2012年6月28日木曜日

転ばぬ先の杖

昨晩のこのブログはMacのG3というマシンでかろうじて書いた。このパソコンは買った当初は「最新Winマシンを凌駕するスピードとスペック」というのがウリであった。まさにそのとおり。当時はめっちゃ速いと思ったものの、10数年後iMacG5に身体が慣れてしまった筆者には、とてつもなく遅いのであった。ぎくぎく、カクカク...。でも愛着は変わらない。こうして細いながらもライフラインを維持してくれているのだから、感謝なんである。

ありとあらゆる延命救急措置を施したけれど、ついに蘇生することがなかったIntel.iMac。意を決して昨日夕方クロネコヤマトの宅救急車を呼んで、横浜の病院へ搬送した。今日の昼にドクターから電話あり。「ただいま患者さんを救急病棟へ収容しました。初診の感じではやはりかなり重傷のようです。これから精密検査に入りますので、夕方ころには検査結果を連絡します」とのこと。検査の結果...つまり修理の見積が出てから手術する=HDDハードディスクの交換をするかどうかの打診が来るんであった。
しかし、とうとうドクターからの連絡はなし。
相棒のiMacが今頃暗い病室でぽつんとベッドに横たわっているのかと思うと、不憫でならないんである。
電話の感触ではパソコンに精通してるかなりオタクっぽいドクターであったが、明日朝一番に電話してやろう。

みなさん、大事なデータは本当に外付HDDまたはDVDなどにに保存したほうがいいですよ。
今回は9割がた外付HDDにデータが残っているのでまだ良かったけれど、悪い事は言いません。転ばぬ先の杖。バックアップは大事です。

2012年6月27日水曜日

沈PART2

「沈黙」に引続き「沈没」である。
が、しかしその前に、第一公園ドームで行われた朝の第一試合を語らずして少年野球を語ることなかれ、ことなかれ主義では少年野球を語ることなかれなんである。

今年の宮前区の優勝旗を総ナメするんじゃないかと思われる神奈川県大会準優勝の向ヶ丘サンダース。対するはこれまた強豪リトルグリーンズ。「打倒!サンダース」に燃えているに違いない対決である。

第二試合のフレンズがドームに到着したのは「SvsLG」の試合も半ば。QのKoshimuzu監督と談笑し、うちの試合のオーダー表を芝の上で書き込む、観戦しながら。次第にペンが止まるほどの熱戦に見とれてしまう。
気を取り直しQueensではエースピッチャーの女子でリトルグリーンズ(LG)ではファーストのReonaや力投を見せる投手の子の写真を激写。サンダースベンチではTsudaさんがスコアをつけていた。

少年野球における「特別ルール」突入ほど見ていて面白いものはない。しかし筆者も過去にはさんざん体験したけれど、チーム当事者にとってはこれほど胃の痛い思いをすることがないのもまた事実。初回、2回と1点ずつ得点したサンダース。対するグリーンズはなかなか点が取れないまま終盤戦へ。なんと6回に1点、最終回にはついに同点まで追いついたんである。が、逆転サヨナラまでには至らず満塁からの「特別ルール」
スコアボードには綺麗に左に1,1、右に1,1。
これを写真に収めたら、連盟事務局の至宝Nishimuraさんが、
「Tさん、左にサンダースの代表Matsuiさんがいて、右にグリーンズの代表Sasakiさんがいるんですよ。この絵はまさに呉越同舟」連盟副会長でもあるMatsuiさんと連盟事務局長でもあるSasakiさん。
呉越同舟とは全くもってうまいことを言う。ヤマダく〜ん、座布団3枚っ!である。
※後日談。写真を撮ってから気づいたのであるが、更に左端にいるのがうちのフレンズのNishiharaさんで、右端にいるのがそのウルフのNishimuraさん。西つながりであるばかりか、次の第二試合で対戦するチーム同士なんであった。オモシロイ偶然。
「特別ルール」
にわかに両軍ベンチ、バックネット裏の本部席、5万の大観衆までもが慌ただしくざわめきはじめる。
表の攻撃サンダースはたったの2点。無死満塁からの「特別ルール」での2点は、相手チームからすれば欣喜雀躍、勝ったも同然的な点数と思うであろう。
がしかし、こんな時こそ「グランドの魔物」が舞い降りてくるんであることは経験者なら知っている。魔物に囁かれて同じ憂き目に遇うことがたましばあるものなのだ。

