2015年12月7日月曜日

北へ南へ

頭の抽き出し(抽斗)の中には、何色もの文章という名の色鉛筆が立錐の余地なくギシリと詰まっているのだけれど、今日のブログは、今度こそ簡潔に行くとココロに決めたんである。数本の色鉛筆だけを抜き取り描画しようと思うんである。ご期待を裏切ってでもココロを鬼にして敢行しちゃうのだ。今は他に諸々やることが多すぎるので仕方がないと自分に言い聞かせてみる。
たぶん出来るだろう、今度こそ。トランポリンで成層圏までジャンプするよりは簡単だろうが、水筒1本でタクラマカン砂漠を縦断するよりは困難かもしれない。

数日間の試合を記しておく。
11/22北部大会、向丘サンダース戦。
今年一年試合出場機会に恵まれなかったBuntaとIkuto。そのぶんのストレスを解き放つようにフルスィング。

写真の数は、アメリカの年間穀物生産量の粒の数ほどあるが、今日はこれだけね。
QのAyanoももうすぐ卒業だ。


11/28南部リーグオールスター戦。北部大会から南部リーグへ南下するんである。
「東へ西へ」は井上陽水、「ニシへヒガシへ」はミスチルなんであるが、「晴耕雨読」は「北へ南へ」なんであった。
鷺沼ヤングホークスKurosu監督、主審でベンチ入りの連合監督Abeさん、ブルアロ監督Yoshidaさん、フォルコンズ事務局兼宮前ヤンキース功労賞のUeshimaさん、と、こちらもオールスターなんであった。


おっといけねえ、うっかり八兵衛だった。遡って11/23の南部Bヤング戦は西有馬ドーム。ヤングB監督はSashikiさん。試合前しばらく談笑。



このあと、有馬ドームへ凱旋し今度は北部大会、中原区の今井西町少年野球部戦なんであった。この時季慣例の、寒冷のグランドでの母会開催。送る会に向けて、或いは来季の役員選出などで母もいろいろ大変なんである。

今井西町さんはこのブログが参加している人気ランキングサイト「にほんブログ村」でもご一緒させてもらっている。少年野球ブログ全国500数十サイト中、常に上位にランクインしている。中原区ではこの時季の新人戦に勝ったチームが、来春の高円宮賜に繋がる杯川崎大会に出場出来るんである。勢い熱が入ろうというものだ。今井西町さんがこの難関を突破したんである。是非そのもっと上を目指して頑張ってほしい。
昨年河川敷で指導陣の方たちと話をしたんであったが、この日も試合後コーチの若いお一人と煙草談笑。この「晴耕雨読」ブログをShibuya監督さん始めチームでも読んでいただいてるとのこと。コーチ氏は筆者に恐縮しておられたが、むしろこちらこそ感謝、深謝なんであった。


11/29は北部大会A決勝、VS馬絹メイツ戦である。
フレンズの劇的な....かつ....メイツの素晴らしい熱い.....闘いなんであった。
昨年の新人戦「ウルフVSフレンズ」のような試合なんであった。この日のメイツはあの日のフレンズのようだった。
しかし、今日はこれまで。
これ以上頑張ると益々ハゲが増し、ついには頭蓋骨まで薄くなり脳味噌まで透けて見えてくるはずなんであるからして、このへんでやめとこ。
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2015年12月6日日曜日

輪と和と円

年末の忙しさに拍車をかけるように、今日土曜日はチームの諸々があって午前中愛馬のボロ原チャリに鞭を入れて有馬ドームに急行、慌ただしく5,6人の父母らと個別に打合や撮影や会談や密談や猥談を交わしたんであった。

午後は無料のAmazonMusicで好きな音楽を聴きながら仕事を粛々とこなし、合間に6年送る会に手渡す色紙に貼る顔写真シールを印刷。(前回ブログ参照)
更に夜はコーチから6年生10人へ送る色紙のカードを書く。一人ひとりの顔を思い浮かべながら書くわけなんであるが、それぞれは短い文章とはいえ、毎年ブログ1本書いたくらいにエネルギーを消耗するんである。

ようやく書き終えて10人分のカードをざっくり並べてみた。
ん、これって、....。
おもむろにもう一度円形になるように並べ変えてみたんである。

下位打線からでも必死に上位打線へ繋ぐ。
繋ぐ。それはチームの輪であり、チームの和でもあった。円という図形は輪や和を具現化する唯一無二の最高の記号である。
上から俯瞰すれば、それはまるで試合前の選手が円陣を組んだ姿と重なると想起するのは、よもや筆者だけではあるまい。

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2015年12月5日土曜日

お嘆きの読者諸兄へ

今日のTVでちょっと面白いことを見聞きしたんである。
旅客機の「ハイジャック」事件というのがある。このハイジャックの語源がおもしろい。
昔アメリカで、クルマに乗っている他人に「Hi!Jack!」つまり「ハ〜イ!ジャック!」と親しげに呼びかけて、「...えっ?俺ジャックじゃねえし....」と戸惑っている隙に、犯人は彼を引きずりおろし、まんまとクルマに乗りこみ逃走する犯行が流行ったのだそうだ。それ以来乗り物を乗っ取ることを「ハイジャック」と言うようになったらしい。(Jack=狩り)ということもあって諸説紛々あるらしいが...。
日本においては「Hi」と「High」(高い=空)が混同されて、航空機の乗っ取りを「ハイジャック」と言うようになったんである。いわゆる和製英語。だからバスの場合は「バスジャック」、タレントが一日中TV局に出るのを「番組ジャック」なんて言ったりするわけで。アメリカでは航空機の乗っ取りは「スカイジャック」と言うのだそうだ。

