2012年2月21日火曜日

20th記念誌Vol.10未来の記憶ノート本編


  未来の記憶ノート      T.Teshima

あの日のことをぼくは忘れない
大事な試合 最後の守備 緊張の場面
うなりをあげて迫る白球 ボールはグローブを弾いた
ぼくのエラーでチームは敗けた
涙をこらえ自分の影を踏みつけながら駆け戻るベンチ
みんなの顔が見られない そんな時誰かがぼくの肩をたたいて言った
「ドンマイッ!つぎ、がんばろう!」
あのときの仲間をぼくは忘れない

あの日のことをおまえは憶えているか
初めて買ったグローブ 父さんとの初めてのキャッチボール
ワンバウンドが顔に当たり おおげさに泣き出した
「やきゅうなんて、やだっ」グローブを投げ出し家へかけもどる
その晩おまえの寝顔の横には 
大事そうに置かれたぴかぴかのちいさなグローブ
翌朝目を輝かせて言った「お父さん、キャッチボールやろう!」
あの時の瞳を父さんは忘れない

あの日のことをあなたは憶えているかしら
早起きして作ったお弁当は今日はちょっと特別
だってこの日は六年最後の試合と私の誕生日が重なって
玄関を出て行くあなたの背中は何か言いたそうだったね
青の空 樹々は緑 白球が伸びやかな弧を描く
私にとっても今日が最後の応援
チームは勝ったのに 打てなかったあなたはどこか淋しそう
「誕生日のお祝いにヒット1本プレゼントしたかったけど...ごめん」
母さんはホームラン100本分くらい嬉しかったよ 涙がでるほど
あのときの言葉を母さんは忘れない

やがて少年少女(キミ)は二十歳(オトナ)になるだろう

あの頃の太陽(ひ)の光と渡る風の匂い

星が語る言葉は 記憶の海の想い出ノート

仲間(ともだち)、家族、人とひと 人の光はキミの影を強くする

絆なんて言葉は似合わなくてもいい でも

ただ キミが人を信じられるひとになろう

ただ キミは人に信じられるひとになろう

ちょっとずつ記憶を重ねていこう

目の前に広がる 白紙の海の 未来ノート

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2012年2月19日日曜日

20th記念誌Vol.9「未来の記憶」予告編

荻原浩の小説に「明日の記憶」という傑作がある。
渡辺謙主演で映画化もされた。原作に劣らぬ出来映えの大好きな映画である。
「明日」と「記憶」という相反する言葉の意味合いを融合させることで、どこかしら奇妙な違和感を感じさせる。のどの奥に刺さった魚の小骨のような。

「記憶」という存在は常に「過去」に配置されるべきもので、「未来」というステージに「記憶」というポジションはあり得ない。
でも、だから良い。
子どもの未来は真っ白なノートのようなもの。
一人ひとりがその白紙のノートに、それぞれの「未来」を自ら書き込むことになるだろう。大人になった時、未来に書き連ねた言葉はやがて記憶となってキミの胸に納まるはずだ。

連盟記念誌制作ではページ数の調整が何度か行われ、途中段階でこの「詩歌」のページが生まれた。当初段階では全く予定になかったページ。Nishimura編集長の判断で小生にオファーがあり、例によって安請け合いをしてしまったものの、降臨するまでがなんと長かったことか。悶々とすること数ヶ月。どうゆうタイミングでアイディアが浮かんだのかは忘れたけれど、深夜に降臨したとたんすぐさま手元のノートに殴り書き。推敲2回。更にもう一度書いてみる。ほぼこれで完成。

子と父と母の「記憶」の物語。
数日寝かしておいて自作をまた読んでみる。.....何か足りない。
最後に第三者の目線で子どもへの「希(ねが)い」を書きたかったことに、今更ながら気づいた。そのことに気づいたとたんに、一気呵成に書き上げた。
バックには白紙のノートの写真を敷き込み、あえてモノトーンで構成。白球のボールの写真は光と影を計算してグランドで撮影し、ザラリ感をつけて挿入。

全てデータ完成したのち、最後にどうにも自信が持てず編集長へメール入稿することを逡巡(しゅんじゅん)。
信頼のおけるある人へメールで送り読んでもらった。
返信の感想はあっけなく、かつ素っ気ないものだった。ますます疑心暗鬼。
でも、かえってこれで気持ちが吹っ切れた。

