗り込むのはひと苦労。宮前での存在感も大きい人であるが、威風堂々たるその体躯を助手席に滑り込ませるのにはコツが必要なほどだ。車内に納まっても頭が天井につきそうなくらいである。大のオトナ4人を体内に収容した当のポルシェ君、逆に我が意を得たりとばかりに、エンジンが唸りをあげて稲城市方面へ疾走するのであった。
道中、とうとう降ってきやがった。フロントガラスには無数の水滴が小躍りしている。
「こりゃあ、会場に着いたとたんに試合中止、なんてね」
「一番悪いパターンだなあ」
「この雨じゃあ十分あり得るねえ」
...なんて会話をしながらも、いよいよ、よみうりランドの観覧車が視界に入ってきた。
今日は川崎のジャイアンツ球場において、女子野球の「シスタージャビット交流戦」の日なんである。連盟副会長Kasaharaさんの太いパイプで恒例となった大会である。会場は巨人軍の一軍選手も調整で使ったりする立派な球場だ。巨人軍のご好意で「ファン感」の隙間をついて開催される。参加チームは①江戸川VS麻生、②多摩VS宮前、③調布VS狛江の6チーム。少年野球と違い年間通じて公式戦の少ない女子野球。ましてやこの時期、もうすぐ6年生は卒業を迎えるから、数少ない今年のゲームとしても貴重なんである。
Queens設立2,3年目くらいだったか、当時フレンズの紅一点の女の子だったHarukaが感動のホームランを放った大会だったはずだ。フレンズから大人が大挙して応援に行った。筆者も観戦に行きたかったが、フレンズの練習を見る大人がいなくなっちゃうというので、やむなく涙をのんで小学校に残った記憶がある。あの時からQueensの広報部長をやっていれば良かったと、今でも悔やまれて仕方がない。
筆者にとってもQueensの広報担当を標榜しておきながら、フレンズや仕事でなかなかQueensの試合に行けないのであるからして、今日は特に楽しみにしていたんである。筆者は試合中の電光掲示板のアウトカウントやボールカウントの操作、選手交代時の名前の入力作業なんかをお手伝いの予定であった。とは言うものの、実際はQueensの広報活動のために球場内を写真撮影に奔走するつもりでいたわけで。昨晩も愛機NikonP100の充電を怠らず、爆発寸前、ぱつんぱつんになるまで充電しちゃっていたんである。小さいながらも黒光りするそのボディーから唸りをあげてズームインする予定であった。ホームランを打つ瞬間の打撃とか、ぎりぎりセーフの盗塁スライディングだとか、子どもや大人の緊張のあとの破顔一笑の笑顔だとか...とかとか...。
「え〜、今日は雨のため試合中止とさせていただきまぁ〜す」
巨人軍の方から想定内の発表。観客席に詰めかけた53,925人の大観衆から「え〜マジかよ!」なんて罵声と怒号がどよめいた....なんてこともなければ、切符払い戻しのために窓口に長蛇の列が出来た....なんてこともなかったんである。ついでに言えばフジTV夜の「プロ野球ニュース」でQueensの選手たちが勝利に喜ぶ姿を見て江本孟紀が「いやあ〜、女の子の野球もレベルが高いですねえ〜、ビックリしましたよ」....なんてことも当然なかったわけで。
しかしせっかくなので球場をバックに写真撮影しようとのKasahara代表からの提案。
冷たい雨がそぼ降る中、筆者は断りも無くマウンドに大きなQueensのシートを被せて、ついでにこともあろうにバックスクリーンには宮前区少年野球連盟の巨大フラッグも張ってしまったんである。この大会は宮前区少年野球連盟が幹事となりKasaharaさんが全体を統轄しているので、これくらいは大目にみてちょんまげなんである。
