2013年4月1日月曜日

「髪隠し」

先日21日のブログで春季大会での試合前、試合後の写真でクイズを出したら、解答を寄せてもらったのは二人。フレンズのOhmori父と連盟のKasaharaさんであった。どっちが試合前で、どっちが試合後か。日時計的影の方向で判断してもらうのが狙いだった。科学的な理由からである。
ところがKさんの解答が良かった。全くもって野球的理由である。
以下、筆者のiPhoneへ来たメールを転載。
①主審です。上の写真は試合終了後に主審がボールを渡すか回収している姿です。試合前の姿勢は下の写真のようになります(^_^)
②キッズさんのスタッフです。下の写真は試合前の挨拶ですからスタッフ3人ともちゃんと正面を向いてます。当たり前のことですが…
③グランド状態です。上の正面の方が若干荒れてます。決定的なのは白線ラインの状態です。上の正面は白線が薄くなってます。下の写真は白線がハッキリしています。」

ほっほう、なるほど・ザ・ワールドなんであった。「白線」は確かに決定的ではある。刑事の尋問にぐうの音も出ない犯人のような気分であった。目のつけどころがシャープでしょ。

土日とも日中は仕事で野球には行けなんだ。昨日は仕事の間隙を縫って、そのKさんからもらったQueensの帽子を取りに有馬スタジアムへバイクでゴー。Qの広報担当としてはQの帽子を持っていなくては話にならないわけで。戦場カメラマンがカメラ、ベスト、ベレー帽の三種の神器を身につけるようなものだ。予想以上にクオリティーの高いキャップだ。頭頂部が昭和枯れすすき状態の男にとって、帽子は「ハゲ防止」にはならないけれど、「影法師」のようにいつもついてくる、「神隠し」ならぬ、「髪隠し」するには神のような存在、必須アイテムなんである。

今日は午前花の台フラワーズと練習試合。師匠Kanedaコーチにスコアは依頼。午後は予定外の鷺沼ヤングホークスとまたも練習試合。ヤングはベストメンバーではなさそうだけれど、なんと特別ルールに突入しての惜敗....と、Ohmori父サブスコアラーからメール。
げげっ!あのヤングに特別延長!?去年20数点を取られて惨敗を喫したあの強豪名門チーム相手に。しかもウチはWヘッダーだったからピッチャーのやり繰りには苦労してるはずだ。
なんだか負けても嬉しくなっちゃってしまった筆者。来週スコアブックを見るのが楽しみだ。

花フラにもヤングにも行きたかったなあ。つくづく、そう思う。
KさんのQueens繋がりで人との輪が広がったわけで。
今日もヤングの「ひーちゃん」が投げたのだろうか。寒かったから風邪をひかねばいいが...。
なんて思いながら日曜の夜が更けてゆくのであった。
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2013年3月29日金曜日

私信

このブログでは何度か、野球スコアを集計する「EXCEL」のフォーマットソフトのことを書いている。過去のその記事を見てメールを下さり、集計ソフトを多くの方に差し上げた。今年もすでに3,4人の方へ送っているわけで。そのメールのやりとりの文章も、ご本人の了解の上何度か公開させてもらった。

愛知県のMさん。
昨年、マグネットのスコアボードのjpgデータを差し上げて、素人ながら手作りの力作を作られた。もちろん集計ソフトも大いに活用しているそうだ。
これはフレンズのマグネットボード2013年度版。

そんなMさんから今年2月に久々にメールをいただいた。
チームの卒団式の写真を送っていただいたんである。凄く嬉しいことだ。こうして何かしらささやかながら全国の少年野球のお手伝いが出来、役に立っていることを実感できるのだから、これは制作者冥利に尽きるというもの。白い枠内がMさんの力作ボード。

数回のメールのやりとりのうちの、ひとつの往復書簡をMさんの承諾を得たので公開したい。こんな母や父が全国にもたくさんいらっしゃるのではないかと思うと、とても嬉しい気分になってしまう筆者なんである。