次回「未来の記憶」本編にて公開。



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2012年2月15日水曜日

青年老い易く光陰矢の如し

タイトルのまま、なんである。
「青年老い易く、学成りが...」更に「光陰矢の如し」

今日はバレンタインデーでしたね。世の男性諸氏はたんまりと「義理チョコ」をもらったことと拝察申し上げます。
筆者中学生のころ、バレンタインにはちょっとはもらったものであった。
当時はもちろん義理チョコなどという慣習はあるはずもなく、女子がチョコレートをあげるイコール本命チョコであったんであるわけであるからして.....。
14歳の2月14日は風邪をひいていて、けほけほ咳をしていたら、チョコといっしょに風邪薬も同封してあったこともあったりしちゃったりなんかして....。
サッカーの部活が終わり帰宅する時には、4トントラックを3台頼んだほど。
(ちびまるこちゃんの花輪くんじゃないっつうの(^^)ベイベェ〜)

「俺も昔は結構モテたんだぞぉ」と吹聴するようになっては、すでにオトコとしてオシマイなんである。
とは言うものの、「青年老い易く...光陰矢の如し」
今は昔の今昔物語。
会社員を辞めてフリーランスでやるようになったら、義理チョコすら激減した。
ましてや娘が嫁いでいなくなった今は尚更である。
かろうじてフレンズ母からの義理チョコはたまにある。それでもやっぱりバレンタインデーが土日に重なった年くらい。あっ!昨年もらった母にホワイトデーに返してなかったことを突然思い出した。仕事でグランドへ行けなかったからではあるけれど...ヤベッ。

今日、配偶者から義理以外の何者でもないという空気感たっぷりの義理チョコをもらった。
まあ、まだ一個だけでもいただけるなら良しとすっか。
携帯写真で画像は汚いけれど、流石、りゅうせき、流れ石!やっぱGODIVAはうまい!


携帯の中の写真をいじっていたら、去年撮ったこんな写真を発見したのでついでにアップしちゃう。筆者の腕枕で寝ているあられもない姿を撮った。若いのに腰痛に悩まされている女子「りん」である。
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2012年2月12日日曜日

広島へPART2

今日、日曜も仕事であったけれど、練習は近くの西有馬小学校だったので途中からちょっと気分転換に顔をだした。どれだけ近くかというと、歩いて200m、走っても200m、車で行っても200m、ひょっとして犬が走っても、蟻が歩いても200mの近さなのだ。
行っていきなりバッティングピッチャーのキーパーをやった。Kanedaコーチ一人で老体にムチ打って二人のピッチャーに球を供給していたからだ。今日はいつにも増してオトナがたくさんいるのにな。最近肩にトラブルを抱えてスローイングが思うに任せず痛かったのだけれど、今日は調子がいいらしく、右手が半分マウス化してしまった筆者には適度な運動になったみたい。

さて、今回は「広島へPART2」
それにしても夜行バスに4名の客=約4万円の売上でやっていけちゃうのだろうか。バスの減価償却費+横浜から広島までの高速代+ガソリン代+二人の乗務員の深夜勤務の人件費+会社の利益.....。絶対赤字ですよね。そのかわり満員の時は過剰な利益が出るので相殺しちゃうのだろうと想像する。

東広島市に着いたのは朝の6:45。
関東の7時頃はもう明るいけれど、こちらは西日本、まだ薄暗いわけで。市役所が開くまでにはまだ2時間ある。あらかじめネットで調べておいた24時間営業のファミレスに直行、朝食とドリンクバーで粘る。コーヒー4杯。昔のマクドナルドやファミレスのコーヒーは「茶色いお湯」としか思えなかったけれど、近年のそれはなかなかどうして優秀である。スタバやタリーズの影響であろう。質が格段向上していると感じているのは筆者だけじゃないはず。

市役所で用事を済ませたが、昼メシまでにはまだ時間がある。
ここは西条というところ。著名な灘、伏見と並び酒の日本三大醸造地であることは、案外知られていない。賀茂鶴、白牡丹などの産地である。シンとした静かな冬の空気の中で、レンガの煙突があちこちに見え隠れする古い佇まいは、歩いていて実に気分の良いものである。


土蔵建築の代名詞でもある「なまこ壁」。店舗デザインに取り入れることもあるけれど、目地の割付方法はなかなか緻密で侮れないのである。
西条駅近くで見かけた看板。はて誰かの名前だったような気がするが(^^)

午後も徒歩で3件の用事をこなし、やっと投宿先のホテルへ向かう。
地方都市ではよく見かける子どもの姿。
自転車に乗る女子中学生はヘルメットにジャージ。若い頃の筆者の目には滑稽に見えたこのヘンテコリンな姿も、今となればとても素朴で健気(けなげ)に思えるんである。がんばれニッポンの中高生!...ついでに、がんばれニッポンの中高年!