息づまる試合というのは観客を魅了する。結果は......。
8回裏の攻撃でグリーンズは1点で終わってしまったのである。簡単に「力及ばず」と言うにはあまりにもったいないくらいの素晴らしい試合を見せてもらった。6万に膨れ上がった観衆からも惜しみない拍手が起きる。筆者、そのときグリーンズ3塁側にいたのであるが、しゃくりあげて号泣する子もいれば、親達の中には目を赤くはらしている方もいた。筆者も思わず知らず昔の自分を想いだしジンときてしまうわけで....。

さてよりによってそんな試合のあと、かつて名門フレンズ軍対今も名門ウルフの試合。
試合詳報はあえて避けたい結果である。どれだけの差があったか。
自分でつけた手元のデータによれば、フレンズ無安打、無得点、9打数、4三振、4失策。
対してウルフ18安打、20得点、28打数、無三振、無失策.....。
完敗である。

力の差は歴然なのは最初からわかっていたけれど、ここまで打ち込まれるとは思わなかった。ウルフは手堅い堅守のチームでこんなに長打連発の猛攻打線を有するチームというイメージが筆者にはなかったからである。
「あそこで◎◎がエラーしなかったらなあ...」
「あそこで◎◎が三振しなかったらなあ....」
と自分も含めてオヤジたちが酒の席で言うのには罪はないけれど、更に一歩踏み込んで考えたい。実際なんでもない凡フライを落球した子がいたし、鋭いライナーに反応できずに捕球出来なかった子もいた。でもあれだけ打ち込まれれば魔物が棲むグランドで、経験の浅い子たちには右往左往するしかないはずだ。大人がサジを投げるのは簡単である。でもそんな時こそ子ども目線に立って励ましてやるのが指導者ではないだろうか。

タイムッ!
「おおしゃっあ、みんな、いい守備練習になるじゃんか。どんどん打たれちゃえ。どんなに打たれてもどんなに点とられてもいいから、一生懸命負けてやろうぜっ!」
こんなくさいセリフで起死回生になるとは思わない。真剣にやってる子にはむしろ逆効果かもしれないし、いつもこんなセリフが功を奏するとも思わない。でも私ならマウンドに行って選手を集めそう言うだろう。言うは易し行うは難しだけれど。

なす術無く惨敗であったけれど、あえてベストプレイヤーを挙げたい。
主将でエースのTakumiである。
決して悪いピッチングではなかった。20失点で確かに打ち込まれた自責点も多かったが、四球は1個のみ。29打席28打数という数字はおのずとそれを意味するわけで。球も最後まで低めに走っていたし、いいピッチングをしていた。相手打線を褒めるしかない。
試合後、車に乗り込んだ彼は吐き気をもようしていた。あそこまで打たれれば無理もない。
彼をそこまで追い込んでしまい、小さな心臓を救ってあげられなかった指導者の一人として自分を恥ずかしく思う。



