2014年9月22日月曜日

勝ち負けよりも

何はともあれこの一週間でブログネタ倉庫にまたしても在庫が山積みになってしまい、
ともすれば更新しなきゃの精神的重圧に押しつぶされそうになりながらも、
あろうことか今回はまた2日間のイベントや試合が目白押しで、
思いのほか撮りたまった写真の枚数だけでも国会図書館並みの容量を有し、
ややもすればその写真の束の下敷きになって息絶えてしまうかと思いきや、
とにもかくにも一週間前の試合分だけはやっとの思いで編集が終わり、
どうにかこうにかブログ本文を書き始めた今日このごろ、
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?

ブログ執筆には時系列的順番というものがあって、まずはこれから。
西有馬ドームでのSueki監督Nishinakaコーチ率いる、3年生以下のオレンジボール大会なんであった。強豪馬絹メイツ戦なんである。

1回裏にMが1点先制するとすかさず2回にはFも1得点、上々の滑り出し。先発はMはNemotoくん、Fは紅一点Kurumi。

しかし、2裏にはMが一気に4点を入れ勝ち越しに成功。伏兵9番Iwamoto君のタイムリーなどでメイツベンチ+ギャラリーは大盛り上がり大会。

FのマウンドはKurumiからフレンズきってのイケメンShohmaにスイッチ。この世の不幸と人類の犯した罪を一身に背負ったような顔をして登場する。真面目で可愛くてカッコいいShohma。先日はランニングではない正真正銘の柵超えホームランを放っている。
トヨケンオヤジは仕事で苦労しているが、Shohmaをジャニーズに入れれば将来は左ウチワ間違いない。飽くまでも内輪の話だが(^-^)

3回にはそのShohmaのタイムリーなどでFも3得点。5:4に肉薄する。
しかしその裏Mが1点取って突き放し結果、6:4での惜敗。オレンジボールでのスコアが6:4という数字はあっぱれ、なかなかのものである。
オレンジでは勝った負けたも良いのだが、もっと大事な目的がある。小さな子らにゲームが出来る機会を与え、野球を楽しみ好きになってもらうことが一番なんである。とりもなおさずそれが将来の野球人口を底辺から支えることになるからだ。
このへんの話はまたいずれ....。


ドームのバックネット裏本部席では連盟裏方の至宝、九州男児のオヤジが二人戦況を見つめていた。NishimuraさんとNishiharaさん、通称2460、2480の西西コンビ。
連盟Web広報部長でもあるNishimuraさんが記事を書く宮少連HPでは、最近FaceBook的ブログ的様相を帯びて来て、2,3行に込められた少年野球愛への讃歌は必見なんである。

今日はこれで終わらないから苦労しちゃうんであるところの筆者、午後は多摩川丸子橋での松風スラッガーズとの練習試合である。5年生以下のいわゆるBチーム戦。SはKurokiくん、FはRuiのマウンドだ。単身赴任の宇都宮から一時帰国のIharaオヤジや、最近入部の1年生YohjiのYamamotoオヤジも参戦。

1,2回でのFの攻撃では四球を足がかりに長短打4本のヒットで合計8得点。

しかし息を潜めていたかのように一気に底力を発揮し始めたスラッガーズ打線。一気に4本の集中打を放ち3点を返す。

だが終わってみればSの猛攻時既に遅し、5回にはFが更に4点を追加し12:3でFの圧勝。しかしSの集中打はお見事であった。
一塁塁審はRuiのオヤジOhshiro、三塁はIhara、途中から三塁についたのはアベちゃんことAbeさん。5年連合の宮前クラブJr監督でもある。
下の写真の右上を見てほしい。PHで打席に入ったフレンズのガキ大将(ラーメンじゃないよ)、Tomokiのバッティング。普段からバットをすくいあげる振りを直せないのである。入部以来すでに筆者も含めてあらゆるコーチが100万回は注意指導したのであるが、全く意に介せず、聞く耳持たずいまだにこれである。この日はこともあろうにバットの先端を地面に叩き付けての究極の文字通りゴルフスィング的バットスィング。これでツーベースヒットを打ったものだから益々始末に負えない。ギャラリーは大笑いであったが(^-^)

