2025年6月29日日曜日

少年野球分析官MJBLアナリスト

 本日日曜は会長杯2試合といよいよ佳境に入った子ども会準決勝2試合、そのうちの2試合を。

●会長杯 モンタMo VS 松風Ma

まずは初回Moが2点先制での幕開けとなった。

ところがその裏Maも奮起しあの強豪怪物くんから1点をなんとかもぎ取り2:1とした。ライト前ゴロにせんと送球を焦り一塁手がジャンプ捕球を試み、その着地前に打者走者が駆け抜けセーフ、更にすでにスタートを切っていた三塁走者が本塁を駆け抜けたのだった。(写真と記憶だけの記載なので、若干の齟齬(そご)があれば許されたし。

さて本部裏に戻るとヤングの御大(おんたい)KurosuさんとアリコのKawakoshiさんが、何やらやり取りをしていた。久々に遠くからでもKurosu節が聞こえてきたのだったが、行ってみると...。Kurosuさんがいきなり筆者に向かって言った「ねえ、豊島さんさ、俺の写真撮ってよ」と。オボロながら断片的な話をまとめると、アリコ50th記念誌にKurosuさんの顔写真を、Kawakoshiさんに渡す約束だった(?らしい)。筆者頭の中のMacを起動し即座に流れを分析類推する。筆者がKurosuさんの写真を一眼レフで撮り、Kawakoshiさんのアドレスがわからないので、これを連盟藤澤さんにメールし、更にKawakoshiさんへメール転送してもらう...。今の時代あまりに煩雑すぎるではないか。即答した。「だったら今ここでKawakoshiさんのスマホでKurosuさんを撮っちゃえば?」スピード解決だった。昔のスマホなら一眼レフには敵わなかったけれど、今はむしろスマホの方が的確な写真が撮れたりする。iPhoneで映画も撮った作品すらある。「ここをバックにこの角度から撮って」と、二人を明るい場所へ誘導し撮影会をプロデュースした。美しい青草をバックに綺麗な写真が撮れたはず。陰影補正とトリミングは必要になるが、それは記念誌のプロがやるはずだ。

更に本部裏では何やら新しい部署が創設されたのか、テーブル一個用意されて稲井・小濱両氏が何やら難しい顔でパソコンに没頭していたんである。おそらく連盟IT部長藤澤さんの命により、選手の投球回転数やHRの場合の打球速度や角度、推定飛距離などのスタッツ(統計数値)を解析する、宮少連分析部を作ったのである...まさか本気にしないでね。実は県の要請で県大会へ出場するためのチーム名簿をクラウド上に入力する(かどうかは筆者の想像)ために、手弁当のノートPC持参で必死に入力していたんであった。右端はマトリックスのエージェント風G2こと辻さん。「ザギンのチャンネエとシースー」的な呼称なんである。さて目線を再びグランドへ向けると2裏で3:1とMoリード、3表のMo攻撃が始まった。ここからは詳細は書けない。凄まじい攻撃で電卓が必要なほど得点数字がスコアボードを賑わせたからである。

イケメンで聡明なスポーツマンを絵に描いたような(個人的感想である)Moの主将君に、いつかは出るだろうと思っていたHRがついに飛び出した。

3回のMoの得点だけで18点、トータル21:1となったところで、筆者は弁当を買いに中座することにした。結果はこのままMoの勝利となる。奮闘虚しく敗退のMa軍だった。

さて例によって試合間のお口直しタイム。近くのセブンへ弁当を買いに。昼食抜きでも平気だったが公園を離れて喫煙タイムが欲しかったのが本音である。電子タバコのささやかな水蒸気をあげていると、セブン近くのマンションの入り口で何やらピーチクパーチク聞こえてきた。おお、スワローズだった。天井に燕の巣が営巣されて子ツバメたちが、甲高い声をあげていたのだった。餌を待って喉を枯らしている。さぞかし喉が渇いたろうと筆者セブンに戻って、ヤクルトを買って子ツバメたちに与えたのは言うまでもない。

第一に帰還し外野観覧席で摂食する。筆者夏の定番は冷やし中華とおにぎり1個。今日の本部裏は子ども会の関係で椅子の数が少ないから外野に陣取ったわけである。メシを終えてグランドを遠くに見るとちょうど、レッパA VS 白神が集合の瞬間だった。iPhoneで途中から望遠で撮ってみた。

●子ども会準決勝 レッパA VS 白神(HS)

初回Rが3点先制し裏のHSは無得点。QueensでもあるShihoの豪速球が唸りを上げる。しかし並の打者なら空振りするも、百戦錬磨のR軍はむしろ豪速球が大好物のようだ。

2回を終了し更に3点を追加したR、6:0とHSを引き離す。HSの打席で久々に見た「大根切り」打法。しかも見事な二塁打となって、本部裏でも笑いと共に話題となった。ベンチにはQ父Horikoshiコーチの顔も垣間見える。

HSにはもう一人Q姫Chisakiがいる。最近滅法ボールの芯を叩く打撃ができて急成長している一人だ。彼女がDBで出塁するとShihoのバットに快音が響き、王者Rから4点を奪取する素晴らしい展開となった。6:4と肉薄するハクシン軍。

しかし地力に勝る王者赤いチカラ軍団。本領発揮と言わんばかりに長打攻勢、特に主軸に2本のHRが飛び出した。まずは主将くんの一撃はセンター後方の葉が生い茂る樹木の真ん中に吸い込まれる特大の一打。

更に打線は途切れることなく背番2番くんにもHRが飛び出す。打った瞬間の彼の打席は撮れてないが、ニッカニカ笑顔で本塁帰還する。ハイタッチで出迎えるベンチメンバーたち。