2012年6月25日月曜日

沈PART1

沈黙の沈、沈没の沈。ふたつの「沈」について。
いつかはやってくると思っていたけれど、とうとう寿命を迎えた私の相棒。
AppleのInteliMac。享年5歳。人間で言えばかなりの高齢とも言える歳である。一般家庭で週に2,3度起動して一日1,2時間の使用頻度であればこの数倍は長生きするはず。うまくすればもっと。筆者の頻度は仕事でも私用でも趣味でも使うため、1日16時間、大げさに言えばほぼ365日起動して使うわけで。今年に入りiMacの様子がおかしいことに気づく。起動に時間がかかるようになったこと、以前よりもフリーズの回数がちょっと増えたこと、何かにつけ動作が遅くなったこと、云々....。
昼飯を食べているあいだスクリーンセイバーが動作していた。仕事部屋に戻りenterキーをクリック。えっ?デスクトップに戻らないじゃん。ポインタも消失。強制終了後、再度起動。グレイの画面のまま一向にいつもの画面にならない。ありとあらゆる蘇生方法を試みた、AEDやマウスツーマウス、人工呼吸や電気ショック...。おそらくHDDの寿命であろうか、相棒は沈黙のまま、黙して語らず。
幸い外付HDDにほとんどのデータバックアップはとってあるのは不幸中の幸いではある。残念なのは今までのメール内容とメールアドレスが分からないことだ。この数年のフレンズやQueens、仕事上のクライアントのアドレスは消失.,..。それに仕事で撮影した写真が100枚ほど。大金を出せばデータ復旧はある程度可能。消失データをあきらめて内蔵HDDを交換すべきか、数万かけてでもメールデータなどだけでも復旧させるか、いっそ最新iMacに買い替えるか....。買い替えた場合はMacOSの関係で古いアプリケーションソフトのほとんどが使えないはず。こうなると仕事に絶大なる悪影響は必至。OSに準拠したソフトを新規購入すればおそらく数十万かかる。下手すれば100万近いかも。それでなくとも逆立ちしても鼻血すら出ないわけで。めちゃくちゃ悩んでいる。唯一FireWireを使って外部Macから起動させてディスクユーティリティーで修復できるかどうか。明日これをやって駄目なら腹をくくるしかないんである。仕事で使えないというのは即、死活問題なんであるからして。こんな時サラリーマンなら会社経費ですぐ新しいPCで即仕事できるけれど、うちは全て自腹、自営業の哀しい側面である。

さて、賢明な読者なら疑問に思うことがあるはず。「んじゃあ、パソコンが壊れたのになんでこのブログが書けるんかいな!?」と....。それは14年前に購入したPowerMacG3というパソコンを温存してあるからだった。今となっては1年に2,3回しか起動しないほとんど骨董品に近いものであるが、これにネットをつなぎ、かろうじて使えているからだ。ただし恐ろしく遅っ!仕事で使うにはストレスが溜まりすぎてますますハゲ増すんである。しかし、このかつての年老いた戦友のおかげで、かろうじて首の皮一枚つながっている。「老兵黙して語らず」ではなく、饒舌とまではいかないけれど、細いライフラインが復旧して灯りをともしてくれているような。感謝である。

「沈」のPART2「沈没」は言わずもがな、今日の大会の試合である。
これを書くにはかなり膨大なエネルギーを消費しなきゃなので後日に譲りたい。

2012年6月23日土曜日

最近気になるヒト

最近気になるヒトっていますか?
身近な周りの人でもいいし、いつも朝の電車で同じ車両に乗り合わせる赤の他人でもいいし、TVやマスコミに登場する有名人でもいいし。

近年の映画やドラマで気になる、というより、大好きな男優はと言えば、ひねくれ者の筆者の場合、コレ。
1森山未来=荻原浩原作「僕たちの戦争」以来のファン。
2阿部サダヲ=「アンフェア」「医龍」、ポテチの先生のCMは最高であった。
3香川照之=司馬遼太郎「坂の上の雲」。梨園に入ってしまって残念である。
4瑛太=「ラッキーセブン」他。途中瑛太が出演しなくなってから視聴率が急降下したとか。主演マツジュンを遥かに凌駕した演技は秀逸。
これら好きな俳優、2,3,4は偶然にも全員「アンフェア」に出ているんである。
どんなに人気のイケメンでも、芝居がうまくなきゃ大減点の対象。個性派・性格俳優でぶ厚い演技力を持っている役者が好きな筆者である。但し女優となると基準値が別のところに勝手に移動するので、この限りではない、あしからずなんである(^^)

趣向を変えて最近のTVで気になるヒト。
露出度の多さからみれば「ワイルドだろ〜」の杉ちゃん。
これは素直に面白い。日本中の友人同士のメール文に「ワイルドだろ〜」が飛び交っているに違いない。
更に自称「メンタリスト」という耳慣れないジャンルのトリックを披露しているDaiGoという青年。最初は皆さん同様驚いたわけで。でも最近はちょっとマンネリ化しちゃってる感は払拭できない。あるサイトでは「ほっほう、ナルホド」というタネ明かしをしていた。これなら俺でも出来ちゃうなと。しかし既存のマジックなどとは一線を画した切り口は面白い。

