2010年3月20日土曜日

「僕らの卒業」

昨晩は「卒業」や「小説」にまつわる高校時代の話を書いた。
今日は「卒業」や「小説」にまつわる中学時代の話を書こうと思う。
中学時代といっても筆者のそれではない。息子のJunnosukeである。
現在25歳だから中学3年といえば約10年前。3年生になって部活の野球部ではエースではなかったけれど、試合では四死球をほとんど出したことがないよ、と豪語するピッチャーをやっていた。試合を観に行ったとき、キャッチャーの子が左利きだったのでそっちのほうがびっくりしたものだ。後にも先にもサウスポーの捕手を見たのは彼だけだ。サーカスかシルクドソレイユを観てる気分。
さて、「卒業」と「小説」でした。
息子は中学後半に小説に凝り始めて...といっても読むほうは全然だが、小説を書くことに意欲を燃やしていた。毎晩ワープロをカチャカチャやってやっと書き上げたのが3年の卒業式の翌日だったと思う。タイトルは...
「僕らの卒業」
仲間との友情と確執と闘いと和解、つまりは「絆」を描いたもので、薄めの文庫本一冊分、中編小説くらいのボリューム。至って真面目でリアル。ラストシーンでは涙の卒業式が舞台になってたように思う。
この小説を巡ってはその後回し読みしたらしい友達の評判や、親である私や、出版社まで巻き込んでの大騒動に発展...しなかったけれど、小騒動にはなった。数年後、話題になったのがほぼ同じ歳の17歳で文藝賞受賞を獲った綿谷りさの「インストール」のちに「蹴りたい背中」で芥川賞受賞なんて子もいたりして。
このブログでは息子の書いた小説の内容をうんぬんするんではなかった。
ヤツは書いたあと、文庫本の最後のページにある出版社の他の作品紹介を作ったりした。飽くまでパロディーでね。それがコレ。(クリックで拡大)

これを見たバカオヤジ(私)のパロディー魂に火がついて、ヤツのために表紙と裏表紙や最後のページのパロディーを作った。当時はまだワープロで感熱紙に切り貼りでペタペタ貼付けたりしていたから茶色く変色しちゃったけど。
卒業式....。
今日は西有馬小が終わった。明日は有馬小。
わがフレンズの子6年生3人Kenta,Kouta,Harukaも明日で卒業だ。
親御さんたちの涙が容易に目に浮かぶ。
お疲れさん。
「別れの時は新しい出会いの始まり」...なんてクサイ科白を言うのもはばかれるほど、卒業式の凛とした空気というのはいいものですね。
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2010年3月19日金曜日

卒業と芥川龍之介?

多感な時期を過ごした高校は山形の公立男子校だった。山形南高等学校。
文武両道で骨太男子もいれば、ガリ勉野郎や遊んでばかりのプー太郎もいた。
進学校だったので多彩なキャラの野郎どもも、3年2,3学期ともなればみな必死こいて本格的に受験勉強に突入。やがて悲喜こもごもそれぞれの進路が決まり、この時期卒業を迎える。
卒業式シーズンになりフト、想い出したことがある。
当時私は石川達三や大江健三郎、、五木寛之、たまにロシア文学、そして村上龍のデビュー作「限りなく透明に近いブルー」をリアルタイムで文芸春秋を買って読んでいた、本大好き少年(青年?)だった。筆者が前出の高校2年の時、先輩3年生が書いた卒業文集。活字が好きなブンガク青年Tくんは仲間と一緒に先輩たちの文集を読んだ。
ある先輩が書いていたページを読んで大笑い。
もし大学受験に失敗し浪人生活を余儀なくされたら嫌だぞ!みたいな文脈だったと思う。その彼が一年浪人、二年浪人を大正・昭和初期の文学になぞらえて....。
●一浪=「明暗」...夏目漱石
●二浪=「道草」...夏目漱石
●三浪=「斜陽」...太宰治
●四浪=「暗夜行路」...志賀直哉
●五浪=「地獄変」...芥川龍之介
●六浪=「人間失格」...太宰治


●七浪から九浪までは忘れた...。
そしてラスト、十年浪人したら...。
●十浪=「或る阿呆の一生」...芥川龍之介
お見事!
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2010年3月17日水曜日

5555!ありがとう!


