2015年1月4日日曜日

HITCHCOCK

新年に入りこのブログのヘッドラインのデザインを変えた。地球の背景には太陽眩しい青空を合成し、Appleロゴも忍ばせたりして。左右のスペースも少し変えてサイズ調整。今年はこれに、ある「リンク集」を計画している。まだ時期尚早というかもう少し時間がかかるんである。


 上を合成した新生ヘッドライン画像がコレ。

さて....。
昨年終盤からむんむんむらむら、デジタル一眼レフが欲しくて密かに値段や性能などを調査していたのだった。CanonかNIKONか。一眼レフは最初にどちらを選ぶかでほぼ一生そのメーカーを使うことになるんだそうな。よほど金持ちかマニアでない限りは。カタログを眺めているだけでもうっとりしちゃうのであるが、あるサイトでは好きな人は買うなら入門機よりも中級機が良いのだという。入門機を持って使っているとやがてその上が欲しくなるので、最初から中級機にせよと。筆者にはそんな資金はないんである。入門機でさえ二の足を踏む始末であった。

ならばいっそカメラは諦めて、その代わりこれを思い切って大人買いしたんである。
「ヒッチコック・アルティメイト・フィルムメーカー・コレクションBOX」
※下の写真はAmazonから

昨年あたりからどういうわけか、ヒッチコックが気になって仕方なくなったんである。「北北西に進路を取れ」のDVDを探しても見つからず、TSUTAYAで借りて何十年ぶりかで映画を堪能したのだが、どうしても手元にDVDを置いておきたくなった。ネットで買えば950円で買えるのだが、意地でも探し出して買うことに執念を燃やしちゃったのは昨年の11、12月。ない....。やはりAmazonで買うことにした。調べていくうちにヒッチコックの他の映画も観たくなってしまったんである。
「レベッカ」「ロープ」「海外特派員」「裏窓」「サイコ」「鳥」「めまい」........。
サスペンスの神様と言われたヒッチコックが残した名作はあまりにも多い。

一眼レフを諦めたかいがあった。Amazonでは定価の約半額で買えた。豪華セットを手に入れちゃったわけで。名作全16作がズラリ並ぶコレクションで、ちょっとしたインテリアにもなっちゃう代物なんであった。
2015年は普段はTSUTAYAでタイムリーな映画を観て、その合間にヒッチコックを堪能すると決めたんである。TSUTAYAの契約は月4枚観れるので、これにこのコレクションを観ていくと半年から1年はかかるかも。嬉しい年間計画なんであった。

おっと明日から初仕事であった。また当分は映画は観れそうにない。
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2015年1月2日金曜日

小鳥が遊ぶ正月

入母屋、虹粱、破風、頭貫、大斗......。

若かりし頃、インテリア設計業界にいる筆者は、京都奈良の寺社仏閣を巡り、その美しさに心を打たれながら、日本建築に埋没した時期があった。その成果は恵比寿ガーデンプレイス内の鮨店のデザイン設計に活かされた。当時はパソコン黎明期でまだ一般には普及しておらず、図面は手描きが主流であった。手が真っ黒になるくらい夜中まで設計したものだった。和洋中様々な飲食店舗がある中で、和食設計をマスターすればあとは何が来ても恐くないと言われているのは、今も同じはずだ。

有馬神明社に行ってきた。
この神社の歴史も相当古く、例年どんどん参詣客が増大し三が日は長蛇の列が見られるのだったが、今年はどうしたものかそうでもなかったんである。ここを訪れるといつも建築の素晴らしさに感銘を覚えるのだった。あの頃夢中になって学習した日本建築用語が出て来て懐かしい。それが冒頭の用語なんである。おそらく一個の神社の建築部位用語を列挙したら数百にも及ぶはずだ。
ここに限らず歴史的建造物にはうっとりしちゃう私なんであった。

以前にも書いたけれど狛犬なんである。「あうんの呼吸」と言われるアレ。
焚き火の炎越しに狛犬を見るとゆらゆら動いているように見える。

偶然にもチームのKumadaコーチと遭遇。きっと誰かに会うだろうとは思っていたけれど。更にはコーチItohくんの兄貴夫妻も見かけた。彼は監督Satohの同級生でフレンズ絶頂期のメンバーであった。その彼も今や結婚し人の父。