最後にもうひとつ。最近気になるヒト。
元格闘家の須藤元気が率いる「ワールドオーダー」
YouTubeで数百万アクセスを記録。面白い。これも切り口がいいのである。おそらく中国の雑技団や北朝鮮のマスゲームなどにやらせばもっと精密な演技が出来るのだろうけれど、この動きのアイディアと独特のセンスのオリジナリティーが素晴らしい。テクノポップの先駆者YMOがアメリカデビューしたような衝撃すらある。先達のテクノやロボットダンスをベースにしながらも、ちょっと日本人を自嘲するような空気感もいいし、新しさを感じさせるセンス。
先日の「小惑星探査機はやぶさ」でも書いたけれど、日本独自のデザイン、センス、クリエイションが大事だと再認識させられたものである。
すでに知っている方も多いと推察するも、まだの方はほんのサワリのこれを是非ご覧あれ。
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2012年6月20日水曜日

Excel野球スコア集計

台風ですね。強い雨がアスファルトを叩く音もうるさく、TVの音量も若干ボリュームアップしなきゃならないほど。風も急激に強くなってきた。ところが不思議なことに、窓を全開しても一滴の雨粒も部屋に入り込むことがないんである。道路を見れば雨がこのまま降り続ければ、明日朝にはアスファルトを1mくらい浸食しちゃうんじゃないかってくらいなのに。ニュートンの法則に従いひたすら愚直なまでに直下型降雨のスタイルを堅持する雨なのであった。
それにしても自然の持つチカラの不思議さよ....。(ハイ、司馬遼太郎的ブンガク的フレーズのパクリです)

それにしてもExcel野球スコアの集計の過酷さよ...。
先日の小ブログでも書いたけれど独自開発のこのExcelを2年ぶりにリニュアルした。リニュアルと言ってもたいした修正ではないけれど、例えばフォントをMS製のMSPゴシックから、全面AppleのヒラギノW3に変えた。実はこのブログもMacで書いてるのでスッキリ美しいヒラギノで書いてるのだけれど、皆さんのWinPCで見るとおそらく旧態依然的MSゴシックでの表示なんだろうと思う。(PCによるだろうけれど)
どれだけ違うかと言うと、これだけ違うんである。
例えて言うなら、MSがバブルの頃の肩パッドの入ったスーツとするならば、Appleは最新型のブルックス・ブラザースのスリムスーツのようなものだ。メンズプラザAOKIじゃないよ。

改めて紹介しちゃう。過去に何度か小ブログで書いたけれども。
これは我がチームのスコア集計前任者から引き継いだExcelをもっと見やすくし、かつ要所に自動計算の関数を与えたものなんである。筆者真面目にExcelをいじったのはほとんどこれがきっかけと言ってもいいくらいExcel音痴であった。今でもExcelとカラオケは音痴のままである。音痴のくせにカラオケは嫌いではないけれど。
大きく分類すると、
A打撃成績
B投手成績
C6年生の入部からの通算成績
D年間全試合のスコアボード
である。これにBチームバージョンも付随し、また成美堂のスコアブックに準拠するように順列組合せを工夫したスグレモノなんである。
まずはメインの「A打撃成績」

「地道にコツコツ」はこのスコア集計のための言葉なのではないかと思えるほど、「地道にコツコツ」やらねばならないのである。「地道にコツコツ」が苦手な人には地獄絵図を見るがごとしであろう。「地道にコツコツ」が比較的許容できる筆者でさえ、年末には地獄を見ちゃうのだから。

さて関数を与えているセル(←悟空の敵ではない)のひとつ、打率と出塁率のアップ。出塁率は打数・総安打数・犠飛・四死球などが絡むのでこんな感じ。

次は長打率。これも以前の「晴耕雨読」に書いたし、昔チームの飲み会でも数人に話したけれども。長打率は強打者(スラッガー)の証でもある。いかに遠くまで打球を飛ばせることが出来る選手かなんである。ところが....。
イチローがバントヒッティング内野安打でシングルヒット100本打ったとする。
松井が3塁打を30本量産したとする。
「長打率」が良いのはどちらか?
内野安打のイチローなのだ。正式な計算式を適用するとこうなるんである。おかしいでしょ!?
なのでワタクシT式関数では塁打数から単打を引いて計算、つまり純粋に2塁打以上を打った打撃成績に特化して計算している。