以下、メール文をコピペ。ちょっと長文。

Mさんから(2013年2月10日)
T様

   この度は幾度とお手数かけました。
   縮小して何度か送ってみたんですけどすごく小さい写真の
   サイズにしか送れなかったのはとても残念でした。
   小さくなってしまいましたが確認していただいた写真は
   卒団式のもので弱小チームと言われながらも頑張った
   証を写した写真でした。うまく送れたら子供たちの写真も
   見ていただきたかったので残念です。
   それと・・・Tさんに頂いたスコアボードのデータを基に自分なり
に頑張って作成したものも小さなサイズになってしまった写真に
   写っていたので見ていただきたかったです。
   
   Excelのスコア計算のデータは何とか無事に集計でき我が
チームも勝ち星を多く試合結果を残すことができました。
   本当に助かりました(^^)/
   スコアボードは・・・これこそ役立ち、10人しかいないチーム
だったので誰がランナーコーチに行くか、とかすぐに確認できる
ようにしたので試合には欠かせず子供たちも自然に攻撃の時はまず
ボードを確認するくらい必須アイテムとなりました。
   卒団式の時には「欲しい!」と言う子もいましたが、
「私の宝物だからダメ」と大人げなく言っちゃいました。

   本当にいろいろとTさんにはお世話になったのでお礼が言いた
かったので画像と併せてメールをしたかったのですが、
本当にすみません(><)

   改めて・・・ありがとうございました。

   今後はしばらくは休憩ですね。少しさみしくなりますが・・・。
   子供は中学の野球部に進むようです。
   主人は13年のちびっ子チームに降りて再度コーチをする事と
なりました。その学年も人数が少ないので私の力作が再度活躍
するかもです。
    
   今後ともブログは拝見させていただきますので今後ともよろしく
   お願いします。また、何か困ったことが出てきたらお助け下さい。
   (^^)/

   お孫さんの体調はいかがですか?
   遠方からですがよくなることを願っています。
   Tさんも笑顔を絶やさず前向きに接してあげてください。
   大丈夫です!みんなが応援してくれてますよ。

   後半はかなり偉そうなことを書きましたがお気を悪くされて
しまったらごめんなさい。
   今後とも変わらぬお付き合いの程よろしくお願いします 
   ありがとうございました!
                                             愛知県:S.M 
------------------------------------------------------------------------------
筆者から(2013年2月11日)

S.Mさま 
昨日は失礼しました。
人数の少ないチームでも頑張れば報われることの証拠ですね。
優勝おめでとうございます。

うちのを参考に手作りされたスコアボード、是非写真が見たかったですねえ。
確かに次のランナーコーチャーは誰が行くのか、メンバー交代になったら自分の打順は誰の次なのかなど、子どもにとっても使い道は結構あるもんですね。こちらのQueensという宮前の女子チームに作ったボードもそんな風に同じように使っているようです。
ただ、炎天下置きっぱなしにしてるとすぐ褪色しちゃって、困りものですが。
Excelも十分に活用されてるようで、嬉しい限りです!

ご主人もコーチとして残るとのこと。
私もそのクチでしたので、これからは親コーチと違って別の楽しみがあることでしょう。自分の子どもがいないと、手かせ足かせがなくて、違った視点で指導出来ますよ(^^)卒業後もMさんもたまにはグランドへ行ってみたらどうでしょうか。

Minamiのことまで気にかけていただき恐縮です。
周囲の仲間からも励ましの言葉をたくさんもらい、気持ちは吹っ切れてます。前向きに考えないとどうしようもないことですからね。
おかげさまで治療は順調のようです。見舞いに行けない(親以外はダメ)のが残念ですが。
偉そうにだなんてとんでもないです。こうして気遣っていただけるだけでも幸せです。
逆に本当にありがとうございます。

こうして丁寧に感謝のメールをいただけると、私も嬉しくなっちゃいます。
いかがでしょう、出来れば「晴耕雨読」で今回のメールを紹介したいのですが。
もちろんNGでも構いません。


息子さんは卒業で淋しくなることでしょう。でも少年野球シーズンはもうすぐ開幕です。

息子さん、中学行っても野球がんばって欲しいですね。


Mさん、この度はありがとうございました(^-^)/!
  