まだまだ倉庫には在庫がある。しかもこれに追い打ちをかけるように明日はまた試合なんであった。
一応現在の在庫状況を確認しておこうか。Macのデスクトップに「ブログ待ち」というフォルダがある。この中にある各イベントごとのフォルダは全5個。5個のフォルダ内にはおよそ470枚860MBの写真が眠っている。そのうちの一個は本日めでたく出荷出来ちゃった。
と、ここで4個に減ったと思いきや明日はまた一個増えるから結局「行って来い」なんであった。左側はこのブログの今書いてる原稿画面なんである。
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2014年9月17日水曜日

渾然一体の一枚岩

「本日晴天なれど、濤高し」(司馬遼太郎「坂の上の雲」から引用)
日本海大海戦。ロシアのバルチック艦隊を迎え撃つ当時の日本帝国海軍のように、宮前連合艦隊はすでに着々とその力を増強しつつあるんであった。
※とりあえず言っておくけれど、筆者、戦争小説・戦争映画大好きなれど、人や動物の命を奪う行為は死ぬほど大嫌いである。

そのヤンキースJrとQueensが練習試合を行った。会場はトトロの森第四公園ドーム。
やっと少年野球「晴耕雨読」写真編纂事業部が夜を徹して編集を終え、デスクの筆者が筆を執る段階になった。明日の朝刊に間に合えば良いのだが。

今年はQueens広報として去年ほど仕事をしておらず、忸怩たる思いを抱えていたのであった。その罪滅ぼしとしてQ姫の今年の先発メンバーをご紹介申し上げたいんである。
1Fuuko (主将SS)
2Juri(3)
3Yuma(5)
4Nozomi(2)
5Sunao(1)
6Marin(8)
7Misuzu(4)
8Natsuki(7)
9Ayano(9)
中には去年まで砂遊びしてたような幼い子も含まれる。グランドスラム3大会制覇した昨年があまりに強かったせいもあり、今年は経験の浅い子もいるのだった。しかし監督のKoshimizuさんはこの子らを信じて寝る間も惜しみ日々指導に精を出すのであった。その監督、コーチングスタッフの熱い思いに応えるべくQ姫も努力してほしいのである。
以下Qの先発メンバー。去年同様、やっぱり女子の健気にプレーする姿は可愛いものだ。


対するはY連合軍ベンチ。Q代表のKasaharaさんはY軍のそれも兼ねている。
因にスコアラーはフォルコンズから選出の、QのSuna母に負けないくらい美人スコアラーのNoguchi母。

ここからはYもQもシャッフルして写真記事を。



Q姫たちは泣いても笑っても、負けても勝っても、笑顔の絶えないチームなんである。

第二回戦。試合前の整列にカメラを向けるとニッコリのQの女子。
以下、少年野球「晴耕雨読」写真編纂事業部が厳選し編集した写真を列挙しちゃう。



試合結果はY軍の圧勝、当然の帰結である。しかし点差以上にQの選手たちの今後の奮起を期待したい。女子野球はこれからが本番である。

ここからは番外編なんである。
午後はYもQも渾然一体合同練習となった。ノッカーが5班に分かれてそれぞれに熱いノックを打つ。筆者もノッカーとしての若い頃の血が騒ぎノックしたかったけれど、いかんせん指2本の怪我がありーの、従軍記者としてのカメラを背負った責務がありーので、グランドをもそもそ徘徊するのであった。

Kasahara代表の写真掲載には細心の注意が必要だ。ちょっとでも妙なものを載せようものなら「ヤダヤダ」とクレームがつき兼ねない。なので他のノッカーは1,2枚撮っておしまいだが、Kさんのそれは10枚ほど撮影しベストのものをチョイス。
「K代表Queensへの怒りのノック」
........なかなかやるじゃんKさん。
かつては宮崎モンスターズの監督や連合監督も歴任したご仁なんであった(^-^)/

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2014年9月16日火曜日

第四トトロの森

久々のQueensなんである。

宮前連合艦隊第5聯隊Hirata艦長率いる「ヤンキースJr艦」が、開戦前の演習として我が軍の宮前特別編成による「Queens艦」との戦いに挑んだんであった。

2回戦を消化した。Y艦の砲撃はことごとくQ艦の心臓部に命中し、Qは撃沈の憂き目にあう結果となった。

このへんのブログは「晴耕雨読」写真編纂事業部の怠慢により、まだまだなんである。

しかし第四公園ドームに来るたびに目にする光景がある。
純真な心を持った子どもにしか見えない、世俗にまみれたオトナには見ることができない「トトロ」がひょっこり顔を見せるんである。
て、ことは筆者はまだガキなんであろうか?

