2015年12月6日日曜日

輪と和と円

年末の忙しさに拍車をかけるように、今日土曜日はチームの諸々があって午前中愛馬のボロ原チャリに鞭を入れて有馬ドームに急行、慌ただしく5,6人の父母らと個別に打合や撮影や会談や密談や猥談を交わしたんであった。

午後は無料のAmazonMusicで好きな音楽を聴きながら仕事を粛々とこなし、合間に6年送る会に手渡す色紙に貼る顔写真シールを印刷。(前回ブログ参照)
更に夜はコーチから6年生10人へ送る色紙のカードを書く。一人ひとりの顔を思い浮かべながら書くわけなんであるが、それぞれは短い文章とはいえ、毎年ブログ1本書いたくらいにエネルギーを消耗するんである。

ようやく書き終えて10人分のカードをざっくり並べてみた。
ん、これって、....。
おもむろにもう一度円形になるように並べ変えてみたんである。

下位打線からでも必死に上位打線へ繋ぐ。
繋ぐ。それはチームの輪であり、チームの和でもあった。円という図形は輪や和を具現化する唯一無二の最高の記号である。
上から俯瞰すれば、それはまるで試合前の選手が円陣を組んだ姿と重なると想起するのは、よもや筆者だけではあるまい。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ

2015年12月5日土曜日

お嘆きの読者諸兄へ

今日のTVでちょっと面白いことを見聞きしたんである。
旅客機の「ハイジャック」事件というのがある。このハイジャックの語源がおもしろい。
昔アメリカで、クルマに乗っている他人に「Hi!Jack!」つまり「ハ〜イ!ジャック!」と親しげに呼びかけて、「...えっ?俺ジャックじゃねえし....」と戸惑っている隙に、犯人は彼を引きずりおろし、まんまとクルマに乗りこみ逃走する犯行が流行ったのだそうだ。それ以来乗り物を乗っ取ることを「ハイジャック」と言うようになったらしい。(Jack=狩り)ということもあって諸説紛々あるらしいが...。
日本においては「Hi」と「High」(高い=空)が混同されて、航空機の乗っ取りを「ハイジャック」と言うようになったんである。いわゆる和製英語。だからバスの場合は「バスジャック」、タレントが一日中TV局に出るのを「番組ジャック」なんて言ったりするわけで。アメリカでは航空機の乗っ取りは「スカイジャック」と言うのだそうだ。

そこで筆者はあらぬ想像を巡らせてしまったのだった。
最初にアメリカでクルマを乗っ取られたのが男ではなく、女であったなら、と...。
きっと犯人野郎は「ハ〜イ!メアリー!」とかなんとか言ったに違いないんであろうと。さすればその後の事件報道の行方は如何に。
『日航ジャンボ機、ハイメアリーされる!』
『果たしてハイメアリー犯人の目的は?』
『ハイメアリーされた乗客の安否やいかに』
なんとも緊迫感のないニュースになってしまうんである。

TVで思い出したのが昔結構人気のあった日本酒のTVCM。
「近頃辛口の酒がなくなったと、お嘆きの貴兄....」黄桜か松竹梅だったかな?
少年野球「晴耕雨読」BLOGの筆者に言わせれば、
「近頃「晴耕雨読」の更新がなくなったと、お嘆きの読者諸兄.....」
なんである。

11月22日のサンダース戦から、野球ブログネタは4件ほど倉庫に眠ったままなんであった。しかし年末のこの時季日中は仕事も詰まっているし、それ以上に夜はフレンズ+Queens関連のやることが多く、なかなかブログまで余裕がないんである。明日はQueens記念誌打合の日だが何も成果物が出せず欠席、てゆーか仕事で行けない。
言い訳するわけではないが筆者なにも、ここ数日ハワイのワイキキビーチでシャンパン片手にデッキチェアに寝そべり、美女のビキニ姿に鼻の下をびろんびろんに伸ばしていたわけではないことはお察しいただきたのである。

「年間成績表冊子2015版特別編集ディレクターズカット」をやっと完成しネットのプリントパックに発注し終え、ここ数日夜な夜な作ったのは、12/20に開催の「6年生送る会」で手渡す色紙に貼る個々の顔写真のシールであった。10人の卒業生に加えて監督コーチや5年以下の在校生の分もあるから、膨大なんである。膨大と言っても針小棒大ではないし、ましてや鶏口牛後(けいこうぎゅうご)でもなければ竜頭蛇尾であるはずもないから注意を要する。