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2013年3月28日木曜日

成長の1ページに立ち会うこと


仕事が若干忙しくなってきちゃったわけで。先週日曜も高津遠征には帯同できず、今週も3次曲面を持つ青山の店舗ファサードのCAD図面を描かねばならず、週末日曜の少年野球はビミョーな状況である。更に作りたくてウズウズしてるのに実行までに至らないQueensのマグネットボード制作や、ワタクシゴトでも新潟に行かなきゃならない用事、愚息の婚姻入籍を前にご両親との初対面の席を設けるなどなど、座布団を温める暇がない。

昨日はお台場で打合、今日は夕方から大宮で現場打合。
電車に揺られることが少なくなった今、遠くへ仕事で遠征するのは....嫌いではない。
ナゼか?
本が読めるからに他ならない。サラリーマン時代や恵比寿に事務所を持っていた頃に比べて、今は読書量が極端に減ってしまった。昔の一兆分の1くらいに。今日も大宮へ行ったのだけれど、駅のホームでiPhoneに入っているMr.Childrenのベスト盤1992-1995を再生し、大宮に着いた時がちょうどアルバム一枚聴き終わる頃であった。電車移動のその間、ずんぶり、ずぶずぶと本の世界に浸り込んだのは言うまでもない。

これからこの作家にハマりそうな確かな予感。以前も書いたような気がするけれど、奥田英朗の直木賞受賞作「空中ブランコ」。果てしなく面白い。最後の一滴まで面白い。正に遠い将来「晴耕雨読」を実践出来る日が来たのなら、雨の日以外でも毎日読んでみたいと思う作家である。

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首都圏にある「伊良部総合病院」の薄暗い地下にある精神科には様々な患者が訪れる。ここの担当医師は院長の跡取り息子である伊良部一郎。緑のポルシェに乗りカバ並みのデブで短足、髪の毛はボサボサ、自分の欲望を叶えるには金に糸目をつけず、犯罪まがいのことでも平気でやっちゃうし、話し言葉と思考能力は5歳児と同じレベルのとんでもない男なんである。半面子どもと同じく純真無垢で、患者は最初は彼に反駁するも知らず知らずのうちに、彼のペースに巻込まれいつのまにか精神の病が癒されてゆく展開。診察室にはケバイ化粧の胸元ぱっくり、ミニスカートのナース服を着た美人看護婦がいて、無口で無愛想いつもベンチに寝そべって雑誌を読んでいる女がいる。ほとんど注射をすることしか仕事のない女である....。

こんなシチュエーションだけでも読書魂に火がついちゃうのであるが、今日書きたかったのは、少年野球「晴耕雨読」であるからして、野球にまつわる短編なんである。
余談ではあるが、願わくば一度でいいからこの伊良部一郎なる人物と酒を飲んでみたいと思う筆者なんである。

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「ホットコーナー」
奥田英朗著 文藝春秋社刊 2004年「空中ブランコ」収蔵

ドラフト指名で名門東京カーディガンズに入団以来、プロ入り10年目のベテラン坂東真一はチームをしょって立つ三塁手のスター選手だ。ゴールデングラブ賞も何度も獲っていて名選手の呼び声も高い。しかしチームメイトを仲間と思ったことはない。チームメイトではなくレギュラー争いをするライバルである。その坂東があることがきっかけで、突然三塁から一塁への送球が全く出来なくなる。投げるボールは全て暴投、焦れば焦るほどコントロールが利かなくなってしまう。周囲から精神科を勧められしぶしぶ「伊良部総合病院」の伊良部一郎のもとへ。
ドアをノックすると
「いらっしゃ〜い!」と伊良部一郎の間の抜けた声。
「へえ〜、プロ野球選手なの、凄いね。じゃあ今度イチローのサインもらって来てよ」
「馬鹿言わないで下さい。そんなもんもらえるわけないじゃないですか」
「そーなの?んじゃあ、貴乃花のサインでもいいよ。注射10本分サービスするからさあ。ねね、いいでしょ」

