2014年4月2日水曜日

WはW優勝

宮前区少年野球の春が開幕し、そして先日閉幕となった。
毎年シーズン前に各球団チームでは、今年はどこが強いのか?という話題に花が咲くはずだ。昨年の新人戦や直近の練習試合、その他の情報などを織り交ぜて予想するんである。
高校生風の会話に仕立てるとこんな感じであろうか。

「今年はやっぱ有馬フレンズだべ」
「マジかっ。んなこたあ聞いたことねえぞ。やっぱサンダースじゃね?」
「ウッソお〜。アリコだっつーの」
「ブルアロも本気モードでヤバイっつーし」
「それ言うなら花フラだし」
「つーか、やっぱウルフじゃねっ?」
このウルフというチーム名が出たとたんに、皆軽く同意の色を顔に浮かべて押し黙るのであった。泣く子も黙る富士見台ウルフ少年野球クラブ。ウルフ、サンダースと言えば、近年の常勝軍団の呼称を欲しいままにしている。なにしろ「狼」と「稲妻」なんだから、恐いのは当たり前なのだ。翻って有馬の「友達」はいかにも暢気(のんき)なネーミングではある。筆者はこのチーム名大好きだけれどね(^-^)

さて春季大会の結果なんである。なんとなんと、常勝に輪をかけて本大会の部(6年生以下いわゆるAチーム)とジュニアの部(いわゆるBチーム)の両部門でW優勝を達成したのは、やはりウルフなんであった。WolfだけにW優勝、なんちゃって。おまけに最優秀行進賞も獲っている。ウルフの大御所、名将Ogasawara監督の成せるワザであろう。

トーナメント表での特筆は3位に食い込んだ宮崎台バーズ。おそらくスタッフたちは天国のTakahashiさんと共に旨い酒を酌み交わしたに違いない。是非川崎市大会に行っても健闘を祈る。有馬子供会の準優勝も噂どおりの強さを示したけれど、決勝でウルフに大差の完封負けにはプチびっくり。なぜならウルフはギリギリの僅差で勝ち抜くのが常で、1,2回戦ならともかく決勝でこれだけの圧勝をするのは珍しいのではなかろうか。昨年は1点差勝ちの試合が何度もあったと聞くし、フレンズが強かった頃の筆者の記憶でも同じ印象を持っている。点差をつけて優位にゲームを進めたけれど終わってみれば終盤に逆転負けという苦い想いがいくつもあった。ウルフのような接戦で僅差を制するチームというのは根っこの部分から本当に強いチームなのだろうと思うのである。
下は連盟HPに掲載のNishimura副事務局の力作ページである。
筆者連盟からネーム入りのキャップを拝受してるゆえ、連盟HPからの転載は勝手にやって良いと勝手に判断しちゃっているんであるからして、Nishimura氏の承諾なしに勝手に掲載するんである。もっともNishimuraさんにしても大いに載せちゃって下さいと笑顔で言うのが分っているからでもある。

さて、もうひとつ。
春季大会結果は朝日こども新聞に掲載されるんであった。ウチは朝日であるがさすがにこども新聞は購読していない。
朝オトナ新聞を読んで、日中仕事して、夜ブログ書くだけでいっぱいいっぱいなんである。

今日ある母からスマホで撮影した新聞の掲載写真が送られてきた。わざわざパノラマモードでの写真である。新聞掲載の記事や写真を無断でブログやHPに転載すると、本来著作権、所有権などに抵触するんであるが、首を洗って載せてしまうんである。
ちょっと話はそれるが、数年前に朝日の「中秋の名月」を巡る写真を大絶賛しこのブログに載せたのち、朝日新聞本社に掲載許可をメールで問い合わせた経緯がある。一介の個人が大新聞社と渡り合うのは痛快であったけれど、数度のメール応酬の末、結果はNGであった。載せる場合は写真を購入して下さい、とのことだった。
「月とスッポリ」2010年9月(クリックで当該ページへリンク)
朝読む新聞購読料を払い、日中の仕事は費用対効果の効率すこぶる悪し、夜は明日の米を買うのにどうしようと悩んでしまう筆者には、新聞社から写真を購入するような余裕はないんである。

高解像度で送ってもらったので、たぶん文字も判読できるはず。
興味のある関係者、父母たちはクリックすると拡大するので良かったらどーぞ、なんである(^-^)
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「恋するフォーチュンクッキー」