6年生と親たち、代表・監督・コーチの面々が勢揃い。
このメンバーの子たちと一緒に野球が出来るのもあと少しだ。
昨年6年生を送り出した親は何か胸に去来するものがあるであろうし、現6年の親もいよいよこの時期かとの一抹の淋しさを覚える感覚も、この冬空の灰色が象徴していた。
レンズの曇りを吹き飛ばすような女の子たちの笑顔がせめてもの救いであった。
しかし、来年2月には、親たちの涙で濡れた瞳の曇りを吹き飛ばすのは、そう容易なことではないに違いない。
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今朝は5:30に起床。むむむ、まだ暗いぞっ。それもそのはず、外はどんより雨模様の厚い雲。
セブンイレブン前には、ピックアップしてもらうために回ってもらった、野川レッドパワーズのSatohさんのポルシェがすでにドスンと停まっていた。レッパのYoshikawaさんともご挨拶。太いタイヤを履いた4WDのポルシェは、急カーブでも地面に磁石が付いているかのようにピタリと吸い付き快適なドライブ、次のSohma連盟会長宅へ急行。
さすがのデカイ外車でも、Sohma会長が乗り込むのはひと苦労。宮前での存在感も大きい人であるが、威風堂々たるその体躯を助手席に滑り込ませるのにはコツが必要なほどだ。車内に納まっても頭が天井につきそうなくらいである。大のオトナ4人を体内に収容した当のポルシェ君、逆に我が意を得たりとばかりに、エンジンが唸りをあげて稲城市方面へ疾走するのであった。
道中、とうとう降ってきやがった。フロントガラスには無数の水滴が小躍りしている。
「こりゃあ、会場に着いたとたんに試合中止、なんてね」
「一番悪いパターンだなあ」
「この雨じゃあ十分あり得るねえ」
...なんて会話をしながらも、いよいよ、よみうりランドの観覧車が視界に入ってきた。
今日は川崎のジャイアンツ球場において、女子野球の「シスタージャビット交流戦」の日なんである。連盟副会長Kasaharaさんの太いパイプで恒例となった大会である。会場は巨人軍の一軍選手も調整で使ったりする立派な球場だ。巨人軍のご好意で「ファン感」の隙間をついて開催される。参加チームは①江戸川VS麻生、②多摩VS宮前、③調布VS狛江の6チーム。少年野球と違い年間通じて公式戦の少ない女子野球。ましてやこの時期、もうすぐ6年生は卒業を迎えるから、数少ない今年のゲームとしても貴重なんである。
Queens設立2,3年目くらいだったか、当時フレンズの紅一点の女の子だったHarukaが感動のホームランを放った大会だったはずだ。フレンズから大人が大挙して応援に行った。筆者も観戦に行きたかったが、フレンズの練習を見る大人がいなくなっちゃうというので、やむなく涙をのんで小学校に残った記憶がある。あの時からQueensの広報部長をやっていれば良かったと、今でも悔やまれて仕方がない。
筆者にとってもQueensの広報担当を標榜しておきながら、フレンズや仕事でなかなかQueensの試合に行けないのであるからして、今日は特に楽しみにしていたんである。筆者は試合中の電光掲示板のアウトカウントやボールカウントの操作、選手交代時の名前の入力作業なんかをお手伝いの予定であった。とは言うものの、実際はQueensの広報活動のために球場内を写真撮影に奔走するつもりでいたわけで。昨晩も愛機NikonP100の充電を怠らず、爆発寸前、ぱつんぱつんになるまで充電しちゃっていたんである。小さいながらも黒光りするそのボディーから唸りをあげてズームインする予定であった。ホームランを打つ瞬間の打撃とか、ぎりぎりセーフの盗塁スライディングだとか、子どもや大人の緊張のあとの破顔一笑の笑顔だとか...とかとか...。
