2013年6月29日土曜日

胸襟を開いて

♪〜目ぇをつぶればぁ〜、キィ〜ミィ〜がいる〜♪

「目をつぶれば君がいる
 友達と恋人の 境を決めた以上
 もう泣くのも平気 よろしく哀愁」

...は、ご存知郷ひろみの名曲「よろしく哀愁」である。
カラオケのレパートリーの極端に少ない筆者の、困った時の最後の砦でもある。
でもって今日の筆者は...

「目をつぶれば眠くなる
 仕事のスケジュールの 境が見えた以上
 もう寝るのも平気 よろしく来週」

なんであった。
大阪から帰り疲労感と徒労感と焦燥感と睡眠不足の混沌の中で図面を描いてはいるが、眠いのなんのって、瞼に3Gの重力がかかったようだ。トムとジェリーのトムみたいに、瞼にマッチ棒でつっかえ棒をしてみるも、3Gの圧力には勝てずパキンと無惨にも断ち折れてしまうのである。

若い頃には2徹くらいなら平気であったけれど、今はいかんせん、認めたくはないが...やっぱり認めたくないわけで。「歳」という単語は使いたくない。ちなみに「孫」「ジイジ」という単語もこのブログや実生活でもほとんど使わない。Minamiにも絶対「ジイジ」とは呼ばせないように今から英才教育している。
じゃ、なんて呼ばせているかって?
「J」(ジェイ)である。JijiiのJであり川平慈英(カビラ・ジェイ)的なJ、畏れ多くもサッカー日本代表のJなんである。
なぜこだわるのか。「ジイジ」とか「おじいちゃん」なんて一言でも呼ばれたら、一気に浦島太郎よろしく老け込んでしまうのが怖いからなんである。俺はオッサンではあるけれどまだジジイじゃないぞと、自分で自分の襟を正しているわけで。
ああ、胸襟(きょうきん)を開いてスッキリしちゃった。

少しはトンネルの先が見えてきたものの、依然台風の勢力は衰えず、予断を許さない現況なんである。日曜にフレンズ遠征へ帯同出来るか否か、ビミョーな今日このごろ、なう。
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2013年6月26日水曜日

右か左か

エスカレーターに乗ろうとした。疲れてはいたが若干急いでいたので本能的に右へ寄り、歩いて登ろうとした。
ん?
前の人が微動だにせず、一向に進もうとしない。先をよく見れば、鈴なりに皆が大人しく固まっている。
ん、ん?
左側を見たらスッカスカのガランガランである。
ん、ん、ん?
おお〜ここは大阪であった。エスカレーターのマナーは東京とは反対だということを思い出した。郷に入れば郷に従えである。

最悪の出張であった。
夕方の6時にホテルにチェックイン、8時に仲間の設計屋さんと打ち合わせを兼ねて晩飯、9時にクライアントと合流打ち合わせ、10時に総勢8名で現場入り、サハラ砂漠のような広大な店内をくまなく調査(詳しいことは書けない)、終ったのは朝の5時。その間休憩で座ったのは10分のみ。ほぼ徹夜で8時間ずっと立ちっぱなし歩きっぱなしであった。
外は雨。傘はない。
ホテルに戻り2時間死んだように眠る。今は新幹線で東京方面へ戻る途中に車中でブログ。戻ればすぐに図面化せねば…。

新横浜まで少し眠ろう。
起きれるかな?東京まで寝過ごして、折り返し運転に気づかず、やっと目を覚ましたら、また大阪だったりして(; ̄ェ ̄)

2013年6月24日月曜日

慢性点欠病

何を隠そう、筆者には深刻な持病がある。恥ずかしい病気なのであまり大声では言えないのだが、人には内緒にしておいてほしい。
病名は....「慢性金欠病」である。

翻(ひるがえ)ってうちのチームは「慢性点欠病」
なにしろ点が取れない。病気の原因はもちろん打てないからだ。相手投手が超小学生級の豪腕ピッチャーならともかく、普段のバッティング練習と同じかまたはそれより遅い球のボールでも、試合になると打てないことが多々ある。「練習で出来ないことは試合ではもっと出来ない」弥生時代から連錦として言われ続けている格言だ。試合前の相手投手の投球練習を観察して「ん、このピッチャーなら今日はイケるかも」なんて甘い夢を子らはなかなか叶えてくれない。期待を裏切るスキルは高く、抜群の才能を発揮しちゃうんである。

