2025年2月1日土曜日

G-6グランプリ?開催

 本日土曜は恒例となった「6年生お別れ試合」なんである。ウララかに晴れ渡る、けれど空気はめっぽう冷たい宮前の空のもと、宮前6年最後の野球イベントなんである。主催は連盟「連合統括部」、部長はYoshikawaさん。今日Yoshikawaさんに話があり第一に会いに行ったのだが、あいにく第四公園に転戦となり不在。話とはナニカ?この「6年生お別れ試合」というネーミングは少々味気ない気もするし、単年度ではなく毎年のイベントなら何かパッとする大会名はないものか、と思案したわけで。筆者昨晩考えた...何も浮かばなかった。トホホ、情けない。ところがなんである。今日グランドへ行った時に突然降りてきたのだった。お笑いでM-1グランプリというのがある。その派生系でR-1グランプリとかG-1とかがあるわけで。おそらく元々はモータースポーツのF-1グランプリをもじったに違いない。転じて宮前である。「お別れ」というのも寂しい響きがあるから、筆者が考えたのはこれ「宮前G-6グランプリ大会」Gとはナニカ。Guraduation=卒業のGにプラス6年生の6を加えたものである。Under12歳以下=U-12ではちょっと違うし。難を言えば語呂が悪いのと、「何これ、どーゆー意味?」と理解されずに、やがて消える運命か...。アナウンス時には「さあ〜今年も、6年生お別れ試合の宮前G-6グランプリ大会の季節がやってきました。宮前野球少年少女の猛者どもが一堂に会する年に一度の大会であります」と古舘伊知郎ふうに言わねばならない。卒業+6年生=G-6グランプリ...。簡略して「G6大会」でも良い。Gシックスは語呂が悪いのでGロクでも良い。...いかがだろうか?そー言えば昔「国鉄がJR」に名称が変わって赤字を解消したはず。日本タバコもJTになり、農協もJAになって皆スマートな呼称になっているではないか。ただ昔、国鉄からJRに変わってしばらくすると、いっそのこと山手線もカッチョいい名前に変えようと、専門家や識者や芸能人著名人を集めて会議し、決まった名前が「E電」だった。山手線をE電だと?筆者は絶対広まらないだろうと思ったらその通り、さっぱり定着しなかった。自然消滅しちゃったんである。「G6大会」通称「ジーロク」はさてどうでしょうか。

さて筆者は第一公園の2試合のみ観戦撮影。写真中心に展開したい。全員を公平にシャッフルし振り分けてチーム名がなく、1,2,3とかA,B,Cなので何がどーしたは書けないし書かない。全6チームにMLBのチーム名を冠するのも一興か。来年は宮前ヤンキース(連合ではない)、宮前メッツ(メイツではない)、宮前ドジャース、宮前エンゼルス、宮前マリナーズetc...なんつって。

昨年の大会で何度も顔を見た懐かしい面々がいるわ、いるわ。写真は贔屓目になっちゃうのをお許しくだされ。どうしてもQueens+スマイリーズやフレンズの写真が多くなるが、他の選手も全員は無理だけど、なるべく掲載。Qの左腕Seiraはますます球が速くなり、投球フォームも動作が速く構えてからリリースまでの時間が短くなっているように感じた。Kotohaの大打者としての風格も一層増しているではないか。両軍監督はHiramatsuさん、Nishimuraさん。運営マネージャーで連盟Tsujiさん。

Kaiのヘルメはもう少年用では収まらないほどキッチキッチ、大人用じゃないと。この試合ヘルメは自軍のではなく適当に他チームのを拝借しているようだ。これも実に楽しいイベントならではで、ちょっと新鮮である。

一塁側ベンチから振り返ればフレンズのお姉様方がピースサインを返してくれた。

試合は今日の天候のように穏やかに流れていく。取ったり取られたりの展開、制限時間は50分である。C3の三塁側チームの勝利。次の試合はQ+フレンズのSackyが先発のようだ。

C3チームはこのままダブルヘッダー。ちなみに投手球数制限はきちんと70球を堅持している。対戦はB2チームである。こういうゲームならではのQueens対決やフレンズ同士など、他の選手も同じ母体チーム同士の対決が見られる。投手とバッターである。

メイツのセカンドくんがファインプレーすると、母体チームの垣根を超えて野手たちがグラブタッチで称える光景は、なかなかに良いものである。

試合は長短打、力投、好守とFCや失策、凡ミスもありつつ、粛々と進むのだった。

「縦スラが決まってるねえ」「さあ、とにかく塁に出ようぜ」などと相変わらずのジョーク混じりの檄を飛ばすAbeちゃん。そのうち「次は内角低めののツーシームで勝負だぞ」とか言い出しかねないのだった。昔ここで表現したのは「連合艦隊司令長官のようなAbeちゃん」