「え〜、今日は雨のため試合中止とさせていただきまぁ〜す」
巨人軍の方から想定内の発表。観客席に詰めかけた53,925人の大観衆から「え〜マジかよ!」なんて罵声と怒号がどよめいた....なんてこともなければ、切符払い戻しのために窓口に長蛇の列が出来た....なんてこともなかったんである。ついでに言えばフジTV夜の「プロ野球ニュース」でQueensの選手たちが勝利に喜ぶ姿を見て江本孟紀が「いやあ〜、女の子の野球もレベルが高いですねえ〜、ビックリしましたよ」....なんてことも当然なかったわけで。
しかしせっかくなので球場をバックに写真撮影しようとのKasahara代表からの提案。
冷たい雨がそぼ降る中、筆者は断りも無くマウンドに大きなQueensのシートを被せて、ついでにこともあろうにバックスクリーンには宮前区少年野球連盟の巨大フラッグも張ってしまったんである。この大会は宮前区少年野球連盟が幹事となりKasaharaさんが全体を統轄しているので、これくらいは大目にみてちょんまげなんである。
6年生と親たち、代表・監督・コーチの面々が勢揃い。
このメンバーの子たちと一緒に野球が出来るのもあと少しだ。
昨年6年生を送り出した親は何か胸に去来するものがあるであろうし、現6年の親もいよいよこの時期かとの一抹の淋しさを覚える感覚も、この冬空の灰色が象徴していた。
レンズの曇りを吹き飛ばすような女の子たちの笑顔がせめてもの救いであった。
しかし、来年2月には、親たちの涙で濡れた瞳の曇りを吹き飛ばすのは、そう容易なことではないに違いない。
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ラブレター・フロム・カナダ♪
先日の続きなんである。
ブログにはコメント欄というものがあって、読者の方が自由に感想、意見を書き込めるようになっているのはもう既にご存知でありますね。
この欄にはかつていろんな方からコメントいただいている。スコアブック集計のExcelソフトをご所望の方もここに書いてこられる場合もあるし、気軽にコメントをいただいて、今でも年賀状のやり取りまでするようになった埼玉や熊本の方もいらっしゃる。
1年に1,2度海外からのコメントがある。
去年はアメリカの中学生のスケボー少年からもらった。彼もブロガーであった。
つい先日はやはり英文でブロガーからもらったのだが、返事をコメント欄に英文で書いて送ったら、すぐにまたコメントを書き込んでもらった。ロシアの人で日本のアニメが好きなようだ。早速「お気に入り」に登録したそうである。
さて、以前も書いたけれど筆者は英語は大好きな科目ではあるが、流暢に書いたり話したりなんか出来ないわけで。それで使うのがネットの無料翻訳サービスなんである。このところ2つめの英文コメントがあった。訳してみたらどうやらアメリカorカナダorロシア(?)の薬品販売サイトらしい。HPに飛んでみたけれど英語はわからないまでも、まともそうな内容だった。
「35mgのファンテルミンが格安で販売」とかとか。なんかの間違いで来たものか....と、思ったのが地獄の始まりなんであった。
来るわ来るわ、その後一日50,60件くらいコメント欄に。筆者の承認なしには公開出来ない設定にしてあるので、スパム専用BOXに格納されており、そこのコメント欄はゼロになってるが、実際はすんごい数が来ているんである。これがいわゆる世間で言うところのスパムメールなるものか!?
