何を隠そう、筆者には深刻な持病がある。恥ずかしい病気なのであまり大声では言えないのだが、人には内緒にしておいてほしい。
病名は....「慢性金欠病」である。
翻(ひるがえ)ってうちのチームは「慢性点欠病」
なにしろ点が取れない。病気の原因はもちろん打てないからだ。相手投手が超小学生級の豪腕ピッチャーならともかく、普段のバッティング練習と同じかまたはそれより遅い球のボールでも、試合になると打てないことが多々ある。「練習で出来ないことは試合ではもっと出来ない」弥生時代から連錦として言われ続けている格言だ。試合前の相手投手の投球練習を観察して「ん、このピッチャーなら今日はイケるかも」なんて甘い夢を子らはなかなか叶えてくれない。期待を裏切るスキルは高く、抜群の才能を発揮しちゃうんである。
22日土曜はこのところ頻繁に試合を組んでいる宮崎台バーズ戦。前回は終盤やっと盛り返したものの6:3のダブルスコアでの負け。まあまあそれなりではあったけれど。
試合開始後遠くの空に妙な雲が立ち上がっていた。夜中に気がついてみたらタイタニックの目の前に現れた巨大な氷山のような。
Bは3回まで毎回得点の計4点。まだまだ諦める点差じゃない。がしかし、Fはいまだ無安打。1,2本でもヒットがあれば4回以降に望みを繋げられるのだったが。
12:0のコールド。なんで?ヒットはわずかにBenのツーベースとMamoruの内野安打の2本のみ。普段の練習では結構鋭い打球を飛ばしたりもするのだが、その確率が低いのだろう。強豪ともなれば練習のフリーバッティングではいい当たりを連発するものだ。うちの選手と我々指導陣のアタマに塗れば、たちまちヒット連発するような薬が発明されたら、臨時に部費を増額してでも購入したい。
話は前後しちゃう。試合前にQueensにも新しく入部したバーズのYumiちゃんに会うのが楽しみだったのだが、足のケガで来れず残念だった。学校に行くにも大変な思いをして通ってるらしい。監督のOgawaさんもYumi母も「せっかくQueensに入れてもらったのに、とたんにケガして全くQにも行けず、本当にQに申し訳なくて...」と、異口同音に言っていた。母にはQの待ち受け画面のための写真を送ってほしいと頼んだ。
AのあとはBの試合。うちはAでレギュラーを張っている低学年の子が何人もいる。将来を見据えれば未来への大変な財産である。昨年のオレンジボール宮前大会の覇者でもある。結果は6:4の勝ち。4失点も味方失策やPBや内野安打の間の失点などが主だ。権謀術数を駆使して圧倒的な打力で失った4点ではない。
Bの試合はOgawa監督自らに「真ん中の面(メン)」をかぶっていただいた。
試合途中から雨がぎゃんぎゃん激しく降り出して、おいおいおい、マジかよ?ってなったけれど、試合中断までには至らず。最後には虹も出ちゃったりして。
Bの試合中はメンバーから外れた子たちが、雲梯(うんてい)に連なってピーチクパーチク賑やかな光景。Birdsだけに、「止まり木に止まった小鳥たち」のようだった(^-^)/
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