昔、筆者の息子の代だったか娘のそれだったかは定かではないが、小学校の卒業式のあとの謝恩会を近くのカラオケBOXでやったことがある。当時西城秀樹の豪邸のすぐ近くで、フレンズのお別れ会の二次会などにもよく使ったものだった。今はそのカラオケBOXもなくなり、ヒデキも病気療養のため引っ越してしまったけれど。

そんな謝恩会を彷彿とさせるようなカラオケ大会が、Queens会長Sohmaさんの発案で実現。有馬からほど近い港北ニュータウンのコート・ダジュール。かつてはここも有馬フレンズの夜の社交場だったこともある。子どもたちは春休み、もうすぐ中学生ゆえ皆で一堂に会する機会もこれからはそう多くはあるまい。
※余談ではある。かつて何度かカラオケBOXの設計をやったことがある。遮音性能を確保するために大変な工事費がかかるんである。壁のボードは通常の倍以上の複層貼り、中空構造を埋めるために中には遮音断熱材のグラスウールを充填し、コンクリートスラブまで壁を立ち上げる。天井内の給排気ダクトやちょっとした開口部にも細心の注意が必要なんである。音は空気を振動させることで伝導するので、この空気を遮断させることが肝要なんである。 カラオケBOXは遮音の世界なんであった。「謝恩会」だけに....。

前回記事のように、筆者は途中から遅れて参戦したんである。
自分は根っからのオンチと自認している。でもカラオケで気心の知れた連中とわいわい騒ぐのは大好きなんである。扉を開けて乱入するとわんわん、きゃぴきゃぴ、6年仲良し3人組が歌っていた。おお、いいぞいいぞ。

野球の道を選んだHinataは練習のため欠席、またYumiは筆者とほぼ入れ替わりに用事があって退席。総勢6人の6年生であった。

わざわざ筆者が来たというので、改めて全員で乾杯。そのあとKoshimizu監督とKasahara代表からマジメな話が....。
すでにオフレコではなくなったらしいので、一気に書いてしまっても良いのだが、この話はいずれもっと具現化してからのほうが良いだろうと思い、ここでは控えたい。
夢のあるとても素敵な計画なんである。川崎市の女子中学生による公式な(国がらみのNPO主導という意味で)女子軟式野球チームを起ち上げる計画なんである。いずれ話が進めばこの「晴耕雨読」でもバックアップ支援したい。

閑話休題。
仲良し3人組は相変わらずマイクを離さない。反してIchika、Ayano、Noeriはニコニコするだけで歌わないんである。大人の誰かが言った。
「おまえたち、ほら、ソロで歌えよ〜!スマホいじり禁止だぞー」
それでもステージに立つのはHiamri、Akari、Misakiの「かしまし娘」なんであった。

「Tさん、歌ってよー」
うーむ、ついに来たか。前述したように人前で歌を歌えるほどの器量は持ち合わせていない私なんである。でもやはり興が乗ればいっちゃうのは嫌いではない。
しかし、分ってはいたけれど、「好きな歌と、歌える歌は、必ずしも一致しない」。これは筆者が大昔に発見した永久不滅の定理なんである。
午前中はMacで仕事しながらiTunesで筆者独自チョイスによる「邦楽ベストソング」を聴いていた。おーし、Qのカラオケではプリプリの「M」にしよっと。筆者の旧姓はMakabe(真壁)なんである。そんな歌詞の内容が自分の青春時代の記憶と相まって、好きな歌のひとつなんである。鼻歌で歌えば中畑キヨシ的に絶好調なのだ。