ほれ、その証拠がこれ。

更に筆者の大好きな猫バスまで姿を見せてくれたんであった。
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宮前連合艦隊発進!

「天高く馬肥ゆる秋」(上の写真は先日撮った仕事場の窓からのワンショット)

2014宮前少年野球の川崎市秋季大会に向けて、連合チームが本格始動なんである。
今年は単独チームでの出場がなんと宮前から5チーム選出されたんである。それ以外のメンバーから宮前の精鋭たちが選出されて、更に連合国軍を結成しちゃうのだ。

泣く子も黙る6年連合川崎最強「宮前クラブ」名将Matsui監督。スコアラーは超ベテラン名スコアラーのTsudaさん.....。いや向丘サンダースも単独選出なんであった。果たしてどちらの参謀になるのか?

更に6年連合「宮前ヤンキース」監督は水沢ライナーズのTsuboiさん。
もう一発6年連合「宮前レジェンド」は有馬子ども会のYakabe監督。

これらに続き5年連合「宮前クラブJr」は松風のAbe監督。通称「Abeちゃん」の熱血名将連合艦隊総司令長官なんである。個人的には非常に気になっているわけで。
そして5年連合「宮前ヤンキースJr」は、近年快挙を成し遂げた若き監督Hirataさん。
ここにはフレンズから前代未聞の6名の選手が選ばれて参戦するのであった。長年苦汁を飲み低迷飛行を続けてきたFにとってはこれも快挙なんである。

その縁あってか、筆者は連合的には部外者ではあったけれど、Satohさんからお声がかかりこの「宮前ヤンキースJr」の決起会に参加したわけで。今回はその模様を写真でサックリいきたい。
場所は有馬方面のファミレス。フレンズとフレンズ以外の子どもらが同じテーブルについて楽しそうにしてる光景を目の当たりにするのは実に気分のいいものだ。今日はテレビゲーム禁止令が出ていたようであった。
乾杯〜!

監督のHirataさんからスピーチ。水を打ったように父母も子どもらも真剣に耳を傾けている。
ところでこのHirata監督。会うたびにいつも思うのだが、直木賞作家の石田衣良に似てはいまいか。筆者の大好きな「池袋ウェストゲートパーク」の作家である。ちょいと写真を載せておこうか。

さて言い訳を挟んでおきたい。ブログ写真はさんざん撮って来たのに、飲食店内照明でのそれはいつも失敗作が多いのである。露出とシャッタースピードのバランスがオートモードではうまく合致しないわけで。己のカメラの未熟さを露呈しちゃうのだ。相当枚数撮ったのであるけれど、ほとんどが「ブレ、ボケ」なんである。フラッシュを焚いての撮影は筆者の好みではないし。なんとか窮地を免れてそこそこ撮れた写真だけをアップする。申し訳ないけれど、他のほとんどはムンクの「叫び」的な写真になってしまったのであるからして、それを載せると、特に母たちから非難の砲撃を喰らうのは火を見るよりも明らかだから、不本意ながら没にした。

監督Hirata、29番Satoh、28番Ohtsuka、スコアラーはダブル体制でNoguchi母とOgawa父の各氏。厳しくも楽しく連合を頑張って欲しい。


そろそろお開きである。ベテランSatohさんの音頭で締めに入った。

たまたま「宮前ヤンキースJr」に参加したのでアップしたのだったが、他の連合チームでも熱いムードで盛り上がっているに違いないと察する。昨年苦杯を舐めたAbeさんの5年連合や、レジェンド、Hiroのいるクラブのほうも気になる。
いっそのこと、この時季はフレンズを脱退して連盟Web広報課長としてあちこちのチームを遊撃してみたいと夢想することもある。ちなみに連盟Web広報部長はNishimura氏。連盟HPは今年、フェイスブック的な変貌を遂げつつあり、時折「人物評伝」的な記事が挿入されるに至った。こちらも宮前の「今」を知るには必見なんである。
宮前区少年野球連盟HP