一気に飛んで翌朝である。東広島グリーンホテルモーリス。
素泊まり1泊5,000円とは思えぬほどの快適で素晴らしいホテルであった。おそらく東京で同じグレードのビジネスホテルであれば9,000円から1万円はするかも。ロビーの調度の趣味も大変良し。
和と洋の朝食バイキング。
筆者の前にはトレーを片手にちんまりとしたオジサンがいた。私は、和洋バイキングは旅館では和食を、レストランでは洋食メニューを選択することが多いので、洋食を中心にチョイス。前のオジサン(といっても筆者よりは年下)は和食をしっかり選んでいた。
席について横目で観察すれば、茶色い靴にベージュのコッパン、ビミョーに白いシャツにベージュのジャケット。おまけに頭髪はこれまたビミョーに淡い色の茶髪に染めているんである。EXILEのライブに乱入した岡村隆オカザイルが、警備員の服を脱いでベージュの猿の着ぐるみを着たような感じ。
そのベージュオカザイル君、席につくとおもむろに納豆をクニクニし始めたんである。それはそれで、日本の正しい朝食のあるべき姿であるからして、なんら問題はないのだが、そのクニクニに要する所用時間がハンパないのであった。小皿にあけた納豆に箸を突っ込み、延々と箸を廻し続けクニクニしちゃうのである。筆者は黙々と食事を進めている間も、まだやっている。
腱鞘炎になるんではないかと心配したほどだ。
これ以上廻し続けたら、しまいには溶け出してバターになってしまうかと思ったほどだ。ちびくろサンボの虎になっちゃうぞっ。
筆者朝食を済ませコーヒーのおかわりをする頃になって、ベージュオカザイル君、やっとクニクニする箸の回転を止め、ご飯に手をのばしたんである。(ちょっと脚色しました)ご飯にかけた例の納豆はといえば、もちろんバターに化けていたんである。(更に脚色しました)

広島駅まで在来線で出て、今度は昼メシ。
広島といえばカキ。そしてお好み焼き。大阪のお好み焼きの10倍はうまし。ましてや月島のもんじゃ焼きの100倍はうまい、と個人的には思っている。
回らない鮨屋さんでは絶対箸を使わず、手でつまんで鮨を喰うのが筆者のこだわり。それと同じニュアンスだろうか、広島焼きはツウは箸ではなく、金属のヘラで食べるのだ。筆者も挑戦。終始一貫ヘラで切ってすくって食べた。

帰りはさすがに新幹線の車中の人となる。
残り10数ページの石田衣良をビール1缶で読了しちゃった。
そんなこともあろうかと、用意周到に横浜で買っておいた浅田次郎「草原からの使者」を読み始める。電車の中で読む本がないのは、パンツをはき忘れて学校へ登校しちゃうようなものだ。しかし飲むビールがない。車内販売は高いぞ。
仕方なく配偶者にお土産で買ったはずの「カープの酒うまいじゃろ」を開けてもええじゃろ。
新横浜に到着。更に「ほぼ地元」であるセンター北駅に着いた。
帰宅しメシ食ったあと夜からまた図面仕事をリスタートである。
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2012年2月11日土曜日