筆者はスパムに気づく前にこのドラッグストアのHPにアクセスして、良心的かつ皮肉を込めて文句を書いたんである。今にして思えば浅はかな行為であった。
Google翻訳サービスでまず日本語でこんな文章を入力。
「私は日本の少年野球ブロガーで「T」という者です。私のブログのコメント欄に、御社からの広告が頻繁に届いて大変困っています。既に数百通は来ていて毎日削除しています。全く広告効果はありませんし、私も迷惑してるので、すぐに止めて下さい。
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ブログにはコメント欄というものがあって、読者の方が自由に感想、意見を書き込めるようになっているのはもう既にご存知でありますね。
この欄にはかつていろんな方からコメントいただいている。スコアブック集計のExcelソフトをご所望の方もここに書いてこられる場合もあるし、気軽にコメントをいただいて、今でも年賀状のやり取りまでするようになった埼玉や熊本の方もいらっしゃる。
1年に1,2度海外からのコメントがある。
去年はアメリカの中学生のスケボー少年からもらった。彼もブロガーであった。
つい先日はやはり英文でブロガーからもらったのだが、返事をコメント欄に英文で書いて送ったら、すぐにまたコメントを書き込んでもらった。ロシアの人で日本のアニメが好きなようだ。早速「お気に入り」に登録したそうである。
さて、以前も書いたけれど筆者は英語は大好きな科目ではあるが、流暢に書いたり話したりなんか出来ないわけで。それで使うのがネットの無料翻訳サービスなんである。このところ2つめの英文コメントがあった。訳してみたらどうやらアメリカorカナダorロシア(?)の薬品販売サイトらしい。HPに飛んでみたけれど英語はわからないまでも、まともそうな内容だった。
「35mgのファンテルミンが格安で販売」とかとか。なんかの間違いで来たものか....と、思ったのが地獄の始まりなんであった。
来るわ来るわ、その後一日50,60件くらいコメント欄に。筆者の承認なしには公開出来ない設定にしてあるので、スパム専用BOXに格納されており、そこのコメント欄はゼロになってるが、実際はすんごい数が来ているんである。これがいわゆる世間で言うところのスパムメールなるものか!?
筆者はスパムに気づく前にこのドラッグストアのHPにアクセスして、良心的かつ皮肉を込めて文句を書いたんである。今にして思えば浅はかな行為であった。
Google翻訳サービスでまず日本語でこんな文章を入力。
「私は日本の少年野球ブロガーで「T」という者です。私のブログのコメント欄に、御社からの広告が頻繁に届いて大変困っています。既に数百通は来ていて毎日削除しています。全く広告効果はありませんし、私も迷惑してるので、すぐに止めて下さい。
このスパムメールの痛みを止める薬があれば、きっと売れるはずですよ!
私のブログURL
http://t-tessey9694.blogspot.com/」
次にこれを翻訳してみる。すると瞬時に、こんな文章に変換。
「I am a person of "T" in Japanese baseball bloggers. The comments section of my blog are very trouble may have received from your company advertising frequently. Several hundred posts I have deleted every day has already come. It has no effect at all advertising, because it is annoying me too, please stop immediately.
If there is a medicine to stop the pain of this spam, you would sell really well!
My blog URL
http://t-tessey9694.blogspot.com/」
素敵! 翻訳された英文を読むとほぼ正確に訳されているようだった。
ところが逆に試しにこの訳された英文を今度はYahoo!翻訳でもう一度日本語にしてみると、こうだ。
「私は、日本の野球ブロガーの「T」の人です。 私のブログのコメント・セクションは、非常に面倒ですしばしば広告しているあなたの会社から、受けるかもしれません。 私にはある数百のポストは、毎日がすでに来たことを削除しました。 それはまったく影響を広告させません、それが私も悩ましているので、すぐに止まってください。
医療がこのスパムの痛みを止めるためにあるならば、あなたはよく本当に売るでしょう!
私のブログURL
http://t-tessey9694.blogspot.com/」
笑っちゃうんである。なんとかこちらの意図は再現出来ているものの、翻訳精度はかなり低いと言わざるをえない。Googleもしかりだった。
この腹立たしい薬の販売サイトはどうやら、ネット上でも問題になっているようで、スパムを送りつけて来るサイトらしい。「カナディアン・ファーマシー」とやらだ。普通の薬を売っていることを隠れ蓑にして、格安違法バイアグラなんかを売っているんだそうだ。(飽くまでネット調べではあるけれど)わっはっは、侮るなかれ筆者はまだそれを必要としないんである。
今日もこれを書いている間に、じゃんじゃん来ている。困ったもんだ。
昨日友人と打合がてら自由が丘で飲んだ時に、彼の紹介で知り合った人が、37歳IT企業のプロ。この手のことにやたら詳しい。事情を話したら詳細な分析と防御策をメールしてきてくれた。
ちょっと期待したい。
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