「オンチだけど歌っちゃおっ!」
タラリラリラリン......♪いつも一緒にい〜たかあっ〜た♪となりで笑〜あってたかあった.....。
(あれっ?なんか違うぞ。プリプリじゃなく「つるの剛士」バージョンにしたのが間違いだったか?おかしいぞ、なんで歌えないんだ!ぎゅんぎゅん、どんどん音程が外れる一方だ。どーしよー、ヤベッ)冷や汗タラリ。久々にやっちまったか。
心の中で必死で修復を試みるも、最後まで元の軌道に戻るのは果たせなかった。
その瞬間、事件は起きた。
堅牢に造ったはずの壁にはミシミシひびが入り、軽量鉄骨造の天井は崩落し、コンクリートスラブ下地の床は大きく隆起し、あんぐりと地獄の口をぱっくり開けてしまったんである。パンドラの箱を開けてしまったと気がついた時はすでに遅し。Queensの面々は逃げ惑い、阿鼻叫喚の地獄絵図なんであった。
これでも本当は「M」ではなく、卒業記念にEXILEの「道」とか、好きな「ただ逢いたくて...」とかサザンの「希望の轍」とか達郎の「さよなら夏の日」とかいきものがかりの「ありがとう」とかとかを歌うつもりだったんである。もし身の程知らずにこれらを選曲していたら超弩級の核爆弾級の破壊力を発揮していたであろう。
そこそこ歌える「恋人たちも濡れる街角」とか無難に「氷雨」とか「居酒屋」で美人妻とデュエットしたりしてお茶を濁す算段にすべきだった。
もう一度言う。オンチにとっては、
「好きな歌と、歌える歌は、必ずしも一致しない」のだった。

それにしてもQueensのカラオケレベルは高い。筆者のレベルの低さを抜きにしても、皆本当にうまいんである。Kitamatsu父も若い頃はブイブイ言わせたであろう、歌がめちゃ上手いと聞き及んでいる。

特筆はMisaki母なんである。元プロ歌手なんであった。男ならじゅんじゅわーっと来るくらいの聞き惚れちゃう圧倒的な声量と歌唱力。天は二物を与えたもうたとはこのこと。噂には聞いていたが確かにこれは「ヤバイ」んである。
それとMisakiである。母のボーカルに合わせてダンスを披露。ダンスを習っているだけあって、楽しくて素晴らしいパフォーマンスのオンステージなんである。
因に下の写真。会長が右手に持っているのはマッチ棒ではない。
更にMurataコーチはデュエット魔なんであった(^-^)

最後のお開きにわらわらと子どもたち全員がステージに上がって来た。目が点になった。ナニナニどーしちゃったの?....スピーカーからは「ハッピバースデー、トゥーユー、.....ハッピバースデー、ディアKasaharaさん〜♪」なんであった。クラッカーがぱんぱん弾けた。筆者の事後取材網によって事の真相が判明。子どもたちが部屋を出て、たまたま通りかかった受付にクラッカーがあり、子どもらが自分のお小遣いでお金を出し合い購入、K代表の誕生日を祝おうと発案したんであった。極秘裏にこれを聞いたHimari母がそれならカラオケで「ハッピバースデー」の曲をかけたらど〜おと、助言。
素敵なサプライズであった。おそらくKasaharaさんはこのブログを読んでまたうるうる来ちゃってるに違いない(^-^)
主催の会長もご満悦の春の一日なんであった。


※後日談。
彼女たちは「恋するフォーチュンクッキー」を歌っていた。筆者AKBとかHKTとかTBSとかNTVとかWHOとかNATOとか北大西洋条約機構とかには全く興味がない。なぜならアイドルは子どもにしかみえないからだ。私はオトナの女性でないと.....。おっといけねえ、道を踏み外してしまうではないか。
しかし、その後TVCMなどで「♪恋〜いするフォーチューンクううキーい〜♪ヘイヘイヘ〜イ」を聴いてるうちに、アイドルには興味はないものの、なぜか頭の中でヘビロテになってしまっている自分がいた。
「ヤバイ」....あれはちょっとクセになるメロディーラインなんである。
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2014年3月30日日曜日

桜はどーよ?

まだまだもうちょいの感のある桜ではある、関東土曜の昼下がりの午後、村山杯の相手は中原区の「今井西町少年野球部」(敬称略)戦なんであった。

今週は前回ブログアップのあとは、連夜フレンズとQueensのマグネットボードの制作にかかりきりで、やっと金曜に完成したんである。そのボードを持ってうららかな春のグランドへ。このあと筆者は試合を途中抜け出しQueensの「6年生卒業懇親会」(?)へ参入となるのである。
皆にうんと自慢しちゃったのは言うまでもない。このマグネットボードに特化した記事はまたいずれなんである。