22日土曜はこのところ頻繁に試合を組んでいる宮崎台バーズ戦。前回は終盤やっと盛り返したものの6:3のダブルスコアでの負け。まあまあそれなりではあったけれど。
試合開始後遠くの空に妙な雲が立ち上がっていた。夜中に気がついてみたらタイタニックの目の前に現れた巨大な氷山のような。

Bは3回まで毎回得点の計4点。まだまだ諦める点差じゃない。がしかし、Fはいまだ無安打。1,2本でもヒットがあれば4回以降に望みを繋げられるのだったが。

12:0のコールド。なんで?ヒットはわずかにBenのツーベースとMamoruの内野安打の2本のみ。普段の練習では結構鋭い打球を飛ばしたりもするのだが、その確率が低いのだろう。強豪ともなれば練習のフリーバッティングではいい当たりを連発するものだ。うちの選手と我々指導陣のアタマに塗れば、たちまちヒット連発するような薬が発明されたら、臨時に部費を増額してでも購入したい。
話は前後しちゃう。試合前にQueensにも新しく入部したバーズのYumiちゃんに会うのが楽しみだったのだが、足のケガで来れず残念だった。学校に行くにも大変な思いをして通ってるらしい。監督のOgawaさんもYumi母も「せっかくQueensに入れてもらったのに、とたんにケガして全くQにも行けず、本当にQに申し訳なくて...」と、異口同音に言っていた。母にはQの待ち受け画面のための写真を送ってほしいと頼んだ。

AのあとはBの試合。うちはAでレギュラーを張っている低学年の子が何人もいる。将来を見据えれば未来への大変な財産である。昨年のオレンジボール宮前大会の覇者でもある。結果は6:4の勝ち。4失点も味方失策やPBや内野安打の間の失点などが主だ。権謀術数を駆使して圧倒的な打力で失った4点ではない。
Bの試合はOgawa監督自らに「真ん中の面(メン)」をかぶっていただいた。

試合途中から雨がぎゃんぎゃん激しく降り出して、おいおいおい、マジかよ?ってなったけれど、試合中断までには至らず。最後には虹も出ちゃったりして。
Bの試合中はメンバーから外れた子たちが、雲梯(うんてい)に連なってピーチクパーチク賑やかな光景。Birdsだけに、「止まり木に止まった小鳥たち」のようだった(^-^)/
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2013年6月22日土曜日

Queens感謝のしるし

先日仕事が忙しいと書いた。あのときは福岡の物件と東京雪谷の物件とA社の物件とが錯綜していたからであった。ところが前の二つの仕事はフェードアウトしつつあり、収束に向かっていて、かつ、A社のスケジュールが変更につぐ変更で伸び伸びになっているんである。ぽこんっと、時間が空いてしまった。道を歩いていたらフタがないマンホールに気づかず、すとっと下に落下しちゃったように。

ブログに仕事の話はあまり書かない。吹けば飛ぶようなちっぽけな個人事業主とはいえ、コンプライアンスやらガバナンスやら守秘義務やらの遵守、その他いろいろあるからだ。A社の仕事もしかり。しかし、このA社は筆者にとっては特別なんである。東京のN社経由の依頼ではあるが、このA社とは、米国の企業資産価値がつい最近まで世界No.1のあのA社である。その日本でのショップの設計の仕事である。先日は横浜の物件をちょこっとだけやったばかりだ。今回はスケジュールが少し空いたものの、来週大阪への現場出張の運びにもなった。A社に心酔している筆者には最高の巡り合わせとも言えるわけで。貧乏平民男が、美しく若き王女に恋をして花束を持参で王宮に赴くようなものだ。

さて、そんなわけで激務を覚悟していたにもかかわらず時間が空いちゃったんである。
こんな時、自営業者は幸せだ。サラリーマンなら時間が空いてヒマになっても仕事をするフリをして会社で終日過ごさねばならない。日中少しの時間を獲得した筆者はナニをするか?...普段からやらねばと思っていた頭の中に山積している「仕事」をひとつずつ潰しにかかるのである。例えば...宮前Queensの携帯待ち受け画面の制作のミッションだった。

