2013年1月20日日曜日

ヒビザッカン

日々雑感。
また忙しくなってきちゃったので、仕事の合間にサクッと書いてしまうブログなんである。土日とも野球は中止になったけれど、こちらは仕事であった。飲み会をやろうね、という約束も反故にしたままもう1月も半ばを過ぎ。2013年も残すところあとわずか345日となってしまった今日このごろ、いかがおすごしでしょうか。

ところで。
昨年6月ころにこのMacのハードディスクが飛んでしまった。外付けHDにほとんどデータを保存してあったものの、いくつか大事な仕事のデータは救出ならず、海のモズク、ではない、藻くずと化してしまった。昨日こともあろうに、そのデータを送ってくれという電話。昨年6月に友人の会社のホームページの仕事をしたのだが、イラストレーターで制作した400MBのデータをすぐ欲しいと言うではないか。事情を話したが、悪いのはこっちだ。無償で復元しなきゃなんである。参った。今すぐは出来ないとお茶を濁してとりあえず電話を切る。去年のブログにも書いたけれど、みなさん、マジでパソコンのバックアップはこまめに取っておきましょう。まだ2,3個の消失で済んだから良かった。フレンズやQueensのいろんなデータがぶっ飛んでいたら、一から作り直すことは容易ではない。てゆーか、絶対もう作る気がしないであろうて。あっ、Qの待ち受け画面もないかもだった。

ところで。
iPhoneである。まだまだ有り余る機能を使いこなせていない。ぎゅんぎゅん速いリトルシングエブリーのLTEになったり、3Gになったり、どわんと遅くなったり。Wi-Fiの設定もうまくいかないし、ものすごく期待していたi-CloudはMacのOSバージョンがひとつ古いだけで使うことが出来ない。i-Cloudは例えば外出先でiPhoneに予定を書き込んだら、何もしないうちに自動で家のMacの予定表も同期、更新されちゃうのだ。MacでiTunesの曲をダウンロードしたら、自動的にiPhoneにもコピーされちゃうんである。う〜む、悔しいぞ。先日やっとケースと液晶画面保護フィルムを装着した。この「電話も出来る小さなパソコン」を落してしまい損壊したらおおごとである。写真ではオレンジに見えるけれど実際は真っ赤っかの深紅、ディープレッド。猿のお尻といい勝負だ。後ろのAppleロゴが見えるヤツがどうしても欲しかった。背面の小窓が...女子高生ふうに言えば...カワイイ、カワユイ、カワユス(^^)

ところで。
11月12月のフレンズのスコア集計や仕事の激務が終われば、年明けの次に待っているのは確定申告である。昨年の収支は全く記帳してない。ゼロからやらなきゃである。何もやることがなくて、確定申告の記帳をやるというシチュエーションよりはずっと良いけれど、それにしてもウンザリである。どんだけウンザリかと言えば真夏のフルマラソンのゴールを切ったあと、すぐにチョモランマ登頂に挑戦するくらいなものだ。

ところで。
明日もキツイのでそろそろ寝ようかなんて思ってる場合ではない。
これからTsutayaディスカスで借りたDVD、森山未來の「苦役列車」を観るのだ。今日を逃すとまたいつ観れるかわかんないからね。もう一枚「アベンジャーズ」も控えているし(^-^)

ところで.....。
今日はこのへんで勘弁してやるか(^^)/
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2013年1月18日金曜日

五十にして天命知らず

「恋はするものじゃなく、落ちるもの」
大好きな俳優のひとり、瑛太が戻ってきた。
ラッキーセブンが終わってココロにちいさな穴があいた気がしたのも束の間、フジのTVドラマにまた主演である。今度は180度違うキャラで。ロケの舞台はたぶん渋谷にほど近い目黒川あたりか。目黒川沿いの街並には独特の空気感があるからわかる。この近くの会社に通って会社員をやっていた。20代から30代の頃の話ではある....。

所用があって新宿へ行った。去年連日徹夜がらみの仕事をした伊○丹の一階某売場の店舗へ。図面を描いている時と完成現場を見た時の落差。高名な設計事務所2社コラボのデザインであったが、これだけ金をかけた空間がこれかよ....。費用対効果はどうすんの。がっかりであった。この業界よくある話ではあるけれど、竣工間近でクライアントの鶴の一声というヤツでドンデン返しを喰らったに違いないと想像す。1ミリ単位の精度の設計が台無しである。