今年1年間この子らは実によく頑張った。
このフレンズ魂DNAを来年も継承してもらいたいと思うのは筆者だけではあるまい。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ

2015年11月30日月曜日

親は子に、子は親に

さて、宮前ヤンキース連合の祝勝会兼解散式(後編)なんであった。後編であって全編ではないところがミソなんである。

前回触れたように撮った写真をそのまま掲載することに若干の後ろめたさを感じるものの、煩雑な手を加えず生のまま載せることで精神的肉体的苦痛を緩和出来ているので、いっそこのまま走っちゃうかと思う今日この頃なんである。
しかし、冗長なブログになりかねないので、そのまんま的写真掲載枚数は30枚以内と決めた。
24枚一気呵成に掲載しちゃう。

こんなふうに写真を掲載するのはほとんど多くの方々の賛成・賛同・協賛・協力・協調・共鳴を得ての掲載なんである。法的にも許される範囲であることはヘビロテ読者賢者ならばお分かりのはず。しかしながら個人情報保護法案遵守の観点から、少数派と言えお気に召さない向きもあろうかと推察、類推するんであることも事実。どうかお許しあれ。

恒例各家庭がステージに登壇してスピーチ。万が一漏れがあったならば、深謝。




希代のエンターテナー、Motegiさんの破顔一笑。
引き続きステージにスポットライトを向ける。










いよいよ終盤戦。野球で言うなら9回表の攻撃。オンワードの会場を時間で借りている関係で、特別延長戦は許されないんである。
監督ベンチスタッフの挨拶。
更になんと記念品贈呈まで企画されていたんであった。筆者も大好きな赤ワインにオリジナルラベルを貼ったものであった。
筆者も拝受したのであった。贈呈役は責任者として連盟から任命されたNishiharaさん。これもサプライズ的ハプニング的受け狙い的、楽しい演出で無理矢理「ハゲヅラ」を被らされるんであった。これがまたどうして、実にお似合いなんである。むしろこのまま実写版「サザエさん」の波平役に扮してもおかしくないくらいだった。
筆者もこれを被っても良かったのだが、筆者が装着しても使用前と使用後の区別がつかないであろうと確信するのでやめた。

最後は「♪さあ〜行きましょう→」「♪さあ〜行きましょう〜ぉっ↗」
応援団長Iharaオヤジの音頭で締めを。




お開きのあと、親たちが手を組んでトンネルを作り始めた。それを子らがくぐり抜ける例のパフォーマンス。しかしこれは普通下級生が作って卒業生が通るのがパターンではないだろうか。それを親たちがやったことに筆者は感銘を受けた。

自分が親として少年野球に関わったときには、こんなに素晴らしい経験をさせてくれた子どもに感謝したものだった。息子娘に面と向かって言葉に出して言ったことはないが。子どもが野球(他のスポーツでも然り)を選ばなくてTVゲームに夢中な小学生のままだったなら、今の私はなかったろうし、この少年野球「晴耕雨読」も当然存在していない。

反して、こうした親のトンネルを見ていたら、それはまるで子どもの行く道に降り掛かる災害や天変地異を守ろうとする、親の大きな庇護、いわば「庇護のトンネル」に思えてきたんであった。
そういう意味では、子どもたちに言いたい。照れくさいならば言葉に出さなくてもいいから、ココロで「親に感謝しろよ」と。
キミ一人のチカラで大きくなったわけではない。大好きな野球が今こうして出来ているのはキミの親たちの愛情があったからに他ならない。
なんだか、美辞麗句を並べた歯の浮くような文言になっちゃったけれど、
言葉の体裁はともかく、それはきっと事実なんであるから。
「親は子に、子は親に」互いに感謝の気持ちを持ちつつ。
異論はあるかもしれないが、これは19年前からの筆者の持論なんである。

にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ

2015年11月29日日曜日

涙の理由

さて、宮前ヤンキース連合の祝勝会兼解散式(前編)なんであった。前編であって全編ではないところがミソなんである。

これは今に始まったことではないけれど、ブログの性質上、最新投稿が皆様の画面の一番上に表出し、過去の記事はその下に現れるわけで、すると毎日見ているわけではない読者にとっては、時系列的には初めにリアルタイム的な文章を読み、次に過去の文章を読むことになるはずなんである。まるで最初にネタばらしをしてから次に手品を披露するようなものなんである。なので一週間に一度くらいの頻度にて小ブログをご覧の方には、まず前回読んだところまで遡っていただき、そこから上にじゅんぐりじゅんぐり、正々粛々と読み進めることをおすすめしたいんである。

写真編集は最近とんとやらなくなってしまった。生のまま膨大な写真量をアップすることに一抹の罪悪感を感じつつも、カラダと脳が慣れ始め楽チンになってしまった事実は否めない。まるでおんぼろアパートからタワーマンションに引っ越したあとは、再びアパート暮らしに戻るのが億劫になるようなものなんである。

と、言うわけで「宮前ヤンキース連合の祝勝会兼解散式(前編)なんであった。」
写真+ひと言コメントだけで勘弁願いたい。筆者にも個人的自由の裁量権を与えてほしいんである。
前置きが長いのはこのブログの常である。

宮前ヤンキース祝勝会を大々的に盛り上げたのは、もちろん子どもたちの頑張りがあって、監督Satoh始めベンチスタッフの努力、父母たち応援の支えがあってこその、成果があって優勝したからに他ならない。それにしてもこの二人の水面下での努力は特筆に値する。
MotegiさんとUeshimaさんである。




いきなりのDVD上映での選手入場なんであった。
乾杯音頭は今年筆者が人命救助を行ったNishihara氏。このへんのいきさつは本人の名誉のため、ここでは詳しくは語らない。(と、言いつつ暴露しちゃいたい衝動に駆られる自分がいるんであるが...)

来賓から連盟副会長Ogasawaraさんのご挨拶。(筆者も来賓だったとは思いもよらなんだ。自分は連盟広報として出席したつもりだったが、でも有馬フレンズの名代としての認識もなかったわけではないから、確かにそれは正解であった)
さすがは名将監督、実に感銘のあるスピーチであった。拍手が巻き起こる。

試合のビデオ動画も披露された。作者はフォルコンズOhtsukaさん。OMピクチャーズの主宰者である。ぎゅんぎゅん見入る子どもたちと父母。
例によって各テーブルを激写せんと彷徨・徘徊・迷走する筆者。









大会でゲットした楯などをジャンケンで奪取するのは、各チームの6年お別れ会での定番であろうかと推察する。29番Inoueコーチが子らと真剣勝負。

DVD上映会なんである。作者Ueshimaさんはこの2週間Englandへ海外出張、その間トラファルガー広場で鳩に餌をやる余裕もなく、毎晩会社が借り上げたロンドン(?)のアパートメントハウスでMacと格闘しつつ作り上げた力作なんであった。その間筆者とも何度かメールでやり取りし数枚の写真提供なんかをやったんである。その卓越したセンスと情熱には脱帽なんであった。


筆者は例によって鼠小憎のごとく暗闇の中を暗躍す。さすがに手ぬぐいを頭にかぶり鼻に引っかけてはいないけれど。幾人もの母たちの目には涙が浮かび、やがてとろりと頬を伝う光を見逃さなかった。
涙の理由は、腹を痛めて産んだ我が子の成長に感動すると同時に、このチームで子どももオトナも一枚岩となって頑張った人と人の絆に思いを馳せたからであろうか。これはおそらく、いや間違いなく、ヤンキースだけではなく、クラブの父母やスタッフにも同じ事が言えると思うし、更に言えば宮前各チーム個々に於いてもそれぞれの悲喜こもごもがあるはず。勝ち負けよりももっとナニか大事なものがある少年野球。いや野球でなくとも子どもの他のスポーツに携わる者として共通の思いなんでろうと思うんである。

毎度ながら写真中、本人の本意ではない顔を撮られてしまって忸怩たる気分になっている女性がいたらスンマソン、なんである。許されたし。これでもかなりワンシーン数枚撮った中からベストと思われる1枚をチョイスしているわけで。







全編ではなく前編。
次回、仕事の関係上いつになるか定かではないけれど、鋭意「後編」をアップの予定。
....なんである。
にほんブログ村 野球ブログ 少年野球へ
にほんブログ村

少年野球 ブログランキングへ