最近このあたりに鳥がやたら棲息している。
種類も一種類ではなく複数種の鳥がそれぞれ小さな群れをなして徘徊しちゃってるんである。神社の高台から撮ってみた。
中段右のウグイス色のウグイスのように見える鳥はウグイスではなくメジロ。本当のウグイスは実はウグイス色ではなく灰色なんである。しかし俗にウグイス色と呼ばれる色はこのメジロの姿に由来するんであった。
小鳥たちが悠々と遊んでいる姿をファインダーでのぞいていると実に楽しい。

因に人名で「小鳥遊」と書いてなんと読むか?
これを知っている読者は相当な本好きか漢字検定1級者か当の名字の本人かであろう。
答えは「小鳥遊」と書いて「たかなし」と読むんであった。
由来は江戸時代の文献にもあり、小鳥が遊ぶ=天敵がいない=鷹がいない=タカナシらしい(^-^)これホント。
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2015年1月1日木曜日

2015年画像


毎年恒例となった、元旦の朝の景色を同一アングルで写真画像をアップ。年賀状+画像で「年画像」今年は雲が多かったけれど、それなりに明るい絵になった。

思えば2013年12月28日に人差し指の先を切り落としてしまい、昨年末でちょうど1年が経ったことになる。1年前の正月は指がじんじんして眠れなかったことを想いだす。今でもその部分はじんじんとまではいかぬまでも、しんしん微かに痺れているんであった。5月には小指を粉砕骨折、ほとんど曲がらない状態になり、グラスやマイクを持つとオネェや演歌歌手のように小指が立ってしまうんである。
ああ、今年は怪我がないように願いたい。毛はすでにないが...。

この天気から数時間後こんな天気になるとはいったい誰が想像したろうか。
しれっとして天から白い糸くずのようなものがひらりほらり。「ほほう、元旦に雪か」などと風流を感じたのも束の間、あっという間に横殴りの吹雪に様変わり。
2015年はそんなふうにして明けたんであった。

昨年は多くの方に読んでいただきありがとうございました。
小ブログもいつの間に7年目に突入。
今年も少年野球「晴耕雨読」Blogをどうぞ、よろしくお願いします....なんである(^-^)
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2014年12月31日水曜日

サヨナラ2014

毎年大晦日にはよほどのことがない限り、今年の少年野球「晴耕雨読」Blog紙上のベストフォトを掲載している。今年はあちこちのTVチャンネルをはしごしているうちに、危うくこれを忘れるところであった。

清川BBQ大会の帰り、LINEグループにアップされたKukuの写真。筆者が撮ったものではなく母が撮ったもの。緑と黒と可愛い笑顔のコントラストが素晴らしい。

スコアラーをやりながら動く対象をカメラで捉えるのは困難である。打った瞬間カメラを向けてシャッターを切ったもの。背景が適度にブレて手前のTakutoに奇跡的にピントが合った、躍動感溢れる一枚。

連合でのHiroがホームランを打った瞬間を捉えたもの。全スィングにシャッターを切ったわけではないのに、これはと思った瞬間に撮った一枚。この3秒後白球はライトフェンスの向こうへ消えた。いろんな意味で感動的な本塁打だった。

新人戦決勝スコアラー。緊迫の内容で私はいつになく冷静さを欠いていた。ほとんど後ろを振り返る余裕もなく、試合は最終回のクライマックス。Kyohが勝ち越しタイムリーを放って2点奪取したとたん、後ろから大歓声が上がった。振り向きざまに興奮しながらシャッターを切った瞬間だった。

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今年も少年野球「晴耕雨読」Blogをご愛読下さいました方々、
本当にありがとうございました。
2015年もどうぞよろしくお願い致します(^-^)

あと、10分足らずで年が明ける。

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有終の逆転サヨナラ優勝!(2014NPBジュニアトーナメント大会)

12月31日の大晦日。最後に連盟広報としての大仕事が待っていたんである。
NPB主催のプロ12球団の少年野球チームによる、「ジュニアトーナメント2014」福岡ドーム決戦なんであった。これはおそらく小学生学童野球の日本最高レベルの大会である。以前の「晴耕雨読」で既報のとおり、宮前からはジャイアンツJrへ3名選抜されているのだった。連盟副事務局長のNishimuraさんが帰省途中で単身福岡に寄り、その模様を2日間に渡り宮前関係者へメールで詳報を電送してきたんである。