この「少年野球晴耕雨読Blog」の左欄に「にほんブログ村」というアイコンがある。おそらく日本で最大のブログランキングサイトなんである。総参加数75万ブログサイト。ブロガーたちはこぞってこれらのランキングサイトに登録してアクセス数を競い、ランキングの浮き沈みに一喜一憂しちゃうのだ。「少年野球」のカテゴリーでは今は全国で552サイトが参加登録。記事を見たユーザーは最後にこのアイコンをポチクリすると、このブログのランキングが1ポイント上昇するという仕組みなんである。筆者は「少年野球」と「野球コーチ」ブログのふたつにエントリーしている。
あまり昔ほど気にはしなくなったけれど、やはり上位にいれば嬉しくないわけがなく、また、むしろランキングよりも書き手のモチベーションアップの発奮材料になるので、今でもアイコンを浮かべているんであった。オリジナルでデザインしたアイコンがコレですね。
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このランキングでは左の欄にあるように小ブログは少年野球552サイト中いつも1位から5位くらいの上位に浮かんでいることが多い。ありがたし読者の皆様。m(_ _)m。しかし仕事が忙しくちょっとサボればたちまち下位に転落の憂き目に会うことになる。しかしこのブログはランキングのために書いてるわけではないので、ちゃ〜らあ♪へっちゃら〜♪なんである。
昨年から彗星のごとく現れて上位の常連になって当「晴耕雨読」と肩を並べることになったのが「今井西町少年野球部」さんなんである。相当な期間一位を独走していた。お隣の中原区で活躍しているチームなんであった。昨年も一度試合をやっているのだが、筆者は仕事でお会い出来ていない。
今日は試合途中で戦線離脱の予定の筆者、試合前にご挨拶に行った。
「有馬フレンズのTと申します。今井西町さんのブログを書いてらっしゃる方はどなたで.....?」
「あっ!テッシーさんですか?私、「晴耕雨読」のファンなんです!」
とおっしゃってくれたのは監督のSBYさんであった。若きイケメン監督さんとは知らなかった(^-^)おそらく昨年までHPを起ち上げて書いていたと思うのだけれど、監督の重責を全うするため、今年から別の方に執筆を任せているのではと想像する。最近の今井西町さんのHPを見るとそんな気がする。昨年と一昨年は大変な強豪でいくつもの冠を獲った実績があるのだった。チームOB4人が所属する西中原中学は全国制覇を達成したらしい。
うちだってかつては、フレンズOBのMiyataが東北高校で夏の甲子園決勝まで行ったんだかんね(^-^)
ベンチ横には面白いモノを発見。白い達磨さんなんである。詳しくはWebで(^-^)
また今井西町さんのブログでは人名をほぼ3文字の英文で略称する。「晴耕雨読」も最初の頃はそうしていた。監督さんはSBYさん、またはSBTさんかな?はてどんな名前か推測できるだろうか。ヒント「田伏」さんならTBSとなる。「秋葉」さんならAKB48なんである。

手元にスコアブックがないので詳報は書けない。ましてやこのあとQueensのほうへ行くので気もそぞろ、と言っては実もフタもないのだが、時間まで写真を撮りまくった。



Ohmoriスコアラーに「あとで結果だけメールちょうだい」と言い残し、わざわざ迎えに来てもらったQのKasaharaさんとSatoh父の運転でNoeri号の車中の人となったんであった。
のちにメールが来た。3:2のサヨナラ勝ちだった。ホッ。

さてこのあとはQueensの懇親会というか、慰労会というか、卒業式のあとの謝恩会のようなというか、Sohma会長のスポンサーで6年生を招いてのカラオケ大会なんであった。この話は次回である。
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これを書いたのは翌日曜日。
午後からはフレンズ花見大会の予定だったが雨にたたられたわけで、来週に持ち越しとなった。午前中は筆者はグランドへ行ってないのだが、Ohmoriオヤジからチョー面白い写真が送られてきた。実戦形式の練習で主審を務めたのはToyodaオヤジ。チョーイケメン選手TakutoとShohmaのとーちゃんである。公式戦の審判をやるたびに前夜は眠れないというほど緊張しいのマジメパパである。
たまたま主審用の大人のメンがなかったらしい。こともあろうに、いや、ナイスアイディアと言うべきか、なんとボールを入れるスーパーの買い物かごをメン替わりにしちゃっていたんであった。
腹を抱えてチョー笑えた(^-^)/
(※通勤途中の電車や会社の中でこれを見て、思わず声を出して笑ってしまい、女子高生や上司に睨まれても、筆者は責任を持たないのであしからず)
この下のコレをぽちくりすると、ランキングに反映される。そこで「今井西町少年野球部」さんのHPも載っているので、よろしかったらどーぞ(^-^)/
お帰りの際はまた、「晴耕雨読」をぽちくりでココへ戻る仕組みなんである。
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2014年3月24日月曜日

今年はどーよ?