頭で考えていることが体に正常に伝わらなくなる「イップス症候群」
ゴルフのパッティング・イップスというのが有名だが元々はピアニストの指が動かなくなるのを指して言ったそうで、どんな職業にも潜在する精神病なのだった。形態は違うが筆者も仕事で軽くこれに似た状態に陥った経験があるし、昔バッティングピッチャーをやっていて、気持ちが焦るほどストライクが入らないことや、ノックの時もこの子には絶対正面のゴロを打たなきゃと思えば思うほど、あさっての方向へ打ってしまうことがあった。

坂東の症状は一向に治る気配もなく、スローイングは右へ左へ上に下に暴投を繰り返すのみ。そんな折り伊良部は病院仲間の草野球に参加することに。伊勢丹外商部に届けさせた5万もするプロ仕様のグラブ持参で。誘われるまま現役プロの坂東も参加する。
うららかな日曜のグランド。厳しいプロの世界とは正反対の、腹の出た中年オヤジや女子も混じっての楽しい野球だ。空では天高くヒバリも鳴いている。坂東がふと近くを見回すと幼児が独りで壁当てをしていた。
「ぼく、おじさんとキャッチボールしようか」
「.....うん」
幼児なので当たり前だが5メートルの距離でもとんでもないノーコン。
伊良部の言葉を思い出す。「コントロールってなんなのだろう?」
一球どんぴしゃのストライクが来た。
「おっ凄いぞ」とたんに子どもの目が輝いた。
1メートル下がらせてもう一球。今度もストライク。
「いいぞ、今の感じを忘れないで投げてごらん」

このブログで書きたかった一文にやっとたどり着けた。
このシーンのあと作者奥田英朗氏の文章をそっくり抜き出してみたい。

続けてストライクが来た。1メートルほどうしろに下がる。それでもストライクが来た。
乳児が立ち上がる瞬間を見た気がした。この子の成長の1ページに、自分は立ち会ったのだ。

これなんである。
これこれ、これである。少年野球コーチの醍醐味と言ってはおこがましいけれど、この時のほんわりとした感覚が忘れられず、未だに飽きもせずコーチをやっているのだ。乳児から幼児へ、幼児から少年少女へ、それぞれの子どもの成長の1ページに立ち会うことが出来ることほど素敵なことはない。

坂東はその子に返球する時は取り易いようにワンバウンドで投げていた。優しくぴったり胸元へ行くように。伊良部が言った。
「ちゃんとキャッチボールしてるじゃん。治ったんじゃないのぉ〜」
「子ども相手に、ワンバウンドで返球してるだけですよ」
「そっちのほうが難しいじゃん。相手が捕れるように、同じ場所に同じ角度でワンバウンドさせなきゃいけないんだから」

見る見る間に心の闇が晴れていく坂東.....。空のヒバリにも追いつくほどに心が舞い上がる。
うちのYanagisawaフレンズ代表がキャッチボールの時によく言う言葉。
「キャッチボールは相手への思いやりだ。ノーバンでもワンバンでも、相手がいかに取り易いボールを投げるのが送球の基本」

最後は身長よりも高いクソボール球に、飛びつくように食らいついた伊良部のバットが快音を放ち、天高くボールが舞い上がるのであった。

+++++++++++++++++++++++++++++++++

奥田英朗さんの原文を作者及び文藝春秋社になんの断りもなく引用させていただいた。
また、部分的に原文を多少アレンジしてしまっていることは、作者に対する冒涜であろうと自省するも、勢い余って書いてしまった。個人ブログとは言えひたすらごめんなさい。

この小説に興味を持たれた活字中毒者及び野球大好きブログユーザーは是非、出版不況を救うささやかな一助となるべく、書店でこの一冊を手にして、レジへ迷うことなく直行してみるべし、....なんである。