こちらは「連盟審判部隊長官Kosakaさん」はじめ審判部の面々。

フレンズのKaiは最後の打席で大ホームランを狙っていたのだろうか。親子野球でも腕に覚えのある父は、ギャラリーを意識してカッコいいところを披露したく、つい力みがちだ。Kaiも力が入りすぎて凡打に倒れる。思わず頭を抱えてしまった。人はこうゆう時に頭を抱えるが、その見本のようで会場の笑いを誘っていた。

昨年は宮前を席巻しビッグスリーのウルフ宮前の大谷翔平くんとモンタ強肩とチームへの鼓舞でリード牽引したキャッチャーくん。3塁で一緒になった一枚。

砂塵が映画のように舞い上がる綺麗な写真だが、いつの間にか三塁審判がケムに巻かれてまるで背後霊のようにオボロに半透明に変化しちゃう。

試合終了。ランチタイムに突入する。筆者はここで会場を辞する。第四でも熱戦が繰り広げられているが、最後は全員第一に集合し決勝まで執り行う。

さてこうして6年生お別れ試合...いやGuraduation6...G-6大会、通称ジーロクは幕を閉じたのだった。

明日は悪天候予報のために審判講習会は中止リスケとなった。午後からはQueens卒団式、こちらは本当のお別れ会なんである。雨や雪にならねば良いがと願うわけで。今日はこれからブライトン三苫の試合。いつものように0:00からではなく珍しく21:30KOなんである。三苫にはC・ロナウドがいるサウジアラビアから移籍金100億超えのオファーが来たとの報道があったが、サウジなんかに行ったらもう応援しないぞ、と独り言を呟く筆者なんであった。

※ここからの写真は、ブログアップ翌日(今日2/2)にTsujiさんから提供された写真6枚である。最後に開催された決勝戦後と閉会式の模様です。追加掲載します。

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2025年1月31日金曜日

少年野球Ver.「俺がルールブックだ」

 今日昨年から通院している都筑区の大学病院に行き、帰りによく立ち寄るファミマへ。カブを駐車してフェンスをふと見ると、オボロな月がホロロンと現出していたんである。よくある昼間に見る淡い月のような。コレ。

もうお分かりですね。カブのサイドミラーに反射した太陽光がフェンスに映り込んだものだった。コレだけ大きくほぼ正円に近い丸い反射は珍しい。おそらく太陽の角度とミラーのそれとが、絶妙にリンクしたに違いない。プチ感動したのだった。

さて掴みはOKだっただろうか。先日告知したように宮少連総会後に審判部から各チームに配付された「宮少連大会における試合マナーについて」なんである。PDFファイルは宮少連ALLのGoogleドライブに格納されているので一読を。ただこれが指導者や保護者たちにどれだけ展開周知されているかは未知数なため、広報「晴耕雨読」ではここであらためてJPGに加工して1枚づつ掲載する所存なわけで。審判部Aokiさんの渾身の大力作なんである。指導者のみならず応援の保護者にも関連する項目もある。

Aokiさんに直接取材したわけではないが、筆者的「晴耕雨読」的に解釈すれば、宮少連のみならず他主催の大会や、市や県の上部大会に行った際に、マナーやルールを知らずに恥をかかぬようにという側面もあるはずと思う。筆者的には局所的部分的に随分厳しいなあと思うものの、コレがグローバルスタンダードとすれば、上部大会に行っても胸を張って試合に臨めるはず。数年前にジャビットカップの本大会本部スコアラーをお手伝いした際には、ある東京都下のチームのベンチの、コーチの傍若無人の様子には驚いたものである。「お里が知れる」わけで。四角四面に規則に縛られることは誰でも嫌悪感を覚えるけれど、最低限のマナーは身に付けたいと思う。ちなみにこのマナーブックは市学童に準じたもので、上部大会では細則などは微妙に相違する。県や全国に行けばもっと厳粛なルールが適用されるはずである。試合中の監督コーチの怒号など、コンプライアンス的に宮前ではギリ看過されても県大会では一発レッドな事案だってあるわけで。また逆に注意する側も頭ごなしに上から目線で、「鬼の首をとったかのように」怒号で声を荒(あら)らげるのは良くない。正論を振りかざしても言われた相手には遺恨が残るはずだから、反発されかねないわけで。