広島へPART1

「夜行バスで」...「広島へ」

ことの顛末を書いてみたい。昨年義父が亡くなり、以来法的・事務的な処理案件が山積し、筆者仕事との兼ね合いでなかなか思うに任せず、1月中旬に行く予定が延び延びになっていた。先日ぽつねんと突然現れた空洞のような、スケジュールの谷間が出来て一念発起、広島行となったんである。役所関係をハシゴして巡ることがメイン。
昨年、配偶者は郷里広島へは諸般の事情で7,8回帰省している。そのたびに新幹線を使っていたんでは財布に羽根がはえて財政破綻は必至。そこで目をつけたのが「夜行バス」なんであった。配偶者は夜行バスの回数券を買おうかというくらいのヘビーユーザーとなった。新幹線片道4時間約18,000円、夜行バス片道11時間約7,000円。今回筆者が行くにあたり、どちらが最良の選択肢か考えた。
「時は金なり」.....筆者は早く行って早く帰れる新幹線派。試しに一時間あたりの支出額を計算。新幹線は時間当たり4,500円の出費。対してバスは636円。それでも逡巡してしまう。
ものの考え方を変えてみた。
前の晩しっかり睡眠をとり、翌朝新幹線に乗り現地へ着き、仕事なり所用なりをこなすのはほぼ午後から、というのが一般的であるはず。対して「夜行バス」をひねった見方をすれば、前の晩しっかりと車中で睡眠をとり、起きてみたらあ〜ら不思議朝の7時にはもう仕事が出来る状態...なんである。
夜行バスを選んだ。時間も節約、羽根がはえて飛んでいきそうな財布にかろうじて紐をくくり付けた。まあ、本心を言えば一度体験してみたかったのもあるけれど(^^)

ネットで精査したバス会社に申し込んだ。ちょっと贅沢をして車内の座席は横3列の便。10,060円也。他人と席が隣り合わない1座席が完全独立しているタイプなんである。しかし、自宅でプリントアウトしたチケットを見て暗澹たる気分になる。座席番号はBの1。最前列のど真ん中か?。この席で11時間揺られるのは気分的にかなりしんどい。せめて窓際に変更がきかないものか。ディズニーランドが始発ゆえきっと窓際は全部埋まってしまい、不運にも筆者が真ん中の最前列になったに違いない。トホホ。
19:50発の横浜へ。停留所に白いクジラのような大型バスがのっそりやって来た。車内はカーテンを閉め切っており中の様子は分らない。
乗車前に係のオジサンにきいた。
「あの、出来れば、もし空いていればでいいんですけど、窓際の席に変更きかないでしょうかね?...あっいやいや、無理ならばいいんですが」
係のオジサンは座席表を見てニコヤカに言い放った。
「え〜と待って下さい....ああ、A2の席が空いてますからどーぞ」

やったぜ!ラッキー!幸運にもキャンセルが出たんだなと、ひとり得心す。
ココロも荷物も軽く感じながら、いざ車中へ。

「マジかよっ!」
車内はカラッポなんであった。結局横浜から乗った乗客が自分を含めて3名のみ。A2の席どころか選り取りみどり、どこ座ってもいいんじゃんか。あとのオバサンと青年の乗客二人はしっかり後方の窓際。だったらなんで俺だけ絞首刑台に登る犯罪人のような席だったのか。人のココロを弄ぶのもいい加減にしてほしい。

途中町田で一人乗り込み合計4名。クジラに飲み込まれたアマガエルのような気分で深夜の東名高速を疾走。A2の席から前方を見ると面白い光景が。
運転手がいないのに、白いクジラ号は爆走しているのだ。まるで「ナイトライダー」のように、無人で走る車みたい。
自分のいる客席はほぼ2階に相当し、運転手は1階部分の運転席にいるため隔壁で全く見えないからであった。
途中東名足柄に立ち寄り、あとは一路広島へノンストップ。
腰痛が心配だったが杞憂であった。存外にシートが優秀なんである。160度くらいまで思い切りリクライニングでき、ほぼベッドに寝るに等しいくらいの体勢を確保。思った以上に快適なアマガエルになった。なぜかピッタシ一時間おきに目が覚めるのには閉口したけれど、悪くない空間であった。

このブログ長くなりそう。今に始まったこっちゃないけれど。
明日からまた仕事で夜遅くなりそうなので、今晩帰ってきてブログを一気呵成、旭化成、ミラバケッソ的に書き上げてしまおうと思ったけれど、あにはからんや、ここで頓挫す。
続きは次回PART2に機会を譲りたい。
ただし、いつになるかは「神の味噌汁」.....いや、「神のみぞ知る」(^^)/
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2012年2月8日水曜日

夜行バスで

沢木耕太郎の紀行小説に「深夜特急」というのがある。筆者は活字大好き人間を標榜してるのに、いまだ読んでない。大馬鹿者である。
「深夜特急」という語感には何かしら魅かれるものがあるけれど、
「夜行バス」という言葉には何かしら寂寞(せきばく)としたものを感ずるのは私だけだろうか。

