2010年12月9日木曜日

四隅と中心

先週友人と呑むことになった。場所は池尻大橋。渋谷から電車で一つ目で、小生が昔、設計施工の会社にいた頃よく呑みに行ったちいさな小料理屋だ。小生が図面を描き友人が現場をやった店なので、オープン後は何かにつけ友人と足繁く通ったものだった。
相当な年数行ってなかったけれど、久々暖簾をくぐったら相変わらず綺麗な仙台美人のママの笑顔が迎えてくれ、焼き場を仕切るヒゲのSさんも健在であった。
このSさん、本業はプロカメラマン。地方自治体の発行する様々な冊子類の写真を手がけていて、夜だけここへ来て焼き鳥を焼き塩をふるのだ。Sさんと写真の話題で盛り上がり、カメラを構えた時のアングルの話になった。
彼いわく、プロと素人の違いは、素人は中心(被写体)ばかりを気にするのに対して、プロは四隅を意識するのだという。小生はプロではないけど、いつも写真を撮る時はやはり同じことを意識する。集合写真などは左右の余白(背景)は均等に取るのが基本だけど、上下のバランスも均等で良い場合と、あえて床(地面)を小さく取り、その分上の空間、青空などを大きく写るようにする場合とがある。後者のほうがストーリー性があって、特に動きのある被写体の場合は余白は均等でないほうがドラマチックな絵になることがある。

「四隅を意識する=余白のとり方」と無理矢理解釈させてみた時に、フト浮かんだのが日本の国旗「日の丸」だ。全世界の国旗の中で最もシンプルで最も美しいデザインだと昔から思っていた。気になってWikipediaを覗いたら2:3の比率で構成されている。白ベースが縦:横=2:3で、中心の紅い丸の直径は縦ベースの3/5。つまり紅い丸が3に対して白部分が2。
(※以下の図柄はWikipedia日本の国旗で引用)

赤が大きくなりすぎても、小さすぎても日の丸とは呼べないような別物になっちゃうのだ。サクサクッとこんなの作ってみた。

ねっ、でしょ。
この日の丸のように余白の上下左右均等のバランスが美しいときと、敢えてそれを崩したほうがいい場合とがあって、どちらを取るかはケースバイケース。
バッターが構えている写真を正面から撮ったあとトリミングする時は、左バッターは右部分に多少大きめに余白を取り、左の余白つまり背中の背景は少し小さめにカットするようにしている。右打者はその逆だ。
いつかチャンスがあればこれもブログで作ってみよっと。
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2010年12月7日火曜日

朝、腰が重い...

翌日の朝、腰が重〜いという経験はオトコなら誰しもあるはず。
でもアッチ方面の話ではありません(^^)
先日の日曜日は毎年恒例校庭清掃の日。全国の公立学校で実施されているであろう、「施設開放」の恩恵にあずかる市民スポーツ団体合同での行事。清掃と言ってもほとんど校庭の周りの側溝に堆積した一年間のドロと落ち葉をさらうのがメインイベントだ。ほぼ毎年やって、ほぼ毎年腰を痛めて、ほぼ毎年後悔している。特に今年は夏あたりから腰を痛めているので要注意である。しかし、ノラリクラリやっていたんでは子どもや、他の団体への示しがつかないわけで...。そのへんの絶妙のバランスを保ちながらやったおかげかどうか、今年は例年ほどの腰の重みを感じないで翌日の朝を迎えられた。ホッ。
終了後は有馬小の中田校長先生にご挨拶を。小生と確かほぼ同じ歳なはず。しかも、中田さんが西有馬小に赴任しておられた頃、娘の担任で大変お世話になったんである。更に今年のフレンズ30周年記念誌に寄稿をお願いし、「歴史あるフレンズさんに寄稿とは光栄です」と快諾され素晴らしい文章を寄せて下さった。せめてグランドを使わせてもらっているコーチとして、娘の親として、記念誌制作責任者としてご挨拶せずにはおれなかった。オトナとして当然のことだけれど。 
さてその後「卒業生を送る会」の各方面母部隊とのモロモロの打合のあと、年末の父母会。午後からは下級生中心の練習に突入。
最近NikonP100を購入したことはブログに何度か書いたけれども、やはり古いポンコツのデジカメに慣れたカラダにはいちいちこのNikonが新鮮でたまらない。動きのあるターゲットをこんなに簡単に、ピタリと追尾しパシャリとブレずに、四角く切り取れるなんて素晴らしい。思わず頬ずりしたくなるし、寝る時も一緒に布団に入れてやりたくなっちゃう。小学生の頃、遠足の前日には枕元に500円分のお菓子とリュックサックを置いて寝たように。
先日旧知のプロカメラマンと数年ぶりに池尻大橋で会う機会があり、プロとアマの違いについて面白いことを言っていたけれど、これについては「明日のココロだ〜!」(ラジオ小沢昭一的心...懐かしい)
元巨人の桑田理論からすれば、多少外れる部分もあるとおぼしきコメントをつけてみた。桑田氏の理論は目からウロコで溜飲が下がり大絶賛することもあれば、基本が出来たあとの中学生くらいに適合する部分もあり、小学生には微妙なところではあると思う。でも旧態依然の日本の野球指導者たちには、新鮮で驚かされる話が多く彼の話は面白いですね。

2010年12月5日日曜日

豪雨暴風とイエローロード

先日の全国的な集中豪雨と暴風。このところのブログには銀杏の話を書いてきた。その銀杏たちはこの悪天候で果たしてどうなっちゃったの?
まずはInoueコーチが出勤途中で撮ったという川崎インター近くの豪雨の道路...いや水路の写真。隅田川の屋形船みたい。