「俺は聞いてねえよ」が通用しないのがルール。2015年フレンズの全国大会3回戦、神宮のベンチにカメラを持って入ろうとしたら、大会審判部の人から「剣のある」キツい眼差しで強く制止された。電子機器を持ってベンチ入りはダメとのこと。(撮影ウンヌンより以前に持ち込み自体が禁止である)それくらいは筆者も知っている。試合前のアップ時間である。自分はベンチ入りスタッフではなく試合前には退散するので、と懇願した。一応了解してもらったものの、このままでは腑に落ちないので試合中はベンチの裏の廊下の出入り口からカメラを構えて撮ったものである。さすがにコレにはお咎め無しだった。おそらく各大会規定には「...コレ以外は競技者必携に準ずる」とあれば、それを通読していないこちらが悪いことになる。アレを全部読んで頭に記憶しろって言われてもなあ...が一般人の常識と思うけれど、それは野球に限らず致し方ないことである。※今回ベンチ入り可能メンバーに「有資格トレーナー」という耳慣れない肩書きがあるが、これについてはまた審判部からアナウンスがあろうかと思う。下の写真はフレンズ2015年全国大会@神宮の写真を2枚ほど引っ張り出しちゃう。1枚目はプレイボール直後にこれは廊下から撮ったワンカット。(だったと思う)先発はスピードよりも制球力のKyohであった。

「リスペクト」...相手への敬意を表する気持ち。これ、大事。強者は勝てばなんでも許されるわけではない。むしろ強者こそ相手へのリスペクトを忘れないものだ。以前に経験した一例だが、相手がシートノック中に自軍の選手がファウルグランドで円陣を組み、大声を出し鼓舞する場面があった。よく見る光景である。これに輪をかけるように応援保護者たちからも大声援が上がる。シートノックに真剣に集中している相手チーム選手やスタッフに対して失礼な態度に思えた。当時筆者は当該ルールを知らなかったにも関わらずなんである。昨年まで特定のチームのみならず、複数のチームに散見された。これがマナールール上ダメと知ったのは後からだった。シートノック中は当該チームがグランドの占有権を持ち、対戦相手チームはグランドに立ち入ることは御法度なんである。ならばどーする?どーする?TAXI-GO。アップ時にやるか、両軍シート終了後審判が本塁付近のラインを引き直している僅かな1,2分間にやるか、ベンチ内で小さくまとまってやるか...。各チームの判断に任せたい。仮に違反しても選手が悪いのではない。きちんと指導していない指導者の責務である。話は変わるが大昔チームの応援歌に、相手がエラーした際に能天気に「♪へいへい〜、毎度、ありがとさん〜♪」というのがあった。どのチームも合唱していたわけで。今の若い人は知らないだろう。昔あの応援歌を聴いた時には凄い違和感を感じたものだった。エラーした選手の胸中を慮(おもんぱか)れば、あるいはその子の親の気持ちを思えば胸が締めつけられるのである。時代とともに衰退すべくして消滅し、今ではどこも歌われなくなった。

ネクストバッターサークルで素振りをブンブンやるのは禁止、という件を昨年ブログにも書いたし、連盟ALLで副会長Satoh.Tさんから発信してもらった。おかげでその後はだいぶ周知されて少なくなったけれど、まだ数チームに散見されたのは事実。筆者は一塁側階段付近にカメラを構えていることが多いので、目の前のサークルでのブンブンが自ずと目に入るのである。気づいた時には注意をしたが、これも選手が悪いのではない。「次は俺の番だ」となれば入念に素振りをしたくなるのは無理もない。筆者とてもし野球少年だったならば、気持ちを鎮めるためにもブンブンやっちゃうに違いない。指導者がしっかり教えて頂きたい。理由は以前も書いたが視野の狭い幼いボールボーイがベンチから一目散にボール拾いに駆け出した時に、偶然ネクスト選手のこの素振りと「出会い頭(がしら)に」合致してしまう可能性が少なくないからである。万一のことがあれば被害者も加害者も双方不幸になってしまう。誰も幸せにはなれない。親御さんに至っては尚更のことである。チーム事情によって違うと思うが、こーゆー場面があれば、その指導は試合に集中している監督や29番ではなく、28番やマネージャー、スタッフの仕事だろうと筆者は私見ながら思う。

最低限のマナー、相手へのリスペクト、危険防止の指導...個々の内容には賛否あるかもしれないが、概ねこちらのマナーブックを遵守いただきたく思います。

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