毎年発行するこれは年末の「6年生を送る会」で配付するのが恒例だ。ゆえに多少卒業生への記念誌的慰労の意味もあるわけで。なので6年生が入部以来、数年間の全成績をまとめて集計してるページもある。プロ選手が引退したあと、生涯成績が発表されるように。例えさほど成績の良くなかった子でも、「小学生のころこんなに一生懸命野球をやっていたんだよなあ、オレ」みたいに、オトナになってからの想い出の記録簿として机の奥にしまい込んでもらっていいわけで。
「6年生の入部からの通算成績」

投手成績である。筆者の尊敬する「草野球のためのスコアブックのつけかた」の主宰者によると、投手の「自責点」を判断するのは、最も難しいスコア集計の項目のひとつなんだそうである。確かに言える。因にその方が言うにはプロ野球のスコアをつけるよりもよほど難しく楽しいのが少年野球のスコアとのこと。
そう、ワカリマスね。プロはほとんどセオリー通りのプレーだから、グランドの白球を追わずともおおよその見当がついてしまうのだ。その点少年野球はいつどんなハプニングがあるか分らない。だからこそ面白くてやがて難しき少年野球ではある(^^)
これは防御率の関数の内訳。

最後は年間全試合の対戦チーム別スコアボード。印象に残った好ゲーム、例えばサヨナラゲームや特別延長試合や力の差のある強豪チームを倒した試合などは「BestGame」として色分けしている。もちろん合計点数欄は自動計算。

今まで全国の、メールを頂いた方30数人の方に無償で送っている。
今日も偶然ではあるけれど、広島の少年野球自称「超新人スコアラー」のお父さんからメールを頂き、時間があったので速攻データを送って差し上げたばかり。
こんなんで良ければいくらでも送ります。
少年野球の底上げに微力ながらほんのちょっとでも貢献出来れば...。
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2012年6月18日月曜日

記憶のない海

「記憶のない海」....太平洋の別名である。

今日の日曜朝、突発的に書いたブログ。近所のBOOKOFFへ行った。たんまりと店内を徘徊し2冊の本と1本の映画を購入。おかげでグランド集合時間に30分も遅刻。それでもお釣りがくる釣果である。本は荻原浩の2冊。「明日の記憶」以来のファンである。若年性アルツハイマーを扱った小説。これは40代、50代の中高年にとっては、半ばホラー小説とも言える逸品。「愛しの座敷わらし」が映画化になって映画を楽しみにしていたのだが、たまたまその原作本の上巻があった。買わずばなるまいて。上巻を読了してもしBOOKOFFで下巻が見つからなかったら、都内中の本屋をハシゴする自分を想像するも楽し。実際はすぐ買えるのだけれど。

「ショーシャンクの空に」
ブラピの「ジョー・ブラックをよろしく」も迷ったけれど、自分的価値基準「もう一度観たくなるであろう映画」という基準に照らして買ったDVDはこれだった。ずいぶん若い頃、まだDVDではなくレンタルビデオ店でビデオテープを借りて観て印象に残った記憶がある。しかも相当インパクトのある....。悲しいかな、それでも内容は忘却の彼方。ティム・ロビンスと大好きな黒人俳優モーガン・フリーマンの共演。内容やストーリー展開の紹介をするのがこのブログの本意ではないので詳細は割愛するけれど、とにかくいいのである。刑務所内の男の友情と勧善懲悪的巨悪を懲らしめる爽快感、ちょっぴり「大脱走」を彷彿とさせるシーンもあったりして、更にラストの感動的場面....。映画の醍醐味を散りばめた秀作といえるわけで。
これを買って早速観た。今日は配偶者が同窓会に出席で広島へ帰郷、「男のツマミ料理」を作りTVの前にでんと居座り、ビールとウィスキー片手に独りで大音量で観ちゃったわけだ。

流行の3DやCGを駆使したもの、ドギュンバギュン、血湧き肉踊る映画ももちろん面白いけれど、ストーリーで魅せる映画が好きだ。950円の数倍の価値ある映画であった。

「記憶のない海」
全ての記憶を忘れ去り、人生をリセットして新しい生活に臨み、太平洋沿いのメキシコの小さな港町で人生をやり直す...なんて素敵なフレーズだろうと思う。(Tさんアンタ、どんだけ人生に疲れているの?なんて邪推しないように願いたい)
すでにコレ鑑賞済みの読者諸兄も多いはず。
まだの方は是非!
但し人それぞれ価値観が違うので無理強いはしません、あしからず(^^)/
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2012年6月17日日曜日