最後は勝利を誓ってのスクラムを組んだ。チームの垣根を越えて。
ヤンキースJrのみならず、単独、連合全員一眼となって頑張ってほしい(^-^)

※このあと店を出た筆者は、花フラ代表Saitohさんに後ろから麻袋を頭からかぶせられていつのまにか拉致され、気がつけば宮前平の酒がある拘置所、別名「連盟夜の社交室」「花フラ夜の部室」「スナックまこと」こと、Saitoh酒店に監禁され、チームの垣根を越えて野郎どもと楽しい一夜を過ごすことになったんである。Hirata監督は朝まで拉致監禁されたそうな(^-^)

このあとのQueens関連、オレンジ関連etcブログは週が明けて粛々と書く予定である。
但し明日から鎌倉のペットショップの仕事が決まるやもしれず、筆は遅々として進まずかもしれないのであるからして、期待しないでお待ち下され(^-^)

※PS.今ブログアップのボタンを押そうとしたら、LINEで連絡あり。
Tsudaさんはクラブでのスコアラーではなく、単独チームサンダースに帯同するそうな。
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2014年9月11日木曜日

記録・記憶・心

久々にフレンズや少年野球以外の話なんである。映画のことである。

年間通じて映画館に足を運びロードショーを観に行くことがとんとなくなって久しい。久しいどころか、筆者の記憶が確かならば、「ET」か「冷静と情熱のあいだ」あたりから観に行ったことがないから、大昔の彼方になってしまった。映画好きを標榜するくせにどうにも情けないことである。代わりに数年前からTSUTAYA DISCUSに入り、ネットで注文し、延滞料金もかからないし超便利になっちゃったんである。数ヶ月間も注文しないこともあれば、一週間に4本観ちゃうこともある。

今年は仕事と野球とブログの間隙を縫って、こっそり観たDVD映画は9月までに26本。TSUTAYA DISCUSでは1ヶ月に4本までのプランなので、そこそこ観たことになる。ただ家にあるすでに何十回も観たDVD「AKIRA」や「ブレードランナー」などもその間に観ているのであるが。

今日「有馬LINEフレンズ」のグループでトークしていたら、Ohmori父から映画を紹介された。「きみに読む物語」というもの。早速TSUTAYA DISCUSで予約。ついでに今年の26本のタイトル振り返ってみた。一度借りたのにもかかわらず、二度借りる愚挙は昔は数知れない。なので昨年から一度借りたらリストアップしている。その中で記録には残っているが記憶には残っていない映画を頭から削除し、記録よりも記憶に残った数本がこれ。
「エリジウム」「凶悪」「さよなら渓谷」「永遠の0」「アナと雪の女王」「ゼログラビティー」そして最近観た「LIFE!」.....「そして父になる」「ミッドナイトガイズ」も良かったがあえて外した。

「ゼログラビティー」は全編通して宇宙空間での遭難の話。登場人物はほぼ二人。その一人が筆者の「壮年の理想の男」である憧れのジョージ・クルーニー。あんな男になりたいものである。元々宇宙好きだし極限状態の人間ドラマ的な話も好きだし、超リアルなCG映像はうっとりするくらい素晴らしいもので、たぶんまた観ることになるだろう。

「LIFE!」は楽しかった。妄想と現実が撹拌されていつのまにか現実世界で快挙を成し遂げる中年男に拍手。この手の中年男頑張れ的、ジジイになっても夢を捨てるな的な映画や小説は数多(あまた)あるけれど、これはなかなかに爽快であった。

「凶悪」はリリーフランキーの怪優ぶりが秀逸、「さよなら渓谷」は真木ようこの陰のある妖艶な女っぷりにやられてしまい、「永遠の0」は原作を読んでほぼ忠実に描いていたけれど、最後に原作にはないシーンをうまく挿入し良かった。日本のCG技術も捨てたものではない。

つまらなかったのはリメイク版「キャリー」、「二流小説家」、好きな俳優なのにロバート・デニーロ主演の「エグザイル」など大多数。「キリングゲーム」は悪くなかったけれど。

古くとも感動的な映画はごまんとあるだろうけれど、つい新作のほうへ触手が伸びてしまう。CGを駆使したハリウッド映画は文句無く面白く大好きだけれど、記憶には残るけれど心には残らないものが多い。
記録よりも記憶。記憶よりも「心に残る」映画や小説を求めてやまないのだった。

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