因に筆者、BOOKOFFで105円でこの感動を手に入れた。
出版不況救出になんも寄与してないか....。




2013年3月26日火曜日

8球の桜

8球の桜?...タイトルからして、何やらドラマチックな野球話を連想された方には申しわけなし。筆者の戯れ言短文ブログ、出先のiPhoneからである。
通称「はちたま」のフジテレビの例のアレである。
朝イチ台場で打ち合わせがあり、いつもはそそくさと帰路につくのだが、桜の香りに誘われてすぐ隣のフジテレビに足を運んだわけで。
「あっ!あそこにカトパンがっ?!」…いるわけないか!(◎_◎;)
フジに入社して間もないころ、渋谷のスクランブル交差点でロケ中の彼女を見かけて以来の、隠れファンなんである、筆者は。一般通行人とは天と地ほどの差があった。放つオーラがじぇんじぇん違うんである。

ここにカトパンがいるのかと思うと、ちょっぴりドキドキしてしまう、おバカな筆者、早く帰って仕事しなきゃと駅に向かうのであった。
台場「はちたま」なう。
iPhoneからアップ(^-^)/

2013年3月24日日曜日

桜満開


春爛漫、フレンズ恒例花見大会なんである。仕事をそそくさと中断し、いそいそと2013年フレンズ花見の会場、横浜山田富士へ。横浜国際プール近くの有馬小ドームから歩いて10分ほどのところだ。毎年天気が悪いし寒いのが常であるけれど、今年は.....ビミョー。天気良くはないけれど寒いと感じるほどではない。曇天の下大勢の花見客、ほとんどが近所の家族連れでにぎわっていた。

普段から若い母たちが、選手のちいさい弟妹たちをグランドへよく連れてくるのだが、この日も家族総出でたくさん参加してくれた。Yanagisawa代表、Kanedaコーチはこの子たちに目がない。抱っこしまくり大会なんである。Kamiya家の第四子Kukuに至っては、生まれてからこのかた、延べ人数500万人くらいの他人に抱っこされてるんじゃないかと思う。

子どもたちは山のほうへ遊びに行ってほとんど帰ってこない。我々オヤジ、母、その家族連中で酒宴が続く。
こっちでは臨時野外女子会開催。
あっちでは何やらKanedaコーチとSone母が延々会話をしているし。
サンダースTsudaさんのブログを見て思い出した。ちょっと筆者の帽子をこんこんと寝ているKukuの頭に被せてみたり。将来はフレンズ入部はもちろん、Queensにも入ってくれることを願ってやまない。

おおよそこの人の行動パターンは想定出来る。わっと来てセクハラまがいのガハガハ笑いで受けを狙い、飲んで酔って寝て、そしていつの間にか去っていくんである。それでもかつては理事を務めたAraganeオヤジなんである。昭和オヤジのサラリーマンの究極の宴会芸であるところの、どじょうすくいよろしく鼻と口に割り箸をつっこんでみたものの、あまり周囲に受けずにいつのまにウトウト。花粉症か風邪か、目と鼻からタラ〜リ、タラタラ。良く言えば映画ブレードランナーのラストシーンでルトガー・ハウアーが雨に打たれてるシーンのようでもあるが。それを想起してしまった自分を恥ずかしく思う。皆、やんややんやの大笑いで、ブログに載せろとのご要望。気がつけばいつものようにオヤジは想定内のご就寝であった。

あちこちで大縄飛びなんぞで遊ぶ子たち。
曇り空で過去最短記録の桜満開の雰囲気を存分に味わうことは出来なかったけれど、それなりに楽しめた半日であった。

帰宅後クライアントからメールあり。
明日の高津区との練習試合は仕事で参加できそうもない。今のうちにブログを書いてしまおうと頑張ってみた今日このごろなんである。
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2013年3月23日土曜日

桜、散る

今日は3月22日。桜満開の春爛漫、気分は上々、意気揚々で、意気軒昂の順風満帆であるはずの季節。しかし春季大会においては我がフレンズは「桜、散る」なんである。

2回戦、対南菅生ワイルダース。試合前にShimizu夫妻がご挨拶にいらした。Queens繋がりなんである。先発投手はQのHinata。先日のヤングHimariにも驚かされたけれど、久々に見たHinataの投球にもびっくり仰天。大きく振りかぶった初動のフォームからぎゅんっと低くなり、若干サイドスローぎみから繰り出されるボールは、あたかもソフトで言うところの「ライジングボール」のようにきゅるきゅる競り上がりびしっとミットに納まる。こりゃなかなか打てんわいと、思ったのは筆者だけであろうか。今年のQも期待しちゃう広報部長なんである。半面この闘いヤバイぞっと。
とは言え、ここはFのコーチである。絶対負けたくない。どうしても上に行きたいのだ。なぜなら全国制覇に繋がり、ひいては少年野球世界大会に行ける可能性があるからなんである。(※大風呂敷を広げるにも程があるってもんだけれど。或いは「身の程知らず」とも言う)