中東の途中の笛

今日は午後からの練習だった。早メシにして、BOOKOFFに立ち寄りたっぷり古本と映画DVDを物色してからグランドへ行こうと画策していたら、携帯へ連絡網が入る。今日はグランド状況により集合時間を1時間遅らせるとのこと。それでもって、空白の1時間を埋めるのにブログを書いちゃおうと思い立ち、珍しくこんな時間にアップなんである。

先日は大仕事をやった。Queensの祝勝会で筆者マイクを持って大上段に構えて言っちゃったんである「...今日は重要なお知らせがあります。...(場内シ〜ン)...実は.....」以前Queensの携帯電話待受画面を作ったことはこのブログで何度か紹介。これに加えて各個人の写真入りで選手個別の待受を作ることを宣言しちゃったんである。言ったとたん場内笑いと拍手が渦巻く。しかし、その後何かと忙しく着手出来ぬまま時間だけが過ぎて...。このままでは大言壮語の輩(やから)と思われかねない。ましてやフレンズのは未だに実現してないし。
やっと完成したんである。Qのマネージャー・スコアラーのYamaguchiさんパソコンから全員に配信してもらった。数人の方からお礼のメールもいただき、安堵のため息をはく。

今週後半からは溜まりにたまっているスコアブックの集計作業に着手。
毎年10月頃から焦りまくってやっている事実を考えれば、今年は俺、優秀じゃん。過去の試合を振り返りながら一人ひとり集計をすると、その時分には気づかなかった、また違った子どもたちの一面を発見することがある。とかく打撃で華々しく活躍した子に注目されがちだけれど、投手成績などをカウントしてると、失点が多くても自責点が1点だった子や、四死球の少なかった子など見過ごされがちな活躍があるものだ。たとえ負けた試合でも、こういう面を見いだして試合後ベンチスタッフに声をかけるようにしているのだけれど、改めてスコアブックを自宅で集計していると、更に隠れていたいい面(逆に悪い面も)を見いだすことが出来る。スコアラーとしての楽しみのひとつではある。

昨日は更に独自開発のExcelスコア集計をリニュアルした。
昨年まで使っていたものを細部点検し、罫線の太さを変えたり、全体のフォントをボテボテのMSゴシックから一気にスッキリスマートなMacのヒラギノに変えたり.....。全国の方へ無償でこれを差し上げてきたのだけれど、これからはもっと気分良く使ってもらえるに違いない。それにしてもMSのExcelの罫線というのは、線の太さの自由度が低く参ったまいった。Macユーザーからしてみると、信じられないくらいのレベルなんである。ネットで調べても思いどおりに指定出来ないことが判明しガッカリ。「罫線」という概念が日本人よりも米国人は重要視しない傾向にあり、MSもまたしかりなんだそうだ。同じ米国でもAppleは違うぞって思っちゃった(^^)
このへんのリニュアルしたExcelスコア集計ソフトはまた機会があれば紹介しようと思う。

先ほど筆者と同じスコアラー兼ブロガーの、Tsudaさんの向丘サンダースブログをのぞいてみた。わんさいど・さんだーす
昨日川崎市代表として全学童県大会の決勝まで進み、惜しくも準優勝だったとのこと。同じ宮前区の同胞として誇らしいではないか。すぐに連盟HPでトーナメント表PDFをダウンロードしてみたら、なんと特別延長戦だったらしい。昨年から「特別延長戦」づいている宮前区ではある。でもアッパレ・さんだーすである。

おお〜ヤベッ。時計を見たらこんな時間。時計なんかほっとけい、とも言えずそろそろメシ喰って出かけるか。
ん?...時計といえば、あのサッカーワールドカップ最終予選の対豪州戦、最後の本田のFK。ありゃあないよね。そもそも、あの中東の審判はだな「中東の笛」てゆーか、「途中の笛」だろっ!更に....。
これを書き出すとまた止まらないから、もうやめた。
今、このブログのタイムアップの笛が聞こえたような気がする(^^)
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