鷺沼小ドームでの鷺沼ヤングホークスとの練習試合なんであった。
ヤングベンチは大将のKurosu監督はじめ、名参謀Ishikuraさん、28番Takahashiさん、Yamamotoコーチ、Kurashigeスコアラーの豪華布陣なんである。セレブなチームなので、きっと皆のご婦人方も豪華夫人に違いない(^-^)

先発ヤングホークス=若貴ならぬ若鷹=は主将でエースで4番のSaitohくん。伸びのある速球が武器だ。対するフレンズはHiroが足の不調を訴えて新4年のYuutaがマウンドに。途中からの継投はYがSashikiくん、FはKyou、Hiro。

初回裏Fはこのところ毎試合安打を連発しているRuiが塁に出て(ダジャレではない)、Kohkiのタイムリーで1点先取。更に2回には四球、犠打、失策がらみで2点目の2:0。昔のこのカードなら考えられない展開である。Meikaがいた頃などは初回から点差は開く一方で24対いくつで完敗みたいな、力の差は歴然なんであった。今日は3回表裏終わって2:2の同点なんて、まるで夢のようなもんである。若鷹軍団は格下相手に焦っただろうか。否。まだ序盤であった。ここからがYの猛攻なんであった。

筆者は2回までスコアラーを務め、あとはOhmori父に任せて戦場カメラマン。
特筆はYのKurashige君が凄かったんである。QueensのAyakaの兄。キャッチャーフライの守備範囲をサードから羽が生えたように飛んできてスライディングキャッチ、思わず「ナイスファイトッ!」と言ってしまった。打っては4の4安打、4本とも全て2塁打の大活躍なんであった。
5回には逆転され、最終回には一気に長短打で4失点。裏にはFは一点返すのがやっとだった。しかしその貴重な一点は横浜から入ったばかりのTaichiが放ったタイムリー。新入部員も確実に成長している。

Queensに触れなければなるまい。なぜならヤングは歴代Q戦士を輩出している名門だからだ。今年6年になる主軸を担うであろうSunao。愛称Suna。母譲りのモデル並みの八頭身美人Q姫なんである。この日は3の2安打1打点の大活躍。QのKoshimizu監督がこのブログを見ているならば、思わずニンマリしちゃうくらいの内容であった。
試合後はハニカミながらフレンズベンチへ筆者を訪ねてきてくれて、にっこり。きっと、Kitamatsu母に言われたに違いない。そんなところもさすがである。

Queensではスコアラーの重責を担うSunaママ。いざという時の有事の際に備えて、サブスコアラーを育成しちゃっていた。これホンマ大事なんである。一昨年から筆者も必死に育成講座を開講してフレンズの今がある。写真右がSashiki母、左がKurashige母。みんな頑張ってほしい。

結果は9:3の惨敗。
でもうちはいつも惨敗だったのにまだこの点差で済んだのが良しとするのか?
或いは、格下相手にこの点差の今年のヤングに、斜陽の翳りがあるのか?
今年を占う練習試合としても、とても面白い日曜のうららかな日であった。
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ブログのおじさん

がっつり仕事があって、そこへもって近しい親族に不幸があった。木曜金曜はほぼ終日そちらに身を置くことに。葬儀の参列は何度もあるものの、親族としての列席は久々だった。

土曜も仕事に追われたけれど、今日日曜は仕事のことは頭の中にシャッターを下し、一切考えないことにした。閉店ガラガラどっしゃんなんである。午前中は盟友鷺沼ヤングホークスとの練習試合なのだった。帰宅後、午後はさて仕事するか、どーするか。やはりシャッターはおろしたままにした。春季の決勝を観戦しに行ったコーチオヤジたちもいる。筆者はやること山積なのでビールを呑みながら野球関連の課題をこなすことにした。連盟のNishimuraさんからメールがあり、春季で宮崎台バーズがなんと3位に食い込み市大会出場が決定したとのこと。嬉しい限りである。文面には「Takahashiさんも天国できっと喜んでいるでしょう」と結んであった。