筆者、まがりなりにも連盟広報を拝命している身、ここはブログにて報告しなきゃなんであった。昨日の時点ではNさんからのメールを整理して想像を加えて脚色し撹拌咀嚼したのち執筆に、と思ったんであるが、今朝連盟HPを見たらWEB担当でもあるNさんが早速かの地からPCで詳報をアップしていたんである。早速Nさんの了解をもらいこれを引用してしまう横着ブログなんである。

以下、「※青い文字」のみ筆者の挿入文。それ以外は宮前連盟副事務局長であり、永遠の文学青年であり、少年野球とセンシティブなユーモアをこよなく愛し、当少年野球「晴耕雨読」のヘビーユーザーでもあるNishimuraさんのペンによる記事なんである。
ここでは割愛している部分もあるので、連盟HPも右リンクから是非4649アクセスして下さい。
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12月27日
12月27日夕刻、福岡着。広報部長Tさんの代理で、明日から開幕の12球団ジュニアトーナメントを取材しますぞー。ホテルで一人住まい。寝坊して遅刻したらごめんなさい。

ジャイアンツJr.、初日の応援団集会。私の撮影では、やはりダメですね。LUMIXとiPhoneの2機種で撮ったものの、結局、慣れたiPhone写真を選択。そっちで撮った写真の方が、まだましだったので。。お盆の時期に、ご先祖様を囲んだような写真となってました・・・
※確かに(^-^)写真あり。こちらは連盟HPでどうぞ。
12月28日
やっとこさ、ヤフオクドーム着。

第1試合:ファイターズJr.4-1マリーンズJr.▶第2試合:ジャイアンツJr.1-1スワローズJr.◆ジャイアンツJr.、先制点を「もらう」も、6回に「お返しあげて」引き分け。グループDは、明日のタイガース戦次第で決勝トーナメント進出チームが決まります。▶第1試合:タイガースJr.対スワローズJr.。第3試合:ジャイアンツJr.対タイガースJr.
どちらのチームもエラーで取った1点のみ。「あの子は将来プロかも?」の選手もいました



12月29日
12月29日、大会2日目。第1試合:スワローズJr.9-7タイガースJr.。ジャイアンツJr.は、12時10分開始予定のタイガースJr.戦で3点差以上で勝てば、決勝トーナメント進出が確定します。
※ここで「大会裏話」なる記事あり。こちらも連盟HPでどうぞ。
今日のタイガーズJr.戦。スターティングメンバーとエンディングメンバー。


ジャイアンツJr.対タイガースJr.戦は13x-1でジャイアンツJr.の勝ち!宮前の3選手も勝利に大いに貢献しました。大会三連覇まであと2勝!明日は朝7時30分からベイスターズJr.と準決勝。勝って12時頃からパ・リーグの勝ち上がりチーム(東北楽天イーグルスまたは北海道日本ハムファイターズ)と決勝戦!

12月30日
準決勝。ジャイアンツJr.は、3-2でベイスターズJr.に勝利しました!
2安打だけど、守り抜いて勝利!
※かなり伯仲した死闘だったらしい。薄氷の勝利といったところか。メールを順々と読みながらちょっとドキドキしてしまった。

いよいよ決勝戦!対北海道日本ハムファイターズJr.戦。
ジャイアンツJr.は後攻。2-1で6回までリードも、最終回2点取られ逆転を許す。ジャイアンツJr.最後の攻撃。9番宇野選手、ショート頭上を越えるヒット。続く1番山田将選手は、無念のピッチャーフライ。1アウト1塁。2番主将の福住選手、ライト前ヒット。3番の石倉選手が、ライト線へのエンタイトル2ベース。これで同点。ランナー2・3塁。そして4番黒住選手の打球はセンターへの飛球。3塁ランナー、タッチアップでホームへ帰り逆転サヨナラゲーム!ジャイアンツJr.、大会3連覇達成の瞬間でした!!