今年のQの待ち受けはどうしようか?ふと見るとA社のiPhoneが手元におとなしく鎮座していた。ホーム画面にはアプリのアイコンがぷるぷる浮かんでいる。以前にサッカーW杯本戦出場を祈願して付けたadidasのストラップもQのカラー赤色に輝いていた。その横では同じくQと同じブルーがザックジャパンの「サムライブルー」と重なって....。
おお〜、デザインの神が降臨。これに決めた。仕事用のノートに1分くらいでアイディアスケッチを描いてみる。名付けて「iPhone風ホーム画面のパロディー的Queens待ち受け画面」なのだ。
それからは怒濤の勢いで、アドビPhotoShopを使って一気呵成にMacを操る。キーボードをカタカタ、マウスをシュルシュル、頭の中ではTV番組ガリレオの福山のエレキギターのリズムが響いていた。♪♪♪
ある程度先が見えたところで、いきなり休止しちゃう。「お楽しみはこれからだ」
また時間が出来た時に制作再開するとする。これを配信された時のQの子たちや父母、指導者の輝く笑顔が見てみたい。

今回個人にまつわる幸不幸の由無し事がいろいろあったことで、Qのみんなには激励や祝福の言葉をもらい、心から感謝しているわけで。せめてもの感謝のしるしとして筆者に出来ることでお返しが出来ればいいなと思った。
サワリだけ公開しちゃう。
ちょっとだけよ〜(^-^)/
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2013年6月20日木曜日

女の勘

「女の勘は鋭い」
...と太古の大昔から言われているのは、男性読者諸氏ならば、少なからず肯定してしまう格言であろう。特に女がその生まれ持った類い稀なる才能を発揮するのは、ダンナなりカレシなりが、微かに石鹸の匂いを身にまとい朝帰りした時などだ。または洗濯の際、Yシャツの胸元にうっすらとファンデーションの跡が残っていたりした時に。更に言えば、普段男が自分では買わないセンスのネクタイを洋服ダンスの中に発見した時だ。ここで断っておきたいのだが、これらの例は筆者の実体験に基づく話ではない。小説家が想像でストーリーを構築するように、体験せずともこの程度の類例を列挙するのは筆者にとっては朝メシ前なんである。....いやホント、マジ。....あっいや、そりゃあ多少は脚色というか、事実を歪曲しての演出というか、事実と妄想の境界線ギリギリの表現というか、そのへんのことは想像にお任せしたいんである。身に覚えのある男性諸氏ならばご理解頂けるであろう。反して、この記述で一気に100万の女性ファンを失った感は否めない筆者なんである。

こんなふうにバカを書かなければやってられない昨日であった。
愛犬りん。
横浜の動物専門医療センターで麻酔、CTスキャン、検査検証、その結果電話あり。手術をするかどうか。獣医師としては当然手術を勧める。おそらく儲け主義的商業的見地からの思惑ではなく、純粋に動物医療の見地からであろうと思う。全て配偶者が対応。配偶者はすでに決めていた、可哀想すぎて手術はさせたくないと。自宅治療の道を選択した。私は違う。本当にりんのためを思えば心を鬼にして手術に臨むべきだ。確かに手術を選択しても全快の確証はないけれど、最高重度の症状レベル5においては、確率と可能性を論理的に検証すれば圧倒的に選択の余地はないのだ。

女の勘。それは太陽神を崇める古代ギリシャローマ時代のごとく、筆者も敬意を表するし逆立ちしても彼女らには敵わない時がある。しかし時に、女はともすると感情に流されやすく視野を自ら狭くして判断を大きく誤ることがあるのも事実だ。結果良ければ「女の勘」は賞賛され、結果が悪ければそれは「やはり女は感情に流され易い動物」となる。

更にこの記述で一気に1000万の女性ファンを失った感は否めない筆者なんであるが。

今日は仕事の合間をみてはキュンキュン鳴くりんと添い寝をする。腰と後ろ脚が麻痺し自力では立ち上がれない、きついコルセットを巻いた彼女が、なんと儚(はかな)げで愛おしいことだろう。瞳の奥をのぞくと何かを訴えているように思えてならない。CTスキャンは体を透視することは出来るが、瞳の奥で語りかけるものを解析は出来まい。

どうか、どうか、俺のほうが間違っていたと、女の勘が勝(まさ)っていたと、思いたい。

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2013年6月19日水曜日

やはり急転直下

こんなに嬉しいことが続いて良いものだろうか?幸福の反動、リバウンドでこのあと何か怖いことが待っているのでは?と実は本当に思っていたのだった。この1,2ヶ月の嬉しいことはブログに書いてきたけれど、半面個人的な辛いことは書いてない。書けないことだってあるわけで。

