さてそんなポストシーズンをTV観戦していたらあることに衝撃を受けた。ブルージェイズのユニフォームの袖のロゴを見て「あらま、どこかで見たような...」このグリーンのロゴである。※ブルージェイズHPより
「な、な、なんじゃこりゃあ〜!」と松田優作のように心で叫んだのだった。筆者は「晴耕雨読」ブロガーではあるが、何を隠そうテシマデザイン事務所の代表でもある。互いのロゴがあまりに酷似していたのだった。
筆者はテシマデザイン事務所のCEOである。CEOとは、ちょっと・エロい・おじさん、...じゃなかった、ちょっと・偉い・オジサンの略である。テシマデザインホールディングス執行役員からは、ブルージェイズとウチがスポンサー契約したなんてゆー話は聞いてない。ならばと、ちょっと調べてみたら...。TDとはカナダの「トロントドミニオン銀行」の略称だそう。日本でTDといえばカセットテープのTDKか、弊所テシマデザインのTDWと相場が決まっている。相当昔に作った筆者の名刺印刷原稿がこれ。
トロントのTDとウチのTDを並べるといかに酷似していることか。単純にアルファベット2文字でオリジナルロゴをデザインしようとすると、当然こういう偶然の酷似は生じざるをえないだろう。なので「国際著作権保護連合」(そんなのあるのか?)に訴えることは控えておこうじゃないか。と、鷹揚に構えてみるのであった。
さてついでに余談を。以前書いたような覚えもあるけれど、ドジャースの袖に付いているロゴ「グッゲンハイム」が気になっていた。筆者にとってグッゲンハイムと言うと、ニューヨークセントラルパーク近くにある、フランク・ロイド・ライトの「グッゲンハイム美術館」が脳裏にあるからだ。30歳の頃実際に一人で行ったことがあって感銘を受けたものだった。螺旋状のフォルムで有名な建築である。内部も螺旋状のスロープになっており、壁に展示された美術品を鑑賞しながら最上階からスロープをゆっくり降りてくる仕組みである。※Wikiより
それでもってドジャースのグッゲンハイムである。グッゲンハイムは米国の巨大な投資グループで、ドジャース低迷期に買収した筆頭株主オーナーなんであった。本題はここから。このワッペンを付ける位置が問題なんである。最近Queensで応援Tシャツをデザイン作成したけれど(Qの母デザイナーの傑作である)、20周年記念ロゴを付けるのは右袖か左袖かの質疑あり、左袖にした経緯があった。神奈川県連、市学童のユニフォーム規定では左袖に「神奈川(英文可能)」や主将マークを入れることがマストなので、Queensの赤ユニの円形シンボルマークは、右袖に入れてある。しかしながら両袖とも空いている場合は、通常左袖にマークを入れるのが世界的に通例(「晴耕雨読」調べ)である。(下記シンボルはデザイン筆者)
それでMLBはいかがなものか気になったので、「晴耕雨読」調査班を米国へ派遣して調べてみた。MLBの規定ではスポンサーロゴは打者を基準にして「右打者は左袖に」「左打者は右袖に」が基本なんであった。ちなみに投手の場合は利き腕の反対側の袖に付けることとある。なぜか?沈思黙考すること5秒間。わかったぞ!TV中継時にセンターカメラから投手越しに打者が映った際、右打者は左袖しか映らず、左打者は逆なんである。つまり打者が立つたびにしっかりスポンサーロゴが放映されるように計算されているからに違いない。(「晴耕雨読」アカデミー学院調べ)ちなみに二刀流大谷翔平は投手よりも打者基準が優先されるので「左打者は右袖」が適用されている。左袖はドジャースのLAロゴがある。
こんなふうに観戦時ちょっと視点を変えて、斜め見することも楽しいものである。

にほんブログ村

少年野球ランキング
 
 
0 件のコメント:
コメントを投稿