新宿西口へ足を向ける。学生だった頃、2年間夜のバイトをしていたパブレストランの近くを通った。当時終電を気にしながら駅へ急いだ帰り道である。ふと見ると外資系銀行のCitiBankのウィンドウが目に入る。昔ここには何があったっけなあ。
ん、思わず左から右へウィンドウを凝視してしまう自分。

「28歳の野心」...俺は野心があっただろうか?
「33歳の決意」...俺の決意はもっとずっと後だった。
「40歳の意欲」...俺は意欲はあったが不安のほうが勝っていた。
「53歳の余裕」...俺には余裕どころか猶予なしの毎日。
「58歳の挑戦」...俺に余裕があればどんなことにも挑戦したいけれど。
「65歳の未来」...俺の未来っていったいどうなんだろうか....。
しばしウィンドウの前に立ち尽くし途方に暮れる。

このコピーを見て連想したものがある。

「子の曰く、吾れ
  十有五にして学に志す。
  三十にして立つ。
  四十にして惑わず。
  五十にして天命を知る。
  六十にして耳順がう。
  七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず」

一生かかっても天命を知ることはないかもしれない。

2013年1月16日水曜日

漫画カメラ+PowerSketch

昨日のブログ終盤で紹介したiPhoneでの面白カメラアプリ。
筆者は先日念願のiPhoneユーザーになったばかりなので、超初心者なんでる。iPhone含めてスマホユーザーにとってこの二つの面白カメラアプリは、すでに飽きるほど使い込んでいる貴兄も多いことだろう。しかしながら筆者は初心者ゆえにこのアプリにはまっているんである。

「漫画カメラ」は前回ブログで掲載したけれど、もうひとつ作ってみた。
写真左はパソコンにQueens優勝の写真を表示させて、それをiPhoneカメラでノーマル撮影したもの。右はパソコン上のQの写真を漫画カメラで撮ったもの。
おっ!今閃いた!
ひとつの試合の数百枚の実写真を全てこの漫画カメラに撮り直して、それに吹き出しをつけて編集すれば、「Queens優勝への軌跡」な〜んてタイトルで、一冊の劇画本を作れるんじゃないか!?それを印刷して製本し、一冊100万円くらいで売ったら.....。
筆者宝くじが当たって不労所得者になり、毎日有り余る時間を手にしたら、その時は作ってみたいと思うのであった。(^-^)
※AppStoreで「漫画カメラ」で検索すればヒットするはず。無料アプリ。

さてもうひとつなんである。
「漫画カメラ」繋がりで偶然手に入れた「PowerSketch」というカメラアプリ。
まずは手元にあったauのパンフレット表紙の剛力彩芽ちゃんのiPhoneノーマル写真。

このパンフを「PowerSketch」アプリで撮影すると、こんな感じに。

スケッチといってもいろいろある。鉛筆画風、木炭画風、パステル風、リトグラフ風....。かなりいろんな画風が選べるんである。ゴーリキちゃんの左の鉛筆スケッチ風の画像は、なんだか「ローマの休日」のヘップバーンを彷彿とさせるではないかっつうの!

筆者このブログでは自身の写真はまず載せない。タレントブログならいざしらず、一般的なブロガーは自分の写真を載せることはほとんどない。筆者もそれに倣っているんである。集合写真にはたまに写っているけれど、集合写真を撮る時は筆者がカメラマンゆえ、当然筆者はほとんど写ってないんである。
しかしながら、今回は例外。自分撮りしてみちゃった。「俺、本邦初公開」
※註=頭頂部が、心無しか白く光り輝いているのは気のせいであると心得よ。

昨日の首都圏には爆弾低気圧が投下された。敵機にジュウタン爆撃を喰らってしまった。TVラジオでは空襲警報が終日鳴り止まなかった。大粒の牡丹雪、一面の雪景色。

この一面白黒の世界は「PowerSketch」には打ってつけなんである。
撮ってみた。カラーの実写よりも、一段と寒々しく、雪に閉ざされた街の風情が強調されてるではないかっつうの!素晴らしい効果である。素敵!