台風銀座の地方都市などでのニュース映像ではよく目にするけれど、この辺や東京ではちょっと珍しいですね、こんなんなっちゃうのは。
さて銀杏のイエロー道路...じゃないイエローロード。
豪雨の前にもすでにドッカリ落葉し理想的な舗道に生まれ変わっていた。サクサク蹴散らかしながら携帯カメラでパシャリ。先日のブログで学校の見事な銀杏の樹を紹介したけれど、4日土曜には一気に葉は抜け落ちてしまっていた。
小学生の野球小僧が中学野球部に進み、一気にバリカンで坊主にされちゃったように。ちょっと違うか...。

2010年12月2日木曜日

イエローの舗道

このところ連日スコア集計のことばかり書いてきたけれど、やっと...やっと...
出来た!今日はかき集めた1年間の写真の中からベストなものを選択し、イラストレーター(グラフィックソフト)に取込み、調整加工。表紙を仕上げてUP。去年はいちから作ったけれども、今年はそれらをベースにバージョンアップしより良いものが出来たかな。選手たちの成績集だけれど、同時に一年間の想い出ミニアルバム風にしたつもり。写真だけのページを追加で作ったりして。あとは一式元原稿を印刷して製本係の母へ週末渡す予定だ。
えっ週末?まだ水曜じゃんって? このあとまだフレンズ系の仕事が3つもあるんである。色紙用写真の加工・写真立て額に入れるための写真の加工と制作・送る会の受賞式の準備などね。このスコア集計の労に比べればまだ気が楽だ。
世界中に散った7つのドラゴンボールを探す旅に出るのと、この時季街頭でイチョウの葉っぱを拾いに行くのとの差くらい大きい。
そんなこんなでブログの更新が出来なかった。まだ深夜の仕事は続くので予断はゆるさないけれども。
イチョウの葉。先週の土曜に撮ったもので、今日やっとブログへアップ。
グランドへ行く途中、近所の銀杏並木を撮ったものと、校庭の大きな銀杏の樹の下でトスバッティングする風景。舗道の銀杏はまだムラがありイエローとグリーンがせめぎ合っている感じだ。毎年舗道にどっさり積もったイチョウの落ち葉を、サクサク靴で蹴散らかして歩くのが大好き。(おまえは子どもかっ!)
先日ブログに書いたエルトン・ジョンの「グッバイイエローブリックロード」
もうじき、ここも「イエローイチョウロード」になるはず。
明日の夜は雨の予報だけれど、せっかくの黄金の落ち葉の舗道が、雨でグズグズになっちゃうのは興ざめですね。



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2010年11月28日日曜日

Last Game

2010年公式戦のラストゲームとなる、対鷺沼ヤングホークス戦。
まだ6年生の試合はあるものの、親善試合や練習試合などの数試合しかない。今日が冠試合の最後なわけだ。でも実際はこの南部リーグというのも本来の主旨は勝ち負けよりは親善的な意味合いが濃いのだけど。
結果は2:0の完封負けだったが投手Kyousukeが強豪ヤング打線を2点に抑えたのは立派。四死球2の5奪三振自責点1。
Hiroto、Kyousuke、Kou、Genki、Mitsukiの5人。
お疲れさま。
ベストプレイヤーはエースとして1年間頑張ったKyousukeをはじめ、大サービスで6年生全員にあげよう。
※ヤングのオトナのみなさん...ん?ヤングで大人っていったい...?
先日の「オトナの野球」大会ありがとうございました。→オトナの草野球報告
来年もよろしくですね!

さて、有馬小ドームへ戻り5年生以下はいつもの練習。

小生のNikonカメラ....あつ、今突然想い出した、「Nikonカメラ」で。
エルトン・ジョンの名曲「クロコダイルロック」の歌詞の中に、
確か「♪〜NikonCamera〜♪」というくだりがあって、これをニコンではなく「ナイコンキャメラ♪」と発音し歌っていました。知っている世代のオヤジには懐かしいですよね。
(※上記「クロコダイルロック」はとんだ誤りでした。この数日間喉に小骨が引っかかった気分でいましたが、調べてみたら正解は「僕のコダクローム」。S&Gのポール・サイモンの曲ですね。1973年のヒットチャートで7位が「僕のコダクローム」8位がEJの「ダニエル」。私はエルトン・ジョンのほうが好きで、中三の音楽の授業の時に、生徒各自が自分の好きなレコードを持って来てプレイヤーで聴くという粋な計らいをしてくれた先生がいた。その時に持っていったのはEJの黄昏のレンガ路、イエローブリックロードだった。話がずいぶん飛んでしまった。....閑話休題....。)

そのNikonP100のコンデジで撮りまくったけれど、帰宅してさて困った。
サクサク撮れるから以前とは比べようもないくらいの枚数が、8GBのSDHCカードにガッツリ。選択編集がかなり大変。
こうなることはわかっていたのに(^^)
犬がワンと吠え、猫がニャンと鳴くくらい自明の理。
犬の肉球はパツンパツンで、猫の肉球はプニョプニョなのと同じくらい当り前。
犬はスッゴク可愛いくて、猫はメッチャ可愛いのは火を見るよりも明らか。
てゆうくらい分っていたのに、バシバシ撮ってしまった。
でもそれでやっと、ベストショットの一枚が撮れるんだよね(^^)
写真は、フリーバッティングの時に、バッティングピッチャーの横からローアングルで撮った2年生のHiro。軟式野球のコーチだから出来る離れ業。硬式野球ではこうはいかない。センターから望遠で狙ってもいけるけど、この距離で撮ると臨場感が違うような気がする。
気がするだけかな?
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