【これって、こないだの新人戦決勝戦と少し似てません?両チームのスコアラー氏なら、きっと分かってくれるはず】
※新人戦片方のスコアラーだった筆者。まさにそっくり、その通りなんであった。勝利目前に追いつかれて最終回奇跡の勝ち越し、しかしその裏外野フライでタッチアップによる逆転サヨナラ負け。ウルフにとってはその逆で劇的なサヨナラ勝ちであった。Nさんはあの時のビデオテープを観ている錯覚に陥ったに違いない。ちなみに筆者はフレンズ、Nさんの出身母体がウルフであるところも面白い(^-^)

何はともあれ、2014年ジャイアンツJr、破竹の大会3連覇おめでとう!
宮前の3選手Nonta、Kippei、Soraも大活躍したようだ。
彼らの母体チーム関係者はもとより、我々宮前で少年野球に携わる者全員にとっても、この子らと宮前を誇りに思うのであった。

※下の結果はNPBのHPから引用させていただきました。
※また明日、元旦から今大会の各試合が有料放送の「J SPORTS」にて放映される。
「駅伝もいいけど少年野球もね!」(^-^)




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冬空に舞う

「スピーチとスカートは短いほど良い」
男にとってこれ以上の心躍る素晴らしい名言はない。
あえてもうひとつ加えるならば、ブログも短いほど良いのだ。「晴耕雨読」は長すぎるのであると自認する。アイドルや芸能人の「今日のランチは○○食べちゃいました〜」的な、どこが面白いのか理解に苦しむ、かつ、短すぎるブログはいただけない。短すぎてはいけないが、適度に短いのは良いことだ。2013年に「来年は絶対短文にするぞー」と誓ったにもかかわらず、2014年の今年、短くなるどころか、こともあろうに更にもっと長いブログになってしまったんである。
うぐぐ、来年こそは....。天声人語くらいのぎゅっとした短い名文に仕上げて、夜はさっさと寝たいものである。

さて12月30日。今日あたりはヒッチコックの映画「裏窓」でも観てまったりと過ごしかったけれど、最後にまだネタが残っていたわけである。今年最後の練習納めであった。
午前中は西有馬ドームで親子野球大会のレク。1年生Yohjiには専任コーチが付かないと砂場へ「逃走」する怖れがあるため、Soneオヤジがつきっきり。おかげで以前と比べたらかなり野球に接するようになった。
親子対決がセオリーなので親がバッターに入ればその子がピッチャーで投げるのが伝統である。子どもも慣れない嬉し恥ずかし晴れのマウンドだ。小さな巨人Kyousukeが球を握るとまるでソフトボールのように見える。この子も成長著しい選手である。

穏やかな冬の陽だまりで次々と親やコーチが打席に立つ。それを観戦するオトナたち。

さてここからは一気に親たちの打席の写真を。これも毎年掲載してきた。オトコどもはイイところを見せたくて力が入り、オンナたちはキャーキャー言いながら。母には三振はなし。五振しようが十振しようがバットにボールが当たるまで。トミーことTomiokaオヤジはさすがの大飛球をかっ飛ばしていた。



午後は有馬小に移動。これも毎年恒例のカレー大会。今年は6年母3人とSone母が担当したらしい。毎年いろんな家庭の味が楽しめるから筆者はこれが大好きなんである。(※ちなみにQueensの新年会も母たち手作りの総菜を持ち寄る。これも楽しみである)
大人用辛口・中辛・子ども用甘口とバラエティーに富む。全部試食した。
うましっ!
おやおやNatsuki母が大口開けて喰らってるではないか。これをアップで掲載しなければ、あとで彼女に怒られるかもしれない。こういう写真があれば彼女は「おいしい」と思うたちなんである。まるで笑われてなんぼのお笑い芸人の域に達しているんであった。
可愛い顔してカレーライスをおかずに白飯を食うのである。

午後はグランドのマーカーが頼りなくなってきたため一新することに。昔フレンズにKanekoコーチという人がいたのだが、何も見ずに正確にマーカーを打てるノウハウを知っていた。今日は七転八倒の末になんとか打ち込みを終えた。筆者設計を生業としているので、図形の定理やコンパスを使った作図は専門であるが、現場で平行線を出すのは苦労する。筆者は1センチでも狂うと嫌なので細かくやっていたのだが、後半は他スタッフに任せた。全ての基本は本塁・ピッチャー・セカンドのマーカーを確定することが始まりである。そうだ。西有馬も打たねばなんである。しかしここは是非、グランド共有している有馬子供会さんにお任せしたいのであった。
他のオトナと子どもたちは倉庫の大掃除やボール洗いをやった。子どもには良い経験になったはずだ。