白黒だけではない。カラーでもスケッチ風に出来ちゃう。スケッチ風どころか、何やらハイテク風、デジタル風、サイケデリック風にも撮れちゃうのだ。うちのわんこ娘、「りん」が、筆者の仕事部屋の椅子で寝ている姿を撮ってみる。
※AppStoreで「PowerSketch」と検索すればヒットするはず。但し¥85の有料アプリ。

おっと、わんこと言えば昔、結婚当初から飼っていた「桃子」というにゃんこがいた。
それも撮ってみちゃう。これ。

お気づきだろうか。ムフフ。
これは猫の写真を「PowerSketch」で撮ったものではない。
本物のスケッチを「PowerSketch」で撮ったものなんである。
このスケッチの下に80-81年とあるから、今から33年前に筆者が鉛筆で描いた猫のスケッチなのだった。カビカビになっているけれど今でも額縁に納めて玄関先の壁に掛けてある。今にして思えば「画竜点睛(がりょうてんせい)を欠く」の感がないでもないが。
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2013年1月14日月曜日

新年会壮行会次はどうするかい?

いやはや、今日の雪はなんともスゴイことになった。雪国生まれの筆者は雪を見てもなんとも思わないが、関東で終日これだけの雪が降ると、さすがに驚きちょいとワクワクしちゃう。雪が降れば犬は喜び庭駆け巡ると昔から相場が決まっているが、晴れ着姿の新成人にとってこの雪は恨めしくさぞかし閉口したことであろう。

きのう日曜日は午前中練習、午後は父母会、夕方からは新年会兼壮行会であった。
スライディングの練習をやった。打撃や守備走塁までは大人のコーチが実践して見本を示せるものであるが、スライディングに至っては中々出来る大人はいない。筆者はサッカー小憎だったので芝生でさえあれば出来るのだが、さすがに堅い土のグランドではひるんでしまう。中学のころはよく土のグランドでスライディングしていたものだけれど。

新年会である。大人も子どもも和気藹々(あいあい)。インフルエンザで数家族欠席であったのが残念。子どたちが今年の抱負を一名ずつ発表。昔の子はひとりや二人、緊張して大勢の前ではフリーズしてしまう子がいたものだが、皆屈託なく言い切ることが出来たようだ...。ようだ、と言うのには理由があり、カメラマンをやっていると正直言って、子ども大人限らず言っていることは断片的にしか記憶にないんである。どうしてもカメラアングルやシャッターチャンスなどに頭を使ってしまうからであった。

当然の二次会へ突入。いつもの居酒屋である。この店に年間通じてフレンズ関係者が落すお金はいったいいくらになるんであろうかっていうくらい、店の売上への貢献度は計り知れない。わんわん、ぎゃんぎゃん宴は盛り上がる。こっちでは世間話、あっちでは真剣な野球の話、そっちでは超個人的な話、どっちもこっちも、にっちもさっちもブルドッグなんである。

さて筆者ケイタイをiPhoneに変えたんであった。
以前からTVでやっていたのを見て、iPhoneに変えたら絶対欲しいと思っていたアプリがある。「漫画カメラ」である。もの凄いダウンロード数を記録したアプリだから、すでに持っている方もいるだろう。普通にカメラを起動し数十種類の背景を選びシャッターを押すだけ。劇画タッチの漫画風に一瞬で早変わり。これでまた酒宴が大いに盛り上がった。隣りに座った監督Otsuboさんもその場でアプリをDLし、撮りまくっていた。たぶん店に行って女の子に自慢するに違いないと、容易に想像出来ちゃう。
そうだ!今度フレンズの子どもたちを撮ってやろう。ヤツら絶対受けるに違いないぞ、ムフフ。

二次会の最後に撮った集合写真2点。
左が普通のiPhoneの「カメラ」で撮ったもの。
同じアングルで、「漫画カメラ」を起動して撮ったのが右。明暗の強弱がはっきりしすぎて、これはちょいと失敗であった。
その他にも何点か撮ったものを集めてみた。
この他にも「PowerSketch」という大変優秀なアプリがある。この二つのカメラアプリについては、次回のブログで別記載にしようっと(^-^)/
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2013年1月12日土曜日

17年前のグローブ

長く住んでいると不要品が知らぬまに山積し、いつか捨ててやろうと思いつつ、また時が過ぎて忘れ去られるモノたちがある。以外にも一戸建てよりもマンション住まいのほうがそれが多いような気がする。戸建てなら大きなモノもすぐ路上へ引っ張り出して行けるけれど、マンションそれもエレベーターのない住居は、大きなモノを階段で下まで運ぶことを考えただけで気持ちが萎えてしまうものだ。