フレンズの野球マグネットボードの個々の写真編集。
Queensの同じくマグネットボードの写真編集。
やってるうちにふと、29日土曜の予定を思いだし、素晴らしい想い出を作ってくれた6年へのささやかな贈り物を思いつき、またMac作業を継続......。
結局ヤングとの練習試合のブログは膨大な写真をチョイスしただけでこと切れたんであった。毎度のことではあるけれど。

でもって今回はこの写真だけで。
試合途中でスコアラーをOhmori父に任せて、筆者はフレンズ・Queens広報として遊撃飛行開始。外野フェンス裏を回って本塁方向の写真を撮ろうと画策、センター付近に近づいたら...いたいたQueensのちっちゃき姫たちが。Ayaka、Yuriko、Kurenaの3人がノックを受けていた。筆者がカメラを向けるとYuriが気がついたらしく、すぐに二人へひそひそ伝える。
「ねえねえ、あれQueensのブログのおじさんじゃない?」
「ほんとだ、あれQueensのカメラのおじさんかも」
「でもでも、あれQueensの変なおじさんじゃないよね」
....なんて言っていたかどうかは分らない(^-^)
筆者、カメラ越しに遠くからピースサインをしたら満面の笑みで応えてくれた。
Queensとヤングホークスの将来を背負って立つ姫たちなんであった。昨年の名主将Himariも小さい頃はこんなんだったのだから(^-^)
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2014年3月20日木曜日

桜散る

2014春季大会、初戦、奇しくも誰かの引き合わせなのか、宮崎台バーズ戦なんである。

このブログではチーム名に「さん」付けはあえてしない。失礼は承知であるが、ブログ全体の文体スタイルを鑑みた際に筆者なりに出した答えなんである。但し、子どもの名前は身内である有馬フレンズと宮前Queensの子らは豪放磊落に呼び捨てにし、相手チームの子たちは「くん」または「ちゃん」または「○○選手」としている。あまり一本化出来てないこともあるけれど、基本これでいっちゃう「晴耕雨読」なんである。
あしからずなんであるm(_ _)m

宮崎台バーズについてはもう、このブログで書いているので、あえてTakahashiさんのことには触れないで書いていこうと思う。つい、湿っぽくなってしまうからだ。これは天国の氏にとっても望むところではないと察するからである。

さて、シートノックをするは、生前TakahashiさんがメールでKobayashi代表と共に尊敬していたOgawa監督である。(いかん。舌の根も乾かぬうちに早速Tさんに言及してしまった)2014年今年からは代表はKawataさんが就任した。

始球式があるんである、開幕第一試合には、少年野球といえどもだ。後援である朝日新聞社の方が、振りかぶって、えいやっ....と、.....ドンピシャのストライクだったかどうかはご想像にお任せしたい。

先発はBは絶対的エースで4番Saitsuくん、Fは新5年のRuiの投げ合いで始まった。Sくんはじめバーズの選手諸君の左袖には喪章が....。

初回裏Fは4番Hiroのタイムリーツーベースで幸先よく2点先取。
ところがなんである。2回表Bの攻撃時にFには立て続けに失策が出てしまいBの一安打にもかかわらずFは4失点。せめて同点で終わればその後の展開は変わっていたかもしれぬ。

4回表Bの攻撃。四球、盗塁、失策がらみで、Bは内野安打1本にもかかわらずこちらは3失点。相手チームの動揺に乗じてきっちり点を獲ったBをむしろ褒めるべきだろう。(Nishinakaコーチの後日談引用)
7:2の初回の2得点のみでフレンズは惨敗とまでいかなくとも惜敗というべきか。いや、惜敗というには点差がありすぎる。点差の5点分は失策の多さと詰めの甘さが露呈したのではないかと筆者分析。
あえて身びいきで特筆するならば、5年で5番で背番号5のYui。サードを守っていれば更に守備位置も5となるのだが捕手なんである。Yuiは3の2の2打点、3回に放ったライトオーバーの痛烈なツーベースには、これまでの暗澹たる気分を一気に払拭する気概があった。
写真を撮って気がついた。快打のあとはいつも彼はベース上でマイケルジャクソンの「パオッ!」みたいに無意識にポーズしちゃうんであった。本人はマジメで全く意識してないんであるが。