筆者も配偶者も動物が大好きだ。結婚して以来、シマリス、亀、スッポン、猫が2匹、犬と生活を共にしてきた。今は愛犬「りん」と一緒だ。筆者はアリクイでもアルパカでもダンゴ虫でもミドリムシでも蛇でも好きだ。ただしお笑い芸人よろしく蛇を首に巻き付けてピースサインをしてみろと言われれば、少なからず躊躇(ちゅうちょ)するに違いないが、でも愛らしいと思う。マンションの5階でも年に2,3回は蜘蛛が部屋に出没する。家蜘蛛ではあるけれど。仕事中にヤツが壁をしゅらしゅら徘徊していたら、いつもこう言う。
「おっす!また来たなあ。良かったら今晩ウチへ泊まってけば?」と。
但し例外はあるものだ。唯一おぞましくて生理的に受け付けないのは、「ブリゴキ」である。なぜゴキブリと書かずにブリゴキなのかって?「ゴキブリ」と書いた瞬間からうしろから冷や水を浴びせられたようにぞっとするからだ。それを少しでも緩和させるために「ブリゴキ」と表記するんである。

動物やペットに興味ない方、または動物嫌いな人には理解できないだろう。よく言われるフレーズだけれど、一緒に生活している彼ら彼女らは、自分の子どもと同等の家族なんである。誤解を恐れず言えばある意味においてはそれ以上の存在だ。

幸せな時間の余韻に浸っている間もなく、昨日りんの様子がおかしくなった。
詳細は省きたいけれど、ミニチュアダックスの宿命「ヘルニア」の再発である。
もともと純血種以外の、ニンゲンの勝手な思惑で近代に作られた犬は、大体多くの犬の命の犠牲の上に生まれている。いろんな掛け合わせでいろんな種を勝手にニンゲンが商業的思惑で作ってきたものだ。よく耳にする人気の犬種のほとんだがそうだろう。チワワなどを始めダックスフンドもミニチュアダックスもそのご多分に漏れない。無理な掛け合わせで作った犬(猫)はすぐに死んでしまうのだそうだ。近代欧米の暴挙的種の変容、DNAの操作に他ならない。

とは言え、可愛いものは仕方がない。昨日今日と近所の動物病院で検査した。
突然のヘルニア再発で明日大きな動物専門病院でCTスキャン検査、その結果次第では即、手術...。
いたたまれずに、普段懇意にしている連盟副会長のKasaharaさんにメール。同じミニチュアダックスのShindyちゃんがいて、去年ヘルニアで手術をしているのだった。その後の経過もある程度知ってはいたが、今日何度かメールと電話で情報交換。術後絶望の淵から奇跡的にShindyちゃんを救ったのは、夫妻の彼女への愛情とリハビリ復帰へのたゆまぬ尽力のおかげであった。経験者ならではの貴重なアドバイスをもらった。

「一生寝たきり」などの悪い結果もおおいにあるのだけれど、今は希望を持って明日の検査結果を待ちたい。仕事で筆者は行けないのだが、それが歯がゆい...。

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2013年6月16日日曜日

幸福のリバウンド?

6月16日は息子の誕生日である。三軒茶屋方面に住む彼には例年おめでとうのメールを入れるのが常だ。楽天グリーティングからバースデイカードを送信クリック、よしっと...。
とたんに「ピンポ〜ン」。わんこの「りん」が人が違ったようにオンオン吠えまくる。ピンポンが鳴ると気違いのように吠えるのだ。宅配便であった。

送り主は息子夫婦。こういうことの苦手な息子に代わって、しっかり者で可愛い新婚の嫁さんから父の日のプレゼントだった。伝票には彼女の手書きで名前が書いてある。T.Mami。名字が旧姓のMからTなんである。こんな何気ない字面を見て妙に感動してしまう。改めていきなり娘が一人増えた感慨にふけるわけで。
中身は以前から今年も一着買おうと思っていた短パンであった。しかもポール・スミス!
俺にはもったいなさすぎぞ(^-^)超〜嬉しい。

このところバカのようにブログが家族ネタになってしまい、全くもって恥じ入るばかりだ。息子の結婚、Minamiの退院、娘が次女を出産、おめでたい話ばかりでかなり食傷ぎみの読者が多いに違いない。申し訳なしm(_ _)m

娘の次女出産のブログを書いたら、早速QueensKasaharaさん始め、Qの母たちからもコメントやメールをいただいた。お気遣いありがとう。申し訳なくていっそ朝露のごとく消え入りたい気持ちでいっぱい。
こんなにおめでたいこと続きだと、逆にその反動があるんではと、なんだか恐ろしくもある今日この頃なんである。

仕事はまだ当分忙しいのでブログアップ更新は予断を許さない状況ではあるけれど、自分を騙しだまし、スキあらば書いていこうと思うのであった(^-^)/
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