小さな不要品、または通常の粗大ゴミなら安く自治体に持っていってもらえる。
うちには大きな不要品があった。2人掛けのソファー2台。元々のソファーはすでに古くなり昔に処分済み。今あるのは恵比寿に設計事務所を持っていた頃使っていたものだ。以前飼っていたピアノという猫が爪研ぎ用にお気に入りで、角の部分などは無惨にもズタボロになり下地の木組みが露出していた。更に今飼っている犬のりん。子犬の頃から家人が帰宅すると狂喜乱舞して、3LDKの部屋の端から端まで全力で走りまくり、ソファーやベッドに思い切りジャンプし飛び乗り、飛び降り、また駆け巡るのである。尻尾をちぎれんばかりに振りまわして。

昨年のある日何もしてないのに抱っこしただけで突然「キャイ〜ン」と言うようになったんである。獣医に連れて行ったところ、小型犬、特にミニチュアダックスのような胴長短足には持病とも言える腰のヘルニアであった。獣医に言わすとソファーにジャンプしたりなどはもってのほかなのだそうだ。それ以来ボロのソファーは、飛び乗ることが出来ないようにひっくり返してあるんである。当然人間も座れないわけで。リビングにひっくり返したソファーが2台ある光景は中々に奇妙である。おかげで「りん」は今はすでに全快しひたすら部屋を走るだけ。尻尾をこんなに振り回してちぎれちゃったらどうしようと心配するだけで済んでいる。

一念発起。長年の不要品をこのソファーも含めて一気に捨てることにした。ネットで検索して数社選び藤沢の回収業者に決めた。ソファーの他にもこれまた恵比寿で使っていた業務用コピー複合機。カタログ定価は130万円ほどのキャノン製。もちろんリースなので月々2,3万で契約していたものだ。当初自宅でも使っていたがこれもドラムが寿命でお釈迦様になって久しい。今では単なるモノを置く「台」に成り下がってしまっていた。仕事ではもはやパソコンメールが99%なのでFAXもほとんど使わないし、配偶者が私用でFAXを使う時は家庭用の電話/FAX機で十分である。他にも歴代使ってきたプリンター、A4サイズ1台とA3サイズが2台とか。接触不良のBOSEのスピーカーだとか、割れた御影石の板だとか、意味不明の木材木片だとか、学生の頃の卒業制作展の作品と言うのも恥ずかしいくらいの作品だとか....。

さてここでやっとタイトルの「17年前の...」になる。「晴耕雨読」のヘビーユーザーなら、前置きが長いのは「晴耕雨読」の悪癖と周知のはず。

あれもこれもと、不要品を選んでいたら結構な量にふくらんだ。
そうだ!いっそあそこの「開かずの間」のガラクタもいっちゃうか。
ベランダに猫の額ほどの物置がある。70cm四方で高さ2メーター強くらいか。開けてみた。ほとんど配偶者がつっこんでそのままになっているモノたちばかりだ。ごっそり手づかみにしてベランダに投げ出してみる。ガラガラドッシャンッ!

「ぬお〜!」なんじゃこりゃ。17,8年前に子どもたちが使っていたグローブがごろごろ出てきた。最初に息子が使ったおもちゃのような青いグローブはすっかりグレーに変色、娘が使っていたMizunoはガチゴチに固まっていた。他にもプラスチックのカラーバットをヘッドのところでカットし砂を詰めてガムテで塞いだ息子手作りの「素振り特訓」用バット。入部してすぐにフレンズからお下がりでもらった金属バット.....。ちなみに娘が最後に使っていた金属バットは、賊が侵入してきた時の護身用に今でも下駄箱に傘と一緒に紛れている。幸いヤツの出番は未だかつて一度もない。

17年前の筆者は、17年後にベランダでこんな古いグローブを発見することになるとは想像もできなかった。
それにしても普段、野球道具を大切にしろとチームの子らに説いているコーチの立場から言えば、俺はコーチの風上にも置けぬ大バカ野郎なんであった。こんなに長年グローブを放っておいたのだから。フレンズに寄付すべきだったと今にして後悔なんである。
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