イケイケ、ゴーゴー、GoGo、5555!
およそ筆者はイケイケなタイプな人ではないと自認するオヤジ。
サッカーやってたくせに体育会系タイプではない。体育会系タイプのヤツは大好きだけど。
じゃなぜ5555なのか?
このブログのカウンターが「5555」になりました!
以前「3000」の時に3,000カラットのダイヤモンドというタイトルをUP。その時同様みなさんに本当に感謝、感謝です。手書きの日記と違い、ブログというのは読んで下さる方がいなければほとんど誰も書かないといってもいいくらい、読者あってこそのモノなんですね。あわよくば下にコメント下さるとなお嬉しいし、同じ少年野球ブロガーの方がいらっしゃれば相互リンク出来たらさらに幸せ(^^)/
3,000カラットのダイヤモンドの3,000を記録したのが2009年12月16日。ドンピシャの3ヶ月前。3ヶ月間で2,555というのが早いのか遅いのかわからないけど、数多(あまた)の巨匠たちの数万アクセスブログには到底及ばずとも、これからもコツコツ駄文を垂れ流していきたいと思います。
尊敬する巨匠とは右の「勝手にリンク」の


ふんだんにダジャレを散りばめてありますが、これでも頭に浮かんだダジャレ100個を撹拌し咀嚼し吟味し厳選セレクトされたものだけをみなさまの玄関へお届け。「それでこのレベルかよっ!」とお叱りの声は全く無視。山田くんに座布団もらいたいとも思いませんからね。また時に少年野球らしからぬ軽いエロいジョークもありますが、サブタイトル「チームや個人をめぐる雑文集」とあるように筆者個人が吐く透明な息を有形化し文章に変換してるので、たまには良いではないか。男と女誰しも嫌いじゃないはずだしね。公式ブログに転載する場合は極力その部分は削除してからコピペしてます。
読んで下さるみなさん本当にありがとうございます!
次の目標は「7777」かな?

2010年3月15日月曜日

春...ココロの底が「ゆるん」

自分でもやんなるくらい一日2ブログUPの悪癖。
今日は日曜、昨日負けたので2回戦は無しいつもの練習になった。
筆者は憂鬱な五十肩ゆえとうとうノックバットも振れず、グラブ片手にYanagisawa代表の外野ノックのキーパーにチャレンジするものの、左肩の行動半径は極端に制限され思うようにキャッチング出来ず。
今日はこんなダメ俺コーチが容易に予想できたので、もっぱら溜まっていたスコアの数字の集計に専念することにした。
昨日の惨敗...。一夜明けて子どもたちのテンションはどうなんだろう?
本気で悔しいと悩んだか?
マジで勝ちたいと考えたか?
真剣に野球がうまくなりたいと思ったか?
スコアの数字を追いかけながら、目の端でグランドでの練習風景を垣間見る。
.....風景描写の詳細は割愛する。
このままでは本当にこいつら勝てないと思った。
いや、自戒を込めて表現を変えるならば、勝たせてあげられないと思った。
何か根本的な大手術が必要なのかもしれない。
そのためには我々指導陣が一本化した指導方針を共有し、互いのコンセンサスを得たうえで、子どもの野球に向き合う必要があると感じた。
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まっ、そのへんは今日のブログでは置いといて...。
春がやっとコンニチハ(^^)である。
筆者子どもの頃から黄色が好きだった。でもレモンイエローではなくクロームイエロー。レモンのような黄色じゃなくていわゆる濃い「山吹色」が好き。その中間にあるのが菜の花の黄色...勝手な価値観だけど。
西有馬小学校の花壇で見つけちゃった。校舎をバックに一枚パチリ。なんだかココロの底が「ゆるん」とした気持ちになれる。