昨年はバーズに6戦6敗の完敗であった。でも今年はなんとか肉薄することが出来ると思えたのが収穫である。グリーンカップでは勝ったし、勝敗はどっちに転んでもおかしくない内容だったと思う。
バーズ、新代表Kawataさんが試合後ご挨拶にきた。負けたことは悔しいけれど筆者笑顔で、心からエールを送るつもりで「我々フレンズの分も、次、頑張って下さいね」

フレンズの春は桜まだ咲かぬうちに、桜散ってしまったんである。
次へ向かって、子どものみならず我々指導陣も精進するしかない。
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2014年3月18日火曜日

アベのミックス

松風スラッガーズのAbeさんからメールがあった。土曜日にフレンズと合同練習をしますと。お誘いいただけるとはチームとして大変ありがたいことである。筆者は仕事その他で、どーにもこーにもブルドッグ♪状態に陥り、楽しみにしていたこの日はやむなく不参加になってしまったんであった。

松風スラッガーズ。
筆者の息子がフレンズで野球をやり始めて、オヤジもずぶりと楽しく深く激しくのめり込んでしまった当時、確かスラッガーズは野川南台ブルーアローズ(現南野川ブルーアローズ)と統合して、松風ブルーアローズというチーム名で活動していた。数年後お互いに元の鞘に戻り現在に至る。そんな記憶が蘇る。どのチームにも大なり小なり艱難辛苦を乗り越えての今があるのだろう。

Abeちゃんである。
筆者は密かにこんなあだ名を考案。「5年連合艦隊司令長官」....「永遠のゼロ」を読み終わったせいだろうか。否、風貌からしてそんな感じなんである。5年連合に思いを架ける意気込みは、常人の知るところをはるかに凌駕している。昨年の宮前懇親会での「土下座」は決して単なるパフォーマンスではない。
筆者とは30周年記念誌以来のおつきあいだ。Higoさん夫妻は元気だろうか?Abeさんとは実はそれほど親交があったわけではない。でも周囲の人たちをみていればその人となりが分るというもの。初めて邂逅したあの正月の集団的突発的暴風雨的嵐の晩(!?)は、今となれば楽しい想い出だ。
5年連合の名監督として川崎ではその名を知らぬ者はいない。また審判員としても活動し、宮前懇親会などでも超人気者である。求心力のある人というのは、野球以前に総合的な人間的魅力を持ち合わせた人なのだろう。連盟のお歴々始め、我がフレンズのYanagisawa代表や各名門古豪チームの指導者はみなそうである。

梶ヶ谷小スタジアムに集合。Abeさんの仕切で練習開始。
実はこの日行けない筆者になり代わり、ブログのためにゴーストフォトグラファーに任命してOhmori母を写真班として派遣したんである。快諾した彼女はiPhoneでバンバン写真を送ってきた。まずはそれらがこれ。早朝練習前の風景。

Abeちゃんからのメールにはこんな一文が。「Abe特製煮込みうどん」を振る舞います、と。おそらく松風の伝統的風物詩的名物的うどん鍋なんであろうか。これ、みんなで俺も食いたかったなあ〜、と思う筆者。
アベノミクス効果で日本経済が活性化したのかどうかの真偽のほどはともかく、確実にこの「アベのミックス煮込みうどん」に、子どもも大人も冬の一日がホッとした想い出に刻まれたことに違いない。

特派員Ohmori母から、待望のスラッガーズ母たちの煮込みうどん供給写真が電送されてきた。筆者、仕事中にもかかわらず速攻メールを返す。
「松風母たち、みんな美人軍団じゃん!」

午後は場所を移動し、多摩川河川敷で練習試合。うちは公園清掃や土曜ということもあり、オヤジたちの参加が少なかったけれど、子どもも大人も楽しい一日を過ごせたようだ。松風スラッガーズのみなさん、Abeさんありがとうm(_ _)m

帰りの車で撮ったものだろう、2年生の紅一点Kurumiの可愛く居眠りこいちゃってる写真。近くQueens姫の一員に加えてもらうつもりだ。よく見てみるとこの写真....。
おお〜、首がほぼ90度に傾いているではないか。筆者自分もやってみた。
....。俺は45度にしか曲げられない。子どもはなんと柔らかいんだろうか。
(そこのアナタ、早速自分もやってますね?どーよ?)

「少年老い易く、学成り難し」ならぬ、
「少女睡魔に抵抗し難く、首曲がり易く」なんであった。
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