ホームランボールは子ども会が一旦預かりとするため、係のお母さんたちがセンター後方付近で発見したボールを本部に持ち帰った。それを見たSatoh(Mamo)さんが「あれえ、ちょっと汚れすぎている」...そーなんである。真っ黒に汚れたボールを発見し持ち帰ったのだった。明らかに試合球ではなく練習などで行方不明になったボールに違いない。「洗っちゃえばいいじゃん」なんてお笑いジョークも飛び出したが、これはまずい。再度お母さんたち「HRボール探し隊」がスクランブル発進した。

筆者はのちのブログ執筆のために資料画像としてHR打球の落ちた瞬間を撮っておくことがある。ブログにはほとんど載せない。彼の打ったその時の外野の写真をカメラ画面で検証してみた。ボールは写ってないがセンター後方ややライト寄りに着弾したと判断。しかも超速ライナー性の当たりだったはず。写真をみても決定的な場所まで特定することは困難。だが、筆者は戦場カメラマンであり空間デザイナーでもある。空間認知力は多少自信があるわけで。ボールが写ってないのに、着弾場所をピンポイントで推定するには、画面に映った人物4名の目線を、バニシングポイント=消失点に終結するとほぼ判明するんである。下の写真の4名の矢印がその解を示していたのだった。横バーのあるネットからライト寄りへ3枚分のネット後方に違いない。しかもライナー性だったから、土手付近に着弾せず、もっと奥の丘の上に転がっている可能性が高い。お母さん隊とは別にSatoh、Nishimuraさんと共に捜索隊パーティーを組んで筆者も現場へ急行した。

ほらね、あったあった、ピタリ推測通りネット3枚目後方の林の奥の道路手前の雑草の中に、チョコネンと鎮座する真新しい真っ白なホームランボールを発見したのだった。

この件(くだり)下の写真参照。俺、米国CIA情報分析官上級アナリストになれるかも、と思い上がったけれど、待てよ、その前に英語喋れんわい!(^-^)

試合は王者Rの横綱相撲、15:4だった。さてそーこーしてるうちに、もうこんな時間。今週もなんとか日曜中にアップ出来たことに安堵する筆者なんであった。

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2025年6月28日土曜日

雲を掴む+遠い記憶

 明日の第一での会長杯+子ども会4試合を控えた今日土曜、梅雨は一体どしちゃったの的に、シカトして立ち去ったかのような晴天であった。第四にてQueensの練習参加。何枚かの写真にて。

頭上のポジと眼下のネガ。陽と陰、明と暗、メイとサツキはとなりのトトロ。まるでジブリ映画のワンシーンに出てきそうな木陰の陰影。夏の炎天下でガッツリ練習をした後、こんな木陰に入り込むのは無上の喜び。冷えたビールがあればなお良し。

第四の木陰を使って捕球の練習。Ueshima監督勇退の後を継いだ新体制のもと、各自和気藹々と取り組んでいた。打撃練習では下級生は相変わらずなようだが、上級生は以前のようなヘナチョコ打球は鳴りを潜めて、ゴロにしても外野フライにしても「強い意志を持った」打球をいくつも飛ばせるようになった、と思うのは筆者の贔屓目(ひいきめ)だろうか。ただ午後から試合が控えているため上級生はごっそり早退したけれど、母体チームでも遺憾無く頑張ってほしいものだ。

帰宅して先ほどインスタにも上げたけれど、今日の宮前の空には奇妙な雲たちが散見されたんである。巻雲(けんうん)と言って通称スジ雲が、あちこちの方角に出現したのだった。むくむくモコモコの雲を、天の神様が畑を耕す巨大なレーキ(ワカリマスカ)で引っ掻いたように、幾つもの筋を引いて現れたのだった。何箇所もである。しかもジェット機は通ってないはずなのにジェット雲のような一本の太い雲も大空を横切っているじゃないですか。

このスジ雲を見てあの時の光景が蘇った。今から15年前の2010年7月はフレンズの30周年行事があって、夏の西有馬体育館で記念式典を執り行ったのだった。式典を7月って今なら考えられない時期である。あの時も筆者は記念誌をデザインし発刊、記念誌はまだ予算的にモノクロが主流だった。当時の苦労が脳裏に浮かんでくる。式典では宮前全チーム招待は無理なので、南部リーグ所属のチーム選手+コーチ監督と、近隣のヤングとアリコ関係者、連盟相馬会長、議員さん数名などをご招待し、まだご存命だったプロ野球解説者の豊田泰光さんを招いて講演会を行ったんである。今では賛否あろうかと思うけれど、準備にほぼ半年をかけて、当時のフレンズとしてはかなり背伸びして最大限頑張った式典だった。

当時の式典ブログ。まだ文章は「晴耕雨読」的文体が黎明期で確立されておらず稚拙(ちせつ)の極み、写真は一眼でなくコンパクトカメラで解像度悪し。3編に分けて書いた。下のリンクは「30th式典編」

https://t-tessey9694.blogspot.com/2010/07/30th_15.html

そしてその式典の翌日有馬小での練習中に突然現れたのが「彩雲」という虹の輝きを放つ不思議な雲だった。ちょっとしたニュースにもなった記憶がある。

...閑話休題。そんな昔の彩雲の記憶から一転、現代の第四公園のスジ雲の乱舞だった。この雲をなんとかグラブで捕まえようとしたんである。

当然無理である。所詮「雲を掴むような話」ではあった。

最後にオマケ動画。明日は第一にて2試合程度取材予定。

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