最後は恒例の親子コーチ全員円陣を組んで一本締め。
そのあとは「愛と青春の旅立ち」的天高く帽子投げ。
筆者の撮った写真よりも、あとでLINEにあがってきたAkene母の撮った写真のほうが秀逸であった。冬の青空には偶然飛行機雲が。まるで祝福にブルーインパルスが去って行ったかのような。

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ここから更に、昨日と今日福岡ドームで行われたプロ12球団傘下の小学生チームによるジュニアトーナメント大会の模様を追記するつもりであった。しかし、エネルギーの備蓄が尽きてしまったので明日に持ち越しである。やはりブログは短文にしなきゃ持たないんである。
結果だけお知らせしよう。
宮前から3名が参加しているジャイアンツJr軍団が、
死闘の末に決勝まで進み、
更にまた死闘の戦いの末に劇的な、
.................
見事、三連覇を達成したんである(^-^)

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2014年12月29日月曜日

年末、諸行有常の響きあり

国語入試問題にこんな問いが出たらあなたならどうしますか?
問「なるべく複雑で難しい漢字の四字熟語を多用して小説風の短文を作れ」
筆者ならこう回答を書く。
「....やがてパンドラの箱の地底に降り立った僕が見たものは、想像を絶するおぞましい光景だった。恐る恐る扉を開けると、そこは魑魅魍魎が跳梁跋扈する阿鼻叫喚の地獄絵図なのだった....」

これは先日昼間、無意識のうちにふと天から降臨してきたフレーズなんである。もったいないので忘れる前にブログに書いてしまうのである。
※読みと意味がわからない中学生諸君はコピペしてネットで調べられたしなんである。これを漢和辞典の部首索引なんかで調べていたら、年が明けてしまうだろう。

さて全くどうでもいい話から始まり、いきなり少年野球に展開する「晴耕雨読」
少し以前の話ではある。宮前北部大会ジュニアの部決勝は河川敷での決戦であった。対するは過去に何度か試合をやったことのある中原区の今井西町少年野球部。以前にも書いたけれど、今井西町さんはこの「晴耕雨読」も参加しているランキングサイト「にほんブログ村」の常連さんである。そんな縁故もあってお互いに旧知の仲でもあった。

しかしこの日球場に到着してみれば、朝方降りた霜が溶けてグランドは、ぐちょぐちょじゅるじゅるにゅるにゅるねちょねちょびちゃびちゃのぐっちょんちょんなんであった。
無性にここでダイブしたら楽しいだろうなあなどと、年がいもないことを夢想する精神年齢中学生程度の筆者ではある。グランド管理ホスト側である今井西町スタッフは必至に黙々と整備に没頭する。これにフレンズスタッフも参戦。その様子はまるで、水上勉「飢餓海峡」の北陸を舞台とした寒村の棚田のようだった。或いはベトナム戦争映画に出て来る水牛に鍬(くわ)を引かせるプノンペンの水田の風景そのもの。

小一時間ほど整備したがグランドが息を吹き返し蘇生するにはまだ時間を要すると判断し、両軍首脳会談ののち来年に延期と決まった。

その間も子どもらは一生懸命ネバーギブアップ、芝部分を利用して練習に励む。フレンズも同様だ。河川敷のいいところは自然の緑が眩しいことと、青空が大きいこと。自然と伸び伸びプレー出来ちゃう雰囲気があることだと思う。
延期が決まったあと事務局のOhyamaさんとちょっと談笑。初対面だと思うけれどブログを通じているせいかなんか初めてのような気がしないわけで。北部大会での対ウルフ戦のエピソードは聞いていて実に面白かった。まるで漫画のような展開で負けたそうな(^-^)


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さてまだまだ続く「晴耕雨読」なんである。
今年中に書かねばならぬことがある。年が明けて新年になってしまってから12月の話を書くのは、書くほうも読むほうも興ざめだろうだから。

つい先日の練習風景の活写。
6年生はもう卒団である。そしてオヤジの名古屋転勤に伴いYuutaもクリスマスには新幹線の車中の人となる。

最後の練習後Yuutaを胴上げしようとなった。粋な計らいである。子どもだけでやったのだが、高さが足りないのと危険だとの判断でオトナも加わり再度中に舞う。
更にNishikawaオヤジも胴上げ。つくづく幸せ者である。