その脇にOhtakeママの愛車、真っ赤なYAMAHA.Majestyが佇んでいた。

春になると男はイタズラ心がむくむくと湧いてくるものらしい。常軌を逸するとアブナイけどね。春色=桜色=フレンズ新ロゴ色=ピンク!...。早速ピンクのスプレー缶を買ってきて人目を忍んでシューシュー。収拾がつかなくなる前にこのへんで勘弁してやるか。

最後の仕上げに新ロゴのステッカーをペタリと貼って、有馬フレンズ1号の一丁出来上がりさっ。...(^^)
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2010年3月14日日曜日

完敗・惨敗・疲労困憊

昨日は春うらら、春季大会の初戦。各チームともこの大会に照準を絞りオフの練習を重ねてきた。ウチも例外ではない。今年の練習試合では大きな波はあるものの、確かな手応えはあったはず。勝てないことはない!但しいつもどおりの野球が出来ていればね。「いつもどおりの野球」が出来なかった結果がひどすぎた。完敗・惨敗・疲労困憊の一日。去年もいくつもの惨敗を喫し苦杯をなめてきた。今年も決して強いチームではないのはわかってる。でも今日の試合は指導陣一同思い入れが強かっただけに、結果というより試合内容に納得出来ない。試合中に思わず怒号を発してしまった。これは私の反省その1。いかにしたら子どもたちに「いつもどおりの野球」をさせられるか?それが出来ないのは私も含めて我々監督コーチの責任である、反省その2。先日の練習試合のようなプレーをしていれば、勝てた可能性は決して低くはないはず。力を出し切って負けたのなら全然OKだ。でもこの試合はそうじゃなかった。
帰宅後気分が悪いので気持ちを一新しようと、仕事部屋にガーガーザクザク掃除機をかけていたら携帯ぶるぶる。終日行動を共にしたKawakamiちゃんから「一杯やりますか〜(^^)/~」...居酒屋その1で、反省会その3。あの時のあのプレーを肴に盛り上がり、あの時のあのエラーに憤慨し...流れ的に指導者のあるべき姿や指導方針まで話が及び熱を帯び、オヤジたちの夜は更けていくのであった。
というわけで昨晩はブログUP出来ず。試合中の写真撮影も途中でヤル気をなくしてしまい...てか、スコアつけるのに精一杯だし。でも試合始まるまでのスナップショットは掲載しよう。
1=やたら楽しそうな笑顔でニッコニコだね。集合写真はこうでなくちゃね。
2=実は各チームをプロカメラマンが撮影。
後日購入申し込みのサンプルがまわってくるアレですね。それにしても楽しそう!


3=実はカメラマンのうしろでSatoh監督が無言でヘン顔をして笑わせていた?
この時間、関東団地野球大会開会式に出てた選手たちには申し訳ない。


4=A,B全参加チーム。名実共に開幕という気分。壮観な眺めであるね。
5=集合〜!試合開始まで2,3分


6=順番逆だけど入場行進。
7=結果は無安打に終わったけれど、最後に主将の気迫のセンター前ヒット!
....と思ったら打球が速すぎたのと中堅が前がかりの守備位置で、
惜しくもセンター前ゴロに倒れる。
珍しく主将Hirotoが泣いていた。

試合後、気合いの入っていたSatohくんがぽつんとグランドを見つめていた。
彼のその背中が心なしか小さく丸く見えた。
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2010年3月13日土曜日