Shimizuさんがベンチ入り。
Yoshikawaさんがセカンド塁審。
Otsubo監督はタイムをかけて何やら言っている。
もし、筆者が監督で、作戦面的指導以外に選手の緊張感を解くためにタイムをかけたならばこう言ってるだろう。
「やいやいやいのやい。6年生はぼちぼち毛が生えてきてんじゃあないんか?もっと、しっかりやれっ」
または、
「この場面もし点を入れられたら、おめぇら今晩メシ抜きだかんな。とーちゃん、かーちゃんにガッツリ言っておくから」

結果はF4安打に対してWは7安打のスコアは7:2で桜、散ってしまった。

意図せず良い写真が撮れることがまれにある。瞬間を切り取るのが写真だ。ほんの一瞬前とほんの一瞬あとの、そのハザマでシャッターを切ったときにそういう絵を獲得出来る。
3塁、塁審はKatsuさん。
三者三様の絶妙な構図もさることながら、氏の審判としての眼差しに、なんだかちょっと感動しちゃったわけで...。

最後に全く話は変わる。
今TVニュースを観ながら書いていたんだけれど、知らなかった、小田急線下北沢駅から地下に潜ってしまうだなんて。マジか?「シモキタ」は筆者青春のド真ん中を過ごした街。
なんだかなぁ〜...。
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2013年3月22日金曜日

「自然の摂理」解答編

♪西から昇ったお日さまが、東へ沈む〜♪
これでいい〜のだ〜....わけないわけで。(天才バカボンより)
太陽は東から昇り、西に沈むのが、自然の摂理というもの。これは見かけの運動であってプトレマイオス的天動説なわけで、実際には地球が太陽の周りを1年かけて自転しつつ公転し周回するコペルニクス的地動説が正しい。それでも我々ニンゲンには、太陽が空をゆっくり移動しているように見えるのは致し方ない。そう考えると、我々は自分でくるくる回りながら、猛スピードで宇宙空間を常に移動していることになる。なんだか立ちくらみしそうになる。

さて、昨日のブログ冒頭でこの写真にまつわるクイズを出した。
写真の上、下、どちらが試合開始前か、試合終了後か?
全世界からアカデミックな読者から多数の回答をお寄せいただいた。なんと2コメントも。

正解はコメントを書いていただいた方のとおり、上が終了後で下が試合開始前である。
試合開始は手元のスコアブックによると、12:03のほぼ太陽が南中時である。それから約1時間後の写真が上のもの。太陽の動きによって物体の影の方向が変化するのは猿でも知っている。太陽を背中にした左端の10番キャッチャーTakutoの持つ影は、下はほぼ左横へ伸びているのに対して、上の試合後の影はかなり角度が変化している。
要は「日時計」の原理で時間の経過がわかっちゃうんである。
ちょっとスケッチを描いてみたのがこれ。
但しこれはプトレマイオス的回転的漫画だということを小学生の諸君は忘れてはいけない。本当はコペルニクスのおじさんが言ってるように、地球が、つまりキミたちが回っているんだかんね(^-^)
野球のベースは反時計周りだけれど、太陽は見た目、時計回り、東から西へつまり左から右へ回っていくんである。

森羅万象を見た目だけで判断してはいけない。人を見た目だけで判断してもいけない。でも肉眼で見た事実を元に、自分の思考力でその裏も読み取りながら判断することが肝要である。
ナニ言ってんだオレ?
安ウィスキーが頭に廻ってきたようなので、このへんで。
春季ワイルダース戦のブログはいずれまた。
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