朝礼台を移動させる。Itohコーチが加わりみんなでわっしょい。朝礼台の上にはYuutaを乗せてまるで神輿を担ぐように。

※後日談であるが25日にかの地へ行ってしまったYuuta。フレンズの子どもらが大挙見送りに行ったそうだ。LINEグループで知った。Yuutaはやはりつくづく幸せ者である。その後更にLINEにアップされた母の話によると、新幹線の中でもYuutaは泣いてしまったとのことだった....。新天地でも野球を頑張って欲しいと思うのは筆者ばかりではないだろう。
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さて更にまだまだ続く「晴耕雨読」なんである。これを俗に言う「一気呵成」という。
もっとつい先日のこと。忘年会的Queensの「お疲れさま会」。綺麗どころのQueens母たちがいる飲み会も捨て難いが、野郎だけの飲み会もこれまた良いのである。むしろ奥様方には聞かせられない話も飛び出し大盛り上がり大会だったりして(^-^)

「ちょっと重要なコーチ会議」もあった。「父」以外の男どもは呑み続けて、片隅のテーブルで何やら真剣な監督父コーチ会議が開催される。
ほどなくしてやんやの喝采。来季のYamamoto28番コーチがやむなき事情により辞退、新28番を選出する会議なんであった。Koshimizu監督の意向もあり新28番にはなんと、主将MiiのオヤジTanakaさんに決定とのこと。当の本人はキョトンとしていた。

このTanakaオヤジ。なんとも憎めないキャラなんである。昼はチョー真面目な某銀行員、夜は一旦酒が入るとスイッチオン、年配者には平身低頭だが年下と見るや得意のフレーズは「おいっ!この野郎ふざけんなっ、こっち来いっ」Tオヤジからこの「おいっ!こっち来いっ」の発声が聞かれると一同爆笑のパターンなんである。眼鏡のズリ落ち方はほとんど芸術的と言っても過言ではない。
下の名前はMasaoだけに皆から「Tanakaマー君」と呼ばれている。すかさずSatohオヤジが言った「Teshimaさんのブログタイトルは「田中マー君来季日本球界復帰!」とかになるんじゃない?」一同爆笑、うまいっ。来季試合中に審判の判定に対してベンチから「おい、ふざけんなっ!こっち来いっ!」という声が飛ぶかもしれない。

筆者iPhoneで写真を撮り、その場でLINEカメラでちょっとイタズラしちゃう。
「はいはいTさん、背中向けて顔はこっち向いて〜」
LINEカメラで28を書込みKasaharaさんへ転送。更にブログ用にKitamatsuオヤジの背中も撮っておいた。そのへんは抜かりないんである。なぜなら、ゆくゆくは6年父が28番を背負う方針ならば今のKitamatsuオヤジの背番号は27.5番となる。この他にも候補者はいる。Kitamatsuさんには筆者の写真の意図を読まれてしまった。「Tさん、ブログとかに載せるんでしょー」と。
その通りである。

最後にもう一発。
以前からずっと気になっていた顔がある。ヤングホークスが母体のKurashigeオヤジなんである。日本の最高学府で学業を修めたヒトなんである。この会ではたまたま向こう正面にその顔が見え隠れしていた。酒を飲みながらナニゲに観察していたら閃いたんである。
かのミスタープロ野球、長嶋茂雄氏の若い頃とクリソツなんであった。この写真よりも現物のほうがもっと似ているのだが。

そんなことを思いながら書いている年末の「晴耕雨読」
明日は福岡ドームでのジャイアンツJrの結果が速報されるはず。今日はVS阪神、13:1での圧勝とのこと。実は頼んでもいないのに「広報部長代理」と称して連盟総務部長兼WEB担当部長のNishimuraさんが自腹で現地へ飛んで、バックネット裏の特等席からリアルタイムで速報を流してきたんであった。宮前関係者にはメールが行っているはず。ありがたいことである。
明日あたりは大掃除のススにまみれて、Gジュニアの準決・決勝結果もブログアップ出来るやもしれぬ。
※このへんの経緯は氏の担当する宮前少年野球連盟HPにアップされている。右リンクからどうぞ、なんである。