そこで筆者はあらぬ想像を巡らせてしまったのだった。
最初にアメリカでクルマを乗っ取られたのが男ではなく、女であったなら、と...。
きっと犯人野郎は「ハ〜イ!メアリー!」とかなんとか言ったに違いないんであろうと。さすればその後の事件報道の行方は如何に。
『日航ジャンボ機、ハイメアリーされる!』
『果たしてハイメアリー犯人の目的は?』
『ハイメアリーされた乗客の安否やいかに』
なんとも緊迫感のないニュースになってしまうんである。

TVで思い出したのが昔結構人気のあった日本酒のTVCM。
「近頃辛口の酒がなくなったと、お嘆きの貴兄....」黄桜か松竹梅だったかな?
少年野球「晴耕雨読」BLOGの筆者に言わせれば、
「近頃「晴耕雨読」の更新がなくなったと、お嘆きの読者諸兄.....」
なんである。

11月22日のサンダース戦から、野球ブログネタは4件ほど倉庫に眠ったままなんであった。しかし年末のこの時季日中は仕事も詰まっているし、それ以上に夜はフレンズ+Queens関連のやることが多く、なかなかブログまで余裕がないんである。明日はQueens記念誌打合の日だが何も成果物が出せず欠席、てゆーか仕事で行けない。
言い訳するわけではないが筆者なにも、ここ数日ハワイのワイキキビーチでシャンパン片手にデッキチェアに寝そべり、美女のビキニ姿に鼻の下をびろんびろんに伸ばしていたわけではないことはお察しいただきたのである。

「年間成績表冊子2015版特別編集ディレクターズカット」をやっと完成しネットのプリントパックに発注し終え、ここ数日夜な夜な作ったのは、12/20に開催の「6年生送る会」で手渡す色紙に貼る個々の顔写真のシールであった。10人の卒業生に加えて監督コーチや5年以下の在校生の分もあるから、膨大なんである。膨大と言っても針小棒大ではないし、ましてや鶏口牛後(けいこうぎゅうご)でもなければ竜頭蛇尾であるはずもないから注意を要する。

今年1年間この子らは実によく頑張った。
このフレンズ魂DNAを来年も継承してもらいたいと思うのは筆者だけではあるまい。

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2015年11月30日月曜日

親は子に、子は親に

さて、宮前ヤンキース連合の祝勝会兼解散式(後編)なんであった。後編であって全編ではないところがミソなんである。

前回触れたように撮った写真をそのまま掲載することに若干の後ろめたさを感じるものの、煩雑な手を加えず生のまま載せることで精神的肉体的苦痛を緩和出来ているので、いっそこのまま走っちゃうかと思う今日この頃なんである。
しかし、冗長なブログになりかねないので、そのまんま的写真掲載枚数は30枚以内と決めた。
24枚一気呵成に掲載しちゃう。

こんなふうに写真を掲載するのはほとんど多くの方々の賛成・賛同・協賛・協力・協調・共鳴を得ての掲載なんである。法的にも許される範囲であることはヘビロテ読者賢者ならばお分かりのはず。しかしながら個人情報保護法案遵守の観点から、少数派と言えお気に召さない向きもあろうかと推察、類推するんであることも事実。どうかお許しあれ。

恒例各家庭がステージに登壇してスピーチ。万が一漏れがあったならば、深謝。




希代のエンターテナー、Motegiさんの破顔一笑。
引き続きステージにスポットライトを向ける。










いよいよ終盤戦。野球で言うなら9回表の攻撃。オンワードの会場を時間で借りている関係で、特別延長戦は許されないんである。
監督ベンチスタッフの挨拶。
更になんと記念品贈呈まで企画されていたんであった。筆者も大好きな赤ワインにオリジナルラベルを貼ったものであった。
筆者も拝受したのであった。贈呈役は責任者として連盟から任命されたNishiharaさん。これもサプライズ的ハプニング的受け狙い的、楽しい演出で無理矢理「ハゲヅラ」を被らされるんであった。これがまたどうして、実にお似合いなんである。むしろこのまま実写版「サザエさん」の波平役に扮してもおかしくないくらいだった。
筆者もこれを被っても良かったのだが、筆者が装着しても使用前と使用後の区別がつかないであろうと確信するのでやめた。

最後は「♪さあ〜行きましょう→」「♪さあ〜行きましょう〜ぉっ↗」
応援団長Iharaオヤジの音頭で締めを。




お開きのあと、親たちが手を組んでトンネルを作り始めた。それを子らがくぐり抜ける例のパフォーマンス。しかしこれは普通下級生が作って卒業生が通るのがパターンではないだろうか。それを親たちがやったことに筆者は感銘を受けた。

自分が親として少年野球に関わったときには、こんなに素晴らしい経験をさせてくれた子どもに感謝したものだった。息子娘に面と向かって言葉に出して言ったことはないが。子どもが野球(他のスポーツでも然り)を選ばなくてTVゲームに夢中な小学生のままだったなら、今の私はなかったろうし、この少年野球「晴耕雨読」も当然存在していない。

反して、こうした親のトンネルを見ていたら、それはまるで子どもの行く道に降り掛かる災害や天変地異を守ろうとする、親の大きな庇護、いわば「庇護のトンネル」に思えてきたんであった。
そういう意味では、子どもたちに言いたい。照れくさいならば言葉に出さなくてもいいから、ココロで「親に感謝しろよ」と。
キミ一人のチカラで大きくなったわけではない。大好きな野球が今こうして出来ているのはキミの親たちの愛情があったからに他ならない。
なんだか、美辞麗句を並べた歯の浮くような文言になっちゃったけれど、
言葉の体裁はともかく、それはきっと事実なんであるから。
「親は子に、子は親に」互いに感謝の気持ちを持ちつつ。
異論はあるかもしれないが、これは19年前からの筆者の持論なんである。

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