コトバ...17。女子○○子という名前

またしても一日2本のBLOGアップ。
五十肩は痛いけれど、キーボード叩くぶんには全く問題なしのツブテ。
幸か不幸か、福岡博多は中州の夜も更けて。老けてもないのに頭は昭和枯れすすき。鈴木は腰の回転を加えればもっと遠くへ飛ばせるハズ。ハズバンドのワイフは私の配偶者...。もうやめましょうね(^^)
筆者の配偶者はメチャクチャ忙しい。たぶん、いや、確実に私よりも。
もし名刺を作るならば10個くらいは肩書きが付くんじゃないかな。PTA関係・ママさんバレーボール関係・有馬町内会関係...。筆者にはカンケイないけどね。郵便物を持ってマンションの階段を上がる時、ザックリ宛名を確認すると、私宛のはDocomoの請求書、税金の支払い通知書、家電量販店からのお得なキャンペーンのお知らせ...。対してウチの配偶者宛はピザ宅配メニューチラシ等を押しのけ上記関係各所からどっさり。思わずフォークリフトで5階まで届けようかと思った。
3月12日。地元、有馬中学校の卒業式。配偶者は前フリのようにPTAのOB関係で参列、夕飯時にA4版卒業生名簿の一枚を見せてくれた。毎年これを見るのがちょっと楽しみ。かつてのフレンズ卒業生の名前を見つけると嬉しくなっちゃうから。アイツももう中学卒業かあ、へえぇ、アイツのお姉ちゃんは中3だったのか、おお、アイツは高校行っても野球やるのかなあ...etc。
その中で年々顕著になってる名前について。
フト気づいたぞ。女子の○○子という昔ながらの最後に「子」がつく名前が少なくなっていること。今に始まったことじゃないし、ここまでは別に驚かない。
7クラス279名の卒業生。女子は半分として約140名。クイズ!その中で「○○子」と名のつく子は何人いるでしょうか?いったい何名いると思いますか?チッ、チッ、チッ、チッ、チーン。
正解は...ナントたったの11名。
ちょっとした軽いカルチャーショック。私は息子にも娘にも敢えて古くさい名前をつけただけに。これも時代の流れなんだろうな。
おお、明日はいよいよ春季大会。もう寝なきゃ!
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2010年3月12日金曜日

五十肩の肩スカシ

先日「五十肩」の「五重苦」なる文を書いた。
気持ちはアラフォー、肩はアラフィー、頭髪はアラまあこんなに...。
昨晩代官山から帰宅後、図面を仕上げてメール送信したのがAM2:30。今日午前中に数字データをまとめてFAXし一応終了。さて午後は...。やっぱ医者に行こうっと。
簡単な問診とレントゲン撮影。早い早いあっちゅう間に終わった。予想どおり五十肩みたいだ。夜も眠れないほどじゃないから注射も薬も無し。肩を温めてストレッチをせいとのこと。全部ネットで調べた情報どおりだった。ん〜何しに来たんだろう。肩スカシを喰らった気分。でも薬も注射もバンバン出さなかったのは逆に良心的なのかな。自然に治るけど長期になるとのこと。
明日は仕事休めることがわかり、春季大会ベンチ入り。他チームの試合の審判もやることに決めた。Otsuboチームマネージャーにその旨メールしようと思ったら向こうから電話がきた。「明日審判大丈夫ですか〜?」蚊の鳴くような声で。2大会が重なることや土曜で仕事が休めないから人手が足りなく、人員不足。審判OKの旨を告げると、ホッとしたのか冬山登山のあと温泉に入ったかのように声が柔らかくなったOtsuboさん。
待てよ...。左肩上がらないのにファウルの判定(バンザイポーズ)はどーすっかなあ。
右腕は真上に、左腕は水平に...まるで手旗信号だ。いちいち主審に携帯電話をかけて「もしもし、初めてお電話差し上げます、三塁塁審と申しますが。あっ、どーも、こちらこそお世話になります。やっと春めいてきて暖かくなりましたねえ...。ところでたった今の打球の判定結果ですが...ファウルでした。ハイ、今後ともよろしくお願い致します。」...というわけにもいくまい。
まあいいや、大声出してごまかそう(^^)
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