所用にてこれから「夜行バス」に乗り、高速を11時間かけて突っ走り、横浜から広島へ行ってまいります。
携帯からのブログ投稿の方法を知らぬため、また週末まで「晴耕雨読」は更新することが出来ませぬ。
ではでは。
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2012年2月6日月曜日

20th記念誌「打ち上げ」番外編

やっとこの日が来た。
宮前区少年野球連盟設立20周年記念誌制作委員会の(名称長っ!)新年会&打ち上げなんである。昨年12月に各チームへ配付以来、この日を向かえるまでは尻の座りが落ち着かなかった。
社長Kasaharaさん、大編集長Nishimuraさん、本部長花フラSaitohさん、Tadaiさん、Nakaoさん、スラッガーズHigoさん、メイツIshibashiさん、フレンズInoueさん、と筆者の9名。オヤジの野球チームが組める人数、鷺沼の居酒屋で盛り上がったわけである。メンバー全員が集合出来なくて残念ではあったけれども、楽しい会であった。記念誌の話やらQueensのこと、チームの子どもの話、チームOBで有名になった選手、今季の展望などなど。このブログ「晴耕雨読」も話題にのぼり、みなさん普段見てくれていることがわかり、感謝、感謝。
ナンダカンダ言っても「オヤジの飲み会」であるからして、終盤はそれなりに野球とは関係ない話に興じることも。特に席が隣りになったK社長と筆者はブログには書けない「オトコ同士の話」になったりして。(^^)
あっと言うまに3時間経過。
「ブログにも載せたいんで一発写真撮っちゃおっかな」
Inoueさんがすかさず店の女の子に携帯カメラを頼む。全員でカシャリ。
撮ったあと口々に、
「Tさん俺の腹、写真加工で削っておいてよ」
「俺は顔のシワ消しておいてね」
みんな部分的に削除したり消去したりをご所望のようだ。
しかし筆者だけは部分的に増加したり増量したいのであった。

店を出るとタクシーに分乗し、全員一路宮前平のマコト酒店へ。
ここは花の台フラワーズ代表Saitohさんの経営する酒店であるが、別名「花フラの部室」なんである。しょっちゅうチームや連盟関係の男どもが夜な夜なやってきては勝手に盛り上がる、オトナの社交場なのだった。KasaharaさんとSaitohさんに拉致されて初めて来た。来た、というより家宅侵入のように入った。
勝手にやってきて、レジ台に1,000円をぺたりと置き、勝手に好きな酒を飲み、勝手に話し込み、勝手に帰るというルールがあるらしい。世の中にこれ以上素敵なルールってあるだろうか。
筆者には酒や焼酎のブランドや値段などはあまり詳しくない。でも「森伊蔵」が製造所では2千数百円の定価に対して、ネットでは数万円になるくらいは知っている。Kasaharaさんが目を輝かせて勝手に出すわ出すわ、「久保田」の一番高いヤツとかプレミアムの酒たちを。こいつらがどど〜んと売られているんである。その中の一本を開けてオヤジどもはまた盛り上がっちゃうのであった。

花の台フラワーズ出身で上りつめたOB選手は誰かいるか、との話題に今季から監督に就任したTadaiさんが、選手というより有名人ならいるとのこと。Saitohさんがガサゴソ2階から持って来たのが花の台フラワーズの昔の周年記念誌である。俳優の織田裕二であった。思わず「事件は会議室で起きてるんじゃな〜いっ」って叫びそうになった。それに記録とかには残ってないらしいのだが、EXILEのマキダイも在籍していたのだそうだ。思わずEXILE TRIBE西武ドームで踊ってしまおうかと思った。

何しろ居心地の良い「スナックマコト」であった。みんな入り浸るのも妙に頷ける。Saitohさんがなかなか帰してくれずに、トイレに行った間隙を縫って一人、ふたりこっそり帰ることも珍しくないのだそうだ。逃げ遅れた残党は朝まで飲むことになる。Inoueさんと筆者は23時ころ帰った。「八海山」で作った梅酒を2本格安で購入して。

今日の昼に、Kasaharaさんからメールがあった。
残党約3名が今朝の7時まで飲んでたそうだ。それでもSaitohさんは8時の練習に顔を出したらしい。アッパレ日本のオヤジたちなんである(^^)
